2017年10月15日

【3巡目-205】 24番最御崎寺、室戸岬、26番金剛頂寺、奈半利まで 〈その14〉[2016年11月20日]


「ホテルなはり」に到着、チェックインをする。
部屋にはレストランのメニュー表があり、これだけたくさんの種類を作れるのか、と思うくらい品揃えが豊富であった。

まずは、お風呂へと向かう。ホテルに泊まる場合には、大浴場があるのと無いのとでは大違いである。

洗い場が5つほどのこじんまりとしたお風呂ではあったが、露天風呂が付いており、ゆっくりと浸からせてもらった。グループもやって来て、賑やかだった。

入浴後にレストランへ。指示された場所に座り、まずは生ビール(510円)で乾杯し、焼肉定食(1630円)を注文した。

ビールを飲んでいると、隣に座っていたおじさんが話し掛けてきてくれた。
歩いて周っているんやろ、と歩き遍路と分かったようである。なぜだろうか、不思議である。

この方は、福岡の北九州市から来られたそうで、車で逆打ちをしている、との事だった。70才を過ぎているようなことを言っていたが、若く見える。
向こうも酔っていたのか、色々な話をしてくれ、楽しい時間となった。

あまりお大師さんを信じていないようなことを言いつつ、何巡もされているようで、自分と似ている所もあった。


ホテルなはり:素泊まり 6100円
      ※洗濯機200円・乾燥機30分100円・洗剤30円。自販機あり。朝食は7時から。
        冷蔵庫あり。
    宿泊客:歩き遍路1人?、車遍路数組、その他一般客。
  


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2017年10月13日

【3巡目-204】 24番最御崎寺、室戸岬、26番金剛頂寺、奈半利まで 〈その13〉[2016年11月20日]


休憩を終え、再び暗闇の中、国道を歩き続ける。

変わったことと言えば、追い越していったランニングしている方と、大分時間が経ってからすれ違ったことだろう。どこまで走って来たのだろうか。

後は、早く宿に到着したい、とひたすら前進である。
周りの眺めなどは、暗くて全然分からなかった。

「ホテルなはり」の看板がいくつか設置されており、あと何キロの表示があるので、目標となった。

国道から100mほど入った所にホテルが見えている。
予定より若干早く、19時前には宿に到着出来た。今日は頑張って、40kmも歩いた。

同時に入館した家族連れがおり、レストランへと入って行った。一般のお客さんも利用するとは、味が良いのかも知れない。


本日のコースタイム
民宿椎名6:32→9:32(24)最御崎寺・室戸岬灯台10:05→室戸岬10:23→浜田商店(昼食)11:45→12:00(24)津照寺12:26→13:29(25)金剛頂寺14:09→18:47ホテルなはり


歩行距離:39.2km
 歩数  :61493歩
最高気温:21.7℃
最低気温:18.7℃[室戸岬]  


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2017年10月11日

【3巡目-203】 24番最御崎寺、室戸岬、26番金剛頂寺、奈半利まで 〈その12〉[2016年11月20日]


国道55号線を黙々と歩き、羽根の町までやって来た。

一巡目の時にトイレを借りた、個人スーパーはまだあるかなあ、と探しながら歩いていたのだが、結局見つからなかった。きっと、廃業してしまったのだろう。二巡目の時は、まだ営業していたのだが。

時刻は午後5時過ぎとなり、随分と薄暗くなってきた。一年でも日没がかなり短い時期でもあるので仕方ない。こういった頃に歩くのは初めてである。

暗くなってきたので、中山峠を通る道は外し、国道をそのまま進むことにした。
目標地点は、以前にも一休みしたことがある、海に面したトイレ付き休憩所である。

野宿の方がいたら休めないなあ、と少し心配したが、誰もいなかった。

午後5時を周ったばかりであったが、ここで休んでいるうちに真っ暗になってしまった。春から夏にかけてなら、まだまだ昼間のようだというのに、不思議なものである。

国道沿いには歩道が切れ目無く続いていたので、暗闇の中歩いていても大丈夫だった。

加領郷という集落に自販機が並んでいたので、再び休憩。缶コーヒーを買い、バス停に腰掛けて一休みした。  


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2017年10月09日

【3巡目-202】 24番最御崎寺、室戸岬、26番金剛頂寺、奈半利まで 〈その11〉[2016年11月20日]


