2012年03月16日

日本列島外周歩き旅 ⇒兵庫県新温泉町 2012.3.4

兵庫県香美町(旧香住町)香住駅⇒新温泉町(旧浜坂町)居組駅まで

一向に雨が止まないので、ポンチョを着ると、これ一枚で随分と暖かくなりました。少々元気を取り戻した所で、ひたすら歩き続けました。
峠を超えると、旧浜坂町となりました。兵庫県の一番端っこの町です。お隣は、まだ行ったことがない鳥取県となります。

町の入口に個人経営のコンビニのような店があり、ベンチもあったので、ここで腹ごしらえすることにしました。
ここのご主人は話好きな方のようで、お客さんと楽しそうに会話をしています。

レジにいくと「歩いて?もう還暦やしそんな元気ないわ~」などと気さくに話しかけてくれました。
外のベンチで買ったものを食べていると、「傘貸そうか」とも。ポンチョがあるのでお断りしましたが、親切には何かお礼をしなくては、と店で売っていたグリーンジャンボ宝くじを購入しました。

今回は浜坂駅で打ち止めにしようかとも思いましたが、腹がふくれてパワーも回復してきたので、もう少し先まで進むことにしました。

浜坂駅に着いたのが午後2時10分、二駅先の県境の駅「居組駅」を目標にしました。
国道を歩き続けると1時間ちょいで居組の集落にたどり着きました。思ったよりも速いペースで到着です。ここから国道を離れて少し山側に向かい、居組駅へと向かいますが、なかなか駅が見えてきません。道は山の中へと進んでいく感じで、本当に駅があるのかと心配になってきた頃に、ようやく駅舎が見えてきました。

少し離れた所に大きな集落はありますが、駅の周りには何もなく、山の中の秘境駅といった佇まいでした。
この駅にも昔は駅員さんがいたようで、詰所が残っていました。昔は鯉でも飼っていたのでしょうか、池の跡もあります。

寒く人気のない駅で1時間以上列車を待ち、車を置いてある香住駅へと戻りました。

今夜の宿は、お気に入りの「ホテルつかさ峰山」です。京都の京丹後市峰山にあります。一昔前風のビジネスホテルですが、大浴場があり、ゆっくりと過ごすことが出来ます。ここに泊まるのが一番の楽しみかも。
翌日は、下道を走り続けて金沢まで帰ってきました。

今回の旅は、雨の降る寒い一日だったからでしょうか、あまり印象に残らない旅となりました。道中の記憶があまり残っていません。もう少し海が見えていたら、厳冬の日本海を眺めながら‥とまた違ったものになったかもしれませんが、歩くのはもう少し暖かくなってからが良いのかもしれません。

次回はいよいよ鳥取県に突入です。


 歩数38477歩  歩行距離26.9km[万歩計による推計]  


Posted by こいったん at 22:11Comments(0)日本列島外周歩き旅