2012年12月21日

【189】歩き遍路24日目〈その1〉[2012年4月13日]

民宿「叶崎」での朝食時間が何時だったかはっきり覚えていないが、6時前には食事をしていたように思う。
6時半頃に、4人中3番目に出発した。歩き始めは、肉刺が少々痛む。

10分弱で、叶崎に到着した。白い燈台が見える。自分の中では、四国の一番外れに来た印象がある。
ここが最果て、ハイライト、これからは一番霊山寺に近付いていく。

トンネルをくぐると、遠くに小才角の集落が見える。ここからは大月町となる。

この辺りは「逆くの字形」の地形になっており、海を隔てて、はるか向こうに歩いているお遍路さんの姿が小さく見える。20分ほどであの場所にたどり着けるだろうか、などと考えながら歩く。
気が付くと、ずっと後方にもお遍路さんが歩いていた。

小才角の集落を抜けると、しばらくは海沿いの人家の無い区間が続く。
宿を出て約1時間、大浦分岐に着いた。ここからは国道を離れることになる。

大浦の集落に入ると、意外な場所に自販機があったので、後々のため缶コーヒーを二本買っておいた。

「ヘンロ小屋第14号大浦」があり、せっかくなので少し休憩していくことにした。造られて何年も経っていないようだが、潮風にあたり続けているためだろうか、木の風化が進んでいた。

ここからは、いよいよ歩きの道となり、月山神社へと向かう。  


Posted by こいったん at 22:08Comments(0)お遍路 第二拝(高知)