吉良川の国道沿いには、町並み散策のための駐車場や商店などが並んでいた。

その一角に、へんろ地図には掲載されていない、「角屋」という宿があった。昨日、同宿のご夫婦がこの宿に泊まったことがあるそうで、初めて聞く名だった。素泊まりのみだそうである。

町外れまで来ると、旧道との合流地点にトイレ付きの休憩所があり、一人のお遍路さんが一休みしていた。

逆打ちをしているそうで、(26)金剛頂寺の宿坊を予定していたが行事のために休業との事で、「蔵空間茶館」に宿を取ったそうで、こちらも私用のため、夕食はカレーライスになる、と言われたそうである。

金剛頂寺の納経所がパニック状態になっていたのだが、行事で人手が取られていたためかも知れない。
もし、「蔵空間茶館」に予約をしていたら、この方と同宿していただろうか。

先を急ぐので、早々に出発する。時刻は16時過ぎ、宿までは10㎞ちょっとある。空が明るい内に距離を稼いで、少しでも早く着けるように頑張りたい。

国道は、民家や事業所が時折現れる程度で、低木や草むらが続く、単調な道のりである。  


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2017年10月07日

【3巡目-201】 24番最御崎寺、室戸岬、26番金剛頂寺、奈半利まで 〈その10〉[2016年11月20日]


(26)金剛頂寺の宿坊の前を通り、静かな車道を進む。

「不動岩」の分岐らしき場所までやって来たが、なぜか看板が引っこ抜かれている。何か問題でもあったのか、と心配になった。
もう少し下った場所にへんろ札があったので、へんろ地図とは違う別ルートを現在は勧めているようである。

不動岩には一度立ち寄りたいと考えていたのだが、今回も時間的に無理そうである。

古家や石垣の脇を通るなど、短いが変化があり、楽しい、歩きの道となる。
途中、不動岩への新しいと思われる分岐があった。地図とはおそらく違う場所である。

そこから、一気に標高を落とすように下りとなる。慎重に歩き、国道55号線の旧道へと降りて来た。

すぐに国道へ出て、「道の駅キラメッセ室戸」に立ち寄ってみた。
ライダーなど、観光客で賑わっている。中をサラッと見てから、休まずに出発した。
ここから高知市内まで、単調な道中が続く。

道の駅からは国道を歩く。低木などに視界を遮られ、やはり退屈である。

黙々と歩き、古い町並みで知られる吉良川までやって来た。ここはこれまで二度、旧道を歩いているので、今回は国道を進んでみることにした。  


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2017年10月05日

【3巡目-200】 24番最御崎寺、室戸岬、26番金剛頂寺、奈半利まで 〈その9〉[2016年11月20日]


下を見ながら歩く作戦が功を奏してか、勾配がまだゆるやかだったこともあるが、少々の息切れだけで(26)金剛頂寺に到着した。

へんろ地図を観ていて気が付いたのだが、金剛頂寺と最御崎寺は同じ、標高165mとなっている。ただの偶然だろうか。
ピラミッドかも知れないし、UFOが削り取って同じ高さにしていたりして。

参拝後、宿の予約をする。
二巡目に泊まった「蔵空間茶館」か、約17kmも先の「ホテルなはり」にするか、朝から悩んでいたが、頑張って奈半利まで行くことにした。

現在の時刻は14時過ぎであるから、自分の歩くペースでは、19時過ぎの到着となるだろう。

予約の連絡をしてみると、無事に部屋が空いていた。素泊まり6100円との事だった。
無料パンフレットにはもっと安い値段が書かれていたと思うが、泊まらせてもらうことにした。
これからの歩行に備えて、ゆっくりと休憩する。

