2017年04月26日

【3巡目-156】 23番薬王寺から、南阿波サンライン、牟岐、内妻まで 〈その2〉[2016年8月13日]


前方を歩いているお遍路さんに追い付こうと、頑張って歩く。
あと50mくらいまで近付いた所で、南阿波サンラインとの分岐となった。

お盆のこの時期に出会える歩き遍路さんは、一人か二人くらいだろう。挨拶くらいは出来ればよかった。

今回見掛けた歩き遍路さんは、この方と、宿で一緒になった方の二人だけだった。

国道55号線から離れ、左折する。古くからの道ではないなあ、と感じる。
「サンライン」と名前がついていることから観光道路なのだろうが、滅多に車が追い抜いていかない。一昔前の観光地なのだろう。

何か施設があった以外は、人家などは無い道だった。
道路は、勾配はあるが少しずつ高い所へと上って行く感じで、きつさは感じられなかった。

時間がある時には、こちらの道を歩いてみる選択があるだろう。

国道から30分弱でトンネルが見えてきた。これで上りは一旦終了だろうか、とホッとするが、この後も緩やかなアップダウンが続く。

トンネルを抜けると視界が開けるようになり、太平洋や、この先に続く道を眺められるようになった。
また、トンネルの上を通っているらしき四国のみちへの連絡路の案内もあった。  


Posted by こいったん at 20:16Comments(0)お遍路 第三拝(徳島)

2017年04月22日

【3巡目-155】 23番薬王寺から、南阿波サンライン、牟岐、内妻まで 〈その1〉[2016年8月13日]


道の駅の駐車場で、ササっと遍路装束に着替え、(23)薬王寺へと向かった。

三ヶ月前、離れた場所に再びやって来た。今回は室戸岬の辺りまで歩く予定である。

大師堂を参拝し、午前7時45分に(23)薬王寺を後にした。再び道の駅までやって来ると、歩き遍路の方が歩いて行くのが見えた。

今回見掛けた、初お遍路さんである。小さいリュックなので、わりと軽装である。
この方らしきお遍路さんには、翌日、海南町のお接待処、「かいつミルク」の所でもう一度見掛けることになる。

道の駅向かいにあるコンビニに立ち寄り、昼食用のおにぎりやパンを買い込む。

これから牟岐町までは、国道経由ではなく、海沿いの「南阿波サンライン」を歩くつもりである。
途中に商店などあるか分からないので、念のために買っておく。

準備が整った所で、本格的に歩きを開始する。普通に国道を進んだが、旧道らしき道もあることに後から気が付いた。そちらを歩いても良かっただろう。

遥か前方に、先程見掛けたお遍路さんが歩いている。かなりスローペースなようで、どんどん姿が大きくなってきた。  


Posted by こいったん at 20:27Comments(0)お遍路 第三拝(徳島)

2017年04月18日

【3巡目-154】 第22回 区切り打ち 出発[2016年8月12・13日]

22回目の区切り打ちとなりました。

今回のお盆は5連休。4日間は歩くつもりだったのですが、8月初めから始まっていたオリンピックをのんびり観て過ごすのも良いなあ、と出立を迷いました。

出発当日までどうしようか、と悩んでいましたが、せっかくの長い休みなので、歩きに行くことに。
3日間歩いて、最終日は自宅でゆっくり過ごす、というプランを何となく考えておきました。

8月12日の金曜日の夜に出発、ガソリンを入れ、高速道路へ。
途中のPAやSAに立ち寄るも、お盆のラッシュで車を止めることが出来なかったり、営業終了したりしていて、お腹がすいてきました。

北陸自動車道から舞鶴若狭自動車道へと入り、西紀SAでようやく夕食タイム。
食堂のテレビではオリンピックの柔道をやっていました。

夜中の0時半に淡路島南PAに到着、車中泊をしましたが、同じような車で駐車場は一杯でした。

翌朝、5時半過ぎに出発、徳島市内を通り抜け、「道の駅日和佐」に到着したのは、7時15分頃でした。

今回は、二日ほどここの道の駅に車を止めさせてもらおうかと思ったのですが、写真のような横断幕が。
あまり、この「道の駅」を当てにする訳にはいかなさそうです。  


Posted by こいったん at 21:00Comments(0)お遍路 第三拝(徳島)

