2018年06月10日

【3巡目-272】 土佐市高岡町から、35番清滝寺、36番青龍寺まで 〈その7〉[2017年4月30日]


しばらくは用水沿いの歩きやすい道だったが、歩道が無くなってしまう。
はるか前方に信号機が見えてくる。

東海図版の地図では、その少し手前で右に曲がる道に赤い点線が入っている。今回はこの道を歩きたい。
ここかなあ、と思う場所があるが、遍路道っぽくない。しかし用水べりに、遍路石がしっかりと建っていた。喜んで、脇道へと入る。
ビニールハウスの間を抜けると、田園が広がっている。

通常の遍路道を進んでいるお遍路さんの姿が見えている。高岡市街の神社の辺りで見掛けたお遍路さんだろう。合流地点には、お地蔵さんが祀られていた。
やはり、曲がり角などの節目には、標石や地蔵など、何らかの目印となるものがあるものなのだろうか。

塚地峠へと向かう車道に出る。
レジャー客だろうか、交通量が多い。

川を渡り、今度は、山裾の道に赤い点線が入っている。タイ、という地名が入っている道である。今度はこの道を歩くつもりである。

渋い酒屋さんがあり、横に道があるので、ここかなあ、と思い入ってみるが、行き止まりだった。遍路札など無いので、難しい。

道を戻ると、先程のお遍路さんが通り過ぎていった。会釈をする。きっと、変なお遍路さんだと思われているだろう。  


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2018年06月07日

【3巡目-271】 土佐市高岡町から、35番清滝寺、36番青龍寺まで 〈その6〉[2017年4月30日]


国道から細い道に入ると、遍路石があった。ここで左に曲がらなければならなかったのだが、地図をはっきり確認しなかったので、そのまま真っすぐ進んでしまった。

右手に神社がある。その横の道から、お遍路さんが歩いてきて、驚いてしまった。これで今日4人目だろうか。こんな所で、というのもある。

その場所で左折する。遍路道には指定されていないが、四国のみちの緑の線が入っている道である。そこでまたも前方からお遍路さんが。
最近、歩き遍路さんをあまり見ていなかったので、これだけ短時間に何人も、それも意外な場所で出会い、ビックリしてしまう。

高岡市街は道が複雑なので、色々なルートを取ることが出来るからだろう。

県道を横断し、突き当たるところまで進んでから右折する。間違いなければ、そのまま高岡市街を抜けて、塚地峠方面へと一直線のはずである。

立派な遍路石が、右 清滝寺・左 青龍寺と案内している。この道で間違いないだろう。

「ビジネスイン土佐」近くの歩道橋が見えてきた。
お遍路さんかは分からなかったが、大きなリュックを背負った外国の方が歩いていた。

道路を横断すると、用水を挟んで車道と歩道が分かれる道となる。  
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2018年06月01日

【3巡目-270】 土佐市高岡町から、35番清滝寺、36番青龍寺まで 〈その5〉[2017年4月30日]


(35)清滝寺からの戻り、田んぼの中の道を進み、広い道路へと出てきた。

そこでまた、前方から大きなリュックを背負ったお遍路さんがやって来た。
清滝寺への道を聞かれたので、あの車が出て来た所を入っていけば・・・と説明をする。

この方とは翌日、須崎のへんろ小屋で再会する。
同じ宿に泊まっていたそうで、夕食時、隣のテーブルにも座っていた、と聞かされることになるが、遍路姿と普段着姿の区別がつかず、気が付かなかった。

住宅が立ち並ぶようになってくると、笹岡ハイヤーがある。荷物を預かります、と看板がある。遍路シールは無かったが、古くからの遍路道は確かここを左に入るのだったろう。

細い車道を道なりに進むと、国道56号線に突き当たった。横断歩道は無いが、向こう側に四国の道だろうか、標石があるのが見える。この道で正解だったようである。

左手にはモスバーガーがある。朝から何も食べていなかったので、ここで腹ごしらえとすることにした。

ベーコンエッグチーズバーガーとアイスコーヒーのセット(430円)を頼む。店は空いていたので、新聞を読みながらゆっくりすることが出来た。

店を出ると、前方からまたもお遍路さんが歩いて来た。
こちらは国道を横断し、細い遍路道へと入る。  


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2018年05月29日

【3巡目-269】 土佐市高岡町から、35番清滝寺、36番青龍寺まで 〈その4〉[2017年4月30日]


