2022年01月17日

【3巡目-709】 宇多津、78番郷照寺へ [2020年7月24日]〈その8〉

雨の中を進み、丸亀市から宇多津町となる。

またまたトイレに行きたくなってきた所で、「うぶしなおせったいトイレ」なる、まだ出来て間もないようなトイレを発見した。早速、利用させてもらう。

うぶしな(宇夫階)、とは地名のようで、公民館のような建物に併設されていた。
ちょうど、大きな道路が真上を通過している所の下にあたる場所である。

そこから程なくして、(78)郷照寺への細い道へと入る。そんな車も通れない小道に、子供たちを連れた家族連れが前を歩いていた。

どこへ行くのかなあ、と思ったら、変わった所に暖簾が掛かっている。

へんろ地図には掲載されていないうどん屋があり、裏口からも入れるような形となっていた。
時刻は正午過ぎ、店内を覗くと、お客さんで席は埋まっていた。

郷照寺の門前街のような街中を進み、(78)郷照寺に到着となった。

お寺への道路は狭いのだが、香川県内では、こんぴらさん・善通寺に次いで、初詣客、第3位のお寺だったはずである。どこに車を止めて参拝客が来るのか、不思議である。  


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2022年01月14日

【3巡目-708】 丸亀、78番郷照寺へ [2020年7月24日]〈その7〉

大通りに出るとすぐに、狭い敷地を利用した、ヘンロ小屋第18号「丸亀城乾」がある。
残念ながら、ゴミが放置されたままになっていた。量的に、恐らくお遍路さんではなく、地元の方の所業だろう。

この頃には、雨が降り出してきていたが休まずに通過する。
トイレに行きたくて困っていた所、案内板によると、丸亀城の側にトイレがある様子。元々、お城を少し見ていこうかなあ、と思っていたから、遍路道を外れてみる。
たまたま、市営駐車場の一角に便器が見えていたので、利用させてもらって助かった。

城の敷地は広いようで、近くの道路からでは天守閣はまだまだ小さく見える。

再び遍路道へと戻り、土器川の大きな橋を渡る。
ランニング中の方が、ずぶ濡れになりながら歩いていた。

橋を渡ってから、大通の旧道があり、そちらを進むことにした。
通常のへんろ地図には赤い線は無いが、英語版のへんろ地図では、こちらが遍路道に指定されている。

ようやく雨が止み、トボトボ歩いていると地元ナンバーの車が止まり、予期せずお接待が。まだ若そうな方だったが、ペットボトル入りのコーヒーを渡してくれた。ありがとうございます。

確か、車には88と書いたステッカーが貼ってあったから、多分お遍路する方なのだろう。咄嗟のことで、納札を渡しそびれてしまった。  


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2022年01月11日

【3巡目-707】 77番道隆寺、78番郷照寺へ [2020年7月24日]〈その6〉

(77)道隆寺を出立する。山門を出てすぐ左方向へ進む。

こんな、何でもない住宅街にも標石があり、金蔵寺・丸亀・うたつ道場などの文字がはっきりと残っていた。
「うたつ道場」とは何か、と帰宅してから調べてみると、宇多津町の(78)郷照寺のことのようだった。

道幅はそれ程広くは無いが、そこそこ交通量のある県道21号へと出て来る。

通り沿いにある、二巡目の時に利用した230円のラーメン屋さんはまだ営業しているのだろうか。
ご主人は、リウマチの痛みで眠れないこともある、と話していたが、元気にしているだろうか、と気になっていた。
ついこの間のことのような気がするが、もう8年も経ってしまっている。

はっきりとした場所は覚えていなかったが、この道路沿いを歩いていれば気付くはず、と注意深く歩いていくも、いつの間にか、丸亀市の看板が見えてきてしまった。通り過ぎてしまったようである。

見落とすことはないだろうから、もう営業は止めてしまったのだろう。
写真は、8年前のものです。

県道を一直線に進めば良いのだが、時折、並行している旧道も利用する。

丸亀市内に入ってからは、車は新道に移り、しばらくは旧市街のような道となる。突き当りで曲がって大通りに出ると、道路は広くなり、都会に出てきたような印象となった。  


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2022年01月08日

【3巡目-706】 77番道隆寺 [2020年7月24日]〈その5〉

(77)道隆寺が近付いてきた。

頭陀袋から持鈴を出し、チャリンチャリンと音を鳴らして存在アピールをする。

どこから見ていたのか、8年前はお母さんだったが、今回はお父さんが出て来てくれた。
息子が作ったお地蔵さん、ということで手渡してくれた。前回よりは、背が低くなっている。今はこの形のものを作っているそうである。

