2020年07月04日

【3巡目-551】 48番西林寺、49番浄土寺へ [2019年2月18日]〈その13〉

(48)西林寺を出立、早々に「大地の母」という、広島風お好み焼きのお店があった。
ここで昼食にしようか、と店前まで来ると、昼の営業は午後3時までとなっていた。あと10分しかない。諦めることにした。

この店の所で左折するのが遍路道だったようだが、目印には気が付かなかった。いずれにしても、食事場所を探して県道を直進するつもりでいた。

県道沿いにはコンビニはあるものの、食堂などは無かった。そうこうするうちに、国道11号線という大幹線道路にぶつかった。左折して、国道を進む。
マクドナルドやはなまるうどんなど、郊外型の飲食店はあったものの、希望の店は見つからなかった。

遍路道との合流地点に「豚太郎」と言う、ラーメン屋さんがある。やっとラーメン屋が見つかった、と中に入る。これだったら、普通に遍路道を歩いてくれば良かったなあ。

時刻は午後3時を過ぎているので、空いていた。お座敷を選び、靴下を脱いで、この先の行程を計画しながらゆっくりと過ごさせてもらう。

麺は太い方が好きなのだが、細麺だった。と、昔だったら食べられたら良い、という感じだったが、最近では味にまでこだわるようになってしまった。どんどん我が儘になっていく。  


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2020年07月01日

【3巡目-550】 番外丈ノ渕、48番西林寺 [2019年2月18日]〈その12〉

遍路道を離れ、県道207号を進む。
食事が出来る場所を探すが見つからないまま、通常の遍路道と合流してしまった。

壮大な枯れ川となっている、重信川の大きな橋を渡る。
時間は押しているのだが、水が湧いているという、番外の丈ノ渕に立ち寄ることにした。

「丈ノ渕公園」となっており、割と広い駐車場に、多くの人が訪れていた。誰もいない場所を想像していたから、少々戸惑う。
どうやら、入って左半分は親水公園となっているようで、子供を連れた家族連れで賑わっていた。右半分が、弘法大師ゆかりの地、ということになるのだろうか、池とお大師さんの銅像があった。

公園を通り抜けて、反対側から出て、(48)西林寺沿いの県道へと戻って来る。
うどん屋さんがあり、お遍路さんグループが出てきた所だった。食事場所を探しているが、ラーメン屋かファミレスを、と選んでいる。

午後2時を大きく過ぎて、(48)西林寺に到着した。
幸い、先程うどん屋さんから出てきたおじじ3人組もお参りしており、貸切にはならなかった。

相変わらず、札所では誰もいないことも多く、全国に知られた四国遍路と言えども寂しい状況である。

(47)八坂寺に続き、ここのお寺も、どんな境内だったろうか思い出すことが出来ない、という状況である。  


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2020年06月28日

【3巡目-549】 別格9番文珠院、48番西林寺へ [2019年2月18日]〈その11〉

別格9番の文珠院は、衛門三郎の生誕地だったろうか、銅像が建てられていたが、遍路開祖、となっている。
遍路を始めたのは、お大師さんじゃなくて衛門三郎さんだったろうか、分からなくなってきた。

参拝を終え納経所へ向かうと、住職さんだろうか、納経書きの方が何か作業をしているようで、スタンバイしていた。
88ケ所のお寺でさえ、ブザーを鳴らして呼ぶことが増えてきたが、意外と別格のお寺の方が人がいたりする気がする。

境内のベンチで、宿で作ってもらったおむすびの残りを食べてから出発する。
少し腹ごしらえはしたものの、どこかで遅い昼食としたい。このまま遍路道を進んでも食事が出来そうな場所は無かったはずなので、道を変えることにする。

[9]文珠院を出発、すぐに自販機があり、缶コーヒーを飲む。
再出発し、適当な場所で右折して、大通りに出ることにしたが、行政シールが貼ってあり、驚く。どうやら、偶々四国のみちになっていた所を歩いていたようである。

