2014年02月02日

【330】歩き遍路38日目〈その4〉[2012年6月19日]

暗い森の中を歩き続ける。雨は降り続いているが、山の中だからだろうか、風は強くない。まだ午前中だが、写真では夜のようだ。

きっと、この冷たい雨の森の中を歩いているお遍路さんは自分一人だけだろう。そう思うとさみしくなってくる。
そんな時励ましてくれたのが、次々と現れる「丁石」だった。約100mおきに、見事に残っていた。時折心の中で、この丁石に声を掛けながら、山道を進んだ。

少し開けた場所に出ると、草刈りお接待の鎌が置いてある場所に出た。高知県の足摺岬手前、伊豆田峠以来だろうか。
この時は、刈るほどの草は生えていなかった。

それにしても、歩きやすい、素晴らしい土の道が続いている。古の人たちの多くがこの道を歩き続けて、踏み固められて歩きやすくなったに違いない。

突然、舗装道路に合流する。コンクリートの人工物が見える。キャンプ場の跡のようだ。
すぐに歩きの道に戻る。

(65)三角寺を出発してちょうど1時間、峠らしき場所にたどり着いた。
この雨では、座って休むわけにはいかず、しゃがんで一休みするしかなかった。



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この記事へのコメント
草刈りお接待の鎌、初耳です。
お遍路さんに遍路道の草刈りをしろ!と言う事ですか?
置き忘れただけですかね?
Posted by korosuke at 2014年02月02日 11:59
こんばんは。
我々歩き遍路も遍路道の維持に協力出来るよう、わざわざ鎌を用意してくれています。
時間があれば少し草刈りをして下さい、という感じでしょうか。
Posted by こいったんこいったん at 2014年02月02日 20:51
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