(35)清滝寺を出立する。
しばらくは、上ってきた道を戻る形となる。
上りの時に見掛けたネコがまだいたが、こちらに見向きもしなかった。お遍路さん慣れしているのだろうか。

道端に新しい自転車が置いてある。自転車遍路さんが、ここから歩いて清滝寺へと向かったのだろう。この急坂では、歩いたほうが楽そうである。

高知自動車道の高架下までやって来ると、行きにはいなかった警備員が複数配置されていて、清滝寺への道を誘導している。どうやら、車は別ルートから上がる、一方通行にしていたようである。
へんろ地図を見ると、他にもお寺へと向かう道が確かにあった。

この人手不足の、それもGWに、これだけの警備員さんを集められるとは、と変な所で感心してしまった。

ここからは、出来るだけ昔の道を歩こうと思い、東海図版の地図を利用する。

四国の道の道しるべの方向に入ると、農道を進む形となる。
周囲が田んぼになった所で、前方からお遍路さんがやって来た。挨拶をしてすれ違う。
後で写真を見て気が付いたのだが、この方は高知駅のBCで、空港からのバスから降りてきたお遍路さんだった。

ここから何人かの歩き遍路さんとすれ違うことになる。(33)雪蹊寺辺りに泊まった人たちが、もうやって来たのだろうか。  


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2018年05月23日

【3巡目-268】 土佐市高岡町から、35番清滝寺、36番青龍寺まで 〈その3〉[2017年4月30日]


抹茶を頂いてから、納経所へと向かう。
ここからの眺めは、いつものことながら素晴らしい。一番、眺めの良い札所かも知れない。

納経所には、藤の花がちょうど満開で、溢れ出しそうなくらいに咲き誇っていた。こんな凄いのは見たことがない、と他の参拝客が話していた。

側のベンチで一休みし、眼下の眺めを楽しんだりした。向かいには、少し年上で怖そうなお父さんがタバコを吸っている。

境内の方に戻る。お寺の中心辺りに立っている、大きな薬師如来立像に先程、家族連れが出入りしている姿を見掛けていたので、何かあるのか、と中に入ってみることにした。

善通寺でも体験した戒壇巡りとなっており、中は本当に真っ暗で何も見えないので、手探りで少しずつ進む。
結構な距離を歩いた気がするが、気が付くと、元の入口にちゃんと戻ってきていた。

(35)清滝寺にも、こうした戒壇巡りがあるとは知らなかった。それも、一番目立つ場所にあったとは。

清滝寺を後にする。
いつの間にか、警備員の方がおられて、きちんと挨拶をしてくれる。車の整理のためのようで、運転手にこの先の道に気を付けるように声を掛けていた。GWの車対策だろうか。

先程の怖そうなお父さんも出立していったが、車に貼られたステッカーを見ると、見掛けによらず、熱心にお寺を周って参拝しているようだった。  


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2018年05月19日

【3巡目-267】 土佐市高岡町から、35番清滝寺、36番青龍寺まで 〈その2〉[2017年4月30日]


写真の二股の道を左へと進み、いよいよ上り道が始まる。
帰りに気付いたのだが、この正面の小屋に、自由に使える杖が用意されていた。

しばらくは細い車道を進む。
かわいい白ネコちゃんが毛づくろいをしている。近寄っても逃げる様子も無く、声を掛けても知らん顔をしていた。

車道から、昔は車道だったが今は使われていないような道となる。
勾配がきつくなり、汗が噴き出してきた。以前から汗かきではあったが、最近の汗の出方はさらに凄くなっている。
お墓が並んでいるので、名前や年齢、建立日などを見ながら上り、ようやく山門に到着した。

