2011年11月17日

【80】歩き遍路 11日目〈10〉[2011年8月13日]

宿内に入ると、愛想の良いお兄さんが対応してくれた。この方がロッジおざきの娘さんのお婿さんだろうか。
建物内は、テーブルが以前と違うような気がしたが、他は6年前と変わっていない。新たに(多分)パンやコロッケを売っている一角が設けられていた。
娘さんも、変わらずおっとりとして親切である。赤ちゃんを抱いた女将さんの姿もあった。
写真の螺旋階段も以前のままだ。二階には、綺麗なトイレと洗面所が出来ていた。
部屋の窓からは、土佐の海を眺めることが出来る。

風呂に入り、夕食となる。娘さんに、大阪のMさんのことを尋ねると、今はお風呂に入っている、かなり疲れた様子との事だった。自分より30分弱遅れて到着したようだ。

夕食の席に着いたのは、サーファーらしき青年2名、向かい側にサーファーにも、お遍路さんにも見えない、おとなしそうな青年が食事をしている。
ご飯が美味しく、3杯頂いた。おかずも少々足りなかったので、売っていたコロッケを食べた。
今日一日、元気に歩く事が出来、食欲も旺盛である事が、素直にうれしい。

食事中、Mさんが風呂から上がり、食堂を通りかかった。足の裏を見せてもらうと、巨大な肉刺が出来ており、ビックリした。この足でよく歩いてきたものだ。
他に食事をしていた人たちが引き上げ、Mさんがやって来た。Mさんは、年下の自分のアドバイスを素直に聞いてくれる方なので、こちらも話をしやすい。

ロッジおざきの部屋には、旅ノートが置かれ、自由に書き込みが出来るようになっている。6年前の自分の文章は発見出来なかったが、同宿した方の言葉が残されていた。懐かしいなぁ。当時64才となっているから、現在は70才ということになる。お元気にしていらっしゃるだろうか。


 ロッジおざき:一泊二食 6500円(お盆料金) ※洗濯機100円、乾燥機30分100円。部屋にぬるめのお茶あり。宿外に自販機有。浴衣・歯ブラシ有り
 宿泊客:歩き遍路2名・公共交通機関併用1名・サーファー2名・家族連れ1組(満室)  


Posted by こいったん at 20:00Comments(0)お遍路 第二拝(高知)