もう一人歩き遍路らしき方がいたのだが、この方も随分とゆっくりしている。この辺りの宿に泊まるのだろうか。
40分程滞在し、(26)金剛頂寺を出立した。  


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2017年10月03日

【3巡目-199】 24番最御崎寺、室戸岬、26番金剛頂寺、奈半利まで 〈その8〉[2016年11月20日]


(25)津照寺を出立し、国道55号線に出て来た。
この辺りは、室戸市の中心部になるようで、道路沿いには商店が連なっている。

街外れまでやって来ると、「旅籠屋」という新しそうな宿泊所が出来ていた。
一泊軽朝食付きで、平日は5000円だが、休前日は8000円、大型連休時は11000円と、値段の変動が凄いことになっている。

旧道を選択出来たが、今回は国道をそのまま進み、(26)金剛頂寺の麓までやって来た。
「民宿うらしま」の辺りから国道を離れ、田舎道となる。

民宿の一角には、自販機のある、新しそうな休憩所があった。トイレマークもあったので、設置されているのだろうか。
それ程疲れていなかったので通過する。

しばらくは車遍路と同じ道を進むが、分岐を真っすぐ進み、車一台が通れるだけの道となる。ここからはいよいよ上りとなる。
次第に森の中へと入っていき、歩きの土道となった。

(24)最御崎寺の上りでバテてしまったので、今回は前を見ず、足元を見て上ることにした。
周りの景色を見ながら歩くのが理想なのだが、なぜか息が切れてしまう。足元だけを見ながら一歩一歩進むと、まだ息が続くのである。  


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2017年10月01日

【3巡目-198】 24番最御崎寺、室戸岬、26番金剛頂寺、奈半利まで 〈その7〉[2016年11月20日]


(25)津照寺は街中にあるお寺ということもあってか、寺前には車やバイクがたくさん止められており、人の姿も見られ、賑やかな印象である。日曜日だからだろうか。

赤い山門の向こうに、天まで、とはいかないが、結構な高さまで石段が続いている。

門前には土産の店があるが、どのお寺でも買い物をしている参拝客の姿を見ることは無く、経営的に大丈夫なのかなあ、と心配になる。

平地の一部分がポッカリと小山になっており、その部分がお寺になっている。
遍路道での山道の大変さに比べれば、お寺の長い石段は大したことはないように思え、ヒョイヒョイと上り、参拝した。

(25)津照寺を出立する。
お寺からすぐ先の橋が通行止のため、お遍路さんは迂回するように貼り紙が出ていた。

もしかしたら歩きだったら行けるかなあ、と思い橋の側まで行ってみるが、やはり無理だった。工事に2年くらいも掛かるようである。

途中、太田旅館があったはずだが、建物が無くなっている。少し海寄りの別の場所に旅館の看板が見えていた。ほんの少し、移転したのだろうか。

お寺に戻って迂回路を歩くが、よく分からなかった。適当に、お寺の小山の裏辺りの集落内を進み、小さな橋を渡る。
へんろ地図を確認すると、吉松旅館の辺りに出て来たらしく、道は正解だったようである。どんな旅館か外観だけでも見ておこうと思ったが、見付けられなかった。  


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2017年09月29日

【3巡目-197】 24番最御崎寺、室戸岬、26番金剛頂寺、奈半利まで 〈その6〉[2016年11月20日]


室戸岬を周り、(25)津照寺へと旧道を進む。

特徴的な掘り込み式の港は、どの人にとっても記憶に残っているだろう。
案内板によると、1661年に岩を開削して造られた、との事だがら、随分と歴史のある港である。

11時を回り、かなりお腹がすいてきた。
ちょうど道沿いに、浜田商店という、お好み焼き・焼きそばの暖簾の掛かった個人の飲食店があった。
ここに思い切って入ってみることにした。

