2014年08月02日

【402】歩き遍路45日目〈その1〉[2012年6月26日]

午前6時半に、宿泊した「パレス高松」を出発、JR高松駅から電車に乗り、7時過ぎに前日区切った鬼無駅に到着した。
今日は、ここから歩き始める。

鬼無から(83)一宮寺へは、なぜか道がジグザグしている。また一宮寺から(84)屋島寺までも、真っ直ぐの道と、ジグザグルートがある。まるで、城下町の敵からの攻撃を防ぐための道のようだ。一宮寺を挟んで、ピラミッドのような遍路道となっている。

今回は、両方のジグザグルートを歩いてみるのだが、最新の第10版のへんろ地図では、一宮寺からのジグザグ道の赤い線が消されてしまっている。なぜだろうか。

普通の道もあれば、民家の間を抜けていくあぜ道のような小道、川渡りもあり、変化に富んだ、楽しい道である。
曲がり道ごとに遍路石や遍路シールなどがあるので、確認しながら進んでいく。

一ヶ所、公営住宅だろうか、長屋が並んでいる場所で、遍路シールを見落とし、道しるべが見当たらなくなって間違いに気が付いたことがあった。

香東川を渡る、沈下橋に差し掛かった。
3年前と同じく、通行止の看板が出ている。前回は、増水して少し橋に水が溢れていたにも関わらず、地元のバイクや自転車が横断していた。今回も一台の自転車が走り去っていったこともあり、コッソリと渡らせてもらった。
この風情のある橋を見てしまうと、どうしても渡りたくなってしまう。  


Posted by こいったん at 22:33Comments(2)お遍路 第二拝(香川)