2017年12月23日
【3巡目-223】 唐浜駅から、安芸、夜須(手結山)まで 〈その9〉[2017年2月18日]
館内に入ると、若者グループもチェックインした所のようだった。
全体的に一昔風な印象の宿で、個人的には好きな雰囲気である。
夕食の希望時間を聞かれたので、18時半でお願いする。
三階の、二段ベットが二つある部屋を一人で使わせてもらえることになった。
荷物を下ろして、浴場へと向かう。
シャワーの音が聞こえてくるので、浴室内のドアを開けてみると、シャワー室となっており、他のお客さんが使用していた。もう一つの方を使おうとすると、そっちはお湯が出ないですよ、と教えてくれた。常連さんだろうか。
洗濯を行うが、洗濯・乾燥機能が一体となっているものが1台あり、終了まで3時間くらい掛かりそうだった。
投入していると、同じく洗濯をしに来た青年がおり、諦めて戻って行き、申し訳無かった。
2017年12月20日
【3巡目-222】 唐浜駅から、安芸、夜須(手結山)まで 〈その8〉[2017年2月18日]
随分と小ぎれいで、お茶や冷水の飲水器が用意されている。納経帳のような遍路ノートもあった。
すぐ横に、トイレまで併設されていたのには驚いた。
一休みしてから出発する。
「住吉荘」はこの先左折、の看板がある。
この宿に泊まる選択肢もあったが、今回は公共の宿にしてみた。
国道を歩くのは少しで、再びサイクリングロードとなる。
指示に従い左折する。
車道ではあるが、薄暗い林の中を歩き、この道で良いのかなあ、と不安になる。
前方に少し古めの大きな建物が見える。何の施設か分からないが、朽ちた自転車が見えている。ここかなあと思い入ってみると、自転車に乗った少女がいる。
サイクリングターミナルの裏から入ったようで、前方へと周り、本日の宿「香南市サイクリングターミナル 海のやどしおや宿」に到着となった。
2017年12月17日
【3巡目-221】 唐浜駅から、安芸、夜須(手結山)まで 〈その7〉[2017年2月18日]
ごめん・なはり線の建設で、分断されたのだろうか。
海の方に出て、低い護岸に沿って、コンクリートの歩きの道が続く。
土曜日だからか、サイクリングをしている人やウォーキングをする人たちと、たくさんすれ違う。
これだけ利用している人たちがいる、サイクリングロードもあまり無いのでは。
再び、少し内陸側に入り込むと、琴ヶ浜となった。駐車場にはたくさんの車が止まっており、人の姿も見られる。
どこから、と聞かれ、石川県から来たことを話すと、関東の人が多いので珍しいなあ、と言う。
ちょくちょく、お遍路さんに話し掛けてくれているようである。
犬の話などをしながら、しばらく一緒に歩いた。この辺りには、タヌキなど野生動物も出てくる、という事だった。
一旦、国道へと出る。お遍路さん休憩所があるが、もう少し先に老人ホームの一角を利用した休憩所があり、そこを利用させてもらった。
2017年12月14日
【3巡目-220】 唐浜駅から、安芸、夜須(手結山)まで 〈その6〉[2017年2月18日]
階段を上ると海を眺められるようになっており、トイレも完備していることから、国道を走っている人たちの休憩スポットにもなっているようである。
土曜日ということもあり、レジャー風の人たちの姿があった。
早々に出発し、サイクリングロードへと戻る。
防波堤道を歩いていたのだが、いつの間にか、サイクリングロード風に道は変わっていた。
このサイクリングロード沿いには、民家や作業小屋が時折あるのだが、漁具や廃材など色々なゴミがあちこちに放置されているのがかなり目立っていた。
先程休んだばかりなので通過するつもりだったが、チラッと中の様子を見て、あまりにカラフルになっていたので少し立ち寄った。
元々、案山子などがあって賑やかだったのだが、さらにパワーアップしていた。
遍路ノートがあったので、パラパラとめくってみる。
何か書き込んだ方が良いとは思いつつ、だんだん億劫になり、今回の遍路旅では、どのノートにも記さなかった。
数年後、再訪した時に自分の書き込みを発見する、といった楽しみにもなりそうなのだが。
2017年12月11日
【3巡目-219】 唐浜駅から、安芸、夜須(手結山)まで 〈その5〉[2017年2月18日]
鉄道の開業や廃止になった経緯などが展示されていた。一通り、読ませてもらう。
すぐ近くにローソンがあるのでコーヒーを買ってきて、ゆっくりと休憩した。
それにしても、衣服の調整が難しい。
日が差すと暑くて汗が出てくるし、日陰になると寒いし、で、寒いが汗をかきながら歩いている、という言葉がピッタリである。
港を眼下に見ながら進み、防波堤道となる。
黒っぽい砂浜や、青い海を眺めながら歩く。風はあるものの、晴れていて、素晴らしい眺めである。
穴内の辺りまでやって来る。
5年前に歩いた時には、台風により防波堤が決壊してしまい、歩けなかったはずの道である。
復旧工事がされたばかりといった感じで、真新しいコンクリートがきれいだった。その一角で、軽く休憩をする。
少し高い所を歩くようになると、左手に極楽寺がある。手を合わせていこうかとも思ったが、普通の民家の庭に入って行くような感じで、入りづらくてパスしてしまった。
2017年12月08日
【3巡目-218】 唐浜駅から、安芸、夜須(手結山)まで 〈その4〉[2017年2月18日]
この辺りを歩いていると、結構な数で津波タワーが作られていた。以前はあっただろうか?
