2022年12月15日
【3巡目-800】 第33回 区切り打ち 帰宅 (後編) [2020年8月31日]〈その16〉
新型コロナの影響でお客さんは少ないかと思っていたら、ビジネスマンが結構乗っている。
二~三両編成だったか、前から後まで空席を探してみるが、二人掛けの椅子が全て、一人客できれいに埋まっている状態だった。
自分が座れば、そこだけ二人掛けになりそう。何か座りにくい。
結局、座りそびれてしまい、デッキで過ごすことにした。30分ちょっとなので、我慢しよう。
志度駅で下車、少し歩いてことでん志度駅へ。小さくてかわいい駅舎でした。
この車での四国入りは、これが最後となってしまった。
帰りは、どちらの橋を使おうか迷うが、瀬戸大橋にした。後で地図を見てみると、淡路島経由の方が大分距離が短そうだった。
途中、仮眠をしながら車を走らせ、翌朝、金沢に辿り着いた。
丁度、800回目の投稿で、歩き遍路3巡目の記事が終了となりました。
(88)大窪寺で結願した時が、777号だったから、偶然とはいえ、不思議なものです。
コースタイム
17:07板東駅17:17→



[歩き遍路第三拝 終了]
2022年12月11日
【3巡目-799】 第33回 区切り打ち 帰宅 (前編) [2020年8月31日]〈その15〉
後は、(84)屋島寺麓の「琴電潟元駅」近くに止めてある、自家用車を取りに戻ることになる。
板東駅から志度駅までJRを利用し、近くの琴電志度駅から潟元駅へ、という計画である。
駅までは、グリーンのラインが引いてあり、迷わないようにたどり着けるようになっていた。
記憶に無い、おもてなしステーションがあったりと、少しずつ変化してきている。
12分で、板東駅に到着した。
無人駅だが券売機があり、志度駅までの切符を購入した。
20分の乗り継ぎ時間があったことから、駅を出て、板野駅周辺を散策した。
一度廃業した「旅館ばんどう」が、料金がかなり安くなって、この時は復活していたようである。
ただ、へんろ道保存協力会のHPによると、その後再び、短期間で廃業となってしまっていた。
本日のコースタイム
白鳥温泉8:39→引田→13:33大坂峠→15:31卯辰越→16:04大麻比古神社16:16→16:29(1)霊山寺16:55→17:07板東駅
歩行距離:29.6km
歩数 :45400歩
最高気温:35.6℃
最低気温:25.6℃[引田]
2022年12月07日
【3巡目-798】 1番霊山寺(満願) [2020年8月31日]〈その14〉
立派な灯籠が並ぶ参道を戻るように進む。
15分程歩いて、午後4時半過ぎに、無事、(1)霊山寺に到着した。三度目の満願となった。
「結願」と「満願」の違いははっきりしていないようだが、(88)大窪寺で結願、(1)霊山寺で満願、ということにしておく。
(88)大窪寺でもそうだったが、ある程度の達成感はあるものの、そんなに深い感慨は起こらなかった。

参拝をし、納経所へと向かった。
霊山寺では「満願之証」なるものを出してくれているそうなので、今回は頂いてみようかと考えていた。
大窪寺の結願証とは、大きさや貫禄がかなり劣るものの、無事に満願之証(2000円)を受け取ることが出来た。
この日はちょうど51回目の誕生日であり、その日付のものが頂けて良かった。
2022年12月03日
【3巡目-797】 卯辰越④、1番霊山寺へ [2020年8月31日]〈その13〉
後は何もない、クネクネ山道を下って行くことになる。
麓まで降りてくると、四国のみちの立杭があり、次に目指していた大麻比古神社への道しるべがあるが、だだっ広い駐車場のような場所へ入るように指示している。
鉄製の門で閉じられているが、横から入れるようになっている。ここを進めば良いのだろうか。取り敢えず行ってみることにした。
いよいよ、(1)霊山寺はすぐそこであるが、まずは由緒あり気な、この大神社に立ち寄った。
ちなみに、そのまま車道を進めば、道の駅となっている「第九の里」があるようである。
