2017年06月02日

【3巡目-164】 23番薬王寺から、南阿波サンライン、牟岐、内妻まで 〈その10〉[2016年8月13日]


牟岐町のローソンを出発し、国道ではなく、草鞋大師がある、ヘンロ地図では点線となっている本来の遍路道と思われる道を進んだ。

しばらく車道を進むと遍路札があり、「入口」と書かれ、空き家へのスロープがある。この空き家が入口とは、室内を通っていくのか、と思いきや、反対側に遍路道への案内があった。

初めての遍路の時に通っているはずなのだが、全く記憶が途切れていた。
大坂峠と呼ばれる、歩きの道へと入る。
ちょっとした上り道なのだが、激しく息が切れてしまい、何度も休憩する。やはりアルコールはまずかった。

この道には思い出があり、十一年前に歩いた折に同宿したり、何度か顔を合わせていた福岡県のご夫婦と、期せずして再会することが出来た峠道であり、久しぶりの探訪となった。

当時は60歳ほどで、まだ青年のようなご主人と信心深そうな奥さんで、途中、明石寺から絵葉書を送って頂いた。
もう70歳を超えているだろうが、元気にしていらっしゃるだろうか。

一緒に休憩した場所があるはずなので、その場所を探しながら歩いていた。
何となくここだったかなあ、という場所はあったが、確信は出来なかった。  


Posted by こいったん at 20:30Comments(0)お遍路 第三拝(徳島)