2018年11月16日

【3巡目-318】 道の駅「あぐり窪川」、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その13〉[2017年5月2日]

川沿いを進むと橋があり、古い道しるべが並んでいた。遍路石をようやく発見、である。

この橋を渡る。今度こそは四万十川だろう、と欄干を見るが、渡川、となっている。
この川名は聞いたことがある。多分、四万十川の別名だったのでは。橋の名前は五社大橋、となっていた。

そのまま一直線に進み、突き当たりが高岡神社であった。随分と小さな神社である。

元札所と聞いていたので、白鳥神社や大麻比古神社のような大神社のイメージを持っていたのだが、自宅の町内の神社と同じくらいの広さの境内で、驚いてしまった。

まずは、五つあるという神社を探す。道路に沿って鳥居が並んでおり、高岡神社 中ノ宮のように、名称が書かれている。
突き当たりの中ノ宮を挟んで、右方向・左方向にそれぞれ二つずつあった。

詳しい縁起を知りたかったのだが、案内板の文字は消えてしまっており、分からなかった。

橋からの突き当たりにあたる、真ん中の神社を参拝する。元の札所名は、五社、ではなく、福円満寺、と呼ばれていたそうである。

偶に地元の車が通るくらいで、静かな雰囲気だった。バス停のベンチで一休みする。少し年下くらいの方が一人、参拝に来ていた。  


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2018年11月13日

【3巡目-317】 道の駅「あぐり窪川」、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その12〉[2017年5月2日]

道の駅「あぐり窪川」を出発する。
駐車場の一番奥の方から高岡神社へと向かう道があり、「新四国のみち 霧の四万十・五社街道」という看板も出ており、そちらの方に進む。

通常の遍路道と合流し、集落を抜けると、山裾に沿った道となった。

この道、下に用水が流れているにも関わらずゴミのポイ捨てが多いようで、10mおきぐらいに、手作りの標識がこれでもか、という位、立てられていた。

恐らく、ゴミを捨てるような人は、一人か二人ぐらいだろうが、そのために多くの人たちが迷惑しているのだろう。

山裾の道を抜けると視界は開け、農地が広がるようになった。
渓谷が美しい川を渡る。これが四万十川か、と思ったが、違う川名がついていた。

右手に別の川が見えるようになる。この川が四万十川だろうか。
左手は木が茂っており、人気のない場所となった。

そのずっと先に、小学生が座り込んで何やらリュックの中を探っている様子が見える。遠足に来て、置いていかれたような雰囲気である。

すぐ近くまで来たのだが、まだ座り込んでゴソゴソしている。最近の風潮であまり声を掛けるのも憚れたのだが、緊急事態があっては、と尋ねてみる。リュックに入れていた携帯電話が鳴ったのを探していたそうで、道に迷ったとかでは無い様子だった。この道を通学路にしているのだろう。


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Posted by こいったん at 00:07Comments(0)お遍路 第三拝(高知)

2018年11月10日

【3巡目-316】 仁井田、道の駅「あぐり窪川」、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その11〉[2017年5月2日]


「風自遊庵」さんのご夫婦は、都会からこちらへ移住されたそうで、三年前だったかにこのお接待処を開設したそうである。やはり、最近出来た場所であった。

色々な情報を提供して頂き、オーナーと記念撮影をして出発した。

仁井田付近の旧道を歩き、再び国道に出ると、高岡神社への分岐となったが、まずは腹ごしらえのために道の駅へと向かう。そのまま国道を直進し、2分程で「あぐり窪川」に到着した。

ゴールデンウィークといえども平日になるのだが、観光客で賑わっていた。托鉢をしているお遍路さんもいた。勇気があるなあ、と感心する。

午後1時を過ぎていたこともあり、レストランは程良いお客数で、一人で入っても気後れせずに済んだ。

入口にメニューが貼りだされていたので、先に決めておく。いつもは、〇〇定食、といった、どこに行っても食べられるようなものを頼む傾向があるのだが、今回は地元の名産を、と言う事で、四万十まるごと膳(1250円)を注文した。

近くに座っていたおじさんや別のテーブルの方など、食事を終えて出て行ったかと思ったら、再び戻って来てコーヒーを飲んでいる。
不思議に思っていたのだが、会計時、JAF会員の方は食後のコーヒーサービス、の案内があった。

