2016年08月27日

【3巡目-102】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その21〉[2015年8月17日]


16時56分に、無事、(18)恩山寺に到着した。
順番が違うが、納経所へと直行した。

息を整えて、ゆっくりと参拝させてもらった。
遅れて、中年のご夫婦もやって来た。17時を過ぎていたが、納経はしてもらえたのだろうか。

手水場の屋根の下が雨に濡れずに休める場所だったので、荷物を下ろしてゆっくりと休ませてもらった。靴下はぐっしょりである。

納経に間に合うよう急いていたので、ようやく落ち着いて過ごせた。もしかして、手水場で一休みするのは、不謹慎になるのだろうか。

休んでいると、中年夫婦のきっちりとしたお経が聞こえてくる。真剣に参拝している方を見掛けると、なぜだかうれしくなる。

4人組の青年たちもやって来た。観光旅行だろうか、賑やかで楽しそうだ。

それぞれお寺から去ってゆき、また一人っきりになった。こちらも出立することにする。時刻は、17時半を回っていた。

帰りは車道を下って行く。駐車場には中年のご夫婦の姿がまだあった。
お寺から5分ほど下ると、右の牛舎方面へと誘導される。ここから再び、歩きの道となる。  


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2016年08月23日

【3巡目-101】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その20〉[2015年8月17日]


17時近くとなって、空模様も悪いことから、随分と薄暗くなってきた。

県道から、(18)恩山寺への取り付け道路に入り、「民宿ちば」を通り過ぎると、右の山裾へと入る小道がある。

二巡目での経験から、この道が、恩山寺の古い山門に恐らく繋がっているので、こちらが昔からの遍路道に違いない。
ということで、舗装路と並行して続いている、小道の方へと入って行った。

草刈りされている道が続いていたのだが、途中から、背丈ほどに草が伸びきっていた。それも、雨に濡れた状態である。
またも変な道に入り込んでしまったなあ、と思いつつも、時間が無いので、草をかき分け突っ切って行く。

再び草刈りされた道となり、古い山門の前へと到達した。やはり、この小道が古くからの道なのだろう。

ここからも歩きの雰囲気のある道となるが、17時まであと数分となっていた。のんびり歩いている訳にも行かず、ダッシュすることにした。

ここまで来て、諦める訳にはいかない。上り道となるが、走って駆け上がる。

もう少し余裕で到着出来ると思ったが、地蔵越、あずり越えと山道を歩いてきたから、時間が掛かったのだろうか。  


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2016年08月19日

【3巡目-100】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その19〉[2015年8月17日]


勝浦川橋の袂の、きれいな休憩所を出発する。

近くには、JRの中田駅がある。
ここから汽車に乗って帰ることも出来たのだが、短い遍路旅の最終日、明日は移動日だから、今日は時間を気にせず、目一杯歩いても大丈夫、ということで、もう少し頑張ることにした。

休憩所からは20分間ほど、国道55号線を歩くことになる。
徳島一の幹線道路となるのだろうか、交通量が多い。郊外型の店舗が立ち並んでおり、昼食時にこの辺りを通りかかれば、随分と便利だろう。

右方向に入る指示が出ていたので、国道から離れる。

時折通り掛かる車を気にしながら、1.5車線の道を歩いて行く。

道しるべによって、(18)恩山寺までの距離が微妙に違っているが、今のペースでは納経時間にギリギリ間に合うかどうか、の瀬戸際なのは間違いない。ということで、急ぎ足での歩きとなる。

「恩山寺前」のバス停までやって来た。お寺は、もう少し先の丘の上にある。

時刻表を見てみるが本数は少なく、次の区切り打ちで利用出来そうなバスは無かった。やはり今日は、立江駅まで頑張らなければならない。

このバス停の写真を撮った時間が16時47分だった。  


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2016年08月15日

2016夏 歩き遍路 トピックス

今年も真夏の遍路に行ってきました。
オリンピックを観ながらグータラ休みを過ごす誘惑にかられましたが、貴重な連休でもあるので歩きに行くことに。
残念ながら体調不良もあり、二日間で切り上げ、帰宅しました。