おばさんが出てくる。お遍路姿に驚く様子もない。よく見ると、壁には納札が貼られていたので、お遍路さんがよく利用するのだろう。

壁に貼られたメニューを見て、焼きそばを注文する。後で気が付いたのだが、少しの値段で、二玉・三玉と大盛に出来たようである、残念。

帰り際におばさんが話し掛けてくれる。昨日は台湾の方が来られて言葉が分からなかった、と笑いながら話していた。

無事に腹ごしらえをし、出発する。再び掘り込み式の港が見えてくると、(25)津照寺はすぐそこである。
焼きそばの浜田商店から15分で到着した。  


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2017年09月27日

【3巡目-196】 24番最御崎寺、室戸岬、26番金剛頂寺、奈半利まで 〈その5〉[2016年11月20日]


(24)最御崎寺からは、スカイラインは通らず、上ってきた遍路道を戻る。

上り口付近にテントを張っている方がいた。行きの時には気が付かなかったので、上手く見えない場所で野宿していたようだ。

国道を横断し、先程の遊歩道へと戻って来た。ここから室戸岬を目指す。
室戸岬と言えば、知名度は高いのだが、はっきりとどこが岬か分からず、観光地という感じもあまりしない。
足摺岬の観光地っぽい雰囲気とは対照的である。

室戸岬周辺の歩道を通り、再び国道へと出てきた。しばらく進むと、スカイライン入口となり、一般の遍路道へと合流である。
ここからは旧道の方へと入った。

高知市内へ向かっては、同じような町並みが続き、単調な区間が始まる。

へんろ地図に記載されている宿、「うまめの木」がないかなあ、と思ったが、旧道沿いには見付からなかったので、国道の方にあるのだろう。
かなり評判が良いようなので、一度泊まってみたいなあ、と思っている。

時折、正月飾りがそのまま残っている家を見掛ける。何かこの辺りの風習なのだろうか。  


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2017年09月25日

【3巡目-195】 24番最御崎寺、室戸岬、26番金剛頂寺、奈半利まで 〈その4〉[2016年11月20日]


国道から、歩きの遍路道へと入る。
大してきつくはない道だったと思うが、汗が噴き出し、息も切れて、何度も休憩することになってしまった。

数年前だったら、楽に上りきることが出来たはずである。体力が落ちてきているのだろうか。
もう、40代も後半なので、当たり前なのかも知れない。

途中、逆打ちのお遍路さん、二人とすれ違った。(26)金剛頂寺を辺りから出発したのだろうか、逆打ちの方とよく出会う。

国道から16分で、(24)最御崎寺到着した。数組のお遍路さんが参拝している。白衣を身に着けている方が多かった。お参りをし、一休みする。

今回は室戸岬周辺を丁寧に周ろうと思っていたので、参拝後に室戸岬灯台へと向かった。お寺から少し行った所にあり、思いのほか近かった。

その明かりは、49km先まで届くとの事で、日本一のようである。
灯台からは、雄大な太平洋を眺めることが出来る。高知は、川もきれいだが、海の水もまた透き通っている。

普通のお遍路さんはここから、スカイラインを歩いて下って行くのだが、今回は東海図版の地図に従って、元来た道を戻ることにした。
スカイラインが昔からの道ということはあり得ないから、きっと昔のお遍路さんは、歩きの道を往復したのだろう。  


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2017年09月22日

【3巡目-194】 24番最御崎寺、室戸岬、26番金剛頂寺、奈半利まで 〈その3〉[2016年11月20日]


お休み処を出発し、岬方面へと向かう。
巨大な青年大師像が見えてくると、室戸岬が近付いてきた、という気持ちになる。

じっくりとお顔を見せてもらうと、随分と凛々しい顔をしていた。若い頃の姿ということだろう。
古びた販売所が並んでおり、土産物などを売っていた。

その少し先、弘法大師が修行したと言われている「御蔵洞」は、立ち入り出来ないようになってしまっていた。
新しい説明板があり、かつて、標高は今よりも5m低く、より海に近かった、との事である。

