2019年07月17日

【3巡目-403】 39番延光寺 〈その13〉[2017年7月17日]

山裾ののどかな道を進む。
のんびりと歩ける良い道なのだが、夏の日差しが照り付けて陰が無く、大変暑い。
遠くの車道は、逆に山のおかげで日陰となっていた。
あと少しなので、頑張って歩く。さずがに疲れがかなり出てきた。

農道から車道へと合流する。大きな高架の下をくぐり、左手に「民宿嶋屋」さんが見えてくる。

15時40分、(39)延光寺に到着した。33kmを9時間で歩けたから、かなりいいペースである。
一礼して境内に入るが、飲み物を買いに、一旦外へ出る。お参りの前にまずは休憩である。

駐車場の自販機はお茶が売り切れで、仕方なくアンバサを買い、境内の隅のベンチで休憩する。

息が整った所でお参りをする。
他に参拝客はちらほらであった。このお寺には目洗い井戸がある。視力が落ちてきているので、聖水で洗わせてもらった。

再び休憩とする。あまり参拝などしなさそうな、地元の働き盛りの方だろうか、さっとやって来て、本堂、大師堂と手を合わせていったのが気になる。
きっと、喫緊の願い事があったのだろう。

40分程滞在して、(39)延光寺を出立する。
丁度、山門を出た所で、歩きの青年が入れ替わりにやって来た。今回見掛けた3人目の歩き遍路さんであった。  


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2019年07月15日

【3巡目-402】 平田、39番延光寺、宿毛駅まで 〈その12〉[2017年7月17日]

山裾の細い道を進むと、民家が並ぶようになってきた。
自販機があったので、またも水分補給である。

古い商店も残っており、写真では分かりにくいが、味のある札がぶら下がっていた。
平田郵便局も、国道ではなく、この静かな道沿いにあった。昔はこの道が、三原村へのメインルートだったのだろうか。

土佐くろしお鉄道の高架をくぐると、少し先に平田駅が見えていた。
国道56号線に合流すると、引っ切り無しに車がやって来るようになった。しばらくは国道を歩く。

気になったことに、先の法面工事をしていた場所から旧道に入っても、遥か前方にクーラーボックスを持ちながら歩いている人がいた。
地元の人だろう、と気にしていなかったのだが、またも国道で姿を発見した。随分と長い距離を歩いている。

(39)延光寺への分岐となり、右手の細道へと入る。
クーラーボックスの人が、また前方を歩いている。もしかしてお遍路さんか?、とも思ったがお寺では会わなかったので、正体不明だった。

さらに右手への分岐があるが、樹木に遍路札が掛かっているのを偶々発見出来たものの、気付かないで通過してしまうことの方が多そうである。ただ、見逃しても、お寺には到着出来るだろう。  


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2019年07月13日

【3巡目-401】 平田にて 〈その11〉[2017年7月17日]

中筋川ダムの展示室を出て、再び県道に合流する。
歩道の無い、ゆるやかな下り道が続く。

大規模な法面工事をしている箇所を過ぎると、ようやく人家が見えてきた。平田地区に入ってきたようである。

右へ入る旧道風の道があったので入ってみる。程なくして県道に戻るが、そのまま旧道は道路を横断した向こうに続いており、遍路札も立てられていた。
ここからはへんろ地図にも掲載されている道となる。

山裾に車一台が通れそうな細道が続き、脇には小さな用水の水が勢いよく流れている。
そろそろ一休みしたかった所だったので、この用水に脚を浸して水遊びをしながら休憩することにした。

周囲には田んぼが広がっており、車も通らず、長閑な時間を過ごす。水は冷たくて気持ち良い。

遠くに農家の家があり、おじさんが軽トラで何か出発準備をしているなあ、と何となく眺めていた。
その軽トラがやって来たので会釈をする。車が止まり、何と、スイカの差し入れをしてくれた。