自分も会員で、会員証も持っていたので飲んでいけば良かったのだが、なぜかそのまま店を出てしまった。

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Posted by こいったん at 00:08Comments(0)お遍路 第三拝(高知)

2018年11月07日

【3巡目-315】 仁井田、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その10〉[2017年5月2日]

仁井田の旧道との分岐までやって来た。

先程の休憩所で紹介されていた、旧道沿いにあるという、お接待処への看板もあった。
旧道の方はまだ歩いたことがないと思うので、そちらの道に入ってみることにした。

お接待処の前を通り掛かる。
ちょうど奥さんが表に出てきており、休んで行って下さい、と声を掛けてくれたので、お言葉に甘えることにした。

コーヒーと冷たいお水を頂く。今日は高岡神社へ立ち寄ることや、時間があれば(37)岩本寺からもう少し先まで行きたいことをお話しすると、神社までの道順や、一生懸命に列車の時刻を調べてくれたりしてもらった。

昼食は、「道の駅あぐり窪川」で、と考えていたのだが、適当な値段で食べられることも教えてくれた。

一番有難かった情報としては、この先の土佐入野駅や中村駅に、何日間か車を止めても大丈夫な駐車場がある、との事だった。これで、次回の遍路旅での車の置き場所が確保出来そうである。

また、初めての歩き遍路、という、先達さんが発行しているハンドブックを見せてもらう。

お参りの作法や用語集、歩き遍路の豆知識、般若心経、そして遍路道情報や野宿スポットを、薄い冊子に凝縮してあるもので、つい最近制作されたばかりのようで、一冊、分けてもらった。  


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2018年11月04日

【3巡目-314】 七子峠、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その9〉[2017年5月2日]

国道を外れると、再び田園の中の道となり、大回りする国道をショートカットする道となる。

写真の橋には欄干が無いのだが、これも沈下橋になるのだろうか。

軽トラしか通れないほどの踏切を渡る。
右左折が多いが、小学生の手作り遍路木札が要所にあり、遍路道を案内してくれている。

この、影野付近の遍路道が、四国遍路1400kmの中でも一番、長閑な区間かなあ、と思うのだが、どうでしょうか。

田んぼの中を歩き、線路沿いの農道となる。簡易トイレがあり、トイレ、と貼り紙がしてある。農家用でもあり、お遍路さん用でもあるのだろうか。

JRの線路の下をくぐり、国道へと戻って来た。ちょうど、替坂というバス停があり時刻表を見てみるが、毎日ではなく、週に二回だったかの運行だった。

六反地では、旧道らしき道があったので入ってみた。ちょうど正午になった所で、小さな工場から働いている人たちが出て来ていた。何か気が引ける。

再び国道に出る。対向車線を走っていたチャリダーが、こちらへと渡って来て、自分の前で止まった。

(37)岩本寺から自転車で30分も掛からなかった、あと1時間も歩けば着くだろう、といった話をしてくれる。まだ7~8kmあるはずで勘違いではあるが、こうやってわざわざ止まって声を掛けてもらえてうれしかった。  


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2018年11月01日

【3巡目-313】 七子峠、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その8〉[2017年5月2日]

道しるべ通りに歩いて行くが、直進行き止まり、と手書きの文字があるのに気が付いた。
どんな道だっただろうか、と真っ直ぐに進んで行く。

土の道となり、日の差す場所には草が生え始めていた。今はまだ歩けるが、もう少し経つと、草を刈らなければ歩けなくなりそうである。

そう言えば、一巡目の時にこの辺りだったかで道に迷って引き返したことがあるが、この場所だったかも知れない。草に覆われて道が分からなくなり、間違えたと思い、引き返したように思う。

林を抜けると、再び民家も見られるようになってきた。以前は猪除けの柵があったはずだが、無くなっていた。

T字路となり右折すると、国道56号線に出て来た。
しばらく歩くと、雪椿と名前が付いた四阿があり、一休みさせてもらう。

この先の仁井田地区の旧道沿いに、「風自遊庵」というお遍路さんの接待処があり、お越し下さい、とのビラが置いてあった。以前は無かったと思うので、最近出来たのだろうか。

