2011年09月28日
【56】歩き遍路 9日目〈その2〉[2011年7月3日]
国道を離れ、旧由岐町方面に向かう。工事中の大きな道路が見えるが、建設中の日和佐道路のようだ。いずれは高速道路となるのだろうか。この辺り、車で来るには時間がかかる場所ではあるが、数十年後には今とは大きく変わってくるだろう。
由岐坂峠の少し手前に辺川休憩所という小さなへんろ小屋があったので、休ませてもらう。
峠を越えて旧由岐町に入り、下り坂のカーブが続く。この辺りは道路の改良が進んでいるようで、旧道部分の少し道路が広くなった部分を利用して休憩所がいくつかあった(と思う)。
峠を越えて、そろそろきれいな海が見えてくるかな、と思ったが、なかなか見ることが出来ない。
遍路シールに従って、由岐市街をパスする道へと右折する。今にして思えば、せっかくここまで来たのだから町内を経由した方が良かったかなあ。今日は、行けるなら鯖大師まで歩くことを考えていたので、少々急いでしまった。
田井の浜まで来ると、ようやく海を見渡すことが出来た。砂浜が広がり、海水浴客で賑わっていた。
少し浜辺を眺めてから先に進むと、再び静けさが戻って来た。パラパラと雨が降ってきたが、小雨だったのでそのまま歩き続ける。
トンネルをくぐって道を下ると、「木岐」というかわいらしい名前の港町である。雨はいつの間にか止んでいた。
わりと大きな集落である。独自の看板も充実しており、次の休憩所やトイレの場所を案内してくれている。
町内を縦断し、町外れに二階建ての遍路小屋があったので上に登り、海を見ながらゆっくり休憩することにした。
由岐坂峠の少し手前に辺川休憩所という小さなへんろ小屋があったので、休ませてもらう。
峠を越えて旧由岐町に入り、下り坂のカーブが続く。この辺りは道路の改良が進んでいるようで、旧道部分の少し道路が広くなった部分を利用して休憩所がいくつかあった(と思う)。
峠を越えて、そろそろきれいな海が見えてくるかな、と思ったが、なかなか見ることが出来ない。
遍路シールに従って、由岐市街をパスする道へと右折する。今にして思えば、せっかくここまで来たのだから町内を経由した方が良かったかなあ。今日は、行けるなら鯖大師まで歩くことを考えていたので、少々急いでしまった。
田井の浜まで来ると、ようやく海を見渡すことが出来た。砂浜が広がり、海水浴客で賑わっていた。
少し浜辺を眺めてから先に進むと、再び静けさが戻って来た。パラパラと雨が降ってきたが、小雨だったのでそのまま歩き続ける。
トンネルをくぐって道を下ると、「木岐」というかわいらしい名前の港町である。雨はいつの間にか止んでいた。
わりと大きな集落である。独自の看板も充実しており、次の休憩所やトイレの場所を案内してくれている。
町内を縦断し、町外れに二階建ての遍路小屋があったので上に登り、海を見ながらゆっくり休憩することにした。
2011年09月26日
【55】歩き遍路 9日目〈その1〉[2011年7月3日]
←前日夕方の写真。柵がある。
朝食は6時半からで、朝7時に宿を出る。
(22)平等寺では、山門をくぐると長い階段が待っている。歩き遍路をしていると、少々ウッと思ってしまう。参拝を終え、寺を出ると、境内でも見かけた自転車で周っている気さくなお兄さんと少し言葉を交わした。
住宅街を抜けると、のどかな田園風景の中を歩く。少々身体がだるい。「月夜御水庵」では、地域の方々が清掃活動をしていた。おつかれさまです。
その内、道は林の中を通り、幅も狭くなってきた。日当たりが悪いので、全体的に苔むしている。
ほとんど車は通らないが、一台、県外ナンバーの車が追い抜いて行った。(23)薬王寺に向かうのだろう。