では、今回の遍路旅を、簡単に紹介します。

1日目[8月13日]は、(23)薬王寺を参拝してから出発。

牟岐までは何度か歩いているので、今回は違うコースを。
距離は長くなりますが、「南阿波サンライン」という、海沿いの道を歩きました。

ここで、眼鏡を落とした、と勘違いして(頭陀袋に入ってました)、アップダウンのある来た道をUターン。二時間近くのロスとなりました。
これが、体調不良の原因となったのかも知れません。

牟岐からは大坂峠を越え、この日は、「内妻荘」に泊まりました。


2日目[8月14日]は、宿の入口から続く、松坂峠や古江の浜を歩きました。
この辺りにも海岸を歩く道があったとは、知りませんでした。

ちょっとした上りにも関わらず、足がガクガクに。少々、身体が変です。
息切れ、軽い頭痛や吐き気、食欲不振、手足がつったりと大変な状態となりました。

それでも騙し騙し歩き続け、東洋町役場のある生見までやって来ました。

バス・汽車で「道の駅日和佐」へと戻り、止めて置いた車を引き取りました。

この日は車中泊を予定していましたが、安心して休める場所はサーファーなど観光客がいっぱいでなかなか見つかりません。その上、暑くて眠れないし、吐き気もするし、ということで、急遽、遍路は中断して帰宅することにしました。

体調が悪いまま、室戸岬への道をこの時期に歩くのは危険ですし。

今日(15日)になっても、あまり体調がすぐれません。こういったことは珍しいので、止めておいて良かったのかも知れません。  
タグ :歩き遍路


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2016年08月11日

【3巡目-99】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その18〉[2015年8月17日]


田んぼの中の道を歩いて行くと、盛土をしてある道路が見えてきた。ようやく国道に出たかなあ、と思ったら、まだ一般道だった。

(18)恩山寺方面は右の方のはずだが、左の指示が出ていたので従う。程々に交通量のある交差点に差し掛かった。写真の場所であるが、さてどこへ向かったらいいのか分からなくなった。
反対側に渡ってみると、遍路シールを無事に発見、今度は右方向への指示が出ていた。

右へ少し進み、長い信号待ちの車の横をスタスタ進むとようやく、大動脈の国道55号線となった。たくさんの車が行き交って、賑やかである。

ゆるやかに上って、すぐに長大な勝浦川橋へと差し掛かった。遍路道を歩いていると、四国には随分と大きな川があるな、と思うのだが、水不足のニュースをよく聞くということは、ダムの適地が少ないのだろうか。

橋を渡り切ると、初めて見掛けるお遍路さん休憩所があった。休んでいる余裕は時間的に無かったのだが、雨の中を歩いてきたこともあり、少し休ませてもらうことにした。

新しく出来たばかりの一服処かと思ったが、以前からあるようである。これまでは、反対車線を歩いていたかも知れないので、気が付かなかったのだろう。

室内には、花が飾られており、きれいに整理整頓されていた。管理してくれている方がいらっしゃるようでうれしい。

濡れた衣服を脱ぎ、一休みする。遍路ノートがあったので、パラパラと眺め、少し記入させてもらう。
10分ほど休憩し、出発した。  


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2016年08月07日

【3巡目-98】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その17〉[2015年8月17日]


県道210号を歩いていると、日本一低い山、という「弁天山」があった。
存在は知っていたが、まさかこの遍路道沿いにあるとは思わなかった。

白鳥神社の裏手にも日本一低い山があったのだが、どちらが本物だろうか。
こちらの方がこんもりとしていたので、山っぽい感じはする。

標高は、弁天山の方が高い、6.1mとなっていた。「国土地理院認定」と看板に書いてあるので、こちらの方が認知度は高いのだろうか。
せっかくの日本一低い山ではあったが、納経時間が迫っている。残念ではあるが、通過とした。