帰宅後早速、車のメーターの所に、前回頂いたものと合わせて置かせてもらった。ありがとうございます。

午前9時44分、(77)道隆寺に到着した。

門前には、遍路用品店が店を構えている。
なかなか利用する機会がないのだが、末永く続いて欲しいものである。
他に、門前に店があるお寺でパッと思いつくのは、切幡寺くらいだろうか。昔はきっともっとたくさんあったに違いない。

こちらは(76)金倉寺に比べると小ぢんまりとしているが、屋根付きの休憩所があったりして、歩き遍路にとっては足を休めて、ゆっくりと過ごせるお寺である。

30分程滞在して、お寺を後にした。  


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2022年01月05日

【3巡目-705】 76番金倉寺、77番道隆寺へ [2020年7月24日]〈その4〉

うどん屋さんの横に遍路道が続いている。
ここを通るのも3回目のはずなのだが記憶にあまり残っておらず、遍路シールを読み間違えてビニールハウスの間を入ってしまい、変な所で行き止まりになってしまい、Uターンする。

田んぼの中を抜けると、お馴染みの鬱蒼とした森の中にある神社の脇を通り抜ける。「葛原正八幡神社」というようである。

今回は、ちょっと立ち寄ってみることにした。
入口は茅の輪くぐりとなっていた。お遍路さんに、水洗トイレをご自由に利用して下さい、との新しい看板もあった。

神社を出てからは、古い集落を抜けると、田んぼの中に住宅や学校がある、都市近郊のような風景が広がるようになる。

そんな道端にも、遍路石が結構な割合で残されていた。
一直線に歩いて行き、いよいよ右折すると(77)道隆寺の門前となる地点までやって来た。

ここで、今回の遍路旅のメインイベントの一つが待ち構えている、

この辺りに住まれている方が、歩き遍路に手作りのかわいいお地蔵さんをお接待してくれており、8年前に貰ったお地蔵さんは車のメーターの所に置かせてもらっている。もう一つ頂ければなあ、と気合が入っているのである。  


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2021年12月31日

【3巡目-704】 善通寺から、76番金倉寺へ [2020年7月24日]〈その3〉

線路の反対側へと渡り、遍路道を探索する。

住宅やアパート、会社が集まっていたが、私有地に付き関係者以外立ち入り禁止、となっていた。大地主さんの土地なのだろうか。

恐る恐る入らせてもらい、はっきりと道は分からなかったが、ほぼ赤い線に沿って忠実に進み、(76)金倉寺への遍路道に合流することが出来た。

ここからは、車一台がやっと通れるような細い道が一直線に続き、突き当たりが(76)金倉寺となった。
狭い道から、広い境内のお寺に入って行くのが印象的である。

お寺の名前の通り、金運向上にご利益があるのか、小判の絵馬がぶら下がっていた。一枚、記念に買って、持ち帰れば良かったか。
金ぴかの小判の像も、なかなかの物である。

次の札所へは、境内を通り抜けて駐車場の所から出るのが一般的だが、入って来た山門から出ることにする。
遠回りになるが、寺の反対側をグルっと回るように進み、大きな道路に出た。

釜揚げうどんの長田何とか、といううどん屋さんがあり、まだ午前8時台というのに、行列が出来ていた。この日は祝日ということもあるが、なかなかである。  


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2021年12月28日

【3巡目-703】 善通寺から、76番金倉寺、79番高照院、81番白峯寺まで [2020年7月24日]〈その2〉


午前7時半を少し回った頃に、「善通寺グランドホテル」を出発する。

大きな道路から、一直線に進む脇道に入り歩いていると、期せずして遍路石が登場した。英語版地図の▲マークの所である。
立派な塀の民家の所に三本、並んでおり、感動する。
今では、この道を通るお遍路さんなど、誰もいないだろうに。