そう言えば、一旦出発しかけて家へと戻って行ったようだったから、こちらの姿に気が付いて、スイカを用意してくれたのかも知れない。

どこから来たのか、など話をしながら、話の最中にもうスイカにかぶり付いてしまっていた。とても冷たくて甘く、本当に美味しかった。
予期せぬお接待ほど、嬉しいものはない。  
タグ :歩き遍路


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2019年07月11日

【3巡目-400】 三原、中筋川ダム、39番延光寺、宿毛駅まで 〈その10〉[2017年7月17日]

暑い中を歩き続けていたので、喉が渇いてしまった。
三原村に入ってから自販機の心配は無かったのだが、村を通り過ぎてから、すっかり見掛けなくなってしまった。清水川荘の所で飲み物を買っておくべきだった。

中筋川ダムが見えるようになってきた。雄大な風景が広がっている。水位がかなり低いが、大丈夫なのだろうか、と心配になる。

遍路道は、県道から外れて、ダムの方へという案内がある。管理事務所か何かがあって、自販機があることを期待して、ダムの方へ向かうことにした。

建物の前に向かうと、赤い機械が目に入った。待ち焦がれていた自販機である。ペットボトルのお茶を買って飲む。助かった。

室内には誰もいなかったが、軽く冷房が効いている。椅子が並んだ小さなホールのような場所があり、自由に座って休めそうではあったが、お遍路さんが座るにはきれい過ぎるかも。簡易なベンチでもあれば良いのだが。

ダムの水位が低いことから、このダムの目的は飲料水なのか気になって展示物を眺めるが、肝心な所がはっきりとよく分からなかった。
飲み水を確保した所で、早々に出発する。敷地内のすぐ先には、別の自販機や東屋やトイレなどがあった。  


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2019年07月09日

【3巡目-399】 三原、39番延光寺、宿毛駅まで 〈その9〉[2017年7月17日]

町外れまで来ると、へんろ地図にも掲載されている「清水川荘」の看板があった。
建物は少し上の方にあるようで見えなかった。

ここの入口に自販機があったのだが、その後長く自販機が無く、喉が渇いて大変だった。ここで何か購入しておけば良かった。

少し進むと、牧場があった。ちょうど女性の方が中へ入る所で、暑いですね、と声を交わす。牛がいるのか、と興味津々だったが、姿は見えなかった。

牧場を過ぎてからは、森の中を少しずつ下りながら進む道となる。途中から歩道が無くなり、車は程々に走っているので、少々歩きにくかった。上りは無いので、とても助かる。

梅の木公園への案内がある。トイレなどもあるようだが、下の方へ降りていかなければならないので、ちょっと利用しづらいか。

山が深くなり、はるか下方の河原では、家族連れが川遊びをしている。
自分も川に入りたかったのだが、あそこまで下へ降りると、上がって来れなくなるので諦める。

ダムの代替路になるのだろうか、大きな橋やトンネルが続く。高所恐怖症の方にとっては、少々辛いだろう。
橋の途中からさらに橋が分岐している箇所があり、驚いてしまった。見たことがない造りである。  


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2019年07月07日

【3巡目-398】 三原村② 〈その8〉[2017年7月17日]

日陰のベンチで休んでいると、どこからともなく、地元の奥様たち数人がやって来た。

何でも、その内のお一方が、区切りで歩き遍路をし、無事に結願、今年の3月には高野山へ行って来た、との事であった。

お遍路さんがいる、と聞いて、わざわざ会いに来てくれたようであった。
この時期の歩き遍路は、やはり珍しいのだろうか。一頻りお話をし、お接待にとカンロ飴をもらった。

全てが高知家と書かれた三原村産のゆずのジュース、という、変わった自販機が設置してあり、一本試しに買って(100円)飲んでみた。ゆずは村の特産品のようである。

農業センターのベンチで30分以上休ませてもらい、出発することにした。

敷地の向こう側に、出来立てホヤホヤといった、コインランドリーまであった。ここは、村で一番賑わっている場所、という事になるのだろうか。

1.5車線の狭い道となるが、すぐに広い道となる。工事をしている箇所もあり、道路改良が進んでいる。新しい道は歩道もあり、安心して歩けるが、味気無くもある。  


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2019年07月05日

【3巡目-397】 三原村① 〈その7〉[2017年7月17日]