休憩所を出発する。すぐに、へんろ地図にも掲載されている、椿食堂がある。昭和の食堂といった佇まいである。
影野駅側を通り過ぎ、少し先の老人ホームの横から、国道を外れて、再び脇道へと入る。  


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2018年10月29日

富山マラソン2018 [2018年10月28日]

昨日10月28日(日)に、富山県で行われた、
「富山マラソン2018」に参加してきました。

これまで出場していた「金沢マラソン」には落選し、同じ日に行われた「富山マラソン」に挑戦ですicon58

お隣の県というのに、同じ日に開催されています。

4回目のフルマラソンとなります。
これまでのタイムは、6時間57分→6時間26分→5時間25分ときていますので、最低でも5時間25分以内、あわよくば4時間台、を目指していました。

途中のトイレ待ちで時間ロスしないため、出発直前に済ませることに。ランナー整列に間に合わなくなるので、今回も最後尾から出発です。

一番後ろだったら、出発まで、ストレッチしたりのんびり座ったり出来て、なかなか快適かと思うのですが。


結果は、スタートから19㎞程走り続け、後半は基本歩きでたまに走って、ゲストの有森裕子さんともハイタッチし、5時間37分48秒と言うタイムでした。

スタートラインを通過するまでに13分掛かっていますので、前回のマラソンに比べるとネットタイムでは、数分しか違わないのですが、もう少し行ける!と思っていたので、ガッカリでしたicon103

脚は動くのですが息が続かなく、歩きながら、自分の不甲斐なさに半泣きになることもありました7


終了後、金沢マラソンのように、ビールを飲んで、色々食べて、を楽しみにしていたのですが、飲食ブースがチョットしかなく、アルコール類は無くガッカリでした。
どうやら、これが普通のマラソン大会では当たり前のようです。

協賛社ブースのHonda Carsで記念撮影してもらい、富山駅のラーメン屋で乾杯し、帰宅しました。  


Posted by こいったん at 21:55Comments(0)フルマラソン

2018年10月26日

【3巡目-312】 七子峠、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その7〉[2017年5月2日]

七子峠からは、山裾に沿った、とてものどかな道となる。未舗装の農道区間が長く、車もほとんど通らないので、のんびりと歩くことが出来る。

ただ、少し腰が痛い。と言っても歩きに差し支えは無いが、くしゃみをするとピキッとなるので気を付けなければ。

遠くに、国道を走る車が見えている。

昔からの街道という感じはしないなあ、と思っていた。今になって東海図版の地図を見てみると、こちらの道は代替路の赤い点線となっており、国道の方に赤い点線がふってあった。

途中からは昔からの道を歩くことになるようであるが、この辺りは、歩きやすい道を遍路道に指定したのかも知れない。

二巡目を歩いていた時に、古い小屋の一角にむき出しの便器があったのが記憶に大いに残っており、今も残っているかなあ、と気にしながら歩いていた。

確かこの便所だったかと思うが、板が張られて利用出来ないようになっていた。
ここを使った、と二巡目の時に前後を歩いていたお遍路さんが話していたが、これは私物のトイレのようで、勝手に使うのはダメそうである。

遍路道は、狭い集落の道だったり、砂利道になったり、田んぼが広がったり、と飽きることなく変化が続いていく。

小さな史跡には、地元の方がベニヤ板に謂われなどを書き記されている。じっくり読んでいきたかったのだが、長文なこともあり、サラッと見て先へと進む。  


Posted by こいったん at 00:08Comments(0)お遍路 第三拝(高知)

2018年10月23日

第15回 氷見キトキトウオーキング(富山県) [2018年10月20日・21日]

10月21日(土)・22日(日)に、お隣富山県icon42の氷見市にて行われた、 第15回「氷見キトキトウオーキング」 に参加してきました。

昨年に続き、二回目の参加となります。
https://masaushi3975.kitemi.net/e101017.html

1日目は、昨年とはコース変更した30kmコースを歩く予定でしたが、目覚ましをかけ忘れたようで、寝坊icon107

午前10時出発の、12kmコースに参加しました。

30kmのような長距離では無いためかのんびり歩いている方も多く、いつもならビリ近くになる所が、結構周囲にウォーカーがいましたicon58

十二町潟や松田江浜を巡り、3時間でゴール。
ほのかな疲労感はありましたが、やはり距離が短く物足りません。
いつも楽しみにしている温泉にも立ち寄らず、自宅へ直行しましたicon17