2017年04月15日

日本列島外周歩き旅 ⇒鳥取県鳥取市 2017.3.20

兵庫県新温泉町(旧浜坂町)居組駅⇒鳥取県鳥取市鳥取駅まで

たくさんの車や人、そしてリフトまで見えてくる。
鳥取砂丘へと到着した。

人で溢れ、大観光地である。初めて、ラクダも生で見た。
海の方に向かうと、人が蟻のように点々としている。予想以上に広大だった。

リフトにも乗りたくなり、片道券を購入して乗車してみた。スキー用のリフトである。久し振りに乗ったので、最初は怖かった。
途中、写真撮影もされ、1100円も出して購入してしまった。

歩いて来た人など誰もいないであろう、鳥取砂丘を歩いて出発する。

14時台の汽車に乗って車へと戻る目標だったが、13時台の列車に間に合うかも知れない、と少々急ぎ気味に歩く。
早くホテルにチェックインして、ゆっくりお風呂に入ったり、食事をしたい、と思ったからである。

鳥取市内へと入り、地図を見ながら、駅への最短距離と思われる道を進み、13時過ぎに鳥取駅へと到着した。
歩いた時間は7時間足らずだったが、十分満足である。

鳥取駅は、駅舎が横に長く、駅前広場が細長いという、少し変わった造りが印象的だった。

そそくさと鈍行列車に乗って居組駅へと戻り、京丹後市の「ホテルつかさ峰山」には午後4時過ぎには到着出来た。早速、温泉に入り、生ビールで乾杯。

翌日は一日かけて、金沢へと帰宅した。

本日のコースタイム

金沢19日9:00→icon17→19日19:02新温泉町(浜坂)20日5:21→icon17→5:53居組駅

居組駅6:03→6:57鳥取県境→7:21東浜→8:18浦富海岸→9:20網代→11:24鳥取砂丘11:51→13:05鳥取駅

鳥取駅13:22→icon18→13:59居組駅→icon17→16:07京丹後市峰山
京丹後市峰山21日8:49→icon17→16:55金沢  


Posted by こいったん at 22:11Comments(0)日本列島外周歩き旅

2017年04月12日

日本列島外周歩き旅 兵庫県新温泉町⇒ 2017.3.20

兵庫県新温泉町(旧浜坂町)居組駅⇒鳥取県鳥取市鳥取駅まで 

金沢から海岸線に沿って歩きをつなげる旅です。

何と、5年ぶりの歩きとなります。現地に行くまでにあまりにも時間が掛かるので、それだったら四国へ、となり、すっかりご無沙汰していました。
今回も、浜坂まで高速を使わず下道を走った所、10時間も掛かってしまいました。

3月19日の午前9時に金沢を出発、浜坂に着いたのは午後7時でした。車中泊する場所を探して2時間程彷徨い、結局は浜坂病院の駐車場で車中泊。

翌朝、暗い内に出発、兵庫県の日本海側の最西端、秘境駅ともいえる、居組駅に車を止めて歩き出したのは、まだ午前6時過ぎでした。

通る車もほとんどない、旧国道のグネグネ道を進み、1時間程歩いてようやく、県境に差し掛かる。

そしていよいよ、行ったことも見たこともない、鳥取県へと足を踏み入れました。大感激です。まるで異国の地に入ったような感覚です。

海岸線に沿って歩いて行く。眺めが素晴らしく、このような場所があるとは知らなかった。浦富海岸と呼ばれ、遊覧船まで運航していた。

寝不足のうえ、朝から何も食べていないにも関わらず調子が良く、3時間も歩き続けていました。
朝食をしっかり食べないと歩けない、と思い込んでいましたが、あまり食べ過ぎると却ってだるくなるのかも知れません。

