2014年04月16日

【362】歩き遍路41日目〈その6〉[2012年6月22日]

うどん屋さんは「喝屋」というようである。
シンプルな外観、店内は少々懐かしい感じの昔の食堂風。おやじさんが黙々と働いていた。

何人かのお客さんが、カウンターでうどんを食べていた。荷物があるのでテーブル席に着きたい所なのだが、こちらも一人なのでカウンターに座り、うどんを注文する。250円と大変安い。

他のお客さんが次々と帰っていき、自分一人になった。汗をかきながらうどんを食べていると、おやじさんが話し掛けてきてくれた。あまり話をしない方かなあと思っていたので、少々驚いた。この時期の歩き遍路の苦労などをお話する。
出発時には、飴玉のお接待まで頂いた。

「喝屋」を出ると、道は少しずつ上りとなる。途中の「八丁目大師堂」には足湯がある。この日は湯が張られていたかは覚えていないが、これから頑張って石段を上がらなければならないので、ここは通過する。

もう少し進み、山の中腹にある「ふれあいパークみの」に到着した。へんろ地図にも掲載されている。こういった温泉宿に泊まってみたいのだが、行程が合わなかった。
ここには、公衆トイレや眼下の景色を眺めながら休憩出来る場所がある。先ほど食堂でゆっくり過ごしたので、休まずに(71)弥谷寺へと向かった。  


Posted by こいったん at 20:23Comments(0)お遍路 第二拝(香川)