二日目は、少し上りがある22kmコースです。
昨年は暴風雨の中を歩きましたが、この日は朝から良い天気となりましたicon01

参加していたのは、150人位でしょうか。
準備運動とエイエイオーicon113をしてから出発。

いつものことながら、気が付けば後ろに二人しかいなくなり、アンカー(最後尾を歩く係の人)の姿も見えますicon108
もう少しゆっくりしたかったのですが、歩き続けました。

途中からは、近くを歩いていた三人で掛け連れ。
氷見の海岸線沿いやまんがロード(忍者ハットリくん)を進み、5時間掛かってゴールしました53

おもてなしの豚汁を3杯食べ、一緒に歩いた方々とお別れ。

参加者は、二日間で全コース計865人だったそうです。

氷見温泉の総湯に立ち寄り湯icon102をしてから、帰宅しましたicon16


この大会の特徴として、新聞での扱いが大きいことです。
主催の富山新聞は富山県の代表紙ではありませんが、写真の通り、日曜日の新聞だけで、これだけの紙面を費やして報道してくれています。

読んでいると、なかなか面白い。
沖縄から来た方は、東京経由で北陸新幹線を使って来県した、など、色々なエピソードが掲載されていました。
トップでゴールした方のコメントもあります7  


Posted by こいったん at 22:22Comments(0)ウオーキング大会

2018年10月21日

【3巡目-311】 そえみみず遍路道、七子峠、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その6〉[2017年5月2日]


おにぎりを食べて、木のベンチの場所を出発する。広葉樹の森の中の道が続いていたと思うが、スギやヒノキの人工林になってきた。

間伐作業が行われているようで、林道らしき道路も見えている。中に入らないように注意書きがあるが、歩き遍路がわざわざそんな場所に入る訳ないのになあ、となぜ掲示があるのか不思議だった。

歩きやすい道が続くので、ペースも上がる。気が付くと、何か農作業をしている様子の人が、木々の隙間から見えるようになった。ようやく下界に降りて来たようである。
歩きの道から軽トラが走れそうな農道となり、車道へと出て来た。

ここから少し進むと、七子峠付近である。
付近、というのは、そえみみずを通ってくると、峠からほんの少し下った場所に出て来るようになっている。

ウォーカーズのロケ地にもなったというガソリンスタンドがあるが、かなり朽ちてきていた。
国道を横断して、田舎道へと入る。

高知県をゴールデンウィークに歩いていて目に入るのが、立派な鯉のぼりである。普通の鯉のぼりに、子供の名前が大きく書かれた旗も一緒になびいている。
男の子の名前だけが書いてあると思い込んでいたが、「楓」と書かれた旗がなびいていた。もしかして、女の子の名前も出しているのだろうか。  


Posted by こいったん at 00:07Comments(0)お遍路 第三拝(高知)

2018年10月18日

【3巡目-310】 そえみみず遍路道、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その5〉[2017年5月2日]

土の道の入口には、あまり見掛けない形の遍路石がある。字はあまり読めなかったが、五社、と刻まれているのは分かった。
今回は、この五社(高岡神社)を訪ねるつもりなので、楽しみになってくる。

尾根までは石がゴロゴロと転がっており、少々歩きづらかった。サンダルで歩いているせいもあるだろう。
午前中でまだ元気なためか、きつい上りも、意外と歩き続ける事が出来た。

峠はどこかなあ、と思いながら、山道を進む。道沿いに、視界が開け、簡素なベンチがある場所があったはずなので、そこまでは、と思い頑張る。

頂上辺りに着いたかなあ、と思うもまた上りが続いたりし、どこが峠なのかはっきりと分からなかったが、尾根道になると、道が良くなり、とても歩きやすくなった。

緩やかな上りもあり、なかなか峠らしき場所に到達しなかったが、目的のベンチがようやく現れた。
木のベンチは古くなってしまっていたが、まだ使える。荷物を下ろして一休みし、腹ごしらえをする。

高速道路をまたぐ前後に、ベンチや東屋が出来ていたが、他に休めそうなのはここだけだろう。
遠くに、久礼付近の海まで見渡すことが出来た。双子のような岩が見えている。  


Posted by こいったん at 05:55Comments(0)お遍路 第三拝(高知)

