2012年11月02日
【167】歩き遍路21日目〈その5〉[2012年4月10日]
店の近くまで来ると、遠くにお遍路さん二人の姿が見えた。離れていたので誰だか分からなかったが、一人はこれまで何度か会っている川崎のOさん、そしてもう一人が、これから何度も顔を合わせることになる、愛媛のSさんであることが、後で分かった。
「うどん屋田子作」には、一周目の時に寄りたかったのだが、入りそびれてしまったので、今回はぜひ立ち寄ろうと思っていた店である。国道沿いにポツンと建っている古い建物である。
中に入ると、わりと若くて愛想の良い店主さんだった。脱サラでもしたのだろうか。先客は地元の方が一名いらっしゃる。四万十川で取れた青さの「青さうどん」がお薦めですよ、と声を掛けてもらったので、それを注文した。
海藻たっぷりで健康に良さそうであり、美味しく戴いた。
店を出ると、一旦今来た道を戻り、先程の青い倉庫の所に来た。よく見ると、朽ち果ててしまった、へんろ道保存協力会の道しるべがあった。
畑や果樹、そして川沿いののどかな道を進む。国道を横断し、津蔵渕の集落の川沿いを歩く。この辺りは一巡目にも歩いたのでよく覚えている。
再び国道に合流する。この辺りで休憩したことがあるな、などと懐かしみながら、山に向かって歩いていく。
この先、へんろ道の中では一番長いトンネル、「新伊豆田トンネル」、そして、お遍路さんの有志が復元したという、トンネルの上を山越えする、「旧清水往還」の二ルートがある。
さて、どちらのルートを取ることにしようか。
「うどん屋田子作」には、一周目の時に寄りたかったのだが、入りそびれてしまったので、今回はぜひ立ち寄ろうと思っていた店である。国道沿いにポツンと建っている古い建物である。
中に入ると、わりと若くて愛想の良い店主さんだった。脱サラでもしたのだろうか。先客は地元の方が一名いらっしゃる。四万十川で取れた青さの「青さうどん」がお薦めですよ、と声を掛けてもらったので、それを注文した。
海藻たっぷりで健康に良さそうであり、美味しく戴いた。
店を出ると、一旦今来た道を戻り、先程の青い倉庫の所に来た。よく見ると、朽ち果ててしまった、へんろ道保存協力会の道しるべがあった。
畑や果樹、そして川沿いののどかな道を進む。国道を横断し、津蔵渕の集落の川沿いを歩く。この辺りは一巡目にも歩いたのでよく覚えている。
再び国道に合流する。この辺りで休憩したことがあるな、などと懐かしみながら、山に向かって歩いていく。
この先、へんろ道の中では一番長いトンネル、「新伊豆田トンネル」、そして、お遍路さんの有志が復元したという、トンネルの上を山越えする、「旧清水往還」の二ルートがある。
さて、どちらのルートを取ることにしようか。