2022年04月24日
【3巡目-737】 高松市内(ジグザグ遍路道)④ [2020年7月25日]〈その18〉
夕焼け空が美しいが、真っ暗になれば道が分からなくなりそうで、先を急がなければならない。
再び、気付きにくい小道への分岐があった。
少し遍路道を外れた先に前回利用したコンビニがあるので、立ち寄ることにした。その時と同じく、アイスコーヒーを購入し、手にしながら歩く。
その間に、辺りはすっかり暗くなってきてしまった。午後7時半近くである。
ジグザグも終盤に差し掛かり、あとわずかである。

JRの線路下をくぐると、大通りとなった。大きなスーパーとドラッグストアがあり、ジグザグ遍路道を制覇である。
ほんの一部違う道を歩いたが、ほぼ英語版へんろ地図のルート通り歩けただろう。
今回も、なかなか楽しい道行だった。
大きな川を渡ると、毛糸?「の帽子をかぶったお地蔵さんが鎮座した遍路石があり、(84)屋島寺へと誘導していた。こんな大きな道にも遍路石が残っていた。
へんろ地図では、もう一本向こうの国道が遍路道に指定されているから、この県道を歩くお遍路さんは少ないだろうなあ、と思っていたら、最新の地図(第12版)を確認してみると、こちらの道にも赤い線が新たに引かれていた。
2022年04月21日
【3巡目-736】 高松市内(ジグザグ遍路道)③ [2020年7月25日]〈その17〉
この先トイレがあるとは限らないから、遍路道を外れることに戸惑ったが立ち寄る。
遍路道はこの先、ため池沿いに続いている。堤防の上を歩くことにした。四連休中の土曜日とあってか、ランニングしている人たちに次々とすれ違った。
普段は、出来るだけキツイことはしたくない。
その堤防沿いにも、指さしの遍路石らしきものが置かれていた。
こういった遍路石が意外な場所にポツポツとあるのが、このジグザグ遍路道の面白い所である。
日没が迫っており、急がなければならない。
何の変哲もない、普通の住宅街を左に右にと進む。
民家の軒先を進み、人間一人だけが通れる「ことでん」の踏切へ差し掛かった。以前と変わらず通ることが出来て安心する。
2022年04月15日
【3巡目-735】 高松市内(ジグザグ遍路道)② [2020年7月25日]〈その16〉
明るい内に、出来るだけ先に進んでおきたい。
一ヶ所だけ地図とシールが違う方向を指していてシールに従った箇所があったが、それ以外は英語版へんろ地図通りの道筋を通ったはずである。
案内が消えてしまっていたり、地図には無い、新しく大きな道が完成して横切っていたりもしたりと、踏破する難易度が上がっているのでは。
通常のへんろ地図に掲載されると、残念ながら、道に迷って苦情が出てしまいそうである。
遍路石もかなり残っており、どなたか遍路シールの張り替えなど、定期的にお世話して下さる方がいらっしゃればなあ、と思う。
なぜか、行政シールも忘れた頃に出現していた。
大幹線道路の国道11号線を横断した後も、ジグザグと進む。
ため池と広い公園がある場所に差し掛かった。この日は休日で、子どもを連れた家族がたくさん遊びに来ていた。こちらの遍路姿を不思議そうにみているお父さんもいる。この道が遍路道とは、もちろん知らないのだろう。
2022年04月12日
【3巡目-734】 高松市内(ジグザグ遍路道)① [2020年7月25日]〈その15〉
店員は慣れない高校生のバイトだろうか、うまくこなせていない様子だったが、結構遠い所から来た?、と話し掛けられて驚いてしまった。まだまだ無邪気なようである。
ゆっくりと休ませてもらい、午後5時半過ぎになって出発する。
出来るだけ明るい内にジグザグ遍路道を進みたいから、ここからは気合を入れて歩くことにした。日没は19時半過ぎだろう。
早速、遍路石があったり、変わった小道を進んだりと、やはり楽しい。
写真の、以前は田んぼが広がっていた場所に、新しい住宅が並んでいたりしたが、遍路道は草が生えつつもそのまま残されていて安心する。
この辺りはもう地図には掲載されていない場所だから、ここに住んでいる人たちは、この道が遍路道だとは知らないかもしれない。
2022年04月09日
【3巡目-733】 83番一宮寺 [2020年7月25日]〈その14〉
本堂には、あの(77)道隆寺の手前でお接待してくれているお地蔵さんが、ずらりと並んでいた。
