2014年08月22日
【409】歩き遍路45日目〈その8〉[2012年6月26日]
(84)屋島寺から、眼下の眺めが良い廃ホテルの前を過ぎると、急な歩きの下り道となる。
これまで色々な悪路を歩いてきているので、これくらいなら、ではあるが、一呼吸おいて下らなければならない場所もある。
舗装道路を横切る。屋島ドライブウェイだ。屋島寺へはケーブルカーがあるのだが、現在休止中との事。車で頂上へ向かうのが一般的なのだろうか。
林を抜けると、少しずつ建物が見られるようになってきた。里に下りてきた。
町中の道を歩いていると、自分と同じくらいの年の女性が、道分かりますか、と話し掛けてくれた。が、少し宗教が入っている感じだった。
小さな橋を渡ると、洲崎寺がある。真念の墓があるそうなので、立ち寄ってみた。整備された、小奇麗なお寺だった。
案内板には、真念は江戸時代初期の僧で、遍路案内記や遍路道の整備に努め、遍路の父と仰がれている、と書かれている。誰もいない静かな境内で、手を合わせた。
洲崎寺を出て、少しだけへんろ地図と違う道を歩く。小さな工場の脇を通り抜け、小学校をぐるりと迂回、少しずつ上りとなっている道を進んでいく。
向こうの山の上に、先程通ってきた、屋島寺の廃ホテルが見えた。あんな所から山を下り歩いてきたのか、と感慨に耽る。
これまで色々な悪路を歩いてきているので、これくらいなら、ではあるが、一呼吸おいて下らなければならない場所もある。
舗装道路を横切る。屋島ドライブウェイだ。屋島寺へはケーブルカーがあるのだが、現在休止中との事。車で頂上へ向かうのが一般的なのだろうか。
林を抜けると、少しずつ建物が見られるようになってきた。里に下りてきた。
町中の道を歩いていると、自分と同じくらいの年の女性が、道分かりますか、と話し掛けてくれた。が、少し宗教が入っている感じだった。
小さな橋を渡ると、洲崎寺がある。真念の墓があるそうなので、立ち寄ってみた。整備された、小奇麗なお寺だった。
案内板には、真念は江戸時代初期の僧で、遍路案内記や遍路道の整備に努め、遍路の父と仰がれている、と書かれている。誰もいない静かな境内で、手を合わせた。
洲崎寺を出て、少しだけへんろ地図と違う道を歩く。小さな工場の脇を通り抜け、小学校をぐるりと迂回、少しずつ上りとなっている道を進んでいく。
向こうの山の上に、先程通ってきた、屋島寺の廃ホテルが見えた。あんな所から山を下り歩いてきたのか、と感慨に耽る。