「網代」という海に面した集落に辿り着くと、廓風の家があったり(風待ち港?)、狭い路地に廃スーパーがあったり、レトロなトンネルがあったりと、探検すると面白そうな港町でした。

一旦、国道に出て、鳥取砂丘への県道に入る。遊歩道が整備されているので安心して歩けるのだが、海が見えないので、退屈な道である。観光客風の車が時折、通り過ぎる。

後編に続きます。  


Posted by こいったん at 20:37Comments(0)日本列島外周歩き旅

2017年04月09日

【3巡目-153】 第21回 区切り打ち 帰宅[2016年5月9・10日]


道の駅「わじき」に到着する。
車は無事に止まっていた。毎度のことながら、車が無くなっていたり、荒らされたりはしていないかと不安になる。

もう何度も書き込んでいるが、北陸と四国をつなぐ高速バスが開設されないものだろうか。

車に乗り込み、国道沿いの「ガスト」で夕食にした。肉やデザートを注文し、少々奮発する。

食事後は温泉へ。どこにどんな温泉があるのかも分からないので、前回も立ち寄った「八万温泉」へと向かった。

湯上がりに地元の新聞を読んでいると、「遍路ある記」なるコーナーがあり、歩き遍路さんを紹介していた。前日の新聞にも掲載されていたので、毎日紹介されているのだろうか。

このコーナーをまとめて、本にしてもらえると面白いなあと思う。

鳴門ICから高速道路に乗り、綾部ICにて車中泊、翌日の昼前に金沢へと帰って来た。
[完]



本日のコースタイム
日和佐駅前16:20→icon18→16:51川口17:30→icon18→東内上→道の駅わじき18:14→icon17→ガスト小松島店19:41→icon17→八万温泉20:49→icon17→鳴門IC→10日1:06綾部PA→icon17→金沢東IC→icon17→11:35自宅  


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2017年04月06日

【3巡目-152】 道の駅わじきから、22番平等寺、国道経由、23番薬王寺まで 〈その14〉[2016年5月9日]


川口の徳島バス営業所から、徳島駅行きのバスに乗る。今回も、乗客は1人だ。

那賀川に沿って走る国道をバスは進む。結構開けた山里を走る。

このバスは何のご縁か、昨日、「山口中」バス停から徳島駅へと向かう時に乗ったバスと同じ時刻のバスである。
まさか、同じ時刻のバスに、翌日も乗ることになろうとは、夢にも思わなかった。

那賀高校前に到着すると、貸し切りだったバスに、高校生が10人ほどだろうか乗り込んできて、賑やかになった。

そこに、昨日後ろの席に座っていた、野球部らしき生徒の姿もあった。今日また見掛けることになるとは。

昨日は、礼儀正しい好青年だったが、今日は、前方に座っている女子高生に絡んでいる、というか、ちょっかいを出している、と言えばよいのか。
面白かった。

30分ちょっとバスに揺られ、「東内上」で下車する。運転手さんが降り際に、少し歩けば道の駅です、と親切に言葉を掛けてくれた。

今朝歩き始めた、「道の駅わじき」へと無事に帰って来た。夕方の6時過ぎである。

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Posted by こいったん at 21:19Comments(0)お遍路 第三拝(徳島)

2017年04月03日

【3巡目-151】 道の駅わじきから、22番平等寺、国道経由、23番薬王寺まで 〈その13〉[2016年5月9日]


以前と同じく、車同士もすれ違えないような道もあるが、バスはガンガン飛ばして走っていた。
40分ほどで、終点の川口に到着した。

川口バス停は、谷あいにあるバスの営業所となっており、徳島駅から来たバスと、さらに山奥の各方面へと向かうバスの乗り換えをする、結節点となっているようである。

ここからは、太龍寺の麓のロープウェイ乗り場の辺りや、阿瀬比を通って徳島駅へと向かうバスが走っている。

徳島駅行きのバスまでは時間があったので、周囲を散策したり、待合室で休ませてもらった。
この待合室、40年前にタイムスリップしたかのようで、こうした雰囲気が好きな者にとっては堪らない場所だった。大昔の路線図が残っていたりする。