奉納なのか、遊び心なのか、荷物になるからなのか、どう捉えていいのか分からなかった。
せっかくのかわいいお地蔵さんなのだから、自宅に持って帰って置いておけば、と思うのだが。
午後4時半に、(83)一宮寺を出立する。
一体、宿に到着するのは何時になるだろうか。
それも、一直線に進むのではなく、へんろ地図から削除されてしまった、ジグザグ遍路道を歩き、(84)屋島寺を目指す予定である。
写真は、昔のへんろ地図である。
10分弱進んだ所で、ジョイフルが見えてきた。
遍路道を少し外れて立ち寄ることにする。時刻は既に午後4時半を回っていた。
2022年04月06日
【3巡目-732】 田村神社、83番一宮寺 [2020年7月25日]〈その13〉
本殿横には外国人受けしそうな、連なる赤い鳥居があり、そこを抜けると、金ぴかの布袋尊や大きな狸の像がある反対側の入口となった。
少し逆打ちする形で遍路道を戻ると、(83)一宮寺に到着となった。
お隣の「田村神社」とは、塀によって、完全に分断されていた。これまで隣にありながら、気が付かなかったのも納得した。仲があまり良くないのだろうか。
山門で一礼して境内に入る。
親子か、孫と爺だろうか、歩き遍路らしき二人組がいた。
せっかく真夏に出会った歩き同志、挨拶くらいはしたいのだが、こちらに目もくれず、早々に出立していった。
また、(80)国分寺で見掛けた、遍路とは縁が無さそうな、アニメ好き風の若いカップルも参拝していた。
こちらが83番へと直接歩いている間に、車で81番、82番を周ったのだろう。
2022年04月03日
【3巡目-731】 80番国分寺から、田村神社、83番一宮寺へ [2020年7月25日]〈その12〉
南海道一里松跡なる史跡があったりする。「南海道」がよく分からないが、古くからの道のようである。
高知県へと続く、広い国道32号線を横断すると、「横内の四つ辻」なる史跡があった。
高松・一宮と書かれた標石があり、案内板によると、金毘羅街道との交差点、という事だった。
歴史のある道を歩いているようである。
(83)一宮寺の側までやって来たが、先に、昔の札所だったという、「田村神社」に立ち寄ることにしている。
一宮寺の隣にある、という事だが、これまで存在に気が付かなかった。
鉄製の簡易鳥居のようなものが建っている。
横の小道に入ると、一宮寺のようだった。
入口は思ったよりも小ぢんまりとした印象だったが、両脇に松の木だったかが植えられた、長くて立派な参道が続いていた。
敷地は、細長くなっているようである。
大きな鳥居があり、真正面に車が止まっていた。新車のお祓いだろう。
本殿の横に赤い鳥居が並んでおり、反対側の方へ抜けられそうである。
2022年03月29日
【3巡目-730】 80番国分寺から、83番一宮寺へ [2020年7月25日]〈その11〉
こういったことが、度々ある。
普通の集落の中を歩いていると、意外な場所に期せずして、お洒落な感じのラーメン屋があった。が、新型コロナの影響で、営業時間を短縮しており、残念ながら時間外だった。
どこかゆっくり出来る飲食店に入りたかったのだが、大通りの方にコンビニがあるのが見えている。諦めて、ここで腹ごしらえすることにし、横の方の地べたで食べさせてもらった。
裏通りへと戻り、狭い道を進むと、県道に出てきた。
道を横断し、ため池に沿って進む。きっと、この道を歩くお遍路さんなどいないだろう。
再び、県道に合流する。
通常のへんろ地図では、このまま県道を進み、(83)一宮寺へ向かうことになっているが、今回は東海図版の地図に掲載されている、旧道らしき方の道を歩くことにした。
しばらく大通りを進むが、高松西インターの辺りで、再び静かな道へと入った。
2022年03月26日
【3巡目-729】 80番国分寺、83番一宮寺へ [2020年7月25日]〈その10〉
中を覗くと、営業している様子で、入りやすそうな感じだった。ここで昼食にしておけば良かったのだが、後の祭り。
店を通過してしばらく歩いた所で、急にお腹が空いてきてしまった。戻るには大分先に進んでしまった。
この後、なかなか食事処が見付からず、辛いことになる。
大きな池に沿った、田園地帯の道を進む。
国道11号線に出ると、片側二車線の大きな道に、車が多く行き交っていた。