一旦止んでいた雨が、再び降りだしてきた。
頭陀袋から地図を取り出して確認しながら歩くことが、たいそうになる。
遍路シールに従って進むことになった。

踏切の手前で、シールに従って右折し、県道から離れる。線路の向こうには、郊外にも関わらず、大きなビルが立ち並んでいる。病院が何かだろうか。妙に印象に残った。

田舎道から踏切を渡ると、田んぼが広がっていた。指示に従って左の方へと向かう。

一体、どこをどう歩いているのか分からなくなってきたが、急いでいることや雨降りなこともあり、地図を確認する余裕はなかった。  


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2016年08月03日

【3巡目-97】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その16〉[2015年8月17日]


突然やって来た軽トラックをかわすと、住宅が見え始めた。麓の集落はすぐそこだった。
へんろ地図では、北山町と書いてある辺りになるのだろうか。

後は平地を歩くだけで一安心だが、時間は丁度、午後3時である。
徳島市による新しい遍路シールが貼ってあり、(18)恩山寺まで9kmほどとなっていた。納経に間に合うか、ギリギリの時間だろう。ここからは、急ぎ足で進むことになった。

公共交通機関でのアクセスが少々不便な(18)恩山寺での納経を終えておかないと、次回以降が大変になる。

この先、この徳島市による遍路シールを頻繁に見られるようになる。親切なことに、次の札所までの距離まで書かれていた。

東海図版の遍路地図に掲載されている、東海寺があるが、時間が無いので通過する。

遍路シールに従って進むと、集落を抜け、県道歩きとなった。分岐があり、どちらに行くべきか迷うが、車用の標識を見て判断すると、正解だった。

道路工事をしており、交通整理をしているお兄さんを尻目に、平日にこうやって歩けることに感謝する。

  


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2016年07月30日

【3巡目-96】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その15〉[2015年8月17日]


石垣の場所からもさらに、上りの歩きの道が続く。
夏草に覆われており、雨のしずくを含んでいるが、ポンチョをかぶっているので気にせずに、ドンドン進む。

もう、上り道は嫌になっていたのだが、今回の遍路旅、最後の上り、と自分自身に言い聞かせる。
幸い、それ程きつくはない道程だった。

一ヶ所、大木が遍路道を塞いでいた。とても跨げそうにない。仕方なく、倒木の下をアメンボのように這いつくばって通過した。
ポンチョがなかったら、遍路装束はかなり汚れてしまっていたかも知れない。

濡れ鼠になりながら、「あずり越え」の頂上に到着した。
いつの間にか、雨は上がって、晴れ間が見えてきた。
頑張ってきたご褒美のように、眼下には素晴らしい眺めが広がっていた。

以前は果樹園があったのだろうか、錆びたレールが残されていた。

ここからは、車一台分ほどの幅の道となる。廃倉庫なども見られる、人気の無い道を下っていると突然、車のものらしき音が聞こえてきた。まさかこんな場所に、と思った所に、軽トラが一台、坂道を登って来た。
たまたま脇道があったので、そちらに逃げ込むと、そっちそっちと合図している。こちらの道に入りたいようだ。  


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2016年07月26日

【3巡目-95】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その14〉[2015年8月17日]


「あずり越え」に差し掛かってからはパラパラと雨が降り出していたが、ここにきて、激しい雨となってしまった。
仕方なく、ポンチョをかぶって再出発する。次第に、山が深くなってきた。

簡易舗装の道が終わると、やや開けた場所に出たのだが、道が分からなくなってしまった。

夏草に埋もれているかも知れない標識を探してみたが、見当たらないので恐らく直進なのだろうが、道ではなく、涸れ川のように見える。
右手には畑があるのだろうか、人の手が入っているような、やや開けた場所で、こちらへ進むのかも知れない。左手は崖となっているが、何とか上って行けそうである。

