2015年02月27日
【458】歩き遍路49日目〈その13〉[2014年2月9日]
道路左手に、大川バス清水待合所という、古い建物があり、昨日乗ったコミュニティバスが止まっていた。県境を越えて、ここで待機しているようだった。
待合所となっているが、ここにバスは走っていないはずである。中山まで回送するのだろう。
この辺りで、久し振りに地元の方とあいさつを交わす。[20]大滝寺に行って来た、とお話しすると、奥さんが西照神社の出身(多分)と言っていたと思う。
夏子ダムから約1時間で、長谷の分岐まで戻って来た。ここからしばらくは、昨日歩いた道を戻る。
たった一日で、随分と雪が解けていた。
さぬき市へと入り、地元の軽トラの方が、これから大窪寺に行くので、もし良かったら乗っていかないか、と声を掛けてくれた。とても有難いお誘いで申し訳ないのだが、お断りした。
力石、馬草という印象的な名前のバス停が続く。
多和小学校がある分岐まで戻って来た。小学校は閉校しており、どぶろぐの幟が立っている。その一角に真新しい休憩小屋があったので、一休みしていくことにした。トイレも併設されていた。
ここでへんろ地図を確認すると、遠回りしていることに気が付いた。力石の所から旅館竹屋敷へと抜ける道に赤い線が引いてある。1.3kmのロスである。
本日は、ショートカットを見落とすわ、道を間違えるわと、何をやっているのかと少々落ち込む。今回は、地図を確認せずに、昨日通った小学校の所まで戻ると思い込んでしまったことが原因である。年を取って、次第に思い込みが激しくなってきたからだろうか。
待合所となっているが、ここにバスは走っていないはずである。中山まで回送するのだろう。
この辺りで、久し振りに地元の方とあいさつを交わす。[20]大滝寺に行って来た、とお話しすると、奥さんが西照神社の出身(多分)と言っていたと思う。
夏子ダムから約1時間で、長谷の分岐まで戻って来た。ここからしばらくは、昨日歩いた道を戻る。
たった一日で、随分と雪が解けていた。
さぬき市へと入り、地元の軽トラの方が、これから大窪寺に行くので、もし良かったら乗っていかないか、と声を掛けてくれた。とても有難いお誘いで申し訳ないのだが、お断りした。
力石、馬草という印象的な名前のバス停が続く。
多和小学校がある分岐まで戻って来た。小学校は閉校しており、どぶろぐの幟が立っている。その一角に真新しい休憩小屋があったので、一休みしていくことにした。トイレも併設されていた。
ここでへんろ地図を確認すると、遠回りしていることに気が付いた。力石の所から旅館竹屋敷へと抜ける道に赤い線が引いてある。1.3kmのロスである。
本日は、ショートカットを見落とすわ、道を間違えるわと、何をやっているのかと少々落ち込む。今回は、地図を確認せずに、昨日通った小学校の所まで戻ると思い込んでしまったことが原因である。年を取って、次第に思い込みが激しくなってきたからだろうか。
2015年02月23日
【457】歩き遍路49日目〈その12〉[2014年2月9日]
別格20番大滝寺を出発してから、ほぼ歩き続けて3時間、ようやく国道193号線に合流した。
へんろ地図では6.7kmの距離ではあるが、実際にはどれくらい歩いたのか、かなり時間が掛かってしまった。
この国道193号線は、昨日歩いた塩江方面へと続いているようで、交通量が多い。昨日は雪のため、車も少なかったのだろう。
すぐに夏子ダムの休憩所となった。田舎の鄙びた場所を想像していたのだが、販売所があり、休憩がてら立ち寄る車も多く、賑わっている場所だった。
屋根付の休憩所があったので、ここでようやく一休みするが、少々風が冷たい。ゆっくりとしたい所だったが、小学生のグループも休憩しており、早々に出発する。
国道193号線は、ゆるやかな上りとなる。歩道の無い道だが、それ程怖さは感じられない。
道路左手に、予期せずして遍路石が置かれていた。「四国第八十八番奥院大滝寺 右 五十丁」と書かれていた。この場所から山の方に入っていく遍路道があるのだろうか。
