2014年04月24日

【366】歩き遍路41日目〈その10〉[2012年6月22日]

このお寺は、海岸寺の奥之院となっていた。奥之院なので、申し訳ないのだが境内をさっと通過して、[18]海岸寺へと向かった。

山門の両脇には、他のお寺と違ってお相撲さんの像がある、変わった門だった。力士門か相撲門か。
案内板には、貧寺のため、後世に残る像を造る資力が無かった、と正直に書かれていた。
境内には人の気配がなく、小ぢんまりとしていた。

そこに、衝撃的な、こんな張り紙が‥‥本堂はこちらにあるが、大師堂は先程通り過ぎた奥之院にあるとの事だった。距離は140mとなっているが、戻るのを躊躇するくらいの距離はあったように思う。納経はどちらでも出来るようである。

[18]海岸寺にはユースホステル(宿坊?)が併設されているようで、それらしき宿泊棟がある。本堂で参拝を終え、自販機があったので、缶コーヒーを買い休憩とした。

さて大師堂はどうしようか、先程通ったので遠慮しようかとも思ったが、やはり真面目に参拝しなければ、と大師堂のある奥之院へと戻ることにした。

こちらの方は広々とした境内となっている。
大師堂の右には木造の渋い納経所がある。納経書きのお坊さん?が、中に入ってお参りしてもいいよ、と言ってくれたのだが、急いでいるから、と最初はお断りした。

(71)弥谷寺からの山道で川の中を歩いてきたので、靴の中はビショビショで靴下が濡れているから、というのもあった。
これから、通常の参拝順を変えて(74)甲山寺に向かう予定だったが、急がないと納経時間に間に合いそうに無かったからである。しかしせっかくの機会なので、甲山寺への参拝は後日にし、中でお参りさせてもらうことにした。  


Posted by こいったん at 20:05Comments(0)お遍路 第二拝(香川)