宗賀付近には、神社の一角にトイレがあり、横にはなぜか小さなメリーゴーランドが置いてあった。
夏場は、滅多にトイレには入らない。

県道から分岐する旧道があり、いよいよ三原村の中心部に入って行くようである。と言っても人の姿は無く、役場や農協などが並んでいる。
バス停を利用したお遍路さん休憩所がある。

中にバスの時刻表が張り出されているが、停留所のポールは立っていなかった。

へんろ地図の三原村部分には、バスの停留所マークが結構記してあるが、ポールが無いので、どこが停留所か分からない。きっと、地元の人たちだけが知っているのだろう。バスを利用する際は、気を付けなければならない。

県道に戻ると、道中いくつも看板があった、「やまびこカフェ」「みはらのじまんや」があった。

同じ敷地内の農業構造改善センターにベンチがあり、休憩させてもらうことにした。日陰で、風の通る場所にベンチがあって助かった。
トイレもセンターの物を使えたので、とても綺麗である。

「民宿くもも」で頂いたおむすびを食べたり、缶コーヒーを飲んで過ごす。
ちょこちょこと車がやって来て、みはらのじまんやに入っていく。店に入ってみると、お弁当なども売っているような、小さなスーパーといった感じだった。  


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2019年07月03日

【3巡目-396】 三原経由、39番延光寺、宿毛駅まで 〈その6〉[2017年7月17日]

「ヘンロ小屋第7号芳井」を出発する。

休憩前までは、これ以上日差しを浴び続けたらもう歩けなくなるだろうなあ、という感じだったのだが、随分と調子が良くなってきた。
道路が広くなり、夏の太陽が照り付けているのだが、大丈夫であった。

この日は結局、宿毛駅まで40kmも歩けてしまったから、不思議なものである。一つのきっかけで何かが変わるのだろうか。

「農家民宿くろうさぎ」の可愛らしい看板があった。県道を少し入った場所にあるようである。ここに泊まる事が出来れば距離的に助かったのだが、昨日は満室、との事だった。

民家が見られるようになってくる。三原小学校の南分校跡を過ぎる。
子供とお母さんが現れ、前を歩いている。どこに行くのか、と思ったら、写真の竹内商店の自販機で飲み物を買っていた。

下ノ加江からこの竹内商店まで、自販機が無かったはず。ここが、遍路道の中では、自販機の無い最長区間になるだろうか。

少し先に、山からの水が流れている場所があり、冷たい水で涼みながら、軽く休憩をする。ヘンロ小屋を出てから、時速5kmペースで歩けたから、自分としては早い歩きである。  


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2019年06月30日

【3巡目-395】 ヘンロ小屋第7号芳井 〈その5〉[2017年7月17日]

お遍路さん休憩所に入ると、遍路に関する本がたくさんあり、情報を沢山提供されている。

冷蔵庫が置いてあり、何と缶コーヒーやペットボトルのお茶などが用意されていた。また、お菓子やカップ麺までも用意してあり、驚いてしまった。

お茶を一本頂いていると、どこからかおじさんがやって来た。この休憩所を管理してくれている方だそうだ。ここが、「ヘンロ小屋第7号芳井」との事である。

この区間に自販機が無く、お遍路さんに喜ばれることで、少しずつ提供するものが増えていったそうである。
お腹がすいていたこともあり、カップ麺(緑のたぬき)をもらうことにした。缶コーヒーも頂く。

三原村のバスにについて調べてくれ、平田行きが平日は数往復で、土日は運休、祝日は夕方まで走っていない、との事であった。
今日は「海の日」で祝日となっている。これは何としても歩き通さなければならない。