国道を横断して、裏道へと入る。
遍路シールを発見するが、違う方向を指示している。おかしいなあ、と思い無視する。
後でへんろ地図で確認してみると、(82)根香寺の奥之院、鷲峰寺への案内だったかも知れない。根香寺の奥之院がこの辺りにあるとは。
集落の中の道を進んで行く。
所々に遍路石が残されていた。字が読みにくいものもあるが、(83)一宮寺を案内しているのだろう。
2022年03月23日
【3巡目-728】 80番国分寺 [2020年7月25日]〈その9〉
歩き遍路の宿泊も想定しているのだろうか。
「ビジネスホテルオーシャン引田」の例もあるから、近くに食事出来る場所があれば、宿の選択肢に入れても良さそうである。
右折して、旧道風の道に出る。
えびすや旅館や、一度食事をしたことがある、「おへんろの駅こくぶ」の前を通り、(80)国分寺に到着となった。
国分寺という名前だけあって、境内は広くて風格のあるお寺ではあるが、注意書きが多く、どうも好きになれないお寺である。
最終入山(閉門)は十分前、との事である。
だが、ここの納経所には、参拝用品がたくさん並んでおり、何年も置きっぱなしのようなものもあって、なかなか面白い。
午後1時を回り、(80)国分寺を出立する。
ここからは、(83)一宮寺を目指す。
初めて歩く道となり、どんな道なのか、楽しみにしている。
2022年03月20日
【3巡目-727】 82番根香寺、80番国分寺へ [2020年7月25日]〈その8〉
朽ちかけた、へんろ道保存協力会の立杭がある。
棒の部分に文字が書いてあり、これを読むのを楽しみにしている。
今回の物は、「御法号 唱えて歩む 暗闇の 彼方に 曙光・・・」となっていた。どこの立杭もどんどん読みにくくなってきており、いずれは見られなくなってしまうだろう。写真を撮って保存しておく。
お堂がある場所に出て来ると、道がコンクリートとなり、墓地の中を通るようになる。
いよいよ下界に降りてきた、といった感じになる。
遍路シールの時代はもう終わってしまうのだろうか。
民家が見られるようになってきた。
地元の方の視線が気になるから、念のため、外していたマスクを再び着用する。
道なりに(80)国分寺まで下って行くかと油断していたら、右に曲がる場所があった。間違えそうになる。
どんどん道を下って行くと、周囲の景観とは違和感がある、ラブホテルが建っていた。
2022年03月17日
【3巡目-726】 82番根香寺、80番国分寺へ [2020年7月25日]〈その7〉
10分程歩いた頃だろうか、前方からお遍路さんが上がって来た。
滅多に出会わない、夏の歩き遍路さんである。嬉しくて話し掛けてしまう。
今日は、(83)一宮寺辺りまで行けたらいいなあ、との事だった。
もっと色々と聞いてみたいこともあったのだが、疲れているので、と話を切られてしまった。残念である。
春の遍路で出会う、気さくなおじさん遍路は、真夏にはいないだろう。
昨日の雨によるぬかるみで、靴は汚れてしまっている。
靴と言えば、普通のランニングシューズに安物の靴下で歩いているせいだろうか、下り坂ではつま先が靴に当たったりして、ポンポンと山道を下ることが出来ない。脚は頑丈なのだが。
ズレないような靴下を履いたりするとまた、変わってくるのだろうか。
旅にはお金を使ってしまうのに、物はなかなか買えない性分である。
2022年03月14日
【3巡目-725】 82番根香寺、80番国分寺へ [2020年7月25日]〈その6〉
2020年夏遍路の話に戻ります。82番→80番→83番へと向かっています。
午前10時40分、(82)根香寺を出立した。
随分とゆっくりペースで進んでいる。
本日の宿は、(84)屋島寺の麓辺りにある、「ホテルルートイン高松屋島」に取ってあるが、かなり遅い到着になりそうである。
真夏の遍路では、余裕を持った行程を組まなければならないなあ、と学習する。
来た道を逆打ちする形で進む。
行きの時に、遍路道を塞ぐ形でブルドーザーが止まっていて、おやっと思っていたのだが、帰りには、作業員の方たちが道の修復作業をしてくれていた。
先程通った、「十九丁」まで戻って来た。ここから(80)国分寺方面へと進路を変える。
普通に順番通り周る場合には、通らない道となる。ほとんど歩く人のいない遍路道かと思うが、荒れた個所も無く、歩き易い道が続いた。