県道207号に出ると、消防署があり、お遍路さん向けに、道案内やトイレにお気軽にお立ち寄り下さい、という、新しい看板が取り付けられていた。遍路道沿いではないので、車遍路用だろうか。

写真は、別の消防署で撮ったものだが、同じ看板である。
その後、他の通り掛かった消防署でも見掛けたから、最近、お遍路さんへのお接待を始めたのだろうか。嬉しいことである。
  


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2020年06月25日

【3巡目-548】 47番八坂寺、別格9番文珠院 [2019年2月18日]〈その10〉

(47)八坂寺に到着する。
この辺り、札所が続くことから、一つ一つのお寺の印象が薄く、どんな境内だったか、なかなか思い出すことが出来ない。
確か、荷物を置いていたベンチから駐車場が見えていたような。

賽銭箱の所にお守りがいくつか売られていた。お代は箱の中へ、ということで、(45)岩屋寺で同年代位のご夫婦から頂いたお接待のお金で、「さくら守り」というお守りを買わせてもらうことにした。

お賽銭にでもして下さい、との事だったので、これで役目を果たせるだろう。手元に、お接待してもらった思い出も残ることになる。

(47)八坂寺からは、歩きの小道を進む。
視界が開けると、大きなため池がある。下の車道を歩いたが、池の堤を歩いても合流出来るので、そちらの方が楽しめそうである。

集落の中の細い道となる。運が良ければ、この狭い道に大型の路線バスが走り抜ける壮観な姿が見られるかも。

程なくして、別格9番の文珠院に到着した。
遍路道沿いにあるのだが、参拝するのは初めてである。108ヶ所満願まで、あと2寺となった。  


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2020年06月22日

【3巡目-547】 46番浄瑠璃寺、47番八坂寺 [2019年2月18日]〈その9〉

里山から街中に下りて来て、民家がたくさん立ち並ぶようになってきた。

狭い車道を進むと、遍路宿の「長珍屋」さんが見えてきた。一度泊まってみたいと思っている宿なのだが、なかなか日程が合わない。

すぐ向かいの(46)浄瑠璃寺に到着したのは、午前11時46分だった。

へんろ地図の距離表示が少し違っているようで、思ったよりも早い到着となった。
山門が無いので、道路から石段を上がったらすぐに境内となる。

参拝をし、いつもだったらゆっくり休憩する所だが、修行だと思って早々に出立する。

(46)浄瑠璃寺からは、境内に歩き遍路用の道しるべが設置してあり、横側から出る形となるが、ここは一旦入口から出ることにする。

古い遍路石も残っている小道を、右に左に進む道となる。道しるべ通りに歩く。
途中からは、田畑が広がるようになり、少し標高が高い場所のため眺めも良く、天気が良いことも重なって、のどかな道中となった。

すぐに集落の中へと戻り、一直線の道路、約150m程先に、(47)八坂寺がもう見えてきた。小ぶりで門の下にベンチを設けた、独特の山門である。
(46)浄瑠璃寺から12分での到着でした。  


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2020年06月19日

【3巡目-546】 46番浄瑠璃寺へ [2019年2月18日]〈その8〉

「網掛石」を出ると、榎集会所を目標に歩く。
二つのルートの分岐点となっている。

わりと早くに集会所が見えてきた。道しるべは直進を示しており、ここで橋を渡った記憶もない。これまでは直進していたのだなあ、と思い右に曲がる。
へんろ地図では、すぐに丹波バス停があるはずなのだが見当たらない。

おかしいなあ、と思いつつ前へと進むと、もう一つ下流の橋からの道が合流してきた。道しるべもある。

結論から言えば、へんろ地図の榎集会所の場所は間違えているようで、実際にはもう一本上流の橋の袂にある。今歩いてきた道は、遍路道では無かった。

ここから先は歩いたことがある気がするので、橋を渡って対岸へと戻り、もう一方の、へんろ地図では下側の道を進むことにした。

しばらくは退屈な車道を進み、田園地帯を横断し、もう一方の遍路道と合流した。
多分こちらは昔からの道ではなく、安全に歩けるから遍路道に指定されているのではないだろうか。

