2015年09月26日

【3巡目-24】 6番安楽寺から11番藤井寺、鴨島市街まで 〈その2〉[2015年1月11日]

遍路道沿いには、要所に「上板町いやしのみちつくり実行委員会」の遍路札が立てられていた。その素朴さが、いい味を出している。

小さな川を渡り、左折して街道から離れる。程なくして、(6)安楽寺に到着した。

山門には、「HPへの掲載を目的とした撮影禁止」の看板がある。なぜ、このような表示があるのだろうか。
過去何度かここの宿坊に泊まらせてもらい、お寺の方はとても感じが良かった。よほどの事があったのだろう。

境内には何人かのお坊さんがいる。何か行事があるようである。その中に、見覚えのある方が。昨日、お接待してくれた和歌山の方だ。
向こうもこちらの事を覚えてくれていて、昨日のお礼をし、少し話をする。この行事のために来られた、との事だった。

これまでは山門を出て左へと進むのが順路と思っていたが、右へ進む表示があったので、その道しるべに従うことにした。

お寺の左側を周る形となるが、突き当りに遍路石がいくつかかたまっていた。
へんろ地図では、少しだけ県道を歩くことになっているが、こちら側が本来の遍路道だったようだ。ほんの少しの距離だが、気が付かなかった。

県道を横断すると、真念しるべ石のある遍路道と合流する。
歩いていると、八朔か何か、果実がなっているのをよく見掛けるのだが、果物にも色々な種類があるので、名前は特定できない。

(6)安楽寺を出発してから20分も経たないうちに、(7)十楽寺に到着した。  


Posted by こいったん at 13:49Comments(0)お遍路 第三拝(徳島)