この場所で右折すると、車一台がやっと通れるような細い道となる。神社を過ぎると、再び住宅が並ぶようになった。

高速道路を越え、英語版へんろ地図の指示通りに進んで行くと、稲木町という辺りに差し掛かった。

ここからが面白い所、と言うか、英語版地図では赤い点線がふってあるが、東海図版の地図では廃道のオレンジの線が引いてある場所である。

果たして進めるのかどうか、恐る恐る脇道へと入った。

それらしき小道を辿り、JRの線路を横断出来そうだったが、踏切は無く、通行危険の看板があった。

禁止ではないから、行ってみようかどうしようか迷ったが、農作業している地元の人の姿も見えたことから、ちょっとまずいかなあと思い、諦めて引き返すことにした。

別の道から反対側へと渡り、先程の遍路道の続きを探索することにする。  


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2021年12月25日

【3巡目-702】 善通寺グランドホテル③ [2020年7月24日]〈その1〉

朝食は朝7時から、フロント横のソファが並んだ場所で、お重に入った弁当形式のものが出てきた。

二食付きのビジネスホテルはなかなか無いから、有難いことである。ご飯もお替り出来、コーヒーも自由に飲めるようになっており、なかなか良かった。

他の宿泊客も、三々五々やって来た。新型コロナの影響が少し和らいできて、旅行に行けるようになってきた時期である。


今日、これから歩く(76)金倉寺へのコースは、へんろ地図では、善通寺インターの辺りを通る道だけが指定されている。

しかし、東海図版の地図や英語版へんろ地図では、もう一つ、別ルートに赤い点線が振ってある。

東海図版と英語版でも微妙に違っており、今回は、英語版地図のルートを探索してみることにした。

ジグザグと進みながら、(76)金倉寺を向かうことになっている。

黒い▲マークがあるから、へんろ石があるようなので、昔からの道という事だろう。

ホテル前も遍路道になっているから、そのまま地図の上方向に向かって進んで行くことにした。  


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2021年12月22日

【3巡目-701】 善通寺グランドホテル② [2020年7月23日]〈その15〉

午後5時半過ぎ、「善通寺グランドホテル」にチェックインする。

真夏の歩き遍路、それも徹夜で歩いていたのだが、体調不良や痛い箇所も無く、元気に歩き通すことが出来てホッとした。

二食付きで大浴場あり、という事でこの宿を選んだのだから、早速お風呂へと向かった。

想像していたよりかなり小ぢんまりとしており、3人位でいっぱいなイメージである。(58)仙遊寺のお風呂を古くしたような造りだった。

夕食は、併設の炉端焼きのお店で用意してくれていた。

しっかりとした食事を提供してくれて、大満足だった。ご飯をお替りしたから追加料金掛かるかな、と思ったが、無料だったようである。
ちなみに、朝食のご飯のお替りもOKでした。






本日のコースタイム
本山駅9:06→10:11こがね製麺所(高瀬)→12:36(71)弥谷寺13:21→14:15(72)曼荼羅寺14:38→14:47(73)出釈迦寺15:22→16:01(74)甲山寺16:28→16:48(75)善通寺17:13→17:35善通寺グランドホテル


歩行距離:19.9km
 歩数  :35258歩
最高気温:29.1℃
最低気温:24.9℃[多度津町]

善通寺グランドホテル:一泊二食 8800円  〈425号室〉
      ※洗濯機2台:300円・乾燥機2台:60分200円。自販機あり。朝食は7時から可。
    宿泊客:一般客多数。  


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2021年12月19日

【3巡目-700】 善通寺グランドホテル① [2020年7月23日]〈その14〉

午後5時を過ぎてから、(75)善通寺の赤門を通って出立する。
賑やかな市街地かと思っていたが、一方通行の道路沿いに商店が並んではいるものの、静かな通りであった。

数分歩いた所で、本日の宿、「善通寺グランドホテル」が見えてきた。立派な宿を想像していたのだが、かなり古そうな感じである。
てっぺんの看板が、完全に昭和だった。

まずは、隣にマルヨシセンターと言う、午後11時まで営業している大きめのスーパーがある。
遍路姿で入るのは恥ずかしかったのだが、水やコーヒーにアルコールを買い込む。アイスも購入して軒先で食べさせてもらい、火照った身体を鎮めた所で、宿にチェックインした。

ちょうど、「GoToトラベル」が始まった頃で、書類を送れば、遡って後日返金される、という話だった。

フロントの方に、「GoToトラベル」の対象宿になっているか尋ねてみると、今申請中で、領収書や宿泊証明書は決まり次第郵送します、との事だった。

どの宿も、対象宿として申請中で、宿泊代が割引になるのかどうかも分からないが、多分大丈夫だろう、という時期だった。

隣でチェックインしていた方も同じことを聞いていたようで、みんな宿泊代を少しでも安くしたいと必死のようである。

帰宅後すぐに「事後還付申請書」を郵送したのだが、還付金が振り込まれたのは何と、翌年の1月、と半年も掛かりました。地域共通クーポンなるものは届いていません。  


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2021年12月16日

【3巡目-699】 75番善通寺 [2020年7月23日]〈その13〉

(75)善通寺に到着する。
入って右に進むと御影堂(大師堂)と納経所、左が本堂である。

時間が押していることから、まずは納経所へ直行する。ここは17時までちゃんと開いているようだった。間に合って一安心する。

順番が逆になるが、先に御影堂で般若心経を唱える。お参りを終えると、すぐに木の扉が閉じられて、参拝出来ないようになってしまった。まだ午後4時55分である。
ギリギリ、納札とお賽銭が間に合った。

