2012年04月29日

2012春 歩き遍路 トピックス(2)

一昨日、体重を測ってみると、遍路前に比べて約1.5㎏増えていました。ただ、ウェストは引き締まったような気がします。
体重が増えるということは、修行になっていないとも言えますが、自分にとっては健康維持のために歩いている面もあり、またやせ型なので、これ以上体重が減っても困りますので、良かったのかなあと思っています。

トピックスを続けていきます。土佐の国の終盤です。

6日目[4月11日]は朝から雨。
時折、物凄く激しい降りとなり、一向に止むことなく降り続け、午後3時頃にようやく治まりました。

写真は足摺岬に向かう途中の窪津の集落です。ようやく雨宿り出来る場所を見つけて一安心でした。こんなに降られたのは初めてです。歩き遍路は大雨でも歩きます。
38番金剛福寺に着いた時には、達成感でしょうか、一瞬ジワ~ッと込み上げて来るものがありました。

7日目[4月12日]は、昨日とはうって変わって良い天気。足摺岬の西岸を歩きました。

途中、へんろ道を外れて、海岸沿いの車道を通りました。木々に覆われた細い道を歩き、意外と海は見えなかったのですが、時折ダイナミックな姿を見せてくれました。
昨日の大雨の後なので、一層感動でした。


8日目[4月13日]には、月山神社に参拝し、へんろ道は赤泊の浜へ。

大きな石がゴロゴロ転がっている所を、赤いペンキの矢印に従って進んでいきます。適当な石の上に座り、休憩しました。

月山神社で出会った逆打ちのお遍路さんは、全く人気の無いこの場所で野宿をしたとの事です。自分には、恐ろしくてとても出来そうにありません。
どこまで海岸を歩けばいいのかがよく分かりませんでしたが、右手に見えている道路に上がれば正解でした。  


Posted by こいったん at 20:12Comments(0)歩き遍路 トピックス

2012年04月27日

2012春 歩き遍路 トピックス(1)

今回の遍路旅ですが、少しずつ記事にしていきたいと思っておりますが、今のペースでは一年以上かかってしまいそうです(笑)

一部、トピックス的に紹介していきたいと思います。

2日目[4月7日]に、浦ノ内湾の市営巡航船に乗りました。

乗り場は、こんな所にあるのか、といった場所です。普通に歩いていると、気付かずにおそらく通過してしまうでしょう。それらしき場所に近づいてきたら、左側を注意深く見ていく必要がありそうです。
普通の工場の敷地内を入っていくと、写真の待合室がありました。

乗客は4名でした。全員、歩き遍路さんです。地元の方の利用はありませんでした。

いくつかの集落に立ち寄るはずなのですが、近付いてみて乗客がいないと分かるとそのまま通過してしまうスタイルでしたので、結局、横浪までノンストップでした。

3日目[4月8日]は、大阪遍路道から七子峠を目指しました。

この辺り、川岸に沿って桜の木が続いており、とてもきれいでした。ちょうど満開の時期でした。

へんろ道保存協力会の道しるべですが、色が薄くなったものがかなりを占めるようになってしまいました。岩本寺↑と書かれています。


5日目[4月10日]には、下田の渡しに乗船しました。数年前までは、この渡しがメインのへんろ道でしたっけ?

おじいさんが手漕ぎでエッチラコというのを想像していたのですが、気の良い、わりと若いおじさんが運転する漁船そのものでした。ライフジャケットを着用して出航です。

お客さんは、少し前を進んでいたお遍路さん2名と自分の3人。10分弱の船旅でした。
  


Posted by こいったん at 23:02Comments(0)歩き遍路 トピックス

2012年04月26日

遍路に行って来ました!

みなさん、こんばんは。
随分とご無沙汰しておりましたが、4月6日より20日間にも渡って、四国を歩いてきました。

35番清滝寺の麓の高岡から62番宝寿寺のある小松まで、たくさんの人たちとの出会いや別れをくり返しながらの旅でした。

最初は肉刺やひざの痛みがありましたが、一週間経った頃からは痛みも消え、順調に歩いてきました。
浦ノ内湾の巡航船や下田の渡しも、しっかり利用してきました。

また、新伊豆田トンネルをパスする最近出来たへんろ道のシダ刈りお接待も、ほんの少しですが行ってきました。以前から、何かへんろ道の維持や復元などの活動に参加してみたいなぁ、と思っていたので、念願がかないました。

お遍路中はいつも以上にお腹が空いて、食べてばかりでした。さて、体重は何㎏になっているのか、測るのが楽しみです(笑)  


Posted by こいったん at 21:44Comments(0)歩き遍路 トピックス

2012年04月03日

【118】歩き遍路16日目〈その2〉[2011年9月11日]

(32)禅師峰寺の境内からは、眼下の街並みと太平洋がきれいに見える。麓との距離が近いので、かなり眺めが良い。ここで休憩することを楽しみにしていた。

時間は8時半である。種崎の渡船場からのフェリーの時間は10時10分発。次の1時間後のフェリーでは遅すぎるし、宿のある街に着くのも遅れてしまうので、頑張って歩くことにした。6㎞くらいなので、まあ大丈夫だろうと思っていたが、結果的にはギリギリで間に合うことになった。

上って来た道を再び下り、道しるべに従って歩く。狭い道沿いに家が並んでいる。
大平山トンネルまで来ると、一周目の時には気付かなかった、道路の下をくぐる道があった。前回はこの道に気が付かず、知らないうちに一本南側の道を歩いてしまっていた。今回は、へんろ地図の赤い点線通りに歩く事が出来た。
ちなみに、この一本南側の道には、個人の方が建てた私設の遍路休憩所があった。6年前にここで休ませてもらった時に聞いた話では、お遍路さんの歩く道沿いということで、お接待がしたくてこの場所に家を建てたのだが、実際はへんろ道から一本離れていることを建ててから知った、という話をされていた。
ただ、自分のように間違えてこの道を通る人も多い様子だった。

結構速足で歩いていたのだが、思ったほど距離が稼げない。
ファミリーマートが見えたので、駐車場で朝食を兼ねて休憩とした。歩き続けて疲れていたのでゆっくりしたかったのだが、フェリーの時間が迫っていたので、早々に出発した。

さらにピッチを上げて歩き、出航4分前に種崎渡船場に到着した。  


Posted by こいったん at 23:09Comments(0)お遍路 第二拝(高知)

2012年04月01日

【117】歩き遍路16日目〈その1〉[2011年9月11日]

朝7時前にホテルを出て、路面電車の通る道沿いにある、菜園場町のバス停に向かった。昨日乗ったバスで、再び(32)禅師峰寺の麓まで戻る予定である。

7時11分発のごめん行きバスに乗り込んだ。日曜の朝なので、バスは貸切である。
バス代やロスする時間を考えると、歩く時間は短かくなってしまうが、(31)竹林寺手前の宿で止めておいた方が良かったのかもしれないが、こうやってバスに揺られながら、高知市内での時間を過ごすこともまた楽しい。

三里付近から二人の客が乗り込み、約40分で峰寺通バス停に到着した。ちなみにバス代は片道600円でした。

バス停から3分で(32)禅師峰寺の登り口に着いた。ここから山に登る歩きの道となる。
上りだったが距離が短いので、登り口から8分、午前8時過ぎ、山門にたどり着いた。

早速、参拝をするが、線香立ての灰はきれいになっている。人がお参りに来た形跡がなかったので、今日の一番だったのかも知れない。納経開始から1時間が経っているのだが‥  


Posted by こいったん at 16:16Comments(0)お遍路 第二拝(高知)