2014年12月14日

【441】歩き遍路48日目〈その7〉[2014年2月8日]

塩江の市街地に近付いてくると所々に歩道が付けられており、ようやく安心して歩けるようになった。

香東川沿いを歩く。対岸にはホテルがある。この辺りは、リゾート地のような印象だ。

「道の駅しおのえ」に到着する。思ったよりも小ぢんまりとした駅だった。ここでも一休みする。
この雪にもかかわらず、土曜日ということもありそれなりに賑わっていた。
車の運転手さんが、こちらを見てニコニコしている。よー歩いとるわ、と思っているのだろう。

道の駅を出て、上の写真の場所で左折、橋を渡り、国道を離れて奥の湯温泉へと向かう。

これまでもこの先も、大滝山↑の案内は度々見掛けたのだが、[20]大滝寺の文字は、不思議なくらい全く見られなかった。本当に大滝寺はあるのか、と思ってしまうくらいだった。なぜだろうか。

次第に上り道となり、人の気配が無くなり、両側の山肌が迫ってきた。除雪車が活躍している。

堰堤が見えてくる。内場ダムである。堰堤下の建物から、勢いよく水が噴出している。水力発電だろうか。
「望郷之碑」があり、八十七戸が立ち退き、昭和28年に完成、となっていた。

ダム湖に沿って歩いていくと、一部1.5車線の狭い道が残っている。このような道でも、時折車が通り過ぎていく。

トボトボ歩いていると、またも、いきなり大きなホテルが登場する。ダム湖の対岸にも同じように見えている。まるでバブルの遺構のようだが、どのホテルも営業している様子なのはすごい。
除雪していたホテルの従業員さんと、あいさつを交わした。あまり人に会っていなかったので、久し振りのあいさつだった。  


Posted by こいったん at 20:42Comments(2)お遍路 第二拝(香川)