両側に民家が並ぶ狭い車道が続く。少し開けた場所になってきたかなあ、という所に坂本小学校があった。三坂峠からの下り道で、励ましのメッセージを付けてくれていた学校である。
もっと田舎にあるのかと思っていたが、わりと大きくて、都市の郊外の小学校という感じがした。  


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2020年06月16日

【3巡目-545】 三坂峠 [2019年2月18日]〈その7〉

三坂峠の長い坂を下る。
松山市街がやや霞みつつも見渡すことが出来た。

小学生による遍路札が励ましてくれる。恐らく、ここ数ヶ月中に付けられたものだろう。
古くからの道しるべが土に還りつつある中、新しい札が取り付けられているのは嬉しいことだった。

三坂峠から長い下り道を進み、土の道から簡易舗装の道路になるとさらに急勾配となる。峠から44分も掛かり、ようやくお接待所の「坂本屋」に辿り着いた。

冬場を除く土日だけの開設と聞いており、残念ながら今日は扉が閉じられている。
トイレは自由に使えるようになっているので、お借りすることにした。ベンチは屋根下にあり、雨の日でも一休み出来そうである。

坂本屋からは里山を歩く、といった言葉がピッタリで、車通りの少ない車道や、ちょっとした山裾の小道に入ったりと、天気が良かったこともありのんびりと歩くことが出来た。

「網掛石」まで来た所で、草の上に座って一休みすることにした。「いやしの宿八丁坂」にて作ってもらったおむすびを一個食べ、のどかな時間を過ごす。草の感触が気持ち良かった。

道路を挟んでお大師さんがジッとこちらを見ている。網掛石は、確かに石に網を絡めたようになっていた。
この先、へんろ地図では、二つのコースに分かれることになっている。これまでどちらを歩いたのか、全く覚えていない。今回は歩いていない方の道を進んでみよう、と少々気合が入っていた。  


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2020年06月13日

【3巡目-544】 三坂峠へ [2019年2月18日]〈その6〉

三坂峠へ向かって、気が付かない程度に上り道が続いていく。
日差しがあり、暖かくなってきた。午前9時頃になると、好天で霜が溶け出してきたようで、電線から水滴が地面に落ちてきて路面が濡れていた。

黙々と峠へ向かって歩みを進める。新しく出来た無料の三坂道路入口を過ぎると、車はほとんど通らなくなった。

国道をひたすら歩くのだが、一ヶ所だけ、遍路宿「桃李庵」の所で短い歩きの遍路道があるので、そちらの方へ入ってみる。
遍路シールなども薄くなって分岐が分からなくなっており、知っていないと通り過ぎてしまうだろう。

国道から砂利道へと入る。「桃李庵」の建物を横目に見ながら、小さな丘を越える遍路道である。
ちょっとした上りなのだが、息が上がってしまった。

三坂峠までやって来る。
通り過ぎる車も無く、すっかり寂れてしまった印象である。前回利用した、並んでいた自販機は撤去されてしまっていた。
一匹のワンちゃんが、人恋しそうにこちらへと近付いて来た。こうやって、たまにやって来るお遍路さんをお迎えしているのだろうか。

峠への歩きの道へと入る。入口にはまだ新しい、悪路通行注意、の看板が立てられていた。危険と感じた場合には引き返すように、と書かれている。
ただ、峠からの急坂を降りた所で、引き返す力のあるお遍路さんはいないだろう。
  


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2020年06月10日

【3巡目-543】 千本峠④、三坂峠へ [2019年2月18日]〈その5〉

車道に出て道をドンドン下って行く。
久万川の橋の手前に、へんろ地図にも掲載されているトイレがある。国道沿いにあるのではないのでご注意を。

橋を渡り少し上がると国道33号線、通常の遍路道と合流であるが、その橋を渡ってすぐの所に「仰西渠」という、江戸時代に固い岩をくり抜いて水不足に悩む農民を救うために造られた、という用水があった。
ちょうど国道の下辺りに並行して流れている。

