2014年12月06日

【439】歩き遍路48日目〈その5〉[2014年2月8日]

へんろ地図で長谷というバス停のある地点までやって来た。ここが県境で、徳島県美馬市となっている。

長谷の集落は、行政区としては三木町に属しており、町営バスも来ているようだった。その少し手前の道を、久しぶりの遍路シールに従って、右に入っていくと国道193号線である。

この国道、高松市につながる幹線道のようで、大型車の通行が多い上に歩道が無い。
今日は雪のため道幅が狭くなっているが、車もそれ程多くないので、先ほどまでと同じように、向こうへ渡ったり戻ったりと道路を横断して、車をやり過ごした。

時折、旧道らしき道もあったので、そちらに入ってみる方が良さそうだったのだが、いつの間にか入り口を見逃していることが多かった。

へんろ地図にも記載のある「うどん山の家」があったが、しばらくお休みします、と張り紙があった。

一ヶ所、短い距離だったが旧道に入る。
橋を渡って国道に出るが、欄干には「香東川」と書かれている。聞いた事がある名前だ。(83)一宮寺に向かう途中の、沈下橋のある川ではないだろうか。

後で調べてみると、やはりあの香東川だった。この、まだ小さな流れの川が一宮寺の方まで続いているのかと思うと、感動である。

この場所には、「キノコノ家」という新しい食事処があったのだが、冬季休業だった。もう少し先、「うどん阿讃亭」は営業している様子だったが、店に立ち寄るのも何となく面倒くさくなってきたので、昼食は非常食で済ませることにした。  


Posted by こいったん at 20:25Comments(4)お遍路 第二拝(香川)