片側一車線の大きい道に合流したが、全く交通量は無い。国道の旧道だろうか。右に進み、また狭い道に入り、竹林の坂を上ると国道55号線に出た。この国道へのアプローチはなかなかおもしろい。一度通っているはずだが、記憶に残っていない。
国道を少し歩き、トンネルをくぐり、ちょうど9時に懐かしい釘打のへんろ小屋に着いた。一周目の時、ここで休憩したことはよく覚えている。今回もここで休もうと、頑張って歩いてきた。
しかし、入口に大量のゴミが散乱していた。捨てる場所も無かったので、隅の方に寄せておいた。おそらく、車の人が捨てて行ったものだろう。また、人里離れた交通量が多い場所のためか、全体的に埃っぽくなってしまっている。
前回は、国道をそのまま歩いたが、今回は少々距離は伸びるが、景色が良いと言われる由岐経由で(23)薬王寺に向かうことにした。
朝食は6時半からで、朝7時に宿を出る。
(22)平等寺では、山門をくぐると長い階段が待っている。歩き遍路をしていると、少々ウッと思ってしまう。参拝を終え、寺を出ると、境内でも見かけた自転車で周っている気さくなお兄さんと少し言葉を交わした。
住宅街を抜けると、のどかな田園風景の中を歩く。少々身体がだるい。「月夜御水庵」では、地域の方々が清掃活動をしていた。おつかれさまです。
その内、道は林の中を通り、幅も狭くなってきた。日当たりが悪いので、全体的に苔むしている。
ほとんど車は通らないが、一台、県外ナンバーの車が追い抜いて行った。(23)薬王寺に向かうのだろう。
片側一車線の大きい道に合流したが、全く交通量は無い。国道の旧道だろうか。右に進み、また狭い道に入り、竹林の坂を上ると国道55号線に出た。この国道へのアプローチはなかなかおもしろい。一度通っているはずだが、記憶に残っていない。
国道を少し歩き、トンネルをくぐり、ちょうど9時に懐かしい釘打のへんろ小屋に着いた。一周目の時、ここで休憩したことはよく覚えている。今回もここで休もうと、頑張って歩いてきた。
しかし、入口に大量のゴミが散乱していた。捨てる場所も無かったので、隅の方に寄せておいた。おそらく、車の人が捨てて行ったものだろう。また、人里離れた交通量が多い場所のためか、全体的に埃っぽくなってしまっている。
前回は、国道をそのまま歩いたが、今回は少々距離は伸びるが、景色が良いと言われる由岐経由で(23)薬王寺に向かうことにした。
2011年09月24日
【54】歩き遍路 8日目〈その5〉[2011年7月2日]
今夜の宿は、(22)平等寺門前の「山茶花」である。
宴会場のような大きな部屋に泊まったという話もあるが、案内された部屋は8畳ほどの普通の部屋だった。部屋にはクーラーが効かせてあり、心遣いが感じられた。また、冷水が用意されていたので、汗を出し切った身体への水分補給にとても助かった。
少し休んでからお風呂に入る。夕食は家庭料理が並び、普段の栄養不足を補えるようでかえってうれしい。
量も十分だったが、どの宿でも残さず食べることをモットーにしているので、頑張って平らげた。
今日の宿泊客は一人。この時期では仕方無いのかもしれないが、同宿者との遍路談義が出来ないのは少々さみしい。
山茶花:一泊二食 6300円 ※洗濯機・乾燥機は無料。部屋に冷水・湯あり。宿外に自販機有。
宿泊客:歩き遍路1名(貸切)
2011年09月21日
【53】歩き遍路 8日目〈その4〉[2011年7月2日]
←ここがおそらく大根峠
山道にさしかかる場所には、自由に使えるように杖が置かれてあった。