とりあえず直進することにして、遍路札が見当たらなければ引き返すことにした。

勾配のきつい歩きの道を上って行く。一向に、遍路札などは見付からない。
これは間違えたかなあ、どうしようか、と思っていた頃、前方に石垣が見えてきた。そこに、「遍路三宝会」による遍路札が掛かっていた。

やれやれ、一安心である。
それにしても、このような場所に石垣があるということは、人家もあった、ということだろうか。

遍路札に従って、左の方へと進んで行く。  


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2016年07月22日

【3巡目-94】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その13〉[2015年8月17日]


遍路シールに従って道を進み、「あずり越え」を目指す。

集落の中へと入り、直進の指示が分岐に出ていたので真っ直ぐ進むと、通り道沿いの家のお母さんが、その道は行き止まりなので、右へ曲がって「おおぎ学園」の方の道を行って下さい、と声を掛けてくれた。
遍路シールでは直進となっていたのにおかしいなあ、と思いつつ、助言に従うことにした。

あらためて遍路シールを確認すると、右方向へ進むようになっており、完全に見間違っていたことが分かった。
このようなことは初めてではないだろうか、と少しショックだった。

休憩所などは無かったので、人気の無い道端の側溝の蓋の上に荷物を下ろして、一休みした。

四国遍路地図にも掲載されている、「おおぎ学園」の側までやって来た。今は名称が変わったようで、「あおばの杜」となっていた。
仕事を終えたのだろうか、何台かの車が狭い道の向こうからやって来た。

施設を迂回するように道が続いており、働いている職員の姿も見えた。きっと、長期休み明けで仕事もつらいだろう。

ここからは、農道のような道となる。勾配が出てきたのだが、簡易舗装されているので、意外と楽に上がって行くことが出来た。

この辺りから、パラパラと空から雨が降ってきた。今にも泣きだしそうな空模様だったが、いよいよきてしまったようである。何とか持ちこたえてくれないかと祈りつつ、山道へと入って行った。  


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2016年07月18日

【3巡目-93】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その12〉[2015年8月17日]


園瀬川の潜水橋を渡ると、遠くに交通量が多い道が見える、田んぼの中の農道となった。本当にこの道でいいのかなあと心配になる。

建物がある場所までやって来ると、フェンスにバツマークの遍路シールが貼ってあった。
バツマークは、過去に見たことがあるような無いような。試しに進んでみると、やはり行けそうに無かったので、引き返してきた。

少し先に大きな石がいくつか置いてある一角があり、その石に遍路シールが貼り付けられていた。ここを左に入るようである。
県道に出て、道路を横断する。

東海図版の地図のルートとは若干異なるが、案内通りに進むことにした。

新しく、大きな道路が完成しており、遍路道を分断していた。迂回する。
高速道路の終点にも見え、一体どこからどこに向かう道路なのか、と疑問に思う。
帰宅後に調べてみると、この道路は、(15)国分寺と(16)観音寺の間にある、だだっ広い道路に繋がる道であることが分かった。徳島市内を環状するようである。

遍路シールに従って、右に左に進路を変え、あずり越えを目指す。  


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2016年07月14日

【3巡目-92】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その11〉[2015年8月17日]