ここからは、東海図版の四国遍路地図に従って進んで行くことにする。

海岸へと出る遊歩道へと入る。岩場に、コンクリートの歩道が続いていた。
日曜日ということもあってか、何人かの観光客の方とすれ違った。

(24)最御崎寺へ向かうため、案内は無かったが、再び国道の方に戻る歩道に入ってみる。車道に出ると、丁度、お寺への遍路道の入口の所に出て来た。

ここから歩きの道となり、ゼロから165mまで一気に上ることになる。  


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2017年09月20日

【3巡目-193】 24番最御崎寺、室戸岬、26番金剛頂寺、奈半利まで 〈その2〉[2016年11月20日]


この、「室戸世界ジオパークセンター」には、広い駐車場、そして綺麗なトイレがあったので利用させてもらった。

少々下品な話になるのだが、最近、お腹の方が緩いので、歩き始めて1時間弱で再びトイレに駆け込んでしまうことが当たり前のようになってきている。
お遍路中に限って、朝食をしっかりと食べるからだろう。

ここで、上着を脱いでTシャツ姿になった。金沢と高知では、やはり気候が全然違うようである。

センターから少し先に、国道の分岐があった。歩きはそのまま直進だが、高知方面へ車を進めるには、ここを右折した方が近道となるようだ。
それまで、わりと車が走っていたのだが、分岐以降は、すっかり静かになった。

「民宿椎名」から1時間半ほどで、写真の「おへんろさんお休み処」に到着した。

昨日、青森の野宿遍路さんがここに泊まる、と話していたのだが、無事に到着出来ただろうか。今日も会えるかなあ、と思っていたのだが、その後、姿を見掛けることはなかった。

ここの休憩所はわりと新しいので泊まりやすいのでは、と伝えていたのだが、前回利用した5年前と比べ、随分と朽ちてしまっている印象だ。

壁面にあった、お遍路さん伝言板、という、自由に書ける黒板も無くなってしまっていた。少し寂しいなあ、と思いつつ、一休みさせてもらった。  


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2017年09月17日

【3巡目-192】 24番最御崎寺、室戸岬、26番金剛頂寺、奈半利まで 〈その1〉[2016年11月20日]


午前6時から朝食をいただき、その後精算をしてもらう。宿代は、洗濯やビール代も入れて8500円と、少々高めだった。

昨夜、生見に車を止めて1600円くらい掛かりそう、という話をしていた所、次に来る時には、駐車場が広いから車を止めても良いよ、とのありがたい申し出があった。

出会ったお遍路さんに宣伝しても良い、との事だったので、ここに書き込みしても大丈夫だろう。

歩き遍路の中には、道端に何日間か車を止めて歩いている方もよくいるそうで、ダッシュボードにお遍路中と書いた紙などを置いておかないと、何かあったのでは、と地元の方が心配することになる、という話もしていた。

あまり出会ったことはないが、自分と同じように、車で四国へとやって来て歩いているお遍路さんもいるようである。

6時半過ぎ、女将さんに見送られて出発する。
朝焼けで、随分と良い眺めである。普段だったら、まだぐっすりと寝ている時間帯である。これ程綺麗な海を見ながら歩いた記憶は無い。

30分近く歩くと、「旅の宿椎名」と古い立札が掛けられた、野宿スポットがあった。古いバス停のような小屋に、布団が用意されている。ここで寝るには勇気が要りそうである。

そこからさらに30分程で、「室戸世界ジオパークセンター」に到着した。5年前には無かった建物である。
学校の体育館のような建物があるので、廃校を活用した施設だろうか。  


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2017年09月15日

【3巡目-191】 生見から、野根、佐喜浜、椎名まで 〈その9〉[2016年11月19日]