お遍路姿でこの地にやって来たことで、バスの運転手さんたちにとっては、珍奇な存在だったようである。

休憩中に顔を合わせた運転手さんに、道の駅「鷲の里」ではなく「わじき」まで?、と念を押された。
太龍寺のロープウェイの所にある「鷲の里」までだったらまだ、納得出来ただろう。

道の駅「わじき」に車を止めてあることを話せばよかった。

トイレに向かうと、徳島駅行きの運転手さんとなる方に話し掛けられ、もうバスが止まっているので乗り込んでも良いことや、道の駅「わじき」へ行くなら、「東内上」というバス停で降りるのが一番近いとの事で、そのバス停で降ろしてもらうように頼むことが出来た。  


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2017年03月30日

【3巡目-150】 道の駅わじきから、22番平等寺、国道経由、23番薬王寺まで 〈その12〉[2016年5月9日]


一頻り、埼玉の青年と話をする。(23)薬王寺の宿坊に泊まる、との事だったので、場所を教えてからお別れした。
歩き方のコツなどを話したりして、珍しくアドバイス的なことをしたような気がする。

青年と別れ、「道の駅日和佐」の脇を通り、線路の反対側にある、日和佐駅のバス停へと向かった。

バスの時間を勘違いしていたようで、出発直前だった。もう少しのんびりしていたら乗り遅れてしまっていただろう。

社内には運転手さんがいるが、扉を閉めたまま開けてくれないので、トントンしてこちらの存在をアピールする。
恐らく、普段から乗る人が誰もいないのだろう。

自分一人を乗せて、川口行きのバスが発車した。

平日の夕方16時台ということで、途中で学生でもたくさん乗って来るのかと思ったが、結局終点まで一人っきりという寂しい状況だった。
果たして、このバスは存続していくのだろうか。


本日のコースタイム
道の駅「公方の里なかがわ」7:03→icon17→7:40道の駅「わじき」

道の駅「わじき」7:47→8:14大根峠→9:09(22)平等寺9:40→11:15ヘンロ小屋鉈打11:30→11:41弥谷観音11:47→15:12(23)薬王寺16:08→16:15日和佐駅


歩行距離:24.7km
 歩数  :42294歩
最高気温:18.2℃
最低気温:15.4℃[日和佐]  


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2017年03月26日

【3巡目-149】 道の駅わじきから、22番平等寺、国道経由、23番薬王寺まで 〈その11〉[2016年5月9日]


シトシト降っていた雨も、いつの間にか止んでいた。

参拝後、休憩する場所を探すが、外のベンチなどは雨で濡れてしまっている。納経所手前の建物に、ひさしがあって、その下のコンクリートの石段は乾いている。
通り掛かる参拝客の目にさらされてしまうが、ここで一休みすることにした。

ぐっしょりと雨で濡れた靴下を脱いで、足を乾かす。
そこに通り掛かった参拝客から、足がふやけているのでは、と笑いながら声を掛けてくれた。確かに、足は真っ白になりひどい状態だった。

(23)薬王寺でゆっくりと過ごし、お寺を出る。
寺の入口に来ると、懐かしい顔と再会することになった。「ふれあいの里さかもと」で一緒だった、埼玉の青年である。

今日はこの辺りに泊まるのかなあ、とは思っていたのだが、自分より後に到着するとは思っていなかった。
何でも、脚を痛めてゆっくりペースで歩いて来たそうで、由岐経由だった、との事だった。

「ふれあいの里さかもと」での出来事で盛り上がる。
記事には書けなかったのだが、個性的なメンバーが揃っていた一夜だったからである。
日にちを置いての再会は、歩き遍路の楽しさであろう。