遍路札もいくつかある。勾配も確か、ほぼフラットだったかと思う。
国分寺から上がって来たら、ようやく車道に到達でホッとする、お馴染みの「一本松」へやって来た。
松が生えているのかどうなのか分からないが、昔は一本松があったのだろうか。
ここから国分寺に向かって、急な下り坂となる。
随分とゆっくりペースで進んでいる。
本日の宿は、(84)屋島寺の麓辺りにある、「ホテルルートイン高松屋島」に取ってあるが、かなり遅い到着になりそうである。
真夏の遍路では、余裕を持った行程を組まなければならないなあ、と学習する。
来た道を逆打ちする形で進む。
行きの時に、遍路道を塞ぐ形でブルドーザーが止まっていて、おやっと思っていたのだが、帰りには、作業員の方たちが道の修復作業をしてくれていた。
普通に順番通り周る場合には、通らない道となる。ほとんど歩く人のいない遍路道かと思うが、荒れた個所も無く、歩き易い道が続いた。
遍路札もいくつかある。勾配も確か、ほぼフラットだったかと思う。
国分寺から上がって来たら、ようやく車道に到達でホッとする、お馴染みの「一本松」へやって来た。
松が生えているのかどうなのか分からないが、昔は一本松があったのだろうか。
ここから国分寺に向かって、急な下り坂となる。
2022年03月03日
【3巡目-724】 82番根香寺 [2020年7月25日]〈その5〉
そして気になる遍路石が写真の物で、「端岡駅四十七丁」と刻まれている。
国分駅や鬼無駅だったら分かるのだが、地図を見ていても端岡駅への道は見当たらない。廃道になった遍路道があるのだろうか。
少し歩きの道を下って、(82)根香寺に到着した。
「ウォーカーズ」のロケ地としても、個人的にはお馴染みのシチュエーションである。
土曜日ということもあり、そこそこ参拝客が来ていた。
本堂へはコの字型の回廊を通って行く形なのだが、新型コロナで回廊が密になるのを避けて、直接本堂に行けるようになっていた。
この日は、境内から高松市内を眺望することが出来た。こんなに眺めが良いお寺とは知らなかった。
2022年02月28日
【3巡目-723】 82番根香寺へ [2020年7月25日]〈その4〉
へんろ地図にも掲載されていないようだが、入ってみることにした。
車道より少し高い所に道が続いており、真夏だったが草ボーボーということはなく、歩きやすかった。
数分で再び車道に出ると、すぐにまた歩きの道への入口となった。今度は、地図にも載っている道である。入口は、草で覆われかけていた。
こんな山の中に学校がある訳がないし、麓の学校からは距離があるし、なぜ子どもおもてなし処なのかなあ、と思っていた。
帰ってから調べてみると、近くに児童の施設があるようなので、ここの子どもたちが世話をしてくれているのだろう。
中を覗いてみると、室内は綺麗にされており、ここで泊まったであろう人たちの納札がたくさん貼られていた。
2022年02月25日
【3巡目-722】 白峯寺、82番根香寺へ [2020年7月25日]〈その3〉
(82)根香寺を打ってからはここに戻って来て、(80)国分寺へと向かうことになる。
木のベンチが並んでいて一休み出来るようになっているが、朽ちかけていたり、日当たりも悪く、あまり休憩したくなるような雰囲気ではない。
ただ、宿から1時間ちょっと歩いて来た頃で、少し荷物を下ろす。
この先、日当たりが良くない道が続くためか、真夏でも草に覆われて歩きにくい、といった区間は無かった。
その隣に期せずして、駐車場付きの新築のトイレがあった。一般の観光客向けだろう。利用はしていないが、おそらくまだ新しいものだろう。
少し先には、へんろ地図にも掲載されている「みち草」という、小さな食堂があった。
土曜日だったが営業しており、歩き遍路でも気軽に入れそうな雰囲気だった。宿で朝食をゆっくり嗜んだ後なので、残念ではあるが通過する。
2022年02月22日
【3巡目-721】 白峯寺、82番根香寺、80番国分寺、83番一宮寺、高松市内まで [2020年7月25日]〈その2〉
自衛隊施設の金網の横の道を通るとT字路となり、左方向が(81)白峯寺となり、右方向の(82)根香寺方面へと進む。
森の中の道が続く、という事で、やぶ蚊が多く、痒みと闘いながらの歩きとなる。