せめて、17時までは参拝できるようにして欲しい。
お遍路さんは慎み深いから、誰も文句を言わないのだろうか。この時間になっても、それなりに参拝客が来ているというのに。

本堂へと戻ると、確か扉は閉じられていたものの、お賽銭は納めることが出来、参拝は可能であった。

その後は、めっきり人がいなくなった静かな境内で、オートシャッターでおひとり様撮影会をして遊ばせてもらった。

本日は、一度お世話になったことがある、善通寺の宿坊に泊まりたいと考えていたのだが、電話予約が苦手なこともあり、楽天トラベルでネット予約が出来た「善通寺グランドホテル」に宿をとってある。  


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2021年12月13日

【3巡目-698】 75番善通寺へ [2020年7月23日]〈その12〉

(74)甲山寺を急ぎ気味に出立する。
入って来た時とは違う、山門がある方からお寺を後にする。

門を出ると、白線の引いてない駐車場になっている広いスペースに、工場のクレーンのような物が見えているのが印象的である。

左側に進み、歩行者用の小さな橋で川を渡り対岸を歩く。道しるべが無いと迷ってしまいそうな道を左へ右へと進むと、病院や学校のある広々としたエリアとなる。

一度、歩いたことがあるはずなのだがほとんど記憶に無い道ばかりで、遍路札を見落とさないように進んで行くと、少々覚えのある風景が。
確かこの辺りで、信号待ちをしていた車に乗ったお遍路さんがお接待をしてくれたなあ、などと思い出が甦ってきた。

交通量の多い道を横断しそのまま直進すると、再び狭い道となる。

狭い通りに昔ながらの商店が増えてくると、カタパン屋さんが見えてきたが、木の引き戸で閉じられていた。今回も、カタパンとはご縁が無かった。

それからすぐに、(75)善通寺に到着となった。時刻は午後4時48分である。

善通寺は、どこに本堂や大師堂があるのか、迷ってしまうお寺である。大師堂は御影堂と呼ばれている。
これで三度目なので、ようやく要領は分かってきた。  


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2021年12月10日

【3巡目-697】 74番甲山寺へ [2020年7月23日]〈その11〉

田園地帯を歩いていると、田んぼの水路に沿って、ピンクのサナギのような物が、至る所で引っ付いているのが目に付いた。

見たことが無い生物で調べてみた所、通称「ジャンボタニシ」といって、稲を食害する外来種、であり、西日本に多く生息している、という事だった。

小さな山の麓をぐるっと回って、(74)甲山寺に到着となった。

裏口から入る形となるのだろうか、入口は質素な感じだったが、出る時は、立派な山門がある所から次の札所へと向かう形となっていた。
ここでも、新型コロナの影響で、手水場の水は空っぽになっていた。

「甲山寺のうさぎ」という事で、優しく撫でるとご利益がある、という、うさぎの石像があった。
甲山寺がうさぎと縁があることは知らなかった。追加のお金で、うさぎの御朱印が頂ける、という事だった。

まだまだ新しそうな石像だったから、これから「うさぎ」で売り出すのだろうか、と変なことを考えてしまった。

40代くらいの夫婦だろうか、遍路衣装は身に着けずに歩いているらしき二人組の姿があった。

時刻は午後4時半過ぎとなっていた。急がなければ、(75)善通寺の納経に間に合わなくなる。前回の善通寺では、午後5時数分前にはもう片付け体制に入ってしまっていた。  


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2021年12月07日

【3巡目-696】 73番出釈迦寺、74番甲山寺へ [2020年7月23日]〈その10〉

(73)出釈迦寺には、捨身ヶ嶽遥拝所がある。

二巡目の時には、捨身ヶ嶽まで行って、反対側の道を降りて善通寺の街へと向かうという、誰も歩かないようなルートを取ったことが懐かしく思い出される。

こちらの道を歩いたことがある方はいらっしゃるでしょうか。

2012年の事だから、あれからもう8年も経っているのか、と感慨に耽りつつ、今回は普通に進路を取る。

一本横の、車が通る方の道を下って(72)曼荼羅寺へと戻り、(74)甲山寺を目指す。
ここからの道も、ほとんど記憶に残っていなかったから、初めての道のような印象で、新鮮だった。