車道をだらだらと下ると、村落というよりは、普通の住宅街が見えてきた。徳島市内から見て、眉山の反対側の集落になるのだろうか。

今日は、どんよりとした曇り空で、30℃は無さそうである。歩きやすい日ということになるのだろうが、夏らしくすっきりと晴れてほしいようでもある。

ちょうど自販機があったので、コカ・コーラを買った。程なくして、「名西旅館花」のご主人のお勧め、「八万温泉」があった。

今日一日歩いて遍路は終了、佐古駅付近に止めてある自家用車を受け取ってから、この温泉に入る予定としている。

今回は、「あずり越え」を歩こうと思っている。
へんろ地図にこのルートは掲載されていないので、この辺りからは、東海図版の「四国遍路地図」にお世話になることにする。

園瀬川にぶつかる辺りで堤防に上がってみる。
小さな潜水橋が見えた。ちょっとワクワクする。遍路札などは見当たらなかったが、おそらくこの橋を渡るのだろう。

橋の方に向かってみると、遍路シールが貼ってあった。この分岐辺りだけは案内を見付けられなかったが、その後は要所にシールが貼られていたので、道に迷う事はなかった。  


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2016年07月10日

【3巡目-91】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その10〉[2015年8月17日]


「地蔵越」と言えば、獅子脅しの音、カーンコーンと鳴っている、という記事をよく目にしていたが、もう壊れてしまったのだろうか、見当たらなかった。

写真のように、作業資材の置いてある簡素な休憩場所があったから、定期的に人は入っているようである。

息を切らせながら山道を進む。一旦車道に出るが、再び歩きの道へと入り、何とか頂上へとたどり着いた。

地蔵院からは約20分と、短い時間なのだが、かなりへばってしまった。

頂上には、「へんろ道保存協力会」の道しるべやお地蔵さんがある他、ドラム缶や、なぜか風呂桶まである。

左の方に進むと、眉山の山頂に行けるようだ。写真を撮って、すぐに出発、右下の方へと下っていく。

頂上で一休みしなかったからだろう、下りにも関わらず息が上がってきた。小さな小川の側の道の上で、〇〇こ座りで休憩する。

汗がダラダラと落ちてくる。蚊が襲ってくるので、早々に立ち上がって前へと進んだ。真夏の歩き遍路はつらいなあ。

頂上から15分程で、麓の車道に到着した。

  


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2016年07月06日

【3巡目-90】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その9〉[2015年8月17日]


コンビニで腹ごしらえをしてから、地蔵院方面へと向かった。
へんろ地図では、「B」の方の道である。薄くなった遍路札が案内してくれる。

1.5車線の狭い道を進むと、地蔵院回転場というバス停があった。そろそろ地蔵院か、と思ったが、一向にお寺らしき建物は見当たらない。
見落として通り過ぎたな、と思った頃に、周囲の住宅は途切れ、大きな池が見えてくる。その池の向こう側に、「地蔵院」があった。

お寺の向かいの池のほとりに、ベンチ付きのトイレがあったので、少し休憩してからお寺へと入らせてもらう。思いのほか、立派なお寺だった。

境内に入り、般若心経は唱えなかったが手を合わせる。「穴不動古墳」と呼ばれる、飛鳥時代の円墳があった。

「地蔵院」を出発する。この辺りの狭い道路沿いには、お墓が続いている。墓参時期には、墓参りの路上駐車で混雑しそうである。

程なくして、地蔵越遍路道への入口があった。ここからは歩きの山道となる。

歩きやすい道が続くが、その内、特に支障はないものの、ガレ場のような荒れた部分もあった。

とにかく、上り道が堪える。焼山寺への遍路ころがし以来、もう上りは懲り懲り、といった心境になっている。標高140m程度なので大したことはないと思っていたが、結構きつい上りである。  


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2016年07月02日

【3巡目-89】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その8〉[2015年8月17日]


(17)井戸寺を出てから、田んぼの中の古びた農道も歩き、再び集落の中へと入る。

今回このルートを選んだのは、一巡目の時に、通り掛かりにあったお寺の住職さんが、ここは遍路道では無いんやけどなあ、と言いながら、お接待です、と3000円ものお金を持たせてくれたことが懐かしかったからである。