ここからの峠道は、一周目の時にそれ程きつくはなかった覚えがあるが、急な階段が目の前に現れて、大変そうだなぁ‥と思ったものの、距離は短く、あっという間に峠らしき場所に到着した。「峠らしき」というのは、はっきりとした看板が見当たらなかったからである。
時間は既に4時半近くとなっている。(22)平等寺の納経には間に合いそうもないので、参拝だけすることにして、のんびり進むことにする。
竹に囲まれた山道を進み、右手に牛舎のような建物が見えてくると麓である。(18)恩山寺を出発した所の感じと似ている。
のどかな田園風景が広がり、田んぼの中の舗装路を歩く。日も傾きかけており、何とも言えず良い雰囲気である。途中、水道の蛇口があり、お遍路さんご自由に御飲み下さい、と古い看板があり、せっかくなので数口、頂いた。
夕方5時を少し過ぎた頃、(22)平等寺にたどり着いた。
参拝しようとしたが、入口に木の柵が置かれており、中に入れないようにしてあった。何というお寺なんだろう、と少々不愉快になってしまった(後で聞いた話によると、柵の隙間から中に入っても大丈夫との事だった)。
(22)平等寺には、明日お参りすることにして、すぐ側の今晩の宿「山茶花」さんに向かった。
本日のコースタイム
12:34(21)太龍寺13:12→13:29舎心ヶ嶽→ふだらく峠→持福院→道の駅わじき→17:13(22)平等寺→17:14山茶花
歩行距離:11.6km
山道にさしかかる場所には、自由に使えるように杖が置かれてあった。
ここからの峠道は、一周目の時にそれ程きつくはなかった覚えがあるが、急な階段が目の前に現れて、大変そうだなぁ‥と思ったものの、距離は短く、あっという間に峠らしき場所に到着した。「峠らしき」というのは、はっきりとした看板が見当たらなかったからである。
時間は既に4時半近くとなっている。(22)平等寺の納経には間に合いそうもないので、参拝だけすることにして、のんびり進むことにする。
竹に囲まれた山道を進み、右手に牛舎のような建物が見えてくると麓である。(18)恩山寺を出発した所の感じと似ている。
のどかな田園風景が広がり、田んぼの中の舗装路を歩く。日も傾きかけており、何とも言えず良い雰囲気である。途中、水道の蛇口があり、お遍路さんご自由に御飲み下さい、と古い看板があり、せっかくなので数口、頂いた。
夕方5時を少し過ぎた頃、(22)平等寺にたどり着いた。
参拝しようとしたが、入口に木の柵が置かれており、中に入れないようにしてあった。何というお寺なんだろう、と少々不愉快になってしまった(後で聞いた話によると、柵の隙間から中に入っても大丈夫との事だった)。
(22)平等寺には、明日お参りすることにして、すぐ側の今晩の宿「山茶花」さんに向かった。
本日のコースタイム
12:34(21)太龍寺13:12→13:29舎心ヶ嶽→ふだらく峠→持福院→道の駅わじき→17:13(22)平等寺→17:14山茶花
歩行距離:11.6km
2011年09月18日
【52】歩き遍路 8日目〈その3〉[2011年7月2日]
国道を1時間ほど歩くと、「道の駅わじき」が見えてきた。
この道の駅は、小ぢんまりとした、規模の小さい道の駅である。土産物屋があり、軽食が摂れるようになっていた。
土曜日だったが、混雑はしておらず、数組のお客さんが来ていた。
お腹が空いていたのだが、夕食の時間も近い、ということで、シフォンケーキセットを注文した。
道の駅を出発すると間もなく、(21)太龍寺から歩いてくる人たちの大多数が通る道との交差点となる。右に曲がってすぐに阿瀬比のへんろ小屋がある。左手には、苦い思い出のあるGSが6年前と変わらずにあった。