久し振りに、納札の交換をした。  


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2017年03月22日

【3巡目-148】 道の駅わじきから、22番平等寺、国道経由、23番薬王寺まで 〈その10〉[2016年5月9日]


海賊舟の一角に、新しいヘンロ小屋が出来ていた。「ヘンロ小屋第52号 日和佐海賊舟」との事である。

ここで一休みさせてもらおうと向かってみると、このヘンロ小屋も大根峠の小屋と同様、ベンチに雨水が溜まっており、座れそうになかった。

せっかく作って頂いたヘンロ小屋なので言いにくいのだが、少しの雨で利用出来なくなるのは、何とかならないだろうか。
諦めて出発する。

北河内駅の場所だけでも確認しておこうかと思ったが、国道沿いには見つからず、いつの間にか通り過ぎてしまっていた。

建物が増えてきて、日和佐の市街地が近付いてきた。覚えのある建物も見受けられるようになる、懐かしい。

(23)薬王寺参拝者用の有料駐車場まであるが、恐らくもう営業していないだろう。少し先に、無料の大駐車場がある。
この辺りも昔はきっと、車を止める場所に悩むくらい賑わっていたに違いない。

午後3時12分、(23)薬王寺に到着した。
薬王寺は、40代前半の厄除けをお願いした、特別なお寺でもある。
1円玉の置いてある石段を、硬貨を踏まないよう、慎重に上り、本堂へと向かった。  


Posted by こいったん at 20:21Comments(0)お遍路 第三拝(徳島)

2017年03月18日

【3巡目-147】 道の駅わじきから、22番平等寺、国道経由、23番薬王寺まで 〈その9〉[2016年5月9日]


いくつかのトンネルを抜けるが、その一つで、少し前に通り過ぎて行ったチャリダーがトンネル出口で身繕いをしていた。雨のためだろう。

声を掛けてみる。60代だろうか。今日はどこまで、と尋ねてみると、美波まで、との事だった。日和佐のことだろう。
平成の大合併で美波町となったが、日和佐、の方が馴染みがある。

本日は、日和佐駅か手前の北河内駅からJRで桑野駅へと戻り、そこから路線バスで「道の駅わじき」へと戻る計画を立てている。
乗り継ぎを考えると、15時台の汽車を考えていた。

時間的に、(23)薬王寺の参拝はあきらめていた所で、道端にバス停を発見する。
以前利用したことがある、川口行きのバス停だった。このバスを利用すれば、途中乗り換えをして、「道の駅わじき」まで戻れるはずである。

時刻表を見ると、16時台のバスがあった。このバスなら、(23)薬王寺を参拝しても乗ることが出来そうである、という事で、このバスを利用したプランに変更することにした。
なぜもっと早く、思いつかなかったのだろう。

バス停を過ぎると、懐かしい、「海賊舟」という飲食店のエンジ色の大きな建物が正面に見えてきた。  


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2017年03月14日

【3巡目-146】 道の駅わじきから、22番平等寺、国道経由、23番薬王寺まで 〈その8〉[2016年5月9日]


星越トンネルを抜けると、11年前に利用した、食事処「みどり」(旧星越茶屋?)があるはずである。

今も営業しているのか気になっていたのだが、すっかり廃墟のようになってしまっていた。お遍路さんで賑わっていたのが嘘のようである。

中を覗いてみたりしてみるが、もう何年もやっていない印象だった。

結局、(22)平等寺から(23)薬王寺まで、国道55号線経由で歩く場合には、途中で食を調達出来ないということになるから、気を付けなければならない。

国道は、歩道が無い区間はあるものの、ほとんど車は走っていないので、危険は感じない。

休憩場所がないかと歩き続ける。
雨降りなので、そこら辺に座り込んで、という訳にはいかない。

ちょうど国道沿いに、それ程古くはないが、人の気配がしない民家がある。庇の下が広くなっているので、雨を避けて一休み出来そうである。
ここで休ませてもらうことにした。なかなか快適だった。