山門の天井画は、市の有形文化財になっているそうで、上を見てみると、立派な竜の絵が描かれていた。

本堂・大師堂での参拝を終え石段を下りると、着物のきれいなお姉さんが、お茶を飲んでいきませんか、と声を掛けてくれる。

休憩所に和装の方たちがいたので、何か式典でもあるのかなあ、と思っていたが、お茶の流派の方たちがお接待をしているのだった。御呼ばれすることにした。

バイク遍路さんが、既にお茶を飲んでいた。立てられたお茶、と言えばよいのだろうか、抹茶だった。茶碗を回してから飲むやつ、である。やり方が分からないので、そのままゴクゴクと飲んでしまった。茶菓子も頂いた。  


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2018年05月16日

【3巡目-266】 土佐市高岡町から、35番清滝寺、36番青龍寺まで 〈その1〉[2017年4月30日]


翌朝は、7時過ぎに起床、朝食を摂らずに出発する。
朝食によって、だるくなったり、下痢っぽくなったりするのではないか、と考えるようになっていたので、試してみることにした。

ホテル前の国道の旧道をそのまま進む。
6年前に夕食に立ち寄った、美味しいうどん屋さんは変わらずにあるかなあ、と歩いてみたのだが、確認出来なかった。店を畳んでしまったのだろうか。

国道56号線に出る。少し行き過ぎたようで、ちょっと戻って遍路道へ。
土佐ICへの取り付け道路の下をくぐる、田んぼの中の道である。

意外な場所にうどん屋さんがあり、その一角には、お遍路さん用と思われる休憩場所も設けられていた。

高知自動車道の高架付近で、もう一方の点線の方の遍路道と合流し、狭い車道を進む。車遍路だったら、対向車が来ると大変そうである。

普通の民家の車庫前に、お遍路さんの絵や、優しい笑顔はあなたの宝、出会ったすべての人に感謝、などと書かれたオブジェを置いている家があった。
法人だけではなく、一般の住民たちもこうやって歩き遍路を応援してくれているのはうれしい。  


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2018年05月08日

【3巡目-265】 禅師峰寺麓から、33番雪蹊寺、34番種間寺、土佐市高岡町まで 〈その16〉[2017年4月29日]


午後5時半過ぎ、「ビジネスイン土佐」に到着した。

1階は居酒屋、駐車場と自販機、洗濯機が置いてある。洗濯機・乾燥機は1台ずつなので、使う場合には部屋番号を書くようになっていた。

階段を上り、チェックインする。他にもお遍路さんが泊まっていたようだが、ホテルなのではっきりとは分からなかった。

部屋には、当てにしていた冷蔵庫が無かった。暑い時期には少々きつい。
窓を開けてみると視界は無く、隣の建物が手に届きそうだった。

買ってきたボンドでサンダルの補修を試みてみる。ペッタリと引っ付き、大丈夫そうだ。

テレビを観たりして、のんびりと過ごした。明日の予想最高気温は25℃との事で、今日に引き続き暑い一日となりそうである。


ビジネスイン土佐:素泊まり 5400円  〈408号室〉
      ※洗濯機1台300円・乾燥機1台30分100円。自販機あり。冷蔵庫なし。
        宿泊客:不明  


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2018年05月05日

【3巡目-264】 禅師峰寺麓から、33番雪蹊寺、34番種間寺、土佐市高岡町まで 〈その15〉[2017年4月29日]


腹ごしらえも済んだところで、宿に向かって出発する。
国道に並行して続いているような細い小道があったので、そちらを歩いてみる。すれ違った小学生が挨拶をしてくれる。

適当な場所で、国道の旧道へ戻る。ホテルまではもう少しと分かっているのだが、ラーメン屋で生ビールを飲んでしまったため、動悸が激しくなり、歩くことが大変である。

たまたま信用金庫のキャッシュコーナーの敷地にあった、オブジェのような石に座って休憩させてもらった。
地元のおじさんから、ホテルに泊まるんやろ、あと5~6分程で着くよ、陸橋を超えてすぐ、と声を掛けてもらう。酒を飲んで歩くのがきついんです、とはとても言えなかった。