霊山寺の納経時間終了にはまだ時間があることから、最後の一休みをさせてもらった。
2022年11月29日
【3巡目-796】 卯辰越③ [2020年8月31日]〈その12〉
ちょっと進むと、先程見えていた自販機があった。奥に工場のような建物があり、その入口に設置されていた。命の水である。
ここに自販機が無かったら、どうなっていたことだろうか。お茶とコーラのペットボトルを買う。
「卯辰トンネル」だったか、早期着工の大きな看板があった。もしかして、もうトンネルが完成しているのだろうか、と期待してしまったが、そのような様子は無かった。
そんなにキツイ峠なのだろうか、と少々不安になる。
ようやく手に入れた水分を手にしながら上り、卯辰越の頂上らしき場所に辿り着いた。
何か祠と、四国のみちの案内板があった。
峠を越えてからもクネクネ道が続くが、上りよりは視界が開けてよい感じである。
それにしても、静かな峠道かと思っていたら、次々と車が追い越していく道だった。
2022年11月25日
【3巡目-795】 卯辰越② [2020年8月31日]〈その11〉
途中、軽トラ一台が通り過ぎていっただけである。遍路道の痕跡を示すものは見当たらなかった。現代の遍路道なのだろう。
途中から舗装路となり、ちょっと新しいコンクリート部分があったので、一休みする。
水分が後わずかしかない。この状態で卯辰越を進めるだろうか。へんろ地図によると、170m上ることになっている。
直に県道に合流するが、ここに自販機が無いと、大変な事になる、と言うか、山越えは無理だろう。
何か赤い物が見える。あれはコカ・コーラの自販機では無いだろうか。
肉眼でははっきり見えないので、デジカメの望遠を使って写真を撮って確認してみると、確かに自販機だった。助かった。
真夏の歩き遍路で、水分の危機に陥るのはこれで何回目だろうか。
県道41号に合流する。分岐には四国のみちの石柱があり、右折して(1)霊山寺を目指す。
2022年11月21日
【3巡目-794】 卯辰越① [2020年8月31日]〈その10〉
車一台走れるくらいの狭い林の中の車道を下って行く。
ほとんど、車は通らない。一ヶ所だけ、下界の集落が見渡せる場所があったろうか。
道路が広くなると、左斜め方向に向かう道路があったが、分かりにくい。ボケっとしていたら、気付かずにそのまま下りて行ってしまっただろう。
振り返って看板をみると、右方向が折野となっている。多分、こっちへ進めば良いのだろう。
レの字のように曲がると、再び上りになってしまった。が、数分で頂上となる。「花折大明神」という、赤い鳥居の神社がある。
道路右側には、ベタノ谷に沿って、延々と青い網が続いている。
何のためにあるのかなあ、と考えていたが、確かどなたかの遍路紀行で、卯辰越には不法投棄が多い、と目にしたのを覚えている。この対策のためなのかも知れない。
網が無かったら、下方の川に向かって簡単に物を捨てられそうで、実際に崖下を見てみると、あちこちに投棄物があった。
2022年11月17日
【3巡目-793】 大坂峠③、卯辰越へ [2020年8月31日]〈その9〉
麓からは、1時間とちょっとだった。
四国のみちの立杭やへんろ地図によると、県境からの距離は800mで、120m登ることになっている。
ここから右方向へさらに上へあがると、眺めが良い場所があるのだが、酷暑の中そんな元気も無く、一度行ったこともあることから、とそのまま峠を下った。
一旦、車道を横断すると、恐らく、遍路道の中ではナンバーワンの急な擬木の階段がある。
昔の遍路石と現在のものとが両立している。
今回は、卯辰越で(1)霊山寺を目指す。ここからは、初めて歩く道となる。
ただ、気掛かりが。水分がもう底をついている。
卯辰「越」という事で、これから上り道を進んで大丈夫だろうか。そんなに標高のない峠かと思うが、自販機はあるだろうか、と大いに不安になる。