部屋の入口には、名前とお疲れさまです、などと書かれた貼り紙がしてあった。こういった配慮はうれしい。

部屋でくつろいでいると、銅鑼が鳴った。
玄関先には、旦那さんがかつて漁の時に使っていたという銅鑼が置いてあり、宿の方を呼び出す時に使うようにしているそうである。

もう一組の宿泊客で、奈良県から来られた6~70代くらいの車遍路のご夫婦が鳴らしていた。

夕食は、午後6時過ぎだった。かつては喫茶店(今も?)だったような食堂へ。

女将さんや奈良のご夫婦と話をしながらの食事となった。結構ボリュームがあったが、お二人ともしっかり完食していたのには驚いた。

朝食は何時でも良い、と言ってもらえたので、朝6時でお願いした。


民宿椎名:一泊二食、洗濯とビール一本で 8500円。1階8畳。
      ※シーツあり、浴衣・お茶なし。外に自販機あり。洗濯は、宿の方にお願いする。朝食は希望の時間に。
       宿泊客:歩き遍路1人、車遍路1組(2人)
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2017年09月12日

【3巡目-190】 生見から、野根、佐喜浜、椎名まで 〈その8〉[2016年11月19日]

夫婦岩を出発する。
懐かしの荒神橋バス停にたどり着いた。

突堤にデジカメを置いて、セルフタイマーで記念撮影をする。
上半身はTシャツ、下半身は冬用のズボン、とちぐはぐだった。衣類の調整が難しい。

国道をのんびり歩いていると、一台の軽自動車が止まり、声を掛けてくれた。
今日泊まる予定の、「民宿椎名」の女将さんだった。荷物を運びましょうか、という申し出だった。わざわざ探しに来てくれたのだろうか。

午後4時を回った頃、宿に到着した。わりと早めの到着である。

国道から旧道が分岐する場所にあり、すぐに発見出来た。何となく記憶にもある。 

へんろ地図には最近掲載されたようなので、あまり知られていない宿なのかと思ったが、先達推薦の宿、の札が掲げられている。知る人ぞ知る、宿なのだろうか。



本日のコースタイム

自宅19:34→icon17→金沢東IC→icon17→19日0:51淡路島南PA6:04→icon17→徳島IC→7:31道の駅日和佐7:40→icon17→8:43東洋町生見中央駐車場

東洋町生見8:56→9:51野根大橋→11:08法海上人堂11:22→15:24夫婦岩15:43→16:14民宿椎名


歩行距離:25.0km
 歩数  :35787歩
最高気温:20.8℃
最低気温:14.3℃[室戸岬]  


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2017年09月09日

【3巡目-189】 生見から、野根、佐喜浜、椎名まで 〈その7〉[2016年11月19日]

「ロッジおざき」のある尾崎集落は、これまで歩いたことがない、旧道の方を選択してみた。
特に変わったことは無かったが、出会った地元の方とあいさつを交わす。

再び国道に出て少し進むと、「民宿徳増」がある。一度泊まってみたいと思いつつ、今回も機会に恵まれなかった。
時刻はまだ、午後3時過ぎである。

この辺りにはもう民家などはないのだが、夫婦岩の少し手前に、ポツンと一軒のドライブインが見えてきた。営業はしている様子である。
歩き遍路が昼過ぎにこの辺りを通り掛かることは無さそうなので、なかなか利用する機会は無いかも知れないが、どのような店なのだろうか。

夫婦岩に到着し、一休みすることにした。
崩壊の危険だろうか、中に入ることは出来ないようになっていた。ここで野宿出来ると聞いたことがあるような気もするが、もう無理そうである。

ここは、一巡目の初めての遍路の時に、まだ歩きたかったところを泣く泣く区切った場所でもあり、特別な場所である。この先の荒神橋バス停から帰宅した。

天候が回復しており、室戸岬方面を眺めると、西日に照らされて海が輝いていた。
今日の宿までは、あと2kmちょっとである。時間もあることから、ゆっくりと休憩した。  


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2017年09月06日

【3巡目-188】 生見から、野根、佐喜浜、椎名まで 〈その6〉[2016年11月19日]

室戸岬へ向かう話に戻ります。現在、佐喜浜の集落外れまで来たところです。


水産工場前のベンチで休んでいると、少し遅れて青森の方もやって来た。

先程、学校の校庭で休んでいたのはやはり青森の方だったそうで、こちらに気付いて手を振ろうかと思ったが、学校に保護者の方たちが来ていたので変に思われても、と話していた。