交差点に隣接しており、信号待ちの車からの視線が突き刺さる場所である。
早々に歩き始め、やっとのことで「ビジネスイン土佐」の建物が見えてきた。

以前からあったのか分からないが、ホテルの隣にお洒落なパン屋さんがあった。朝7時から営業、となっていたので、朝食などに使えそうである。

帰宅してから宿のホームページを見てみると、朝食の提供をしているようである。知らなかったので素泊まりで宿泊したが、実際はどうなのだろうか。


本日のコースタイム

自宅28日17:51→icon17→金沢東IC→icon17→23:24吉備SA23:54→icon17→瀬戸大橋→icon17
29日1:26立川PA[車中泊]6:55→icon17→高知IC→icon17→7:44高知・弥生町第1デイパーク

高知・弥生町8:03→8:28はりまや橋→8:44高知駅BT9:09→icon18→9:52峰寺通バス停

峰寺通バス停バス停→9:56禅師峰寺麓9:57→11:28種崎渡船場12:10→12:34(33)雪蹊寺12:53→14:26(34)種間寺15:03→16:25高岡・パーワン軒(ラーメン屋)16:56→17:25ビジネスイン土佐


歩行距離:20.4km
 歩数  :29609歩
最高気温:25.6℃
最低気温:10.7℃[高知市]  


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2018年04月30日

【3巡目-263】 禅師峰寺麓から、33番雪蹊寺、34番種間寺、土佐市高岡町まで 〈その14〉[2017年4月29日]


仁淀川大橋を渡り終えると、通常は川沿いの堤防上を進むが、今回は国道をそのまま進む。

今日の宿は「ビジネスイン土佐」だが、宿の1階に居酒屋があるものの、普通に食事だけで十分なので、国道沿いのどこかの店でちょっと早めの夕食にしようと考えていた。

スーパーやドラッグストアなど、いくつかの店が集まっている、大きなエリアがあった。
その一角に、探していたラーメン屋がある。そこで食事とすることにした。時刻は午後4時を少し回った所と少々早いが、お腹はペコペコである。
時間が時間なので貸し切り、ということで、カウンター席ではなくテーブル席の方に座った。これで、ゆっくりと過ごせる。

まずは生ビールを頼み、一人で乾杯する。
サービスということで、おつまみのチャーシューを出してくれた。

味噌ラーメンの麺大盛り、ライス、水餃子とたんまり注文し、お腹いっぱいになった。

会計をすると、店員さんが片言の日本語で、全部周っているのか、と聞いてきてくれる。南米系風の方だった。区切り打ちの事を説明すると、分かってくれたようだった。

店を出て、同じ敷地内にある、ドラッグストアへ。サンダル補修用のボンドなどを買う。これで一安心である。  


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2018年04月27日

【3巡目-262】 禅師峰寺麓から、33番雪蹊寺、34番種間寺、土佐市高岡町まで 〈その13〉[2017年4月29日]


(34)種間寺を出発してから30分程で、お腹もすき、疲れてきた。

この辺りには休憩所が無く、公民館の一角にある石碑の所で荷物を下ろした。買っておいた物で、軽く腹ごしらえをする。無性にラーメンが食べたくなってきた。高岡の町でラーメン屋を探そう。

渋い橋が見えてくる。この場所が「新川の落とし」と呼ばれ、先程の「長浜川の切り抜き」と併せて、仁淀川流域から高知城下へと続く水路がつながることになったようである。

その仁淀川の大きな橋を渡る手前に、製材所一角のガレージ下を利用した、簡素な休憩所があった。せっかくなので、ほんのちょっとだけ座らせてもらって、すぐに出発する。

土手を上がり、仁淀川大橋へと出てきた。
国道56号線の、立派で大きな橋である。

(36)青龍寺への宇佐大橋と、どちらかが遍路道の中で一番長い橋かなあ、と思い調べてみると、こちらは633mで、向こうは645mだった。第2位だろうか?、と思ったら、四万十大橋を思い出した。向こうは、もうちょっと長いみたいである。まだ長い橋があるかも知れない。

仁淀川と言えば、水が綺麗なことでも有名である。欄干から下を覗いてみるが、橋げたが高いこともあり、少々怖かった。  


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2018年04月24日

【3巡目-261】 禅師峰寺麓から、33番雪蹊寺、34番種間寺、土佐市高岡町まで 〈その12〉[2017年4月29日]


(34)種間寺の境内には、徳光さんの石碑まであった。
「徳さんのお遍路さん」という番組での記念に建てられたようである。
自宅のテレビではやっていなかったので調べてみると、BS-TBSで2012年から放映されていた、との事だった。