金泉寺方面に向かえば、後は下りで、駅もあったから、自販機くらいはあるだろう。
と言いつつ、結局、卯辰越を目指した。
2022年11月10日
【3巡目-792】 大坂峠② [2020年8月31日]〈その8〉
一度歩いているから、どんな道だったか、何となく覚えはある。
一旦、車道を横切る形となり、ここからが本番となる。
「讃岐街道 大坂峠」の看板を見ながら進む。車一台以上分の幅の広い道が続く。
勾配はそれなりにあるから、息を切らせながら進むことになる。
県境の木柱がある場所まで到達して、一息入れる。
ここが頂上かと思ってしまうが、これまで歩いて来た広い道が藪になっており、右上方向のさらに高い所へと向かう、歩きの道へと誘導される。
明らかに違う道に進む印象で、別の時代の遍路道へと入るのかなあ、と思うが、今まで歩いて来た道は、この先どうなっているのだろう。
崖崩れで復元不可能状態とかだろうか。
2022年11月06日
【3巡目-791】 大坂峠① [2020年8月31日]〈その7〉
ここから、いよいよ山越えとなる。
この暑さの中で無事に向こう側に辿り着けるか、それも水分不足の状態で、不安を抱えながらの歩きとなってしまった。
少し離れた国道に行って水分補給を、とも思ったが、かなりの寄り道となりそうで、面倒で諦めてしまった。
余談だが、(88)大窪寺から(1)霊山寺へ戻るには、(10)切幡寺経由が断然楽かと思うのだが、大坂峠がお遍路さんに歩かれたのはどういった理由なのだろうか。
峠のない切幡寺ルートに比べ、こちらは、五名トンネルの上の山越え、中尾峠、大坂峠と忙しい。
今回は、さらに追加で卯辰越を予定している。
歩いていて楽しいのは、断然、遍路石がたくさんあるこちらの道ではある。
ちなみに、一巡目は切幡寺経由で霊山寺、二巡目は、與田寺から三本松港まで。
その後、番外編のような形で、大滝寺から白鳥神社経由大坂峠、金泉寺で打ち止め、といったルートを歩いている。
三巡目の今回は、二回目の大坂峠、という事になる。
2022年11月02日
【3巡目-790】 引田、大坂峠へ [2020年8月31日]〈その6〉
JRの駅付近は寂しい感じだったと思うが、この辺りは結構、住宅が密集している。
「相生ふるさと村」なる、コミュニティセンターや広い公園などがあり、その一角の日陰に座り込んで、一休みさせてもらう。
1泊3000円、の看板もあり、へんろ地図に掲載されていない宿泊施設まであるようである。隣接して、カフェもあった。
歩き遍路の宿としても、利用出来るのではないだろうか。
相生の集落を出る。
遠くに海や、国道沿いの建物を眺めながら、味気無い道を一直線に進んで行く。
峠に備えて水分の補給を、と自販機を探しながら歩いていたのだが、一向に見付からなかった。
どこかに自販機くらいあるだろう、と甘い考えだった。
2022年10月29日
【3巡目-789】 引田、大坂峠へ [2020年8月31日]〈その5〉
何の変哲もない、郊外の道である。
意外と、こういった退屈な道を歩いたことが印象に残ることがよくある。
現在の気温は30℃位だろうか。
ここから海側へ向かえば、引田駅があり、丁度良い時間に、徳島方面への汽車があるはずである。
この暑さの中、大坂峠を越えなければならず、歩ける自信が無かった。
さて、どうしようか、駅へと向かおうか、と悩んでいるうちにどんどん歩みを進めてしまい、もうこのまま峠越えするしかないような状況になってしまった。
へんろ地図の赤い線通りに進んで行き、突き当たりまでやって来た。
大きな工場の敷地に入って行く形になるので、右か左かに迂回しなければならない。
地図を確認するのが面倒で、確か右だったかなあ、と右方向へ進んだのだが、左が正解だった。
番外の東海寺もあったようだが、訪問出来なかった。
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2022年10月25日
