2017年05月27日

【3巡目-162】 23番薬王寺から、南阿波サンライン、牟岐、内妻まで 〈その8〉[2016年8月13日]


牟岐に向かって歩を進める。

人の気配がしない林の中の道を歩いていると、先程すれ違った郵便屋さんが戻って来て、バイクを止め、話し掛けてきてくれた。

通行止の区間は大丈夫だったか、との事だった。お遍路さんは見慣れているような雰囲気だった。

南阿波サンラインに入ってから、自動販売機が無かった。
そういうこともあろうかと、2リットルのペットボトルを用意しておいたのだが、眼鏡を無くし大幅に時間をロスするという想定外のことがあったため、水分が残りわずかとなってしまっていた。
のどが渇いていたのだが、少しずつ飲むようにする。

視界が開け、ようやく集落が見えてきた。自販機はないか、と探すが、小さな集落なので見付からない。

東海図版の四国遍路地図のピンクの点線に沿って歩いていくが、道なりに進んでいると、いつの間にか少し逸れてしまったようだ。

そのまま進むと、再び合流出来たようで、その合流地点らしき場所に、探していた赤い自販機が目に入った。
かなり危なかったので、本当に助かった。いざとなったら、川の水で渇きを癒そうと思ったくらいである。その川でさえも見付からないくらいだった。

「灘コミュニティセンター」ということで、腰かけて、ゆっくりと休憩させてもらった。  


Posted by こいったん at 22:25Comments(0)お遍路 第三拝(徳島)