2012年07月23日

【143】歩き遍路18日目〈その9〉[2012年4月7日]

道の駅を出ると、前方に山が控え、いよいよかー(何が?)という気がしてくる。
交通量の多い国道55号線を歩くが、途中から右に分岐する旧道があり、一周目に続き、こちらを歩くことにした。

この道は、今まで歩いてきた道の中でも、気に入った道の一つに挙げられる。
以前は道しるべがあって、自然とこちらの道に入ったはずだが、今回は標識が見当たらず、それらしき道に入ってみた所、正解だったようである。

少し距離は長くなるが、交通量は皆無で歩きやすい。

しばらくは森の中を歩くが、直に高い場所から海を眺められる気持ちの良い道となる。
山の斜面に向かってあちこちにレールがある。最初見た時には、これは一体何なんだろうと思ったが、果物を運ぶレールのようである。時折、眼下の国道も見え隠れしている。眺めの良い場所で、休憩とした。

一旦、国道に合流し、再び旧道が分岐するが、疲れてきたので、ここはトンネルをくぐって安和の町にやって来た。

今日は「民宿あわ」に宿泊するが、法事のため夕食を用意出来ないということで、買い出しをしなければならない。食事をする場所も近くにあると言っていたので、宿のある辺りを通り過ぎて、国道を進んだ。  


Posted by こいったん at 22:33Comments(0)お遍路 第二拝(高知)