水路に沿って遊歩道があるのでそのまま進むと、終点辺りで国道へと上がることが出来た。ここからしばらくは国道歩きである。

黄色いペンキが目立つ、産直所だろうか、この辺りで一休み出来そうな場所はここしか無かったはずである。

ベンチに腰掛けようかと思ったら、埃を被って座れそうもない。駐車場の植え込みの石の上で座らせてもらうことにした。
トイレも自由に利用できるようになっていた。缶コーヒーを買って一休みする。

出発して歩き出す。50メートルほど進んだだろうか、前方から松山行きのバスがやって来た。
アレっ、おかしいぞ、こちらも松山へと向かっているのに、という事で、反対方向へと歩いていることに気が付いた。自分としては珍しい間違いである。バスのおかげで、ちょっと進んだだけで気が付けて助かりました。  


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2020年06月07日

【3巡目-542】 千本峠③ [2019年2月18日]〈その4〉

千本峠を越え、高野の集落までやって来た。
ぽつぽつと民家がみられる。前回立ち寄らなかった展望台とやらに行ってみよう、と思い、少しコースを離れる。100mほどの寄り道となる。

道路にポールが置かれて、私設展望台となっている。どういうことか、と取りあえず行ってみることにした。
てっぺんにある民家の敷地内に展望台があるようで、料金は100円、100円がもったいない方は入場禁止、との事である。

100円が勿体無いので、入らないことにする。ちょっと嫌な気分になる。

その手前に四国のみちの東屋があるので、こちらで一休みすることにした。ここなら出入り自由だろう。

恐らく、展望台に入れば久万高原の街が一望出来るのかも知れない。こちらからは、街の端っこの方が、やや霞みつつもかろうじて見えていた。

高野の集落から、麓に向かって降りて行く。
今朝、あれだけ寒かったので、霜が降りて、一面真っ白である。

写真の場所で、車道から歩きの道へと誘導され下って行くと、別の集落が現れた。
一ヶ所だけ、枯れ藪の中に入って急坂を行く場所があり、この道で合っているのかなあ、ということがあったが、降り切った所に四国のみちの木柱があったので、正解だったようである。  


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2020年06月04日

【3巡目-541】 千本峠② [2019年2月18日]〈その3〉

森の中から、開けた場所に出てくる。
千本高原キャンプ場というのがあるらしい。車で来れる別ルートがあるのだろうか。

ちょうど、朝日が射しこんできて、周囲がオレンジ色に輝き、いい感じになってきた。

再び森の中へと入って行く。
スギ林の中に人知れず、遍路石やお地蔵さんがポツリと鎮座している。何だか愛おしくなってくる。

案内板などなく、どこが千本峠かはっきりと分からなかったが、いつしか道は下りになってきた。上りは終了か、とホッとする。

通行禁止の貼り紙が打ち捨てられていた。その通行止だった区間を進んだが、問題なく歩けたから、修復工事をしてくれたようである。どこが工事をしてくれるのだろうか。

峠らしき場所は過ぎたのだから後は下りが続く、と思っていたら、再び山の斜面に沿って上りの道が続いているのが視界の先に見えており、げんなりする。

東海図版の地図で確認して見ると、昔の道は消えてしまったようで、この道は代替路という事になるのだろう。
この、上りの道を登り切ると、民家が見られるようになってきた。  


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2020年06月01日

【3巡目-540】 千本峠① [2019年2月18日]〈その2〉

今回は、へんろ地図から抹消されてしまった、「千本峠」を歩くつもりでいる。

一時、災害による被害で通行止になっていたが、現在はどうなっているだろうか。
10年前にも歩いているので、峠への入口は何となく覚えている。

四国のみちの木柱があるが、枯草に覆われかけている。
道路の反対側には、へんろ道保存協力会の立杭があるが、そのまま県道を進むようになっていた。この峠道もいずれは消えてしまうのだろう。
特に通行止などの表示は無いので、まだ薄暗い中、山の中へと突入する。