次の遍路のためにと、宿毛⇔宇和島⇔松山のバス路線の時刻表も戴いた。

30分程休ませてもらい、そろそろ腰を上げる。
実はまだ喉が渇いていたのだが、もう一本欲しいとも言えず出発しようとすると、お茶持っていかんでもいいか、自販機無いから、と嬉しい声掛けをしてくれる。
お言葉に甘えて、ペットボトルのお茶をもらった。お茶二本に、缶コーヒー、カップ麺と、甘えっぱなしでした。

残念ながら、「へんろ道保存協力会」のHPによると、ヘンロ小屋は閉鎖となってしまったようです。
http://blog.iyohenro.jp/category/map/

  


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2019年06月28日

【3巡目-394】 久百々から、三原経由、39番延光寺、宿毛駅まで 〈その4〉[2017年7月17日]

休憩中も、通る車と言えば工事関係者くらいだろうか。民家も無く、本当に寂しい道であるが、一番好きな道でもある。

ここから少し進むと、ようやく人家が見えてきた。と言っても、1~2軒である。

しばらく歩くと、再び民家が現れた。草を刈っている音が聞こえてくる。個人で作ってくれたような、お遍路さん休憩用のベンチが置かれている。

その先に、へんろ地図にも掲載されている河内神社があった。ちょっと立ち寄ってもよかったのだが、石段が結構続いていたのでパスする。

程なくして、土佐清水市から三原村へと入った。

寂しい道にも新しい看板がいくつかあり、村中心部に「みはらのじまんや」という商店があることや、農家民宿の案内、地鶏を放し飼いで育てている養鶏場もあるようである。

町境を過ぎてからも静かな道が続くが、40分弱歩くと、道路が片側一車線の広い道となる。
田んぼが広がり、芳井の集落に入ってきた。

次の休憩場所として、この集落にあるはずのヘンロ小屋を目標に歩いてきたが、なかなか見つからない。

ちょっと高い場所に、たまたまお遍路さん休憩所があるのを発見、もう疲れたので、ここで休ませてもらうことにした。
後で、ここが目標の「ヘンロ小屋第7号芳井」であることが分かった。  


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2019年06月26日

【3巡目-393】 久百々から、三原経由、39番延光寺、宿毛駅まで 〈その3〉[2017年7月17日]

五味橋を渡らずに、県道21号の旧道へと入る。お遍路さん以外はまず、誰も通らないだろう。

木に覆われて、鬱蒼とした道が続く。これが却って良かった。日差しを遮ってくれる。

再び新道と合流するが、車のすれ違いが難しそうな、樹木に覆われた狭い道が続く。通り過ぎる車はほとんど無く、のんびりと歩ける。

今回気が付いたのだが、下ノ加江から三原村の竹内商店までの約16kmの間、自販機が無かったように思う。
室戸岬へと向かう道よりもずっと、自販機の無い区間が続くことになる。夏場など、気を付けなければならない。

法面工事を行っており、通行出来る時間帯に大きく制限があったが、朝早く制限時間前だったので、無事通過する。
これが日中に通過していたら、何十分も待たなければならなかったのだろうか。

どこかで休憩したいなあ、と思いながら歩いていると、先程の工事現場の方たちの詰所だろうか、簡易のプレハブ小屋があり、ベンチもある。

トイレには、お遍路さん、ご自由にお使い下さい、と書かれていた。期間限定の休憩所だろう。
丁度良いタイミングで休み場所が見付かった。ここで一休みさせてもらうことにした。
「民宿くもも」で持たせてもらった、お接待の品をいくつか頂く。  


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2019年06月23日

【番外】 高速バス 金沢→徳島・高松・高知線 祝開業!