というのも、一周目の時、ここでトイレを借りようとお願いしたのだが、故障しているので使えない、数百m先に道の駅がありますよ、と断られたのである。
店員さんはトイレをどうしているのだろうか。勝手な思い込みかもしれないが、たくさんのお遍路さんが来るので、お断りしているような印象を受けた。
遍路をしているからといって、誰もが親切にしてくれるのではないのかも、と知らされたのである。
今日は遠くから見ただけだが、トイレらしき場所には何やら張り紙がしてあった。何が書いてあるのかは見えないが、今だ故障中なのだろうか。
ここからは阿瀬比の集落を眺めながら、徐々に高度を上げての歩きとなり、大根峠へと向かう。
この道の駅は、小ぢんまりとした、規模の小さい道の駅である。土産物屋があり、軽食が摂れるようになっていた。
土曜日だったが、混雑はしておらず、数組のお客さんが来ていた。
お腹が空いていたのだが、夕食の時間も近い、ということで、シフォンケーキセットを注文した。
道の駅を出発すると間もなく、(21)太龍寺から歩いてくる人たちの大多数が通る道との交差点となる。右に曲がってすぐに阿瀬比のへんろ小屋がある。左手には、苦い思い出のあるGSが6年前と変わらずにあった。
というのも、一周目の時、ここでトイレを借りようとお願いしたのだが、故障しているので使えない、数百m先に道の駅がありますよ、と断られたのである。
店員さんはトイレをどうしているのだろうか。勝手な思い込みかもしれないが、たくさんのお遍路さんが来るので、お断りしているような印象を受けた。
遍路をしているからといって、誰もが親切にしてくれるのではないのかも、と知らされたのである。
今日は遠くから見ただけだが、トイレらしき場所には何やら張り紙がしてあった。何が書いてあるのかは見えないが、今だ故障中なのだろうか。
ここからは阿瀬比の集落を眺めながら、徐々に高度を上げての歩きとなり、大根峠へと向かう。
2011年09月15日
【51】歩き遍路 8日目〈その2〉[2011年7月2日]
ここからはいよいよ「ふだらく峠」を越える道である。
少々緊張しながら歩みを進める。
道に迷わないように慎重に進むが、分岐にはきれいな看板が、あちこちに新しいへんろの道しるべがあり、迷いようが無い、といった感じである。
この道を積極的に歩いて欲しい、という札を立ててくれた人たちの気持ちが見えてくるようだ。
所々に丁石もあるから、この道が昔ながらのへんろ道だろう。
歩く人が少ないのか、落ち葉で道が埋まりかけている区間もあったが、特に歩きにくいといったこともない。
急な下り道が続くが、舎心ヶ嶽から1時間ほどで、麓の持福院が見えてきた。
持福院の境内を通る、という遍路体験記を読んだ覚えがあるが、寺の中に入れないように柵があるので、その周りを通って、車道に出た。ここで軽く休憩とした。
ぽつぽつと人家が見える、のどかな田舎の道を進むと、バスも走る国道と合流した。
2011年09月12日
歩き遍路 2011年9月 帰宅しました。
先程、二泊二日の遍路旅から帰宅しました。
1日目[9月10日]は(28)大日寺から(32)禅師峰寺の麓まで、2日目は(35)清滝寺まで、今日は朝一のバスで高知駅へ行き、JRを乗り継いで帰ってきました。
2日目に、意外にもたくさんの(といっても4人ほど)歩き遍路さんにお会いし、元気をもらうことが出来ました。
暑さの方は、お盆の頃よりは少し涼しいかなぁ、という感じでした。それでも日中は、30℃を越えていました。
写真は、(31)竹林寺の手前で見かけた路面電車です。
タグ :歩き遍路
2011年09月08日
歩き遍路 2011年9月
明日の夜から、再びお遍路に行ってきます!