これまでの夏遍路では、それ程、虫に刺されることもなかったように思うが、今回は蚊に刺されてばかりとなってしまった。
次回からは、虫よけスプレーは必ず持っていくことにしたい。
きついアップダウンもなく、道も荒れておらず、歩きやすい道が続く。
丁石が何基も残されているから、遍路道らしさが残っている。
途中には、閼伽井という、水の湧いている場所があるようだが、どこに湧いているのかよく分からなかった。
所々に丁石の説明などの案内板があったりするから、時間に余裕があれば、案内板を読みながら、お勉強しつつ進むのも楽しそうである。
歩き遍路となると、ついつい先を急いでしまう習性があるが。
2022年02月19日
【3巡目-720】 「ニューサンピア坂出」② [2020年7月25日]〈その1〉
朝食は一番早い7時からでお願いしてあり、朝6時台に朝風呂に入らせてもらった。他に4人程、利用していた。
歩き遍路の時しかこういった宿に泊まる機会がないから、楽しませてもらう。
7時となり食事場所に向かう。昨晩は暗くて分からなかったのだが、窓を大きくとってあるから、本当に眺めが素晴らしい。
昨日は雨降りだったから、空気も綺麗になったのだろう。
瀬戸大橋を眺めながらの朝食となった。
確か、コーヒーや牛乳など、飲み放題だったこともあり、ゆっくりと食事をし、午前8時を過ぎてから宿を出た。
遍路道ではない車道を進み、(82)根香寺を目指す。
緩やかな上りがひたすら続き、朝から息が切れて大変だった。
2022年02月16日
【3巡目-719】 「ニューサンピア坂出」① [2020年7月24日]〈その18〉

「GoToトラベル」で、申請すれば後日、一部返金されるはずである。
そもそも、かねてから一度泊まってみたいと思っていた宿だったから、宿代が高くても泊まっていただろう。
夕食は、新型コロナ対策で時間ごとに人数制限があり、ちょっと遅い午後7時半からとなった。
一息ついてから、大浴場へと向かう(写真は宿のHPより)。やはりこれがないと、歩き遍路を楽しむことが出来ない。
眼下の平野部の眺めを堪能出来る、雄大なお風呂で、露天風呂もあった。混雑していることもなく、ゆったりと過ごす。
コロナ対策で、広いテーブルを一つずつ空ける、という徹底ぶりだった。
期待通りの食事ではあったが、ご飯のお替りは想定していなかったらしく、一杯だけなら出せそう、との事でお願いする。おかずの量が多かったから、空腹にならずに済んだ。
対応してくれた女性は終始丁寧で、遍路に興味がある様子だった。
お風呂でも一緒だったひとつ前のテーブルの一人旅の方は、おそらく車遍路だろうが、黄色いへんろ地図らしき冊子を手にしており、従業員の方と遍路談義をしていた。
白峰温泉 ニューサンピア坂出:一泊二食 13300円 〈103号室 和室8畳〉
※洗濯機4台、200円・乾燥機4台、30分100円・洗剤50円。自販機あり。氷水あり。
宿泊客:一般客多数。
2022年02月13日
【3巡目-718】 81番白峯寺、「ニューサンピア坂出」へ [2020年7月24日]〈その17〉
早々に道が二股に分かれる。どちらに行けばいいのか迷うが、(82)根香寺方面の案内に従い、左斜め方面へ。結局は、どちらを選んでも大丈夫だったようである。
県道に出ると、へんろ地図にも掲載されている、白峰パークセンターが正面にある。
小さな建物だが、展望カフェ、となっていた。もちろん、この時間では営業していない。
車道を進むが、ゆるやかに上りが続く。やはり、今日の内に白峯寺を打っておいて良かった。
客室が見えている。お客さんの姿があり、こちらに向かって手を挙げてくれたように見えた。こちらも手を振り返す。
午後5時13分、本日の宿「白峰温泉 ニューサンピア坂出」に到着した。
インターネットで予約をしておいたが、満室の日も多くなかなか人気のようだ。この日は運良く泊まることが出来た。
本日のコースタイム
善通寺グランドホテル7:37→8:20(76)金倉寺8:47→9:44(77)道隆寺10:18→12:16(78)郷照寺12:52→(79)高照院14:53→16:39(81)白峯寺16:58→17:13ニューサンピア坂出
歩行距離:27.4km
歩数 :45501歩
最高気温:27.0℃
最低気温:24.3℃[高松市]
応援クリックをお願いします