今週金曜日に、いよいよ北陸⇔四国を結ぶ高速バスが開業しましたicon01

ずっと気にしていたのが、予約状況です。

地元の新聞によると、△が3つで、〇が4つとなっていました。

満席にはなっていないようですが、開店休業でも無さそうで、とりあえずホッとしました11



Yahoo!ニュースのコメント欄をチェックしてみると・・・

松山の方が良いのでは、高松駅まで行ってほしい、一年で廃止になるのでは、などのコメントがあり、皆さん、同じことを思っているようでした7

次の区切り打ちは、伊予氷見駅のある(63)吉祥寺からです。
バスは高松中央インターBT停車で、高松駅まで行かないため、この高速バスを利用しての行程を考えるのがちょっと難しいですface04

何とか、末永く続いて欲しい路線ですので、出来るだけこのバスを利用しながら区切り打ちを続けていけるようにしていきたいと考えています9
  
タグ :歩き遍路


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2019年06月22日

【3巡目-392】 久百々から、三原経由、39番延光寺、宿毛駅まで 〈その2〉[2017年7月17日]

コンビニに立ち寄ってから、再び下ノ加江川を渡る。川に入って漁をしている姿が見られる。何か独自の漁法で魚を捕っているようだった。

田んぼが広がり、正面に山があり、田舎の風景が広がっている。今日も良い天気で、大変暑い。

対岸の道は、三原へと続く、県道21号線となっている。
(39)延光寺への道で一番選択されているのは、多分、このルートでは無いだろうか。ようやくこの道を歩くことが出来る。

一巡目は真念遍路道経由、二巡目は月山神社経由で歩いたので、三原村の中心部を通るのは初めてとなり、楽しみにしている。

日光を遮る物が何も無く、ガードレールによってわずかに日陰になっている場所を選んで進む。

今日も体調が思わしくなく、少々気持ち悪い。
三原村に公共交通機関は発達してなさそうなので、最悪バスに乗る、というのも考えにくく、タクシーなどと贅沢も出来ず、最低でも平田駅までは歩かなければ、と思っている。

分岐となり、市野瀬方面、三原村への新道、旧道と三方向に分かれている。薄暗い旧道の方に入ってみることにした。  


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2019年06月20日

【3巡目-391】 民宿「くもも」③ 〈その1〉[2017年7月17日]

朝食は5時半から準備出来るという事だったので、6時でお願いした。

テレビの天気予報では、予想最高気温は高知で35℃、足摺岬で32℃とお知らせしている。今日も暑い日となりそうである。

朝食の横に、お接待のおむすびやバナナ、乳酸菌飲料やお菓子、飴玉などが入った袋が置いてあった。

今回泊まった三つの宿、「安宿」「民宿田村」「くもも」はいずれも、宿代はリーズナブル、洗濯代も基本無料、食事も野菜中心、お接待のおにぎりを用意してくれたり、朝食の時間もこちらに合わせてくれるなど、歩き遍路の立場にたってくれている、良い宿ばかりだった。

午前6時半過ぎに、宿を出発する。
久百々からは国道を進む。緩やかな下りが続き、助かる。

「ロッジカメリア」のある、橋の袂まで戻って来た。そのまま橋を渡らずに進めばよいのだが、コンビニに寄りたかったので、橋を渡る。
冷凍茶が目当てだったのだが、まだ完全に凍っていないものばかりだった。仕方なく購入する。

アイスコーヒーを飲みながら国道を進むが、氷はすぐに溶けてしまった。
東海図版の地図で赤い点線がふってある橋を渡り、対岸の道へと入った。  


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2019年06月18日

【3巡目-390】 民宿「くもも」② 〈その17〉[2017年7月16日]

