2016年03月15日

【3巡目-64】 神山市街から、建治寺、別格2番童学寺、13番大日寺まで 〈その4〉[2015年8月16日]

県道21号から、県道207号の丙ルートへと入る。

小さな緑色の果実が成った樹木が並んでいる。これが「スダチ」の木であろう。
調べてみると、98%が徳島県で生産されているとの事だった。他の地方では、なぜ生産されていないのだろうか。

スダチを眺めながら、山里の道を進んで行くと、小さな峠に差し掛かった。
「獄門峠」という、恐ろしい名前の峠である。まるで、時代劇の磔獄門のようだ。

峠を越えると再び、集落が見えてくる。小さな学校があり、一の坂分校となっていた。

道路沿いには20年ほど前に建てられた、(13)大日寺に向けての新しい遍路石がいくつか見られた。

神山森林公園へと向かっているのだが、一向に案内板が見当たらない。
本当に森林公園はあるのかと心配になっていた所、ようやく看板を発見した。

少々古くなっているが、神山森林公園と書いてある。
右に行くと、佐那河内村となっている。
作曲家の佐村河内さんが話題になった時、真っ先にこの村の名前が思い浮かんだのは自分だけだろうか。

[20]大滝寺に向かっていた時も、案内がなかなか見つからず、本当にお寺はあるのか、と思ったことを思い出した。
途中、分校があった所も、よく似ている。  


Posted by こいったん at 15:22Comments(0)お遍路 第三拝(徳島)