もう少し無名な芸能人がお遍路をする話の方が興味があるかなあ。

今日、(35)清滝寺は打たないので、時間に余裕があることから、石の上に座って、靴下を脱ぎ、ゆっくりとお寺で過ごす。

出発前に、インターネットで明日の宿を「国民宿舎土佐」に予約してしまっていたので、今日頑張りすぎては、明日の歩く距離がさらに短くなってしまう。

浦戸湾のフェリーで一緒だったお兄さんがやって来るかなあ、と思ったが、結局来なかった。(33)雪蹊寺で終了だったのだろうか。

(34)種間寺から、東海図版の地図では森山という集落辺りに、別の道に赤い点線が入っているので、この道を歩いてみることを中心に考えていた。

お寺を出発して、それらしき分岐があった。
しかしながら、遍路標識など多数あり、左方向への一般の遍路道へと誘導している。これを無視して直進するのは、と思い、指示に従うことにした。
後で振り返って、やはりこの場所で間違えてしまったようで、東海図版のルートを歩くことが出来なかった。  


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2018年04月21日

【3巡目-260】 禅師峰寺麓から、33番雪蹊寺、34番種間寺、土佐市高岡町まで 〈その11〉[2017年4月29日]


今日歩き始めてから、新しい遍路シールがあちこちに貼られているのが目に付いていた。
透明なシールに赤字で書かれており、あまり目立たないものだった。

香港、の文字などが見られ、日本語と中国語らしき漢字が書かれているシールだった。

あと他に変わったことと言えば、(34)種間寺に向かって、新しい遍路石があちこちに建てられていた。前からこんなにあったかなあ、と思い、石の裏を見てみると、2~3年前の日付になっていた。
100年後にもきっと、残されることになるのだろう。

用水に沿って歩き、(33)雪蹊寺を出てから1時間半程で、(34)種間寺が見えてきた。

雪蹊寺を出てすぐに、追い抜いて行ったお遍路さんが出発していく姿が見えた。随分と早い。

種間寺は、山門の無いお寺である。正面にはアイスクリンの出店があり、入って右手には、休憩所と書かれた商店がある。カーテンは開けられている。どんなお店なのだろうか。

車で来たらしき若いカップルが参拝しているが、お兄ちゃんの方がなぜか菅笠をかぶっているのが面白かった。思い切って、お遍路さん衣装を身に着けてみました、という感じである。
大きな荷物に鯉のぼりをつけた、歩き遍路さんも参拝していた。  


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2018年04月18日

【3巡目-259】 禅師峰寺麓から、33番雪蹊寺、34番種間寺、土佐市高岡町まで 〈その10〉[2017年4月29日]


新川川にぶつかり、川沿いの道を進み、写真の場所となる橋の袂で通常の遍路道と合流した。

用水に沿った道となる。サンダルの靴底が剝がれてから、何かヒモが落ちてないかと、道端を探しながら歩いていた。
ヒモなど、そこら辺に落ちていそうなものだが、いざ探してみると、なかなか見付からなかった。

そこにようやく、用水の底に麻の細い縄が沈んでいるのが見付かった。金剛杖で引き上げる。

ちょうど、お遍路さん休憩所があったので、そこでサンダルの補修をすることにした。

以前には無かった休憩所で、テーブルや椅子、地面のコンクリートなど、まだ新しさが残っていた。屋根も付いていたので、雨の日でも腰を下ろして休めそうである。

「ゆっくり春野の空を見上げてみて下さい。もしかしたら何かを見つけることができるかも知れません」とある。そう言われてみれば、歩いている最中に空を見上げることは、意外と少ない。

その少し先には、以前からある、藤棚の下の、自販機のあるベンチも健在だった。ちょうど、藤の花が見頃となっていた。
(33)雪蹊寺から(34)種間寺まで、一休み出来そうなのは、この二ヶ所だけだろうか。  


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2018年04月15日

【3巡目-258】 禅師峰寺麓から、33番雪蹊寺、34番種間寺、土佐市高岡町まで 〈その9〉[2017年4月29日]