またか、という気もしますが‥‥
どうしても、35℃以上の暑さの中での歩き遍路に耐えられるのか、ためしてみたい(以前ダウンしたことがあるので)のですが、7月・8月の遍路旅では、思ったほど気温が上がらなかったので、再チャレンジのため計画しました。残念ながら、今回も予報では、最高気温が30℃となっています。
職場の休みは、日曜・祝日と土曜日が月に1~2回くらい、そして月に1回、希望の日に取ることが出来ます。
今週末は土日連休となることから、月曜日に休みをもらい、三連休としました。
仕事を1時間早退して、JRで神戸まで。そこから夜行バスで高知入りします。
1日目は、前回区切った、(28)大日寺から高知市内まで、2日目は(35)清滝寺付近までを予定しています。
お盆の時は、頑張って30㎞ペースで歩いたので、今回は少しペースを落とし、休憩をたくさん取りながら、ゆっくりと周ることが出来たら、と思っています。
またか、という気もしますが‥‥
どうしても、35℃以上の暑さの中での歩き遍路に耐えられるのか、ためしてみたい(以前ダウンしたことがあるので)のですが、7月・8月の遍路旅では、思ったほど気温が上がらなかったので、再チャレンジのため計画しました。残念ながら、今回も予報では、最高気温が30℃となっています。
職場の休みは、日曜・祝日と土曜日が月に1~2回くらい、そして月に1回、希望の日に取ることが出来ます。
今週末は土日連休となることから、月曜日に休みをもらい、三連休としました。
仕事を1時間早退して、JRで神戸まで。そこから夜行バスで高知入りします。
1日目は、前回区切った、(28)大日寺から高知市内まで、2日目は(35)清滝寺付近までを予定しています。
お盆の時は、頑張って30㎞ペースで歩いたので、今回は少しペースを落とし、休憩をたくさん取りながら、ゆっくりと周ることが出来たら、と思っています。
タグ :歩き遍路
2011年09月06日
【50】歩き遍路 8日目〈その1〉[2011年7月2日]
二ヶ月ぶりの(21)太龍寺である。駅で軽く一服する。ロープウェイ駅からは、歩きの場合には通らない本堂へ向かう長い階段がある。納経所周辺はゆったりとした感じがあるが、本堂の辺りはやや狭い感じがする。
大師堂での参拝を終えると、掃除をしていたおじいさんから、大師堂の裏を一周出来るよ、との話を聞き、グルっと周る。高野山に行ったことがあるか?と聞かれる。確かに高野山の奥之院と同じ、裏に周って参拝出来るようになっていた。
納経所に行き、お守りをいくつか購入する。後厄に当たるのだが、まだ厄払いをしていないので、厄除けのものを頂く。
ここで、ゆっくりと休憩をとる。
二ヶ月前に急に帰宅しなければならなくなり、道中知り合った方とお別れしたことが懐かしく思い出される。みなさんその後、どうされているだろうか。
(21)太龍寺では、歩きらしき方(多分)を2名見かけたが、その後会うことはなかった。
ここからはいよいよ、今回の旅の目的の一つである、舎心ヶ嶽経由の道を歩く。納経所にあった地図には、「この道は通れません」となっている。以前、遭難した人が出たためにそうなっているようだが、実際には歩けるようである。舎心ヶ嶽にある大師像を見てみたいので、とりあえず行ってみて、ダメなら引き返すことにしていた。
(21)太龍寺を出発、坂道を上って15分程で、舎心ヶ嶽に到着した。写真でよく見る、大師像の後ろ姿が見えて、結構感動した。
後で知ったのだが、この大師像の側まで行くことが出来るそうである。そうとは知らず、少し離れた場所からお大師様を眺めていた。
大師堂での参拝を終えると、掃除をしていたおじいさんから、大師堂の裏を一周出来るよ、との話を聞き、グルっと周る。高野山に行ったことがあるか?と聞かれる。確かに高野山の奥之院と同じ、裏に周って参拝出来るようになっていた。
納経所に行き、お守りをいくつか購入する。後厄に当たるのだが、まだ厄払いをしていないので、厄除けのものを頂く。
ここで、ゆっくりと休憩をとる。
二ヶ月前に急に帰宅しなければならなくなり、道中知り合った方とお別れしたことが懐かしく思い出される。みなさんその後、どうされているだろうか。
(21)太龍寺では、歩きらしき方(多分)を2名見かけたが、その後会うことはなかった。
ここからはいよいよ、今回の旅の目的の一つである、舎心ヶ嶽経由の道を歩く。納経所にあった地図には、「この道は通れません」となっている。以前、遭難した人が出たためにそうなっているようだが、実際には歩けるようである。舎心ヶ嶽にある大師像を見てみたいので、とりあえず行ってみて、ダメなら引き返すことにしていた。