どれも入口は塞がれており、非常時には蹴破って進入して下さい、と凄い言葉で書かれていた。
安芸川の橋を渡ると、安芸市内となる。
高知県東部の方は、川を渡ると市街地となり、旧道が左手になることや、橋の手前で道が二股になり、一方が行き止まりとなっている、といった、似たような風景が繰り返される印象がある。
静かな市街地へと入り、大きなパチンコ店跡を右に見ながら、交差点を左折する。レトロな看板が残る郵便局がある。
角にタクシー会社があったが、トイレマークが書かれていたので、お遍路さんも自由に利用出来るのかも知れない。
遍路シールに従って左折したのだが、へんろ地図ではそのまま直進が正解だった。
区画整理された道が広くなった商店街に出てきた。この辺りは記憶に残っている。一巡目に歩いたのは、もう12年も前の事になる。
街外れまで来ると、和風な公園とトイレがあったので、利用させてもらう。その先、10分弱でカリヨン広場に到着した。
2017年12月05日
【3巡目-217】 唐浜駅から、安芸、夜須(手結山)まで 〈その3〉[2017年2月18日]
近くの会社からも、歩いて店にやって来る人たちもいる。このお店で昼食とすることにした。
入口にメニューが貼りだしてあったので、店内に入ってから狼狽しないよう、何を注文するか決めておくことにした。
わかめうどん2玉、に決めて、中へと入る。
先に入った人たちの後ろについて、順番を待つ。テーブルについて注文する方法ではないようで、慣れないシステムに戸惑う。やはり、頼む物を決めておいて良かった。
最近は異常に汗をかくので、薄着になり、汗拭き用のタオルも用意する。
会話が何となく聞こえてきて、マラソンがどうのこうの、と話をしている。自分も先日、金沢マラソンに出場した所なので、マラソンと聞くと、何やら気になる。
後で分かったのだが、翌日には「高知龍馬マラソン」が開催されていた。この大会に出場するのか、ボランティアで参加するか、だったのだろう。
食べ終わる頃には、店内もすいてきていた。もう少し時間をずらせば、ゆっくりと出来ただろう。
防波堤歩道を進んでいたとしたら、出会えないお店だった。
2017年12月02日
【3巡目-216】 唐浜駅から、安芸、夜須(手結山)まで 〈その2〉[2017年2月18日]
その奥にも洞窟があり、お子様が入っても危険はありません、となっていたので、入ってみた。お地蔵さんが奉られていた。
通り抜け出来るようになっており、車道へと戻る。
旧道との合流地点にヘンロ小屋のような建築の休憩所があり、一休みさせてもらった。浜千鳥公園、ということである。
旧道を少し歩くと、「道の駅大山」となった。土曜日ということもあってかそれなりに人が集まっていて、少し安心した。
先程休んだばかりだが、缶コーヒーを買って、軽く休憩する。昼間には定食の提供も行っているようだった。
歩きだったら行けないかなあ、と様子を窺ってみるが、難しそう。
車は通れない道だから、歩きの人用の看板だったようである。
諦めて旧道へと戻ろうとすると、電信柱に逆打ち用の遍路シールが貼られていた。逆打ち、としっかり印刷されているものは初めて見たかも知れない。
旧道から新道へと出ると、車が頻繁に行き交っていた。国道55号線を歩き、伊尾木という町まで来たのは、正午頃である。
2017年11月29日
第15回 大和路まほろばツーデーウオーク(奈良県) [2017年11月25日・26日]
「第15回 大和路まほろばツーデーウオーク」
に参加してきました。
