2013年10月10日

【299】歩き遍路34日目〈12〉[2012年4月24日]

夕食の時間となり、今日の宿泊客が集まる。
これまで何度か見掛けていたご夫婦とは初めて話をした。ここで、岐阜から来られた方と分かった。
旦那さんは62才だそう。奥さんは、それよりずっと若く見えた。
沖縄のOさんと共に遍路話に花が咲き、楽しい食事となった。

岐阜の夫婦は、自分とOさんとは同じくらいの年齢と思ったようだが、Oさんが20歳ほど年上であると知って、驚いていた。Oさんは歩いている姿など、背筋がピンとして、とても若く見える方である。話していても、同年代のような気がしてくる。

みなさん、明日は「ビジネス旅館小松」に泊まるそうだが、自分はどうしようか。
そろそろ帰宅しなければならないが、明日一日歩いてそのまま帰宅するか、宿に泊まって翌朝帰るかで、歩きながらずっと迷っていた。結論はまだ出ていない。夜の内に高速道路に乗れば、高速料金が随分と安くなるし、時間的に余裕が出てくる。

いつでも行っているサービスがどうかは分からないが、女将さんから、「ビジネス旅館小松」に泊まる方は荷物を運んであげますよ、と申し出があった。岐阜の夫婦やOさんはこれを利用したようである。

部屋には、宿泊したお遍路さんが書いたであろう本などがあり、読んでいると時間が足りなくなった。


栄家旅館:一泊二食 6000円
      ※洗濯代無料、乾燥機100円。浴衣・茶あり。四畳半の部屋。朝食は6時から。
        宿泊客:歩き遍路4人  


Posted by こいったん at 21:14Comments(0)お遍路 第二拝(愛媛)