(21)太龍寺を出発、坂道を上って15分程で、舎心ヶ嶽に到着した。写真でよく見る、大師像の後ろ姿が見えて、結構感動した。
後で知ったのだが、この大師像の側まで行くことが出来るそうである。そうとは知らず、少し離れた場所からお大師様を眺めていた。
2011年09月03日
【49】 第13回 区切り打ち 出発[2011年7月1日]
今回が通算13回目の区切り打ちとなります(第二拝では3回目)。今回も自家用車にて四国まで移動です。普通の週末なので、渋滞の心配はありません。
一泊二日という短い予定となっています。
←道の駅日和佐
7月2日(土)朝10時前に、今回車を置くことにした「道の駅日和佐」に到着した。ここはJRの駅前が道の駅となっており、大変便利が良い。
ここからバスを乗り継いで(22)太龍寺のロープウェイ駅まで行く予定である。
土曜日とあって、道の駅は行楽客やライダーなどで結構賑わっている。1時間近く滞在してから、道の駅とは反対側、本来の駅前の方に跨線橋を渡って移動、ここから山手に向かう徳島バス南部の「川口」行きに乗る。
マイクロバスのような小さなバスだった。日和佐駅前から乗ったのは自分一人。運転手さんが色々と話し掛けてくれた。
おそらく、このバスを使うお遍路さんは誰一人いないだろう。
途中から一人のおじいさんを乗せたバスは日和佐の町を抜けると、人家もない山道を延々と走る。こんな人気のない所を路線バスが走っているのが不思議なくらいであるが、山を越えると、集落が点在するようになった。
対向車が来たらすれ違えないような区間もあるが、スイスイとバスは走っていく。スリルがあっておもしろい。
終点の「川口」は山の中といった感じだが、バスの結節点となっているようで、ここから徳島行きのバスが走っている。何台かバスが止まっており、運転手さんに教えてもらった乗り継ぎのバスに乗る。
「次の徳島方面行」という札がかかっており、少々昔っぽい所がいいなぁ。
「和食東」のバス停で降り、少々歩いてロープウェイ駅へ。乗客は5人ほどだったが、若い人が多かったのは意外だった。みなさん車のお遍路さんのようだ。
GWに車の手配などでお世話になった従業員さんにご挨拶を‥と探してみるが、いらっしゃらなかった。
本日のコースタイム
石川県美川IC20:15頃→西宮名塩PA(仮眠)→淡路島南PA(仮眠)→鳴門IC→2日9:51道の駅日和佐
[路線バス]日和佐駅前11:05→川口→和食東‥‥太龍寺ロープウェイ
走行距離494km(車)
一泊二日という短い予定となっています。
←道の駅日和佐
7月2日(土)朝10時前に、今回車を置くことにした「道の駅日和佐」に到着した。ここはJRの駅前が道の駅となっており、大変便利が良い。
ここからバスを乗り継いで(22)太龍寺のロープウェイ駅まで行く予定である。
土曜日とあって、道の駅は行楽客やライダーなどで結構賑わっている。1時間近く滞在してから、道の駅とは反対側、本来の駅前の方に跨線橋を渡って移動、ここから山手に向かう徳島バス南部の「川口」行きに乗る。
マイクロバスのような小さなバスだった。日和佐駅前から乗ったのは自分一人。運転手さんが色々と話し掛けてくれた。
おそらく、このバスを使うお遍路さんは誰一人いないだろう。
途中から一人のおじいさんを乗せたバスは日和佐の町を抜けると、人家もない山道を延々と走る。こんな人気のない所を路線バスが走っているのが不思議なくらいであるが、山を越えると、集落が点在するようになった。
対向車が来たらすれ違えないような区間もあるが、スイスイとバスは走っていく。スリルがあっておもしろい。
終点の「川口」は山の中といった感じだが、バスの結節点となっているようで、ここから徳島行きのバスが走っている。何台かバスが止まっており、運転手さんに教えてもらった乗り継ぎのバスに乗る。
「次の徳島方面行」という札がかかっており、少々昔っぽい所がいいなぁ。
「和食東」のバス停で降り、少々歩いてロープウェイ駅へ。乗客は5人ほどだったが、若い人が多かったのは意外だった。みなさん車のお遍路さんのようだ。
GWに車の手配などでお世話になった従業員さんにご挨拶を‥と探してみるが、いらっしゃらなかった。
本日のコースタイム
石川県美川IC20:15頃→西宮名塩PA(仮眠)→淡路島南PA(仮眠)→鳴門IC→2日9:51道の駅日和佐
[路線バス]日和佐駅前11:05→川口→和食東‥‥太龍寺ロープウェイ
走行距離494km(車)