休憩を終え、再び歩き始める。自転車の旅人が、声を掛けて通り過ぎて行った。

少し先にCAFEの看板があった。本日は営業してなさそうだったが、一角に小さな休憩所があった。今休んだばかりなので通過する。全く休む場所は無いと記憶していたが、新しく出来たのかも知れない。  


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2017年03月10日

【3巡目-145】 道の駅わじきから、22番平等寺、国道経由、23番薬王寺まで 〈その7〉[2016年5月9日]


斜面を上って行くと、小さなお堂があった。ここが「弥谷観音」だった。
敷地内には、ゆるぎ石という、オブジェのような石もあった。

本尊如意輪観世音のお札をお持ち帰り下さい、と貼り紙があり、ポストにお札があった。最後の一枚だったので気が引けたのだが、頂くことにした。

車道へと戻り、(23)薬王寺に向けて国道を目指す。アップダウンがあり、意外ときつい道を歩き、20分ほどで国道55号線に戻って来た。

国道から弥谷観音への道に入り、戻ってくるまでの間、一台の車にもすれ違わなかった。

国道は、日和佐道路が完成して、すっかり様相が変わっていた。
通り過ぎる車が、極端に少なくなってしまっていた。

シトシト雨の中を歩き続ける。
ようやく、簡素な休憩所が道端に見えてきた。
一休みしようかと思ったがバイクが止まっており、地元の方だろうか、休憩していた。入りづらく、通過することにした。

前方に、星越トンネルが見えてきた。
今回は、へんろ地図にも掲載されている、旧道の方を歩きたいと考えていたのだが、いつの間にか、峠への入口を通り過ぎてしまっていたようである。
天候や疲れもあり、星越峠はあっさりと諦めてトンネルを利用した。  


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2017年03月06日

【3巡目-144】 道の駅わじきから、22番平等寺、国道経由、23番薬王寺まで 〈その6〉[2016年5月9日]


ヘンロ小屋にて、濡れた荷物を下ろし、一休みする。
定期的に掃除してくれている方がいるのだろう、前回はゴミが散乱していたが、今回は利用に支障はなかった。

ほぼ一緒に到着したお遍路さんは、お先に、とあいさつして、早々に出発していった。今日はどこまで歩くのだろうか。

ヘンロ小屋を出発、少し戻って、「弥谷観音」を目指す。「へんろ道保存協力会」の遍路札が、文字は薄くなっているものの、何とか残っていた。

右へあと200m、という一般の看板があったのだが、協力会の道しるべは左へとの指示が出ていたので、そちらに従うことにした。

擬木の長い階段を下って行くと、「日天月天」など、不思議な雰囲気をもった名前の石などがあった。

再び階段を上り、車道に戻って来た。元気が無い場合には、そのまま車道を進んでいいかも知れない。

シトシトと降る小雨の中、「弥谷観音」に到着した。

全く人気は無い。土の駐車場の一角にプレハブの納経所があるのが印象的だ。
中を覗いてみるが、もちろん人の姿は無かった。
何か、行事がある時だけ開かれる納経所だろうか。

「弥谷観音」は、道路沿いでは無く、少し斜面を上った所にあるようである。このまま通り過ぎようかと一瞬躊躇したが、せっかくここまで来たのだから、ひと踏ん張りして上ることにした。  


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2017年03月02日

【3巡目-143】 道の駅わじきから、22番平等寺、国道経由、23番薬王寺まで 〈その5〉[2016年5月9日]


ほとんど車が通らないような車道を進む。
またも、逆打ちのお遍路さんとすれ違った。今朝、(23)薬王寺辺りの宿を出た人たちだろう。

こうした、人気の無い場所で歩き遍路の方とすれ違うと、元気が出てくる。
再び雨が降り出し、寂しい感じだったので、尚更である。

鬱蒼とした車道を歩いて来たが、開けた場所へと出て来た。
広い道となるが、国道の旧道になるのだろうか、通り過ぎる車はいない。
こんな人里離れた場所に運送会社があり、たくさんトラックが止まっている。