奈良県は、中学校の修学旅行で、奈良公園や奈良ドリームランドには行きましたが、それ以来となります。
橿原市など、南の方には行ったことがありませんでした。
先週、「おわせ海・山ツーデーウオーク」に参加したばかりで、また出場。すっかりはまっています。
一日目、二日目とも、30kmのコースです。最長コースの参加者は、初日は300人、二日目は250人位でしょうか。

名前も知らなかったのですが、随分と大きく立派な神社で驚きました。
一日目は、高取城という、日本百名城になっている山城へ登ったり、聖徳太子が生まれたというお寺(本当?)の前を通ったり、明日香村の長閑な風景を楽しみました。
唯一、聞いたことがあるというか、楽しみにしていた石舞台古墳も見学してきました。
昨日も今日も、たくさんの名所・旧跡を巡り、ほとんど覚えきれません。知らなかった場所がこんなにあったとは。
大神神社は、結構な賑わいでした。
この日は平地が多く、いつものようにのんびりと歩いていたら、到着はビリから5番目だったみたいです。
一応、時速4kmペースで歩いてはいるのですが、他の参加者の歩くペースは速いですね。休憩もそこそこに歩いています。
肝心のパスポートを忘れてしまい、判子を押してもらえませんでした。歩き遍路で納経帳を持っていかなかったようなものです。
33年ぶりの奈良県からでした。
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2017年11月26日
【3巡目-215】 唐浜駅から、安芸、夜須(手結山)まで 〈その1〉[2017年2月18日]
「香南市サイクリングターミナル 海のやどしおや宿」に連絡してみると、和室の部屋は空いていないが、ベットの部屋なら、と無事に本日の宿を確保することが出来た。
午前10時20分から歩き始める。
道端には、あまり見掛けない、レンゲソウが咲き誇っていた。まだ2月だが、春のようである。
出発し数分で、前回区切った、安田明神バス停に着いた。三ヶ月前には道路工事をしていたが、すっかりきれいになっていた。無人販売所にはポンカンが売られていた。
とりあえず、「道の駅大山」を目指して国道を進んで行く。
菜の花がすでに咲き出していた。高知はすっかり春である。
新しい分岐があり、へんろ地図にも載っている、大山トンネルが完成していたが、旧道へと入る。
新道は道の駅を通らなくなっているが、経営的に大丈夫なのだろうか。
大山岬に近付き、さらに海側への道があったのでそちらに入ってみる。
まだ新しい感じのトイレと喫茶店、そして立派な岩窟があった。このような場所があるとは知らなかった。へんろ地図を確認してみると、赤い線が引いてある道だった。
2017年11月23日
【3巡目-214】 第24回 区切り打ち 出発[2017年2月17・18日]
夜の7時過ぎに金沢を出発、金沢西ICから高速道路に乗り、賤ヶ岳SAで夕食、今回は京都や大阪を通る名神高速道路を走りました。
仮眠場所に考えていた淡路島には夜中の0時半過ぎに着いたのですが、いつものような眠気に襲われず、まだまだ元気。
思い切ってもう少し走ることにしました。
何故か眠くならず、結局、「道の駅日和佐」まで一気に来てしまいました。深夜2時半です。ここで車中泊することにしました。
地図を見ると、野根の辺りから室戸岬を通らずに奈半利へと抜ける国道があり、この道を利用することに。
野根山街道と呼ばれる歴史ある道のようですが、車のすれ違いが難しい道が続きます。幸い、対向車には滅多に会いませんでした。