【3巡目-788】 大坂峠、卯辰越、1番霊山寺へ [2020年8月31日]〈その4〉
四国のみちの石柱と土道が続いている箇所がある。土の道にそそられるが、全然違う所へと向かうようなのでパスする。
地図を確認すると、白鳥方面に向かう道のようだった。
「小海」という所まで来ると、写真のアニメチックな真新しい看板が立っていた。こんな場所に、と言っては失礼だが、お遍路さん休憩所の案内であった。
この場所にあるのではなく、歩いては数百メートル、道を外れなくてはなりそうで、滅多に通らない歩き遍路が立ち寄れそうな場所では無い。
かと言って、ここを走る車遍路の方もほとんどいなさそうである。
強いて言えば、高速道路のICから直接(88)大窪寺を目指す時にこの道を走るかも知れないが、一体どういう場所なのだろうか、ととても気になっている。
ネットで検索しても、情報は見当たらなかった。
2022年10月21日
【3巡目-787】 白鳥温泉から、大坂峠、卯辰越、1番霊山寺まで [2020年8月31日]〈その3〉
東海図版の「四国遍路地図」によると、ここから脇道に入るように点線が入っており、6年前には実際にこの道を歩いている。
が、途中に掛かる橋が無くなっている、と地元の方からの話で、来た道を戻る羽目になった思い出がある。
その時、まだ小学校は児童の声が聞こえていたような記憶がある。
今回通ってみると、運動場に草が生えていた。帰宅してから調べてみると、廃校になってしまっていた。
前回は左折して白鳥神社経由で大坂峠へと向かったのだが、今回はそのまま直進し、最短距離で向かうことになる。
ここからは初めて歩く道となるので、楽しみにしている。
西山の交差点を過ぎ、少し歩くと神社があった。ここまで、休憩出来そうな場所は見当たらず、どこか無いかなあ、と探していた所である。
境内で、一休みさせてもらった。
2022年10月14日
【3巡目-786】 白鳥温泉から、大坂峠、卯辰越、1番霊山寺まで [2020年8月31日]〈その2〉
本日の予定は、大坂峠から、卯辰越で、直接(1)霊山寺へと向かう計画である。
ただ、35℃以上となる猛暑日になるようなので、山越えが不安である。万が一の場合は、引田からJRを使ってワープすることも想定しておく。
建物横に四国のみちが続いており、今回はこちらを歩いてみた。三宝寺の表示があり、遍路シールも貼ってあった。細い舗装の小道があり、数分で通常の車道に合流した。
遍路石や、「へんろ道保存協力会」の立杭も残されている。
「白鳥神社」の文字も見られるが、へんろ地図には神社への赤い線が無いのが不思議である。以前の地図には、神社の記載も無かった。
6年前に白鳥神社を訪問したことがあるが、広い敷地の大神社だったことが印象的だった。由緒ありげな雰囲気だった。
今回は、そのまま直進して大坂峠へと向かった。
分岐から少し歩くと、(88)大窪寺から続いている国道に合流した。片側一車線の歩道がある道である。
2022年10月10日
【3巡目-785】 白鳥温泉③ [2020年8月31日]〈その1〉
男性用だけが入れるようになっていたのでおかしいなあ、と思いつつ、朝風呂を楽しませてもらう。
後で聞いた所によると、もう一組泊まっていた夫婦?は、朝食をキャンセルし、早朝5時半に出発してしまったそうである。
という事は、自分一人のためだけに、お風呂が開いていたことになる。申し訳なさすぎる。
歩き遍路の宿としてはかなり遅いが、昨日は遅くまで歩いたし、温泉でゆっくりするための宿なのでそれでも良い。
朝食も、自分一人のためだけに、であった。
前日夜だったか、朝だったか、いつお願いしたか忘れたが、おむすび3個を受け取る。1個180円と高かったが、今日の行程でこの先、食事する場所は無かったはずである。
食堂のテレビでは、アルプスの少女ハイジの再放送をしていた。ちなみに、ハイジやラスカルとかマルコを観て育った世代なので懐かしい。ついでに、この日は誕生日で、51才になりました。
