2015年04月16日

【470】歩き遍路50日目〈その4〉[2014年2月10日]

「東照寺」を参拝する。
静かな本堂内では、係の方が厄除けのための商品を細々と販売していた。少々、お経が唱えづらい。

看板によると、弘法大師が満濃池の修築後にここへ立ち寄って、薬師如来像を作ったとのことである。
納経をお願いしてみると、やっていない、との事だった。

「東照寺」を出ると、賑やかな国道11号線を横断する。百十四銀行がある。銀行名が数字になっているのは、地元では見掛けないので、結構面白い。なぜ114なのだろうか。

旧白鳥市街へと入り、東海図版の地図通りに歩き、「白鳥神社」に到着した。

その前に、神社の前にあるおもちゃ屋さんに、興味がいった。今時、個人商店のようなおもちゃ屋さんは珍しい。
中をのぞいて見ると、「くまもん」のぬいぐるみもあるから、何年も時代が止まったまま、同じ商品が置かれている、というわけでは無さそうである。

広い境内の大きな神社で歴史があることが感じられるが、人影は見られない。ウォーキングの方が立ち寄っていったくらいである。

神社の縁起によると、日本武尊の霊が、白鳥になってこの地に舞い降りたのが始まりとされる、という壮大なものであった。四国八十八ヶ所巡りの最後に、この白鳥神社で参拝をして住んでいる場所に帰っていくには、十分足りうる貫禄のある神社だった。  


Posted by こいったん at 20:48Comments(0)お遍路 第二拝(香川)