10時過ぎに唐浜駅に到着。この駅に三日間、車を置かせてもらうつもりで、念のため、ダッシュボードには「歩き遍路中です」と書いた紙を置いておくことにしました。
2017年11月20日
第14回 おわせ 海・山ツーデーウォーク(三重県) [2017年11月18日・19日]
「第14回おわせ海・山ツーデーウォーク」
に参加してきました。
紀伊半島は未踏の地、三重県に行ったのも初めてで、これでまた、行ったことが無い県が一つ減りました。
道路標識に、「津」、とか出てくると、ワクワクしてました。
これが、初「熊野古道歩き」です。
尾鷲と言えば、雨が多い町。土壌の流出や草木の繁茂を防ぐため、石畳が多く使われたそうです。
雨降りの中、転倒に気を付けながらソロソロと歩きました。
140人程が、このコースを歩いたようです。
この日は、お隣の熊野市にある、「古民家ゲストハウス わがらん家」に宿泊しました。ゲストハウスに泊まるのも初めてです。一生懸命におもてなしをしてくれました。
最近の歩き遍路では、ちょっとした山道でも息が切れるので少々不安でしたが、ノンストップで頂上へ行けました。
気温とか荷物が無いこと、一人ではなく、他の参加者がいることで違ってくるのでしょうか、不思議でした。
この道もやはり石畳が多く、四国とは違うなあ、という点です。
二日間とも、同じ敷地内にある「夢古道の湯」で疲れを癒しました。
パスポートを購入し、スタンプを押してもらうことで、励みになっているのでは。
← 世界遺産に反対されていた方もいたようです。
何本かこうした木がありました。
2017年11月15日
『歩き遍路』を始めるきっかけとなったTV番組
昨秋の記事が終わりましたので、閑話休題。
歩き遍路を始めたきっかけについてです。
こう書くと何か重いものを感じてしまいますが、自分にとってのきっかけは記事に出来る程度のもので、一本のドラマを観た事から始まりました。
それがこのドラマ。
2004年に放映された、「家栽の人」というヒューマンドラマのスペシャルです。
あらすじは、犯罪を犯してしまった少年(伊藤淳史)が、マスコミの取材から逃れるため、支援者(風間杜夫)と共に四国遍路に出る、更生のために裁判官(時任三郎)が動く、といった内容です。
このドラマに覚えがある方はいらっしゃるでしょうか?
「お遍路さん」、という存在を知ってはいたものの、考えた事もありませんでした。それがこのドラマを観て、若い人でもお遍路するのか、自分もやってみようかなあ、と思った訳です。
と言っても、いきなり歩き遍路をする勇気も無く、翌年(2005年)、とりあえず行ったことが無い四国へドライブに、という名目で出発。明石海峡大橋を渡る頃には、もうヤル気満々になっていました。
このドラマは、TBSのオンデマンドで観ることが出来るようです。
https://tv.rakuten.co.jp/content/39074/
次回からは、2月に(27)神峯寺の麓から、(32)禅師峰寺の麓まで歩いた記事となります。
歩き遍路を始めたきっかけについてです。
こう書くと何か重いものを感じてしまいますが、自分にとってのきっかけは記事に出来る程度のもので、一本のドラマを観た事から始まりました。
それがこのドラマ。

あらすじは、犯罪を犯してしまった少年(伊藤淳史)が、マスコミの取材から逃れるため、支援者(風間杜夫)と共に四国遍路に出る、更生のために裁判官(時任三郎)が動く、といった内容です。
このドラマに覚えがある方はいらっしゃるでしょうか?