瞬間接着剤でもあれば良いが、この先、高岡の町までコンビニなど、商店は無いはずである。
何か紐でもあれば、応急処置が出来る、紐はないか、と考えを巡らせる。

賽銭袋に紐がついていることを思い出し、その紐をサンダルにグルグルと巻いてみる。何とか歩けそうである。

サンダルの応急処置をして出発する。その車屋さんの販売店の方の店先に、おもてなしステーションのステッカーが貼ってあった。
自動車屋さんに助けを求めれば、接着剤くらいあったかも知れないが、その勇気が無かった。もう少し、声を掛けられるようにならないとダメですね。

ここからは、少し違った道を歩いてみる予定である。
東海図版の地図には、距離は短いが二つのルートに赤い点線がついている。へんろ地図には掲載されていない道を進んでみることにした。

通常の分岐を通り越してから右折してみる。普通の農道である。こんな場所にも自販機がある。どうやら、ここの所有者専用自販機みたいで、確か一種類のコーヒー缶だけしか売っていない、珍しい物だった。

地図通りに田んぼやビニールハウスに囲まれた道を進む。古い道を示すような物は見当たらず、なぜ赤い点線があるのかなあ、という感じだった。  


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2018年04月12日

【3巡目-257】 禅師峰寺麓から、33番雪蹊寺、34番種間寺、土佐市高岡町まで 〈その8〉[2017年4月29日]


新川に沿って進んで行くと、小山が見えてくる。
看板があり、長浜川の切り抜き、とある。野中兼三によって切り抜かれて川が作られたそうである。

よく分からなかったので帰宅してから調べてみると、この場所を切り抜いたことによって、これまで仁淀川流域の荷は太平洋を出て高知城下へ運ばれていたのだが、内陸の河川を通って運ぶことが出来るようになったそうである。

近道になったり大波の影響を受けなくなり、運びやすくなったのだろうか。

この部分だけ道幅が狭くなっていたが、道路の拡張が進んでいるようで、写真のような光景はもう見られなくなるかも知れない。トラクターで道幅いっぱいである。

県道を離れ、ビニールハウスの中を歩く。
先程追い抜いて行ったお遍路さんは、ずっと前を歩いていた。

突き当りのこども園前を左へ。山裾の両側に、自動車修理工場と販売店がポツンとある一角である。

その少し手前で事件は起こった。

履いていたサンダルの底が、突然ぱっくりめくれてしまった。
これでは歩くことが出来ない。何年も車に乗せっぱなしにしているので、暑さなどで剥がれてしまったのだろう。
道端の草原に入り、どうしようかと考える。  


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2018年04月09日

【3巡目-256】 禅師峰寺麓から、33番雪蹊寺、34番種間寺、土佐市高岡町まで 〈その7〉[2017年4月29日]


(33)雪蹊寺に向かって歩を進める。狭い通りに、商店が連なるようになってくる。スーパーもあるので、お腹がすいた時には立ち寄れるだろう。

長浜の船着場から20分ほどで、(33)雪蹊寺に到着した。
ちょうど、一人のお遍路さんが出立して行った。

境内には、以前と変わりなく、土産物屋の露店が営業していた。その近くの東屋に荷物を下ろす。

フェリーに乗っていたお遍路さんは既に到着している。自分よりも先に参拝していたが、終わった後もまだお参りしており、同年代か少し下くらいかと思うが、随分きちんとお参りをしていた。

他にも、数組の参拝客が来ていた。
ゴールデンウィーク中ということもあり、今回は札所で一人っきりになることは無かったが、気候も良いことから、もう少し賑わっていてもいいのでは、と思う。

四国遍路をされる方は、減ってきているのだろうか。

(33)雪蹊寺を出立する。

少し進むと、お寺へ入れ替わりに出発していったお遍路さんが、脇の方からやって来た。コンビニにでも寄っていたのだろう。何かを食べながら歩いていたが、あっという間に追い抜いていった。
タイツを履いていたことからも、きっとマラソンなどをしており、脚力があるのだろう。  


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2018年04月06日

【3巡目-255】 禅師峰寺麓から、33番雪蹊寺、34番種間寺、土佐市高岡町まで 〈その6〉[2017年4月29日]