しばらくは、砂利道となっている林道を上って行く。冷えた身体が徐々に火照ってくる。

一旦、峠への道に入ってしまえば、遍路札や四国のみちの案内など、要所にあるので、道に迷うようなことは無かった。

林道から歩きの道へと入る。「伐採作業中」との看板がある。
実際に、キャタピラーの踏み跡でボコボコになった道が登場して、ちょっと驚いてしまった。
看板を出してくれているのは、四国のみちにもなっているので規則からなのか、それとも歩き遍路のためにと思ってなのだろうか。

山道を進むと案内板があり、「開拓の地千本高原」千数百年前に開拓され、畑野川開拓の第一歩をしるした所、という事である。そんな昔から人が入り込んでいたような場所だったとは。  


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2020年05月29日

【3巡目-539】 「癒しの宿八丁坂」から、千本峠、51番石手寺、松山市駅まで [2019年2月18日]〈その1〉


昨夜は21時半過ぎには眠りついたが、夜中に何度も目が覚めてトイレへ。早朝4時にはぱっちりと目が覚めたので、そのまま起きていた。
6時間睡眠で、三日間で11時間位しか寝てないだろう。

身体が遍路モードにならないまま、最終日となってしまった。

朝食は6時からという事で、食堂へ。
この時間から食事をしていたのは、もう一人、仕事で来ていたような青年との二人だった。

朝食もしっかりとしたものを出してくれた。ご飯もお替りする。これで一泊二食付き6800円とは、良心的な宿でした。

これまで、朝食を摂ると下痢気味になってしまう、と何度か記事にも書きましたが、最近では腸の調子が良くなったのか、それも無くなっているのが嬉しい所です。

午前6時半、「癒しの宿八丁坂」を出発する。
忙しい中、宿の方、板前さんが見送りに出てくれた。まだ薄暗い中、歩き始める。

それにしても、随分と冷え込んでいる。手には軍手をしているが、指先が冷たい。その内、痛くなってきた。風が無いので助かっているが、氷点下5度以下ではないだろうか。
幸いと言おうか、微妙な上り道となっているので、身体の冷えは防いでくれている。  


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2020年05月26日

【3巡目-538】 「癒しの宿八丁坂」 [2019年2月17日]〈その18〉

夕食は午後7時にしてくれるそうで、先にお風呂に入ることが出来た。

宿にはお遍路さんなのか、一般のお客さんなのかは分からないが、結構な数のお客さんが泊まっているようだった。

時間になり食堂へ足を運ぶと、酔っ払って会話が弾んでいる二人組がいて賑やかだった。

隣に座っていた方はへんろ地図を手にしていたのたが、多分歩きでは無いだろう。特に会話もなく、黙々と食事をする。とんかつも出て、とても美味しかったです。

女将さんとご主人とでやっているのかとも思ったが、会社組織となっているようで、その辺の事情は分からなかったが、とても気持ちよく過ごせる宿でした。

建物は新築で、部屋にはトイレもあり、夜中の回数が多い身には大助かりでした。
遍路ノートが置いてあり、それを読みながら夜の時間を過ごしました。

ちなみに、HPでは「いやし」だが、へんろ地図では「癒し」になっており、一応「癒し」で統一しておきました。


癒しの宿八丁坂:一泊二食 6800円
      ※洗濯機4台・乾燥機3台、おそらく無料。自販機外にあり。朝食は6時から可。
        部屋に冷蔵庫、トイレ、洗面あり。お茶セットあり。
    宿泊客:歩き遍路1人?、その他一般客多数。  


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2020年05月23日

【3巡目-537】 45番岩屋寺、「癒しの宿八丁坂」へ [2019年2月17日]〈その17〉

「古岩屋荘」の辺りには、昔は売店でもあったかのような休憩所があり、トイレをお借りした。

そのまま県道を進むつもりだが、この辺りから歩きの遍路道があるはずで確認のため探してみるが、どこだったか分からなかった。

新しく遍路札を掲げてくれる方も減ってきたのだろう、古い道しるべが土に還りつつあり、道に迷いそうな箇所が増えてきているような気がする。これも時代の流れで仕方が無いのかも知れない。