清水という集落にやって来た。以前、[20]大滝寺に向かうお遍路さんが泊まっていたという「清水温泉センター」の廃墟があった。
バス停の小屋があったので、ここで電話をする。午前中から88番門前の宿に泊まろうと連絡しているのだが、一向に出る様子が無い。前日に電話すべきだったのだが、88番まで行けるか心配だったので、ある程度目処がついてから、と思っていた。
もう一度掛けてみるが誰も出ないので、あきらめることにした。コミュニティバスで志度バスストップに戻って、自分の車で車中泊も考えたが、白鳥温泉に連絡してみると予約が取れた。(88)大窪寺からさらに10km近くあり、かなり遠くなるが、ゆっくり温泉を楽しむことを目標に頑張ることにした。
へんろ地図では6.7kmの距離ではあるが、実際にはどれくらい歩いたのか、かなり時間が掛かってしまった。
この国道193号線は、昨日歩いた塩江方面へと続いているようで、交通量が多い。昨日は雪のため、車も少なかったのだろう。
すぐに夏子ダムの休憩所となった。田舎の鄙びた場所を想像していたのだが、販売所があり、休憩がてら立ち寄る車も多く、賑わっている場所だった。
屋根付の休憩所があったので、ここでようやく一休みするが、少々風が冷たい。ゆっくりとしたい所だったが、小学生のグループも休憩しており、早々に出発する。
国道193号線は、ゆるやかな上りとなる。歩道の無い道だが、それ程怖さは感じられない。
道路左手に、予期せずして遍路石が置かれていた。「四国第八十八番奥院大滝寺 右 五十丁」と書かれていた。この場所から山の方に入っていく遍路道があるのだろうか。
清水という集落にやって来た。以前、[20]大滝寺に向かうお遍路さんが泊まっていたという「清水温泉センター」の廃墟があった。
バス停の小屋があったので、ここで電話をする。午前中から88番門前の宿に泊まろうと連絡しているのだが、一向に出る様子が無い。前日に電話すべきだったのだが、88番まで行けるか心配だったので、ある程度目処がついてから、と思っていた。
もう一度掛けてみるが誰も出ないので、あきらめることにした。コミュニティバスで志度バスストップに戻って、自分の車で車中泊も考えたが、白鳥温泉に連絡してみると予約が取れた。(88)大窪寺からさらに10km近くあり、かなり遠くなるが、ゆっくり温泉を楽しむことを目標に頑張ることにした。
2015年02月20日
【456】歩き遍路49日目〈その11〉[2014年2月9日]
長靴型の延々と続く車道を歩いて行く。へんろ地図を見ていると、どこかで藪の中にでも入って、短絡したくなるような形の道となっている。
長靴型の車道を、長靴を履いて歩いていたのだが、下りが続き、足の親指がもろに靴の先にあたって痛くなってきた。道端に雪は少々残っているが、ここで靴を履き替えることにした。
道端にリュックを下ろし、普通の靴を取り出して履き替えた。
後日、足の親指の爪が剥がれてしまった。もう少し早く替えるべきだった。
道端に、「ガンバレ今年も 2014一月十二日 桜男」と書かれた、変わった看板があった。一瞬、お遍路さんへの応援?とも思ったが、折れている桜の木があり、この木への応援看板のようだった。木が折れても花を咲かせているのだろう。
次は、またの機会に備えて、H450からH270へのショートカットの反対側の入り口を探しておこう。
カーブミラーに遍路道と書かれているが、黄色いスプレーで消されているような感じもする。この場所のようだが、後日調べた所では、現在では通れなくなっているようである。
点々と家がある開けた場所に出てきた。
夏子ダムへのショートカットはどこか、と探しながら歩いていたのだが、道しるべが見当たらず、発見出来ないまま、結局は車道をそのまま進むことになった。
長靴型の車道を、長靴を履いて歩いていたのだが、下りが続き、足の親指がもろに靴の先にあたって痛くなってきた。道端に雪は少々残