2011年12月12日

【89】歩き遍路 12日目〈その9〉[2011年8月14日]

宿の門をくぐると、ご主人が水を撒いていた。早速、宿の案内をしてくれた。

建物は古いが、清潔感がある。部屋は、離れの二部屋(8畳+4.5畳)を一人で使わせてくれた。立派な縁側と庭もある。
相部屋にはしないそうで、もう一棟泊まる場所があるので、定員は二組ということになる。風呂・洗面所・トイレは庭を通って別の場所にある。

うれしいことに、部屋には冷たい水やお茶セットがしっかりと準備されていた。

一休みしてからお風呂へ。木の桶で作られた五右衛門風呂だった。
夕食は部屋食である。量は多く、お腹いっぱいになった。

食後、宿のご夫婦が蚊帳を張りに来てくれた。蚊帳で寝るのは、約30年ぶり2回目である。部屋にはエアコンが無いが、ずっと風が吹き抜けており、暑くはない。ご主人の話では、この辺りは夜になると山からの風が川を伝って吹き抜ける、との事だった。


 蔵空間茶館:一泊二食 8000円(離れの料金) ※洗濯機・乾燥機1台ずつ、無料。部屋に冷水・茶あり。テレビ・エアコンなし。パジャマ・バスタオル・歯ブラシ有り
 宿泊客:歩き遍路1名(貸切)  


Posted by こいったん at 22:42Comments(0)お遍路 第二拝(高知)