2013年03月25日

【224】歩き遍路27日目〈その5〉[2012年4月16日]

(42)佛木寺を出発、県道をそのまま進む。しばらくで「民宿とうべや」の看板が立っている。

タヌキがやって来るという話で、一度泊まってみたいと思っているのだが、今回も機会に恵まれなかった。どういう宿なのか、外から見てみよう、という事で、脇道に入っていった。

宿前まで来ると、建物の中から誰かがじっと見ている。宿主さんだろうか。宿泊する訳ではないので、そそくさと立ち去ってしまった。今日は満室のはずである。

車道から歩きの道となり、歯長峠を目指す。真横を走っていた松山自動車道が、どんどん眼下へと遠く離れていく。
今更だが、コツコツと歩いていれば、いつの間にかこんなに高い所まで到達する。

一旦、先程の県道に合流する。森の中を通る道、車は少ない。
再び歩きの道となり、有名?な「きついのは最初だけ」の看板が登場した。ここから歩きの道となる。すぐに休憩所があるが通過する。
勾配のきつい区間もあるが、普通の山道であり、特別大変、という事は無い。

「へんろ道保存協力会」の道しるべがあり、「前方左上送電鉄塔手前歯長峠」と書いてある。この独特の文体は宮崎さんのものだろうか。もう見られなくなるのかなぁ。
峠まではまだまだ遠く、時間が掛かりそうな気がするが、歩いていると意外と早く到着できるものである。  


Posted by こいったん at 21:30Comments(2)お遍路 第二拝(愛媛)