2018年10月15日

【3巡目-309】 そえみみず遍路道、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その4〉[2017年5月2日]

一息ついてから出発する。
早速、草刈りお接待の鋏が備え付けられていた。階段を下りて、高速道路の下をくぐり、いよいよ長い階段の始まりである。

階段がある事を知っているからよいものの、知らなかったらさぞかし「げんなり」することだろう。

高速道路の上を、農道だろうか、高い橋が架かっているのを見ることがあるので、ここもその方法が使えなかったのかなあ、とも考えていたが、対岸の山まではかなりの距離があり、無理そうである。

階段の隙間から、草が生えだしてきていた。まだ10センチ程度だろうか、歩くのには支障は無いが、真夏などは草で覆われそうである。
科学の進歩で、こうした草は防げないものだろうか。

草刈りお接待の依頼が結構あるが、鋏がほとんど無くなっている。
なぜ、と思ったが、草を刈りながら上がったのだろう、石段の終わり辺りに、ちゃんとまとめて返却されていた。

使った鋏を元の場所に戻すのは難しいだろう。再び階段を上り下りしなければならなくなる。

階段を上りながら振り返ってみると、高速道路によって、ごっそりと山が削られてしまったことが分かる。搬出した土砂は相当なものだろう、衝撃を受ける。

階段の数をかぞえ忘れたが、ようやく上がり終え、土の道となった。  


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2018年10月12日

【3巡目-308】 そえみみず遍路道、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その3〉[2017年5月2日]

山裾の集落から外れた人気の無い場所に、「ヘンロ小屋第31号 そえみみず・酔芙蓉」が完成していた。

まだ元気ではあったが、せっかくのヘンロ小屋なので、一休みさせてもらうことにした。
先程のおじいさんが通り過ぎていった。散歩コースなのだろうか。

山道への入口は、ヘンロ小屋のすぐ先にあった。解説板があり、明治25年に大坂谷の道が開通してから廃道になったそうで、江戸時代の風情が残り、とあった。峠付近には、茶店もあったそうである。

標高400mまで上がるということで、気合を入れて出発する。

草刈り奉仕者として、たくさんの人たちの名前が書かれた木製の看板が並んでおり、平成5年から12年までだったか、参加した方たちの名前が掲示されていた。現在も奉仕活動は続いているのだろうか。

10分ほど進むと視界が開け、いよいよ高速道路の下を通り抜ける階段が続く場所へと出て来た。
一巡目の時にはまだ道路は完成していなかったので、この階段は初めてである。一度見ておきたいと思っていた所である。
ちょうどベンチがあったので、ここで軽く腹ごしらえをして一休みした。  


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2018年10月09日

【3巡目-307】 土佐久礼から、そえみみず遍路道、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その2〉[2017年5月2日]


川に沿って、田畑に住宅が点在している道を進む。
分岐を左に行くと、道が狭くなり、緩やかな坂を上る。少しずつ高度を上げていくのだろうか。

この辺りに、12年前歩いた時にお接待してくれたおばあちゃんが働いている、ニラの作業場があるはずである。

お接待をしてくれることで有名な方で、近くで農作業をしていた息子さんらしき方から、お接待しますとの事で招き入れられた場所である。

確かこの場所だったかなあ、という建物を発見、またお接待してもらえるのかなあ、と思ったが、作業場はもう使われてなさそうな雰囲気だった。

ちょうどその辺りの集落から、おじいさんが現れ、前方を歩き出した。
あの時の息子さんらしき方のような気もするが、どうなのだろう。今となっては、お接待のおばあちゃんの事も含めて、尋ねてみればよかったかなあ、と思う。

ゆっくり歩いているおじいさんを追い越すと、再び分岐となる。
現代の遍路石があり、「そえみみず」遍路道は左だが、そのまま進む道は、「ほんみみず」となっており、大野見村へと続いているそうである。

本みみずと添えみみずがあって、これから歩くのはサブルート、ということだろうか。何か面白い。  


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2018年10月06日

【3巡目-306】 土佐久礼から、そえみみず遍路道、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その1〉[2017年5月2日]