今回の遍路旅では宿に三泊したが、どの宿も午後4時前という早い時間に入らせてもらったことになる。

まずはお風呂に入らせてもらう。上がってみると、女将さんの姿があった。勝手に入らせてもらいました、とお声がけをする。

洗濯したい旨伝えると、二階にある、との事で探してみると、トイレの中という、変わった場所にあった。料金はカンパ制だった。

体調が良くないので、夕食までクーラーを効かせた部屋で横になることにした。1時間も休んでいると、大分体調も回復し、少しガンガンしていた頭も、普通に戻ってきた。

午後6時前に夕食のお呼びが掛かった。
今日の宿泊客は1人、ということである。ビールを頼んで、家庭料理を頂いた。

ビールを一気に飲みすぎたのか、夕食を終えるとひどくなって、すぐにまた横になった。そのせいか、夜中に眠れなくなって困ってしまった。

部屋からは国道を挟んで、海を眺めることが出来る、オーシャンビューであった。



民宿くもも:一泊二食 6500円  〈5号室 8畳〉
      ※洗濯機1台・乾燥機1台、寸志。自販機なし。朝食は5時半から可。
    宿泊客:歩き遍路1人  


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2019年06月16日

【3巡目-389】 民宿「くもも」① 〈その16〉[2017年7月16日]

国道を進むが、歩くのがかなりつらい。
ようやく見付けた自販機で、またも水分補給をする。座れそうな場所は無いため、う〇こ座りである。

久百々の手前付近まで来て、あしずり遍路道へと入る。行きに通った時に吠えまくっていた犬の様子を見てみようか、と思ったからである。

道端に、山からの水が出ている場所があった。またも休憩し、顔を洗ったりして水の感触を味わう。

出発し、狭い車道のカーブに差し掛かった所で、じいちゃんに連れられた大きな犬二匹と鉢合わせした。目的のワンちゃんだった。散歩に連れて行ってもらえて良かったね。

一旦、平地に降りて、小さな丘を越える所だが、ちょっとの上りも嫌で、右手に国道が見えていたこともあり、そちらへ出た。

すぐに久百々の集落となり、今日の宿「民宿くもも」に到着した。時刻はまだ、午後4時前である。

玄関を開けると、入口の黒板に名前が書いてあり、部屋番号とお風呂へどうぞ、の文字があった。

一応、声を掛けてみるが応答は無いので、勝手に上がらせてもらうことにした。この宿に泊まるのは、9年振りとなる。
以前は「久百々」と漢字表記だったと思うが、名称変更だろうか。


本日のコースタイム
民宿田村7:06→9:51中浜(草刈り)10:19→12:00土佐清水「TOP」12:27→13:27大岐の浜(海水浴)14:51→15:47民宿くもも


歩行距離:21.3km
 歩数  :33370歩
最高気温:32.0℃
最低気温:25.4℃[土佐清水市]  


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2019年06月14日

【3巡目-388】 大岐の浜、久百々へ 〈その15〉[2017年7月16日]

砂浜に寝そべったりと身体を休めるが、日差しが強く、ますます体力を消耗しそうである。
普通の体調だったらもう少しゆっくりしたのだが。30分位遊んで、出発することにした。

波打ち際を歩き、海岸入口まで戻って来た。今日も車がたくさん止まっている。
既に、半熱中症になっているので、またも休憩である。
大岐観光センターの建物で日陰になっている場所に腰を下ろした。自販機でコーラを買う。

店の営業を終えたおばちゃんたちが出て来る。あら~、と少し驚いている。暑いね~、と声を掛けてくれた。

行きはあしずり遍路道を中心に歩いてきたので、帰りは国道を歩くことにした。
歩道が無い区間が多く、のんびりとは歩けない。

元リゾートホテルのような大きな建築物の脇に、木造のお洒落な建物がある。ここが「海癒の湯」であった。前のへんろ地図に載っていた宿である。

まだ若そうなご主人が布団を干しており、遠くから、暑いですね、と声かけをしてくれる。これで何人の方から声を掛けてもらっただろうか。暑い夏だけの特典だろう。  


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2019年06月12日

【3巡目-387】 大岐の浜 〈その14〉[2017年7月16日]