ここから国道に出るまで、距離は短いが少し面白い道となる。
脇道へと入ると、頭上には国道が走っており、隠れ家のようにポツンと家が建っている。

右に左にクネクネと進み、最後は竹藪の歩きの道を上ると、大動脈の国道55号線に出た。

今回は、「弥谷観音」を目指す予定である。入口を探しながら歩く。トンネルを一つくぐると右手に、「弥谷観音」へ向かう道があった。
その少し先に、「ヘンロ小屋第4号鉦打」が見えており、一休みさせてもらうことにした。

気が付くと、一人のお遍路さんが前を歩いていた。(21)太龍寺に到着した時に、入れ替わりに出発していった、お接待の車の中からも姿が見えていた方である。
脚を痛めたのか、かなりのスローペース、あっという間に追いついて、ほぼ同時にヘンロ小屋に到着した。  


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2017年02月26日

【3巡目-142】 道の駅わじきから、22番平等寺、国道経由、23番薬王寺まで 〈その4〉[2016年5月9日]


新野にある、小さな食品スーパーに入ってみる。
おばあさんがやっているようで、近所の方も遊びに?来ており、一声掛けてくれる。

昼食になりそうな、パンとちくわを購入する。
ちくわはナイロン袋にはいっており、賞味期限が切れたものを入れ替えたような雰囲気、値段が書いてなかったので安いかなあ、と期待するも、安くはなかった。

11年前に国道経由で(23)薬王寺まで歩いた時には、星越峠の先に「みどり」という食堂があり、利用させてもらったが、食事処としてはそこしか思い浮かばない。今もやっているだろうか。

(20)鶴林寺から(23)薬王寺にかけては、宿も無いが食事にも困る、難関地帯である。

(22)平等寺から「月夜御水庵」の辺りまでは、これまで同様、退屈に感じる。
都会でもなく、田舎という程でもなく、車道を淡々と歩く。

逆打ちの方とすれ違い、あいさつを交わす。やはり今年は、逆打ちの方が多い印象だ。

「月夜御水庵」からは、里の道から山の方へと入って行く。
すっかり人気のなくなった山道であり、不法投棄禁止の看板が目立っている。
道路の法面のコンクリートは、これまで同様、苔で覆われており、それを利用して文字が書かれていた。
「同行二人」と書いてあるように見えるから、きっとお遍路さんが書き残していったものだろう。  


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2017年02月21日

2017冬 歩き遍路 トピックス

冬遍路に行って来ました。

三日間とも冬らしくない天候が続き、気温は15℃前後もあったようです。
歩くと暑いのですが、風が強くて身体の表面はひんやりとし、汗をかきつつも寒い、といった感じでした。
梅や蝋梅の花を見ることが楽しみな冬の歩き遍路です。

歩いている方は、チラホラと見掛けました。

では、今回の遍路旅を、簡単に紹介します。

1日目[2月18日]は、(27)神峯寺の麓、唐浜駅に車を止めて出発しました。

高知県までとなると、車での移動は時間が掛かり、大変です。
広い駅前広場にポツンと車を置き、盗まれたり、張り紙がされたりしないかと不安でした。

前半は国道歩き、後半はサイクリングロード、とあまり変化のない単調な道が続き、退屈でした。「修行の土佐」です。

この日は、「香南市サイクリングターミナル 海のやどしおや宿」に泊まりました。


2日目[2月19日]は、今回の遍路旅、最初の札所となる(28)大日寺に参拝します。

ここで歩き遍路さんと出会い、翌日にも顔を合わせました。孤独遍路が続いていたので、こういったことは5年ぶりかも。

この日は、一度泊まってみたかった、「サンピア セリーズ」に投宿。とても良いホテルでした。

大浴場では、当日行われていた「高知龍馬マラソン」に参加した方と、楽しい出会いがありました。
宿代が高いなあと思ったら、夕食はウン千円のコース料理で驚きました。こんな豪勢な夕食は初めてです。今回限りの贅沢、という事で。