「道の駅かわうその里すさき」にて車中泊をし、午前7時過ぎに起床、準備をする。

車から降りた所、国道の向こう側からオレンジ色の大きなリュックを背負ったお遍路さんが、こちら側へと渡って来た。
離れた距離ではあったが視線が合い、会釈をしてくれた。えらく愛想の良いお遍路さんだなあ、と感心する。休息のため、道の駅にやって来たようだ。

この方とは、今日の夕方と明日の早朝に、(37)岩本寺にて顔を合わせることになる。

道の駅を出発し、すぐに無料の高速道路に乗り、中土佐インターで下車、ふるさと海岸駐車場という場所に車を止めて歩き始めた。午前7時半である。

久礼の街中を通り抜ける。有名な大正町市場があった。
土佐久礼駅までは7~8分と、思ったよりも近かった。

国道へ出て、コンビニに立ち寄り、朝食などを買い込む。以前はスリーエフだったと思うが、ローソンに鞍替えしていた。
隣には、古そうなコインランドリーがあり、その横の道を入り、そえみみず遍路道へと進んで行く。

七子峠に向かっては他に、大坂遍路道か、国道を進む三つのルートがあるが、他のお遍路さんは主にどのルートを歩いているのだろうか。
そえみみずの方を選択する方はどれくらいいるのか、気になる所である。標高400mまで上がるので、少々気合を入れながら歩を進める。  


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2018年10月03日

【3巡目-305】 焼坂峠、土佐久礼駅、高知市内へ 〈その24〉[2017年5月1日]

国道を進み、車を止めて置けそうな場所はないかなあ、と探しながら歩くが、結局見付からなかった。

のんびり歩いていては18時39分発の列車に間に合わないかも知れないので、早歩きで進む。

明日歩く予定の、そえみみず遍路道への入口を通過し、駅方面へ左折。ガード下をくぐると、駅前に出る歩きの抜け道があり、すぐ土佐久礼駅に到着した。発車7分前である。

無人駅のようだったので、券売機で切符を買い、特急あしずり10号に乗り込む。土佐久礼駅から乗ったのは自分一人で、列車内はガラガラだった。

19時半過ぎに高知駅に到着。車を止めてあるパーキングまでは早歩きで30分近く掛かり、20時過ぎにようやく到着した。

この日は、「高知ぽかぽか温泉」で、入浴・夕食・洗濯をし、下道を走り、「道の駅かわうその里すさき」にて車中泊をしました。
温泉も道の駅も、県外ナンバーの車でいっぱいでした。



本日のコースタイム
国民宿舎土佐7:08→9:14武市半平太像9:34→11:48ヘンロ小屋須崎12:13→13:31ジョイフル須崎店14:19→14:24[5]大善寺14:56→15:57安和ローソン→16:51焼坂峠→18:32土佐久礼駅

土佐久礼駅18:39→19→19:33高知駅→19:57デイパーク弥生町第1→icon17→20:09高知ぽかぽか温泉21:33→icon17→道の駅かわうその里すさき


歩行距離:35.2km
 歩数  :54073歩
最高気温:29.3℃
最低気温:11.0℃[須崎市]  


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2018年09月30日

【3巡目-304】 焼坂峠、土佐久礼駅まで 〈その23〉[2017年5月1日]

高速道路を越え、JR土讃線の線路下を抜ける。
土佐久礼駅から、午後5時半過ぎの列車に乗れるかなあ、などと考えていたのだが、6時半の便にも間に合うかどうかという状況、急がないといけない。

安和と久礼では隣町ですぐに行けるイメージだったが、地図を見ると8km近くあるから、時間が掛かる訳である。

林道となっている旧国道を進み、国道56号線に合流したのは、ちょうど午後6時だった。あと2.5kmを30分弱で歩かなければならない。
夕暮れをのんびりと歩きたかったのだが、仕方がない。

国道には歩道が無かったが、通る車も少なく、怖い思いをすることなく歩く。

旧道への遍路道の分岐となった。このまま国道を進もうかとも思ったが、路肩部分がさらに狭くなっており歩くには厳しくなりそうで、旧道へと入った。

三度目の通過で道は覚えているが、記憶に無い休憩所があった。「道の川へんろさんやすみどころ」と看板に書かれており、以前からあるような雰囲気だった。室内の電気が点いていたが、誰かいたのだろうか。