民家や田畑が混在する道を通り、市営住宅のようなアパートが並ぶ一角で左折する。住宅が並び、小学生の二人組がこちらを意識しつつ、楽しそうに歩いていた。

再び右折すると、田んぼが広がるようになった。
ため池の堤に沿って歩き、交通量の多い県道となるがそのまま横断する。

四国のみちの石柱があり、指示通りに右折し、あまり遍路道っぽくない農道を進んだ。田んぼが広がっている。散居村のように民家がある香川県で、田んぼが一面に広がっているのは珍しいなあ、という印象だった。  


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2021年12月04日

【3巡目-695】 72番曼荼羅寺、73番出釈迦寺へ [2020年7月23日]〈その9〉

(72)曼荼羅寺に到着し仁王門をくぐると、何と、別方向に行ってしまった、先程のおじいちゃんと孫コンビが、境内にいた。

こちらは道しるべ通り歩いて来たのだが、どうやら、近道があったようである。
へんろ地図をよく見ると、お寺を囲むように赤い点線があるから、別ルートがあったのだろう。

白衣を纏ったお遍路さんの姿が多く見られた。新型コロナの影響が、一時的に抑えられていた時期である。普段着ではあるが、歩いている風の方もおられた。

次の(73)出釈迦寺へは、100m弱の幅で二本の道がある。車が通るメインの道ではなく、細い方の道を進む。

一直線に続く坂道を上がり続け、墓場の横を通り過ぎると、わずか5分程で、廃墟となった遍路宿が見えてきて、(73)出釈迦寺に到着となった。

ほとんどのお寺がそうだったように、感染防止の観点から、出釈迦寺の手水場にも水が無く、使えないようになっていた。
また、密接を避けるため、納経所へも一人ずつ入るように、との注意書きもあった。

数年後には、そんな時期もあったなあ、と振り返る時がくるのだろうか。  


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2021年12月01日

【3巡目-694】 72番曼荼羅寺へ [2020年7月23日]〈その8〉

ゴルフ練習場のある池を横目に見ながら、車の行き交う国道を進む。
10分程で県道へと入る。不思議なくらい、以前歩いた記憶が残っていない。

県道からさらに脇道へと入ると、ようやく静かになる。この辺りから、道は上りとなる。民家の間を抜けると、のどかな道となった。

池に沿って歩く部分が多く、分岐もあるが、四国のみちの石柱が要所に立っていた。

前方に、おじいちゃんと孫らしきコンビが歩いている。追い付くかなあと思ったら、別の道へと行ってしまった。

坂を上りきると、(73)出釈迦寺との分岐となった。
歩き遍路にお接待をしてくれているといううどん屋さんが見えてくると、覚えのある風景となる。

8年前の二巡目の時に泊まった、「門先屋旅館」の跡はすっかり更地となってしまっており、お寺の駐車場になってしまっていた。寂しいものである。

随分と大きな旅館に思えたが、こうやって更地になってみると、思ったほど広くはない。
どの辺りにあった部屋に泊まったかなあ、などと思い出してみる。確か、曼荼羅寺の瓦屋根が目の前に見えていた部屋である。

ぐるっと回って、(72)曼荼羅寺に到着した。  


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2021年11月28日

【3巡目-693】 71番弥谷寺、72番曼荼羅寺へ [2020年7月23日]〈その7〉

(72)曼荼羅寺へと向かう。
先程来た道を戻って、分岐までやって来た。

こちらの道を歩くのは10年ちょっと振り、という事になる。
竹林の中の道を、ずんずん下って行く。一度歩いたことがあるはずなのだが、記憶に残っていなかった。
やや荒れた歩きの道が続き、沼の畔を進むと、舗装路に出て、下界に到着である。