2022年10月03日
【3巡目-784】 白鳥温泉② [2020年8月30日]〈その22〉
早速、生ビール(大)を注文する。900円と高いなあ、と思っていたら、本当に特大のジョッキで出てきて驚いてしまった。
こんなに飲めるかな、と心配しつつも、問題なく飲み切れた。
普通は「生中」を頼むなあ、と今になって気が付いた。
もう一組、向かいのテーブルで食事をしている30代くらいの夫婦がいた。後で知ったのだが、この日の宿泊客は自分とこの方々だけだったそうである。
2リットルのペットボトルを凍らせてもらえるかお願いしてみた所、快く応じてもらえた。とても助かる。
夕食後は、洗濯機を回し、ちょっと一息入れてから、楽しみにしていた温泉へ。
午後9時までの営業で、8時半に行ったから、外来入浴客の姿も無く、貸切だった。
白鳥温泉:一泊二食 6240円(特別料金) 〈松 6畳〉
※洗濯機1台 200円・乾燥機1台 30分100円、洗剤無料。自販機あり。食堂に冷水あ
り。朝食は7時半から。
宿泊客:歩き遍路1人、一般客1組2人。
2022年09月29日
【3巡目-783】 白鳥温泉① [2020年8月30日]〈その21〉
腰とか、どこも身体が痛くならずに歩き通せて嬉しい。
ゆっくりと温泉に浸かってから食事を、としたかったのだが、夕食の最終受付が19時という事で、先に食べることになった。
この時は、GoToトラベルをやっていた時期で、夕食は贅沢にもワンランク上のものとし、「【50歳以上限定】グレードアップ夕食≪特別会席≫でちょっと贅沢な温泉旅行を【夕朝食付(特別会席)】」を申し込んだ。
正規料金9600円の所が6240円になったから、普通の二食付きの値段よりも安かった。
本日のコースタイム
いしや旅館7:02→8:44(87)長尾寺9:20→10:56おへんろ交流サロン11:32→13:39多和結願の郷13:59→15:10(88)大窪寺15:47→15:48八十八庵16:17→18:49白鳥温泉
歩行距離:31.9km
歩数 :51400歩
最高気温:37.0℃
最低気温:27.4℃[高松市]
2022年09月25日
【3巡目-782】 白鳥温泉へ [2020年8月30日]〈その20〉
山越えの遍路道はパスして五名トンネルを使い、山の反対側へ。日没が近付いてきて、薄暗くなってきた。周囲は開けている。
県境にある境目集落で一旦、徳島県に入るが、道を左折して、再び香川県に戻る。ここから、森の中へと突入し、ちょっとした峠道となる。
色々な形態の遍路石が残されていて面白い所なのだが、日没が近付いてきて、じっくり観察出来なさそうである。
中尾峠まで車道を進むと、峠から歩きの道があるのだが、今回はそのまま車道を進んだ。と言っても確か、白鳥温泉まで、一台も車が通り過ぎなかったのではなかったか。
午後6時45分になってようやく、川の対岸に「白鳥温泉」の建物が見えてきた。三度目の風景である。
バス停のベンチでちょっと息を整えてから、宿へと入った。
2022年09月21日
【3巡目-781】 白鳥温泉へ [2020年8月30日]〈その19〉
立派に改良された国道から旧道に入り、「あかの渕」とやらがあるという、「西教寺道」の一部を通って「白鳥温泉」を目指すことにし、実際に少し進んだ。
が、小さな山を越える上り道となりそうな雰囲気である。
実はその時、(88)大窪寺門前の店で生ビールを一気に飲んでしまったせいか、呼吸が少し苦しくなっていた。
平坦路や下り道は大丈夫なのだが、上り道はちょっと辛いなあ、と不安になっていた。
次回こそはこちらの道を歩いてみよう、とまたも宿題が出来た。
国道と言っても、たまに車が走り去るくらいの、静かな道である。時折現れる旧道の狭さを見れば、元々人の流れが少ないことが分かる。
また、ここから白鳥温泉まで、遍路石がたくさん残されている「遍路石街道」、と勝手に思っている。八十八ヶ所のルートを少し離れた場所の方が、歩いていてなかなか楽しい。