国道に出れそうな道があったので、再びそちらを歩く。明日の駐車場に良い場所があれば、探してみることにする。海岸に、一日なら止めておけそうな場所は事前に調べてあったのだが、もう少し駅から近い場所があれば、と思ったからである。  


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2018年09月27日

【3巡目-303】 安和、焼坂峠、土佐久礼駅まで 〈その22〉[2017年5月1日]

広島のお兄さんと話をする。
昨夜は、塚地峠の休憩所で野宿をし、横浪スカイライン経由でここまで来た、との事。
「国民宿舎土佐」に泊まった自分にここで追い付いて来るとは、随分と速足である。

(35)清滝寺から数㎞先にある、JRの波川駅という所にバイクを置いて歩き始めるはずだったが、愛媛県内の高速道路上でバイクが壊れてしまい、予定より一日遅れでの出発となったそうである。
浪川駅からアクセスする方法があったとは、考えもしなかった。
今回は、宇和島まで歩けたら次回が楽になる、と話していた。

これから、久礼にある黒潮本陣でお風呂に入り、どこに泊まるかはそれから考える、との事だった。

トンネルをくぐればもっと早く行けたのでは、と聞いてみると、道しるべに従ってついついこっちに来てしまった、と言う。きつい遍路道を選んでくれたことや、思わぬ出会いがとても嬉しかった。

翌日見掛けることもなく、短い出会いだったが、今回の遍路旅で印象に残った一人だった。

お兄さんに続いて、こちらも出発する。次第に、車の轍もしっかりしてきて、下界が近いことを示している。

開けた場所に出て来る。前回は工事もしていなかったと思うが、高速道路が完成して、遍路道の下を通り抜けていたようである。幸い、そえみみず遍路道のように、階段が続くようなことは無かった。  


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2018年09月24日

【3巡目-302】 安和、焼坂峠、土佐久礼駅まで 〈その21〉[2017年5月1日]

土砂崩れで道が埋まったこともあったようだが、現在では土砂を乗り越えるように道が造られていて、特に危険なことも無かった。

歩きの道から、再び林道となる。林道といっても、大昔には国道だったそうである。

12年前、この道を歩いた時に、この辺りで鳥獣保護の仕事をされているおじいさんと出会い、麓まで一緒に歩いた。
密猟する人が山に入っていないか、調べに来ていたようである。

その時に、この林道がかつては国道で、信じられないことにバスも走っており、そのバスに乗ったこともある、という話をされていた。確かに、路肩の土を除ければ、車が走れそうな道幅はあるが。
懐かしい思い出である。

林道をトボトボと歩いていると、部分的に樹木が無く、明るい場所に出てきた。下草もふさふさと生えている。ここの道の真ん中に荷物を下ろして休ませてもらうことにした。
既に午後5時半過ぎ、もう誰も通らないだろうから、道を塞いでも大丈夫だろう。

一休みしていると、森の中から大きなリュックを背負った青年が歩いて来たので、大変驚いてしまった。
まさか、この時間にこの道を歩いているお遍路さんがいるとは思わなかった。
少し話をする。広島から来た、ということだった。  


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2018年09月21日

【3巡目-301】 安和、焼坂峠、土佐久礼駅まで 〈その20〉[2017年5月1日]

はっきりとした表示は無いのだが、「焼坂峠」と思われる場所へと到着した。時刻は午後5時近くである。

電線越しに、標高差で約200mの安和集落が見えていた。これだけの高さを上って来た訳である。

峠には、この先の遍路道に危険個所があるので注意を促す大きな看板が設置されていた。確かに荒れている部分もあったが、同じような遍路道は他にもあるので、特別歩きにくいという訳ではなかった。

峠からは、廃道になりつつある林道を下る。緩やかなので、のんびりと歩くことが出来る。

注意書きのラミネートされた張り紙が急に目立つようになってきた。路肩注意、落石注意、足元注意と、次々と登場してくる。役所が取り付けてくれているのだろうか。

通行止にするのではなく、注意を促しながら通れるようにしてくれるのはうれしい。

幅の広い道を進んでいたのだが、いつの間にか歩きの道に入っていたようである。

峠を越えてからは林道を歩く区間が長いが、峠までは、直登する歩きの道だった。ということは、埋もれてしまっている、峠からの歩きの下り道があるということになるのだろうか。  


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