3日目[2月20日]のメインイベントは、(32)禅師峰寺への遍路道です。

東海図版の地図に掲載されている、昔からの道で、道に迷いやすいと書かれていましたが、すんなりと到着出来ました。
こちらの方が、遍路石もいくつかあって、へんろ道にふさわしい印象でした。

昼前には、峰寺通バス停から、後免町を経て、唐浜駅へと戻りました。車は無事にあり、一安心でした。

三度目の利用となる薬王寺温泉で遍路旅の疲れを癒し、車を走らせ、今日の朝には金沢へと帰ってきました。  


Posted by こいったん at 14:32Comments(0)歩き遍路 トピックス

2017年02月17日

【3巡目-141】 道の駅わじきから、22番平等寺、国道経由、23番薬王寺まで 〈その3〉[2016年5月9日]


朝方降っていた雨も上がってくれ、路面は濡れているものの、穏やかな天候となってきた。

「道の駅わじき」から1時間20分ほどで、(22)平等寺に到着した。

境内に入ってすぐにあった休憩所は、販売所になっていて休むことは出来なかったが、軒下にはベンチがあり、60代くらいの歩き遍路さんが休んでいた。

少し話し掛けてみることにした。なぜこの時間に平等寺にいるのか、知りたかったのもある。

大分県から来られたそうで、GW前から歩き始めていたが、熊本地震があって自宅のことが心配になり、一旦帰宅したそうである。

そして今朝、再び歩き始めるために新野駅に到着したばかり、との事であった。今日は由岐まで歩くそうである。
その方は参拝している間に出立して行き、その後会うことはなかった。

記憶があいまいだが、朝から何も食べていなかったはずで、随分とお腹をすかせていた。
この先(23)薬王寺まで、食事処や商店などは無かったと思う。この、新野の町で何か食べ物を調達しなければならない。

納経所の方にダメ元で、この辺りに食事処はないか尋ねてみるが、無いとの返事だった。門前の民宿「山茶花」さんが喫茶となっていたが、現在は営業していないそうである。
少しだけ遍路道を外れた場所に小さな商店があるそうなので、そこへ行ってみることにした。  


Posted by こいったん at 09:23Comments(0)お遍路 第三拝(徳島)

2017年02月12日

【3巡目-140】 道の駅わじきから、22番平等寺、国道経由、23番薬王寺まで 〈その2〉[2016年5月9日]


幸い、大根峠への道はそれ程きつくはなく、擬木の階段を上り、山道の入口から7分で、薄靄の峠に到達した。

以前は無かった大きな看板があり、ここが大根峠であることが分かるようになっていた。

峠を越えてからが意外と長く感じる。
林の中を歩いていると、大きな声が聞こえてくる。その内、林を抜け、右手の少し離れた場所に牛舎が見えてきた。そこから声が聞こえてきていた。現役の牛舎なのだろうか。

程なくして、新しいヘンロ小屋「第47号大根」があった。中を覗いてみるが、雨で浸水しており、一休み出来そうにはなかった。
それ程激しい雨とはなっていないはずなのだが、壁が無いので、少しの雨風も防げないような造りとなっていた。

ヘンロ小屋を過ぎて間もなく、再び「お遍路さんの休憩所です」の看板があった。

普通のビニールハウスと作業小屋に見えるが、ハウスの中で休めるようになっているのだろうか。
「善人宿」の案内も書かれていたので、その事を指しているのかも知れない。

その少し先に、自由にお飲み下さい、と水道の蛇口があった。ここは、11年前からある、お接待の水場であるが、側にあった建物は消えており、蛇口とベンチだけが残されていた。  


Posted by こいったん at 22:27Comments(0)お遍路 第三拝(徳島)