「お遍路さん」、という存在を知ってはいたものの、考えた事もありませんでした。それがこのドラマを観て、若い人でもお遍路するのか、自分もやってみようかなあ、と思った訳です。
と言っても、いきなり歩き遍路をする勇気も無く、翌年(2005年)、とりあえず行ったことが無い四国へドライブに、という名目で出発。明石海峡大橋を渡る頃には、もうヤル気満々になっていました。
このドラマは、TBSのオンデマンドで観ることが出来るようです。
https://tv.rakuten.co.jp/content/39074/
次回からは、2月に(27)神峯寺の麓から、(32)禅師峰寺の麓まで歩いた記事となります。
2017年11月12日
【3巡目-213】 第23回 区切り打ち 帰宅 [2016年11月21・22日]
三日間歩いた道を、バス一本で辿ることが出来るのは嬉しい。今日、昨日、一昨日の道程を思い出しながら、車窓からの眺めを楽しむ。
歩いているお遍路さんは、三人見掛けた。
途中、室戸岬辺りのバス停から一般の旅行客風の青年が乗り込んできたのだが、へんろ地図のコピーを眺めていた。どういった遍路スタイルで周っているのだろうか。
バスには、3人のお客さんが乗り込んでいた。
遍路装束を解き、金剛杖の先を洗ったりする。
駐車料金は、1600円も掛かってしまった。
国道55号線を走り、お盆の時と同じ、(23)薬王寺の駐車場にある薬王寺温泉で汗を流し、小松島のガストで夕食とし、徳島市内のいつものスタンドでガソリンを入れて、四国を離れた。
最近、このパターンが多い。
徳島市内を午後7時過ぎに出発、舞鶴若狭道の三方五湖PAで車中泊、金沢には翌日午前中に帰り着くことが出来た。
[完]
本日のコースタイム
ホテルなはり7:56→輝るポート安田9:28→10:53(27)神峯寺11:43→12:48安田明神バス停
安田明神13:19→






歩行距離:14.7km
歩数 :25690歩
最高気温:19.1℃
最低気温:16.0℃[室戸岬]
2017年11月09日
【3巡目-212】 奈半利から、27番神峯寺まで 〈その7〉[2016年11月21日]
途中には、犬や鶏をたくさん飼っている場所があったり、荒れ地に新しい東屋が立っている場所がある。化石体験の看板があったので、この辺りでは化石の発掘体験が出来るようである。
道を下って行くと、左手下方に、建物と大きな広場が見えてきた。唐浜駅のようである。
田舎の小さな駅を想像していたのだが、遠目で見る限りでは、物産販売所でもありそうにも見える。
何台かの車も止まっており、次回の区切り打ちでは、この駅に車を止めて歩き始めることが出来そうである。
(27)神峯寺から1時間ちょっとで、今回の遍路旅の最終地点、安田明神バス停に到着した。
時刻は12時48分で、甲浦駅行きバスの時間までは30分程ある。バス待合所があったので、濡れた衣服を脱ぎ、腰を落ち着けた。
バスベイ一杯を使って無人販売所が伸びているが、大分古くなっており、商品はほとんど無かったと思う。
目の前の国道では、たまたま工事で片側交互通行となっており、警備員さんが一生懸命に働いている。
やって来たバスに乗り込んで、車を止めてある、東洋町生見へと向かった。
2017年11月06日
【3巡目-211】 奈半利から、27番神峯寺まで 〈その6〉[2016年11月21日]
幸い、庇のある休憩所があり、ここで昼食とすることにした。
「輝るポート安田」で買っておいた、おにぎりやサンドイッチを頬張る。
今回は、麓にある「安田明神」バス停から帰宅するつもりである。
予定していたバスの時間に間に合うか、気にしながら歩いていたのだが、順調に歩くことが出来たので、大分、時間的に余裕がある。ゆっくり過ごさせてもらった。
それにしても、平日のシトシト雨は、寂しさも倍増する。
まだまだゆっくり出来たのだが、退屈さもあり、ゆっくりと歩いて行くことにした。ポンチョを羽織って出発する。
調べてみると、間下というのは、神峯寺の東の麓にある集落だった。ここからの歩きの道が出来たのだろうか。
来た道を戻る。車道の横断を繰り返す場所では、もし車が走っていたらレースが出来るかも知れない。ヘアピンカーブを、歩きの道は一直線である。
30分で、新しく出来た農道との分岐へと戻って来た。今回は、まだ歩いた事が無い、この道を進んでみることにした。
2017年11月03日
【3巡目-210】 奈半利から、27番神峯寺まで 〈その5〉[2016年11月21日]
標識では、ここから(27)神峯寺まで35分となっている。
しばらく上ると、右手に敷地がだだっ広い新築の大きな家があり、門扉は固く閉ざされている。
別荘という訳でも無さそうで、周囲の風景とは不釣り合いな印象の不思議な家がある。
車道から歩きの道への分岐までやって来た。
ここからは、車道を横断しながら進む、真っ縦の遍路道となる。
ただ、言われているほどにはきつくはなく、普通の山道を歩く感覚である。
最後の車道が一番勾配がきつく、何度か息を整えながら歩き、(27)神峯寺に到着した。
山門をくぐり、納経所を過ぎてすぐに「神峯の水」と呼ばれる滝が流れ、自由に湧水を飲むことが出来るようになっており、喉を潤す。
汗をかいたこともあり、何杯も飲ませてもらった。自然の水だから、きっと身体にも良いだろう。
神峯寺からさらに上には、神峯神社や展望台があるようで、一度行ってみたいと思いつつ、今回もやはりそんな元気はもう無く、行けずじまいでした。
参拝後、納経所へ。住職さんかどうか分からないが、気を付けて、と丁寧な声掛けをしてくれた。年配の男性のお坊さんに親切にされることは滅多に無いので、印象に残った。
2017年11月01日
第3回 金沢マラソン 2017② ~お遍路さんが走っていた~
「金沢マラソン2017」の続きです。
YouTubeを見ていたら、お遍路さんらしき姿で走っているランナー、発見!