どこのお寺だったかな、と探しながら歩き、ようやくそれらしきお寺を発見出来た。十年一昔である。

この辺り、遍路シールに従って進むと、赤い点線から少し離れ、予定より手前で鮎喰川沿いの道に出て来てしまう。
歩道も無く交通量も多い道なので、短い距離とはいえ、歩きにくい。堤防に上がったりしてやり過ごす。

大きな上鮎喰橋を渡る。そろそろお昼時である。
ここ数日、無性にラーメンが食べたくなっていた。

地蔵越を歩くつもりなので、ここから山手の方に入らなければならない。この辺りで食事場所を探さねば、とラーメン屋を探して少し国道を街の方へと進んでみたが、見付からなかった。

ここは諦めて、地蔵越への分岐にあるファミリーマートでスパゲッティとコロッケを買う。店の裏のあまり人目に付かない場所に腰を下ろし、昼食とした。  


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2016年06月28日

【3巡目-88】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その7〉[2015年8月17日]


(17)井戸寺には、数組の参拝客の姿があった。
「面影の井戸」と呼ばれる井戸があり、覗き込んで自分の姿が映れば無病息災、映らなかったら3年以内の厄災に注意する、との事である。

(3)金泉寺にも同じような井戸があったから、これで二ヶ所目となる。
おそるおそる覗いてみると、しっかりと自分の姿が映っていた。映らないようなことはあるのだろうか。

参拝を終え、納経所へ。先達風の方が案内客と共におり、御杖を奉納したい旨、納経書きの人にお願いしているのだが、随分と話が長引いている。
先達風の方は、こちらの存在に気が付いているのようなので、気を利かせて順番を譲ってくれないかな、と思ったのだが、話し続けている。

お遍路中ということもあり、静かに順番を待つ。10分程待っただろうか。
これでも、納経で待たされた、最長時間になると思う。

(17)井戸寺を出立する。ここからはルートがいくつか分かれるが、10年前の一巡目の時に歩いた、懐かしい道を歩くことにした。

お寺を出て左の方向に進み、井戸寺のバス停がある場所で、右折した。写真のように、田んぼが広がっており、農道のような道となっている。
へんろ地図で、赤い点線となっている道である。

前回歩いた時には、道しるべはほとんど無かったと記憶しているが、今回は何枚かの遍路シールが貼られているのを発見した。  


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2016年06月24日

【3巡目-87】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その6〉[2015年8月17日]


大御和神社という、大きな神社の前を通る。「府中宮」とも呼ばれているようで、記憶にしっかり残っている、インパクトのある社である。
(16)観音寺とは、境内の広さが全然違う。

東海図版の地図では、この神社の辺りから、別の道が遍路道になっていたのだが、探索し忘れてしまった。

この辺りまで来ると、商店が並んでいたり、通りを歩いている人の姿も見られるようになり、徳島市内の賑やかな場所へと入って来たなあ、という気がする。

国道192号線との交点に、へんろ地図には載っていない、新しいコンビニが出来ていた。ちょうど、冷たい飲み物が欲しいと思っていたので立ち寄り、コンビニコーヒーを買う。

行儀が悪いのだが、アイスコーヒーを飲みながら遍路道を進む。
今日の気温は、30℃ほどだったろう、冷たい飲み物が美味しい。

本日はお盆休み明けの月曜日。仕事始めの憂鬱な一日であるはずが、アイスコーヒーを飲みながら、のんびりとお遍路を楽しめるのは快感である。

国道の裏通りを進み、左折。県道29号は歩道が無く、道も狭めなので少々歩きにくいが、日中なので車も少ない。
村落の中の道に入りしばらく進むと、視界が広がり、(17)井戸寺の立派な仁王門が見えてくる。

門前には、遍路宿の「おんやど松本屋」さんがあり、農家のような建物である。ここも一度泊まってみたい宿である。
山門をくぐり、井戸寺に到着した。  


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2016年06月20日

【3巡目-86】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その5〉[2015年8月17日]


