2014年10月15日

【425】歩き遍路46日目〈その12〉[2012年6月27日]

【425】歩き遍路46日目〈その12〉[2012年6月27日](88)大窪寺を出ると、幅の広い道路が続いているが、拡張工事が進行中のようであり、昔ながらの細い道も残っていた。

しばらく歩いていると、前方に広島のお姉さんが歩いていた。ゆっくり歩いていたので直に追いついて、一緒に歩くこととなった。今回の遍路旅では、他のお遍路さんとの初めての同行である。

通し打ちであり、歩き始めたのがGWの前ということで、ビックリしてしまった。もう二ヶ月以上も経っている。GW中は知り合いの所で休んでいたので歩いていないそうだったが、それでも日時が掛かっている。
少しずつ歩いているうちに足腰が鍛えられて、結願まで来れたのだろう。

【425】歩き遍路46日目〈その12〉[2012年6月27日]途中からは、善根宿で紹介してもらった、父親と同じ年のお遍路さんと一緒に、テントに泊まりながら歩いていたという。そんな事が現実にあるのだろうか、と不思議だった。危険は無かったらしい。

その方は、伊予三島辺りから旧池田町を通り、高知の方へと帰っていったそうである。

出来るだけ安い宿に泊まるか野宿をしており、今日の宿も悩んでいたが、この先の野宿スポットに向かうことになった。
そして、中萩の善根宿のノートに書いていたのは彼女だった、という事が分かったhttp://masaushi3975.kitemi.net/e65651.html 。

もう一度四国を回ってみたいか聞いてみると、次はこっちの道を歩いてみたい、とか色々出てくる、と話していた。やっぱりみんな同じだなあ。



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この記事へのコメント
こんにちは

同種のようでもあり違うジャンルに属している気もするのが、「野宿派遍路」です。袖触れ合った多くは、女性も含め若者でした。大振りのザックのサイドにぶら下げられたマグカップが歩きながら揺れるのを見ると、とても年寄りには真似のできない道行き。
遍路を「目的」ではなく「手段」と捉えている事、まったく異存はないけれど(私も実はそうだから)、連綿と続く「お接待」を必要条件に組み込む感性はやはり異次元カルチャーです。
うどんを買いに立ち寄った、「千人宿太子堂」を管理なさる山本製麺所若奥さん「もう、やめちゃいたいの・・・」、今の四国一般の住民感情の半分を代表していますね。
受ける側と準備する側の微妙な認識のずれは否めないでしょう。

やはり、遍路たるもの保存協会の遍路シールから外れた道を歩み、普通の四国と触れ合うことも大切な修行だと思います。
Posted by 越前おろしそば at 2014年10月16日 13:13
こんばんは。おそらく、ただ単に善根宿という安く泊まれる宿があるから、深く考えずに利用しているだけなのかなぁと思います。四国を歩いている間に、地元の方の善意で運営されていることや、その他色々なことに気付いてもらえたらうれしいのですが。

何十人の内1人だけでもマナーの悪い方がいると、運営されている方にとってはうんざり、となってしまうのでしょう。誰もが常識を持ち合わせているわけではないので、これは解決が難しそうです。
Posted by こいったんこいったん at 2014年10月16日 21:15
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