佐喜浜の旧道を進み、食堂には入らなかったものの、スーパーがあったので、そこで夕食の分も含めて食料を調達出来た、との事だった。

また、今日の寝場所を探していたので、持っていた善根宿情報の一覧をお見せした。

室戸岬の手前の三津漁港そばに小さな東屋があったので、そこが良いのでは、とお伝えした。距離的にも歩けそうなので、そこへ行ってみる、との事で、先に出発していった。

人柄が良さそうな方だったので、こうやって色々な人たちから情報をもらいながら、1番から歩いて来られたのだろう。

自分が予約していた「民宿椎名」よりもさらに5kmほど先となるが、無事に歩いて帰宅出来ただろうか。
これが、最後の出会いとなった。

佐喜浜の町外れのベンチを出る。すぐに国道と旧道に分かれるので、今度は旧道の方を進む。

国道に再び戻って来ると、畑に、奇異なほどペットボトルがぶら下がっていた。鳥よけだろうか。  


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2017年08月25日

【3巡目-187】 生見から、野根、佐喜浜、椎名まで 〈その5〉[2016年11月19日]

青森の方が先に出発して行った。こちらも早々に出立する。元気なチャリダーが、大きく手を振って挨拶してくれる。

野根の町以来、久々の集落となる入木へとやって来た。小さな集落である。野根からは3時間程だった。

集落へは旧道を入っていくが、今回は国道をそのまま直進する。
「仏海庵」があるはずだが、と少し探して見るが、見つからなかった。どうやら、旧道沿いだったようである。
この国道の歩道には、数メートル単位でこれまで見たこともないくらい、犬の糞が大量に残されていた。きっと、同じ犬が毎日のようにしているのだろう。

この辺りからは、海が見えなくなってくる。
佐喜浜の町への旧道の分岐となるが、まだ歩いたことがない、国道を進んでみることにする。

学校があり、広い校庭の先のベンチに、誰かが休んでいる姿が見えた。上半身、裸になっているようにも見える。青森の方だろうか、ちょっと距離があり分からなかった。

国道沿いには、食品も売っているような酒屋と、おもてなしステーションのステッカーが貼ってある喫茶店があり、利用出来そうなお店であった。

街外れまでやって来ると、水産工場の前の道路にベンチがあり、近くに自販機もあったので、ここで一休みすることにした。
11月にも関わらず暑くて、汗をかきながらの歩きである。  


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2017年08月22日

【3巡目-186】 生見から、野根、佐喜浜、椎名まで 〈その4〉[2016年11月19日]

「法海上人堂」を出発し、再び海を眺めながら歩き続ける。

東洋町から室戸市への境界に差し掛かった。

余談だが、地理的に東洋町は徳島県の方がしっくりくると思うのだが、高知県に属しているのは、何か歴史的なものがあるのだろうか。甲浦などは、徳島県の海南、海部、宍喰の延長上にある。

町境には、わずかな平地部分に田んぼと作業小屋があるのが印象的で、記憶にもしっかり残っているのだが、もう何年も休耕田になっているような状態になっていた。ついに耕す人がいなくなってしまったのか、と残念に思う。

ただ、春にこの場所を車で通りかかってチラッと見た時には、人の手が入っているようにも見えたので、単なる勘違いかも知れない。

室戸市に入っても、ひたすら海岸沿いを歩いていく。

法海上人堂を出てから30分程で、東屋のある休憩所に到着した。
ここは、正方形の大きなベンチがある形なので、荷物を下ろして休みやすくなっている。
先発した青森のお遍路さんが既に休憩していた。

この先の食事スポットを聞かれたので、このまま遍路道を進むなら、佐喜浜に小さな食堂や、確かスーパーがあることを伝える。

何と、へんろ地図を持たずに歩いている、との事だったので、紙面を一緒に見ながら説明をする。  


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