(15) 国分寺を出ると、前回発見した、お寺の西側を通るルートを歩く。
民家の隙間を抜けるように進むと、だだっ広い道路に出た。

中央部には高架の道が出来るのだろうが、10年前と変わらず、変化が見られない。
反対側へと渡り、少し広い道の歩道を進んでから、狭い道へと入った。へんろ地図では、赤い点線の方の道である。

細い路地の角に、古い遍路石がある。こちらが昔からの道だろうか。
右に曲がると、(16)観音寺に到着。集落内にひょっこりあるようなお寺である。

(16)観音寺で、ようやく複数の参拝客が集まっていた。平日にも関わらず、若いカップルが二組、お参りしている。

自分が一番年寄りだったかも知れず、参拝客の平均年齢が随分と低かった。
こうして信仰は、次の世代へと受け継がれていくのだろうか。

休憩用のベンチは置かれていたのだが、納経所の真ん前ということもあり休みづらく、早々に出立した。

すぐに、遍路宿と呼んでいいのだろうか、「鱗楼」があった。天気が回復してきて日差しがあるためか、布団をずらりと干していた。寝具を清潔にしてくれているのはうれしい。  


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2016年06月15日

【3巡目-85】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その4〉[2015年8月17日]


14番の奥の院である慈眼寺からは、社務所なのか住まいなのか、建物の裏側を、人の家の敷地内を通るように進むと、車道に面した正面からの入口に出てきた。
また、見知らぬ小道ルートの発見である。

集落内の舗装路を進むと、(14)常楽寺からわずか13分で、(15)国分寺に到着した。
国分寺もまた、参拝客の姿は無かった。
一人静かに、般若心経を唱える。

以前、何か遺構の後のように、礎石だけが残り更地になっていた場所があったが、そこに大師堂が完成していた。

これまでの大師堂は、奉納旗や赤や白の布や千羽鶴などが飾られており、カラフルになっていた。参拝客が自由に奉納していくのだろうか。

この、今は大師堂となった場所の礎石に座って休憩するのが恒例になりつつある。

一巡目の時、ここに座って休んでいた時、参拝客のおばあさんに飴玉を貰った事を思い出す。確か、この方も歩きだったように思う。
もう10年も前の事になるので、記憶もあやふやである。

懐かしの石の上で休んでいると、和歌山ナンバーの軽自動車がやって来て、女性の方が降りて来た。
ようやく、本日見掛けた、初参拝客である。

天候が今一つだったが、晴れ間が見られ、夏らしくなってきた。
30分程、国分寺で過ごし、次のお寺へと向かった。  


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2016年06月11日

【3巡目-84】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その3〉[2015年8月17日]


交通量の多い道から、脇道へと入る。すっかり、静かな雰囲気となった。

山裾の道を、右に左に、道しるべに従って進むと、(14)常楽寺に到着である。
まずは、鐘を撞かせてもらった。

このお寺の境内は、フラットではなく、岩石でボコボコとなっており、流水岩の庭園と呼ばれているようである。

ご本尊は、56億7千万年後という、はるか未来に現れて、多くの人を救済するという、弥勒菩薩であり、四国霊場の中では唯一、だそうである。

お寺の一角には、まつり人のない霊さまをおがんであげて下さい、という寂し気な文字で記された木札があったので、手を合わせた。

(14)常楽寺に到着したのは、午前8時過ぎだったが、最初から最後まで、(13)大日寺と同様に貸切であった。
 
全国に知られた四国八十八ヶ所巡りにも関わらず、お寺に参拝客がいないことに寂しくなる。

常楽寺での参拝を終え、遍路シールの指示に従っていると、真っ直ぐと右、どちらでも行けるようになっていた。
真っ直ぐの方に進んでみると、これまで歩いたことの無い道が続いており、慈眼寺というお寺の境内にたどり着いた。14番の奥の院ということであった。  


Posted by こいったん at 20:55Comments(0)お遍路 第三拝(徳島)