2011年11月25日

【83】歩き遍路 12日目〈その3〉[2011年8月14日]

今日も暑い日となったが、海風が心地良い。

高岡という集落、「ロッジ室戸岬」の少し手前辺りで、大阪のMさんが道路脇から出て来て、またも再会となった。昨日以上に歩くペースが落ちている様子だ。
今朝は「ロッジおざき」を5時45分に出たそうだ。しばらく話をしながら歩いたが、(24)最御崎寺でまた会いましょう、と先に進むことにした。

間もなく、足湯への看板があったので、左側の方に入る。野根で出会ったおっちゃんが話していた足湯だ。大きな建物があり、敷地も広く、どこに足湯があるのか分からない。探し回る元気もなかったので、パスして国道に戻った。

右手の山裾に「室戸青年大師像」が見えている。この像を見ると、いよいよ室戸岬に近付いて来たなぁ、という気持ちになる。
大師像側には、いくつかのプレハブの店があり、拝観料はかかるが中に入ることも出来るようだったが、この時間、周囲に人影はなかった。

もう少し進むと、弘法大師空海が修行したとされる「御蔵洞」である。ここは狭い駐車場に車が多く、結構賑わっている。写真は、洞の奥から撮ったものである。空と海、そして現代らしく車も見えている。
洞の入口辺りの岩で腰かけていたら、大阪ナンバーの方が労いの言葉を掛けてくれた。関西の人は気軽に声を掛けてくれるのでうれしい。
次々と人がやって来るので、場所を変え、古い建物の納経所と小さな売店、ベンチがあったのでここで軽く休憩とした。  


Posted by こいったん at 23:34Comments(0)お遍路 第二拝(高知)