別格へ行くみたいに、地図を眺めながら自分で道を探すしかなくなってくるのかも。

古岩屋の奇岩を眺めながら進むも、それを過ぎると改良されて立派な道ではあるが、歩くには退屈であった。

この県道、西条久万線となっている。
間に石鎚山があるので、車では通り抜け出来ない。
今は、西条久万線の久万側を歩いているが、翌月には(60)横峰寺からモエ坂を下り、西条側を歩くことになるから、不思議なものである。

あまり宿への到着が遅くなっては、とひたすら歩き、午後6時過ぎにようやく、本日の宿「癒しの宿八丁坂」に到着した。


本日のコースタイム
山宿お食事処むらや6:38→icon17→道の駅「小田の郷せせらぎ」6:43→8:39畑峠→10:06下坂場峠→11:17鴇田峠→11:52久万高原「きらら食堂」12:34→12:53(44)大宝寺13:19→15:20八丁坂茶店跡→16:05(45)岩屋寺16:32→18:05癒しの宿八丁坂


歩行距離:33.4km
 歩数  :56156歩
最高気温:7.0℃
最低気温:-3.0℃[久万]  


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2020年05月20日

【3巡目-536】 45番岩屋寺 [2019年2月17日]〈その16〉

(45)岩屋寺から、長い参拝道を下る。

時刻はもう午後5時近くとなっている。一般の車参拝客は、この上り道を必死になって歩いているが、息が続かない様子。

思わず、早く行かないと納経に間に合わないですよ、と声を掛けてしまった。
若いもんに行かせたから大丈夫、との事であった。確かに少し前に青年が上がっていったなあ。

下の方まで降りてくると、遍路用品や名物などが売られた店が並んでいる。独特の雰囲気があるので、長く続いて欲しい。
車道へと出る橋の手前に歩きの道が川に沿って続いているが、今回は県道をそのまま進み、久万高原町の方へ戻ることにする。

車道に出た所で小さな商店がある。
靴下が湿ってきたようなので、履き替えついでに、缶コーヒーを飲みながら一休みさせてもらった。

へんろ地図を確認すると、もう午後5時近くだが、宿まで6kmほどはありそうである。やはり到着は、6時を過ぎてしまうだろう、早々に出発する。

県道を20数分歩き、国民宿舎の「古岩屋荘」までやって来た。先程、お遍路してます、的な車が通り過ぎていったのだが、駐車場にしっかり止まっていた。

今回はここに泊まろうか、もう少し先まで行こうかと少し迷ったのだが、積雪も無かったことから、「癒しの宿八丁坂」さんに予約をした。  


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2020年05月17日

【3巡目-535】 45番岩屋寺 [2019年2月17日]〈その15〉

尾根道から、下り道となる。お堂や幟が多く見られるようになるが、自分の知識ではどういったものなのか、なかなか頭に入ってこない。

岩の裂け目を梯子と鎖で上る、という行場「逼割行場」がある。
高い所は苦手なのだが、地面が見えない裂け目だったら何とかなるだろうか。一度挑戦してみるべきか。

歩きの道をジグザグと下って行き、午後4時5分にようやく、(45)岩屋寺の山門が見えてきた。
こちらが正式な入口かと思うが、ほとんどの参拝客は反対側からやって来るので、こちらが裏側のような印象である。

本堂の屋根下には、今回唯一見掛ける雪がわずかに残っていた。

参拝客には、自分と同年代くらいの夫婦だろうか、お経をしっかりと唱えてお参りしていた。

奥さんの方から、歩きですか、と声を掛けられ、お賽銭にでもして下さい、と500円を頂いた。有難いことである。納札をお渡しする。
お賽銭では無いが、その後、頂いたお金を使い、(47)八坂寺でお守りを買わせてもらいました。

話は変わって素朴な疑問なのだが、この(45)岩屋寺、足腰の悪い方は参道を上がって来れないと思う。どうやってお参りしているのだろう。添乗員さんなどに納経を依頼して、麓で待機、とかだろうか。  