なぜ石川県に?
はっきり分からないのですが、菅笠に輪袈裟、白衣、白いズボンを身に着けているように見えます。
33分21秒付近、奥の方に写ってます。
少々分かりにくいので、別の動画がアップされたらまた、探してみます。
ちなみに自分は、44分24~27秒辺りで、チラッと登場。
最後尾から出発しているので、その後に登場しているランナー全部を追い越していることになります。
1000人位、抜かしたでしょうか。そう考えると、凄いですね~
YouTubeを見ていたら、お遍路さんらしき姿で走っているランナー、発見!
なぜ石川県に?
はっきり分からないのですが、菅笠に輪袈裟、白衣、白いズボンを身に着けているように見えます。
33分21秒付近、奥の方に写ってます。
少々分かりにくいので、別の動画がアップされたらまた、探してみます。
ちなみに自分は、44分24~27秒辺りで、チラッと登場。
最後尾から出発しているので、その後に登場しているランナー全部を追い越していることになります。
1000人位、抜かしたでしょうか。そう考えると、凄いですね~

タグ :金沢マラソン金沢マラソン2017
2017年10月30日
第3回 金沢マラソン 2017 ~最後尾から出発です~
昨年は、制限時間7時間の所、6時間57分27秒という、ギリギリのタイム。
今回も、練習無しの一発勝負でトライです。
昨年は、途中のトイレで15分近くも待たされたため、大幅に時間ロス、今回は出発直前にトイレへ行くことに。
ランナー整列に間に合わないので、最後尾からの出発となりました。
最後尾の方が、出発まで座って待つことが出来ましたし、コスプレランナーもいたりして、とても良かったですよ。
これも前回の教訓で、疲れたら歩くことにしました。
昨年よりは、身体の痛みは和らいだようです。
当日同じく行われる予定だった、横浜マラソンが悪天候のため中止、金沢も雨が降り続けるあいにくの天候となりましたが、必死に走り(歩き)ました。
結果は、「6時間26分52秒」で完走となりました。
無事に目標タイムをクリア。
感動でしょうか、ゴール後には、歩き遍路でも流したことが無い、美しい涙が溢れてきました(笑)
面白かったのは、沿道の方から、「お父さんがんばって~」と、複数の声を掛けられてしまいました。顔や走りが、じじくさかったのでしょうか。
終了後には飲食ブースで、ビールを飲んで一人で乾杯、能登豚も食べたりしながら、終了時間までのんびりと過ごしました。
タグ :金沢マラソン2017金沢マラソン
2017年10月28日
【3巡目-209】 奈半利から、27番神峯寺まで 〈その4〉[2016年11月21日]
見覚えのある、石のオブジェのようなものがある場所に出る。ここから、通常の遍路道と合流した。
住宅街を抜け、田んぼの中の車同士がすれ違えない道となる。この辺りには、大きなビニールハウスがたくさん見られた。
古い集落内を抜けると、鉄道の高架下に出てくる。神社の鳥居がぽつんとあったり、何か説明版もあったり、とここもよく印象に残っている場所である。
ここから、いよいよ(27)神峯寺への上りとなる。
新しい標示板があり、お寺までの距離と歩いた場合の時間が書いてある。この場所から3.2km・徒歩60分となっている。実際に山門まで59分だったから、ピッタリである。
結構頑張ってのタイムで、この手の標識にしては厳しい時間設定となっていた。
上り道が続くが、車道ということもあり、まだ楽である。谷向こうに、新しい農道らしき道が見え、一人のお遍路さんが歩いている姿が遠目に見えた。