大岐の浜へと降り、靴下を脱いで裸足になって、波打ち際を歩く。
名古屋の方も少し後ろを歩いており、写真を撮ってもらえませんか、と声を掛けられる。

ここから、写真撮影会が始まった。海辺を歩いている姿など、なかなか撮る機会が無い。

一昨日、名古屋から高知へ飛行機で来て高知市内で泊まり、昨日は足摺岬で宿泊、今日帰宅、との事だった。
どこから歩き始めたのかは聞き忘れたが、実質、歩きは1日だけになるのではないだろうか。

これから海水浴をする話をすると、いいですね~、と言ってもらえた。
結構、体力を消耗すると思うので気を付けて、と声を掛けてもらい、去って行った。

金剛杖や流木などに衣類を引っ掛ける。下はそのまま、上着を脱いで、海へと向かった。遠浅と言うか、ある程度の深さの場所までは距離があり、移動に結構疲れる。

サーファーが結集しているだけあって、波が轟音を立てて押し寄せてくるので、水に身を任せたりして楽しむことが出来た。水が綺麗なので、水中メガネを持っていれば、もっと楽しめただろう。  


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2019年06月10日

【3巡目-386】 土佐清水、大岐の浜へ 〈その13〉[2017年7月16日]

全長504mの、真新しい以布利トンネルへ。
トンネルを抜けると、両側の低木の中、一直線に道路だけが伸びており、ここを歩くのか、と滅入りそうになる風景が広がっていた。

新しい道路なので歩道はしっかりとしており、日陰もない炎天下の下、黙々と歩き続ける。

前方にT字路がある。あの道は昨日、(38)金剛福寺に向かう時に曲がった場所か、と気が付く。

丁度、一人のお遍路さんが足摺方面からやって来て、自分の歩いている国道に合流してきた。同じ道を打戻りしてきたのだろうか。
今回の遍路旅で見掛けた、3人目の歩き遍路さんである。

少しずつ距離が縮まっていく。大岐の浜方面への分岐となり、そのまま国道を進むのか、脇道に入るのか注視していたが、しっかりと旧道方面へと歩いて行った。

旧道から、大岐の浜へと降りる所で、そのお遍路さんが立ち止まっていた。年は同じくらいか、少し上の方だろうか。

区切り打ちで、今日は歩ける所まで歩いてバスに乗って帰るため、時刻を調べていたそうである。水車の休憩所がある市野瀬まで歩いて、16時過ぎのバスに乗ろうか、と話していた。
大阪マラソンのTシャツを着ていたので、大阪の方かと思ったら、名古屋から来られた、との事だった。  


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2019年06月08日

【3巡目-385】 土佐清水市内にて 〈その12〉[2017年7月16日]

以布利方面への打ち戻りの分岐があるが、そのまま大月方面へと向かい、5年前に立ち寄った喫茶店で休憩と腹ごしらえを考えている。

どこだったかなあ、と思いながら市内を進む。結構歩いても見付からず、ちょっと寄り道し過ぎになるな、と思った頃に、バスの発着で耳にする、清水プラザパルがある。
そのちょっと先に、「Top」と言う、目的の喫茶店が無事に営業していた。

店内は5年前と変わらず、消防車などのミニカーがたくさん、陳列されていた。
午後2時までのメニュー、ホットサンドセット(ハム)600円を注文する。

クーラーの効いた店でしばらく過ごし、出発する。

東海図版の地図では、パルの裏側に赤い点線がふってあるので、そちらを歩いてみる。特に歴史を感じさせるものは無かった。

再び国道に合流し、左折して土佐清水市街を離れる。

余談になるが、土佐清水市は日本で一番、東京からの時間が掛かる都市ではないか、と言われているそうである。高知空港からJR、路線バス、と確かにそんな印象である。

以布利方面へと向かう。ゆるやかな坂道が続くが、早速、息が切れだしている。
新しい、立派なトンネルとバイパスが完成しているようなので、そちらを選択することにした。  


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