対岸からフェリーがやって来るのを見届けて、種崎の渡船場へと戻る。

(32)禅師峰寺の麓であいさつしたお遍路さんも到着していた。やはり、参拝しても間に合ったようである。

やって来たフェリーからは、自転車の学生グループなどがたくさん降り、結構な乗車率だった。
船の係員の人たちも降りて来て、待合所のトイレ掃除をシャシャっと早業で行っていた。

こちらからは、今来た船に乗っていた地元のミニ観光風の家族連れ5人や、サイクリングの方1人、自転車の地元の方2人、お遍路さんは自分ともう一人の方が乗船していた。

やはり観光の人たちは、船の中でも立って、外の景色を眺めている。
わずか5分程で、対岸の長浜にたどり着いた。

船着き場をウロウロしていると、船頭さんが、真っ直ぐ、と声を掛けてくれる。
昔の渡船は少し北にあったようなので、何か痕跡が無いかと行ってみたいと思ったのだが、遍路姿で向かえばきっと道間違えと思われてしまうに違いない。

長浜から(33)雪蹊寺に向けては、狭い道に住宅が続く。
記憶に無かったのだが、(25)津照寺辺りにある、掘り込み式の港が、ここにもあった。  


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2018年04月03日

【3巡目-254】 禅師峰寺麓から、33番雪蹊寺、34番種間寺、土佐市高岡町まで 〈その5〉[2017年4月29日]


道はさらに狭くなり、普通の住宅街に入りこんでいる。
東海図版の地図によると、途中少し右左折しているので、それらしき場所で曲がって、さらに進んで行く。

突き当りまできたので右に行くと、一般的な遍路道へと合流した。
フェリー乗り場を行き過ぎたかと思い、逆方向に歩く。たまたま姿を見掛けた地元の方に聞いてみると、行き過ぎてはなかったようで、Uターンする。

「種崎渡船場」には、11時半前には到着出来た。次の便までは40分以上もある。
これだったら、(32)禅師峰寺に参拝出来たかも知れないし、浦戸大橋を歩いて渡る方法も考えられた。

種崎までは長い道のりをイメージしていたが、遍路道を探索したり、お墓が多いなあ、などと道中を楽しみながら退屈せずに歩いて来れたので、今回はあっという間に到着した印象である。

渡船場は、津波対策との事で、頑丈な鉄の扉で塞がれており、海を眺めることも出来ない。

ここにいても退屈なので、周囲を探ってみると、堤防を越えられる石段があった。
写真の場所で、一休みする。

時折、湾内を船が行き来しており、とても長閑であった。靴下を脱ぎ、腹ごしらえをして過ごす。  


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2018年03月31日

【3巡目-253】 禅師峰寺麓から、33番雪蹊寺、34番種間寺、土佐市高岡町まで 〈その4〉[2017年4月29日]


気を取り直して、「ビジネスイン土佐」の方に連絡してみる。二つの料金を提示され、安い方の部屋にし、無事予約が完了した。

休憩所にはトイレも設置されており、利用させてもらう。こちらの道を歩くお遍路さんが増えるように祈りながら、出発する。

道は広くなく、車もそれなりに通るが、それ程歩きにくさは感じない。高知駅行きのバスが通り過ぎて行く。
そこからしばらく進むと、バス待ちをしている婦人がいたので、先程バスが行ってしまったことをお伝えする。時刻を間違えて待っていたようで、出掛けるの止めるわ、ありがとう、とお礼を言われた。

コンビニもある、大きな交差点に差し掛かる。左手には、サンゴセンターという建物が見える。高知でもサンゴがあるのだろうか。

道はさらに狭くなるが、そのままコンビニ横の道を直進しようとすると、自転車のおじいさんに声を掛けられた。
種崎までの道を教えてくれる。違う道を歩いた方が分かりやすい、との事だったが、昔からの道を歩きたい、と話すと、今歩いてきた道が昔からあり、「さんだんみち」と呼んでいたそうである。

昔は、フェリーも二台あり、もっと運航していたが、造船所が無くなって本数も減ってしまった、自分もそこで働いていた、などの話を聞かせてくれた。昔話を聞くのは楽しい。  


Posted by こいったん at 23:51Comments(0)お遍路 第三拝(高知)