真新しい看板があり、今歩いて来た0.9kmの道が国指定史跡の「曼荼羅寺道」で、昔ながらの古道の景観を留めている、との事であった。

ここからは、高速道路をくぐり、側道を少し歩いて、池の周りを進むような形となる。
香川県は雨が少なくてため池が多くある、と習った覚えがあるが、それだろう。

民家が並ぶ集落から、写真のような小道へと入る。10m程の短絡路である。
(44)大宝寺に向かう途中にも、こんな道があったなあ。
なかなか変化に富んでいて面白い。

小道を抜けて少し進むと、激しく車が行き交う、国道11号線となった。池にある、打ちっぱなしのゴルフ場は何となく覚えていて、懐かしかった。  


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2021年11月25日

【3巡目-692】 71番弥谷寺② [2020年7月23日]〈その6〉

赤い手すりの石段は、百八階段と言うようで、108には三つの意味があります、と上り口の看板に書かれていた。その一つが、四苦八苦(4×9+8×9=108)など。

この石段を上がりきると、大師堂や納経所があるエリアに到達する。

本堂は、さらに長い石段を上がった所、大師堂・納経所は室内にあり、靴を脱いで参拝することになるため、少々面倒である。

もうひと踏ん張りして、境内をジグザグと進む。新型コロナの影響も一時的に収まっていた時期で、それなりに他の参拝者とすれ違った。

本堂のあるエリアまでやって来た。下界の景色を眺めることが出来る。

いつも通り、納札・賽銭・線香・蝋燭・般若心経、と一通り終え、再び石段を下りて大師堂へ。
赤い絨毯の敷いてある室内で、納経所が真横にあることからお経を唱えにくいが、気にしないようにしてお参りする。

前回の二巡目の歩き遍路では、大師堂と本堂の途中に入口のある、別格の海岸寺への道を進んでいる。
今回も同じく海岸寺に行きたいと考えていたのだが、時間と宿の関係で諦めて、普通に順番通り、(72)曼荼羅寺を目指す。  


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2021年11月22日

【3巡目-691】 71番弥谷寺① [2020年7月23日]〈その5〉

少し身体を休めた所で、「ふれあいパークみの」を出発する。
(71)弥谷寺まで、息が切れるほどではないが、ずっと上り道が続く。

少し山手に入った所で、「山上バス」の看板があり、バス待合所とトイレがある、新しそうな建物があった。
こんなバスがあったとは今まで気が付かなかった。大師堂まで走っているようである。

参拝客なら誰でも乗れるバスなのだろうか。また、料金は掛かるのだろうか。

この先に続く赤い手すりの石段では、車遍路の方もヒーヒー言いながら上がっているのをよく見掛けるから、団体専用のバスなのかも知れない。

T字路となり、左に行けば(71)弥谷寺、右は(72)曼荼羅寺への分岐となる。
弥谷寺本堂までは、「階段約530余」と記されている。

弥谷寺方向に進んだ日当たりの悪い場所に、空き家となった俳句茶屋があった。別格の海岸寺の方に移転した、との事である。
修繕工事中、となっていたが、何か別の用途で使われることになるのだろうか。

お寺までずっと、ゆるやかな石段が続く。仁王門をくぐった後に続く辺りが、「賽の河原」と呼ばれているようである。
弥谷寺のある弥谷山は、古来より霊山として信仰された、そうであるから、霊感のある方には感じるものがあったりするのかも。  


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2021年11月19日

【3巡目-690】 71番弥谷寺へ [2020年7月23日]〈その4〉

道は次第に上りとなってくる。
いくつか車道を横断しながら、狭い道を進む。小さな分岐があったりして、ちょっと分かりにくかったが間違えずに進めたようだ。

ふれあいパークみのへと続く広い車道を少し歩いてから、再び脇道へと入る。

覚えのある「八丁目大師堂」があった。ここには、お遍路さん用に足湯が設置されているのだが、もう長いこと使われていない様子である。

車の通らない、林の中の上りの道となる。やぶ蚊に刺され、痒くて仕方がない。
これまでの人生で、虫よけのスプレーなど使ったことがないのだが、夏の遍路では用意した方がよさそうである。

坂を上り、円形のトイレが見えてくると、再び車道に合流し、道の駅「ふれあいパークみの」に到着となった。
連休初日で、家族連れで賑わっている。

今日は徹夜で歩いているから、ここで横になって仮眠を考えていた。
近くに適当な場所は無く、すり鉢状の野球場のような敷地が広がっており、高い場所を一周するように、子供用の電車が走っていた。
そこの人のいない一角で横になることにした。ちょっと距離はあるし階段もあるが仕方がない。

近くに人がいない草の上で横になる。が、またも夏の虫に絡まれて、痒くて落ち着かなかった。
とりあえず、数分でも身体を寝かせると、眠気が飛んでいくので、少し元気が出て来る。  


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