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2020年05月14日

【3巡目-534】 八丁坂、45番岩屋寺へ [2019年2月17日]〈その14〉

県道から歩きの道へと入る。
それ程きつくはない、緩やかなアップダウンを繰り返しながら進んで行く。

こんな山の中にも民家がある。以前歩いた時には畑に作物が育っていたりしたものだが、この冬の時期には人の気配がしない。住人はお元気なのだろうか。

八丁坂への分岐点となる。そのまま進めば古岩屋荘の横へと通じている。
どちらを経由しても、(45)岩屋寺は山の上にあるので、上り道を覚悟しなければならない。右の八丁坂に入り、山の上を目指す。

きつい上りが続く、と聞いたことがあるが、心積もりして歩いているからだろうか、それ程でもないかなあ、という印象がある。

15分程で頂上、槇の谷からの道との合流点となっている、八丁坂の茶店跡に辿り着いた。遍路石などが残されている場所である。

ここからは、緩やかなアップダウンはあるものの、きつい上りはないはずである。
寝不足状態が続いているが、今日最後の峠を制覇出来て、ホッとした。

落ち葉でフカフカな尾根道となり、時折、右に左に視界が開ける。定期的に表れる丁石に手を合わせながら、(45)岩屋寺へと向かう。  


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2020年05月11日

【3巡目-533】 45番岩屋寺へ [2019年2月17日]〈その13〉

「癒しの宿八丁坂」に荷物を預け、再び歩き出す。
すぐに、小川の対岸に渡る橋があり、県道を離れて静かな遍路道に合流出来た。

程なくして、民宿「狩場苑」の前を通り過ぎる。
道中、宿が減ってきている中、久万高原町周辺は宿がたくさんあり過ぎて、ちょっと勿体ない気がする。自分のペースに合わせて宿を選べる地域はなかなか無い。

この道沿いに、最近出来たばかりの遍路石がいくつかあった。どういった由来かは分からないが、お地蔵さんと共に鎮座し、「エンマ堂遍路道」と書かれていた。

静かな農道、車道を進み、一旦、県道に合流するが、再び歩きの道へと入る。

その分岐点に、真新しい「お遍路さんの休憩所(やすらぎ)」が建てられていた。

中に入ってみると、まだまだ簡素で、「愛媛版おもてなしの宿」の冊子が置いてあるだけだった。
壁には、ためになる言葉が貼られていた。このビラは最近、あちこちで見掛けるようになった気がする。

ただ、落書きがしてあり、線を引いて消してはあったが、「何をえらそうに」と書いてあり、可笑しかった。
確かに、今のご時世で言えば、上から目線、という事になるだろうか。  


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2020年05月08日

【3巡目-532】 44番大宝寺、45番岩屋寺へ [2019年2月17日]〈その12〉

車道から歩きの道へと入り、お馴染み、河合の集落へと入って来た。

昔は宿だった建物が残っており、かつては遍路宿が集中していたそうである。

集落を抜けると、へんろ地図では車道をそのまま進むことになっているが、民宿「和佐路」さんを過ぎると、道しるべによって対岸の小川に沿った小道へと誘導される。

今回はそのまま車道を進み、本日の宿「癒しの宿八丁坂」に立ち寄り、荷物を置かせてもらおうと思っている。と言うよりも、今のペースでは、到着がかなり遅れてしまうことを伝えるのが主目的である。

程なくして、宿に到着した。
中に入って声を掛けると、気さくそうな女将さんが出て来られる。今日泊まる予定なので、荷物を置かせて欲しい、とお願いする。

玄関口に、銭湯にあるような簡易的なロッカーがあり、そちらへどうぞ、との事だった。
名前は言わなかったが、電話では歩き遍路と伝えてあったので、自分が誰かは分かったようであった。

到着が午後6時を過ぎてしまいそうな事をお伝えする。
鍵は、落としたら大変なことになるので、宿に預かってもらうことにした。親切にも、お茶と茶菓子を出してくれた。トイレをお借りし、再出発する。  


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