2013年04月22日

【238】歩き遍路28日目〈その8〉[2012年4月18日]

建物は和風だが、案内された部屋は洋室で、ソファ付きとなっていた。部屋にはトイレがあり便利だった。

早速、お風呂へと向かう。脱衣所で元気な青年に会い、あいさつされる。浴室内にももう一人青年がいて、二人で楽しそうに話している。お遍路さんという感じはしない。

つるつる石の湯船にジェット水流が付いていて気持ち良かった。

到着が遅かったので、夕食も少し遅らせてもらう。先程の青年たちもおり、少し質問を受ける。彼らは仕事でここに泊まっているようである。毎日30㎞ほど歩いていると話すと、感心されてしまった。

この宿に泊まる人は、お年寄りが多く、歩く距離も短い方が多いそうである。
そう言われてみれば、(43)明石寺辺りに泊まったお遍路さんは内子町まで歩くだろう。ここに泊まる方は25kmペースとなる。

食事中、60才くらいのおじさんが、テレビのつけ方が分からない、と顔を出してきた。確かに、最近のテレビのリモコンには操作が難しいものが多い。
この方はお遍路さんだったようで、その後、道後温泉で再会し、北条の宿で同宿することになる。

食事を作ってくれたのは従業員の方のようだったが、とても美味しかった。夜間は宿泊客のみとなり、翌朝、女将さんが来られるようである。


うめたこ旅館:一泊二食 6500円 
 ※浴衣、タオル、冷茶あり。トイレ・洗面あり。洗濯代はたぶん無料。乾燥機? 自販機は近くにあり。
    宿泊客:歩き遍路2人、一般客3人  


Posted by こいったん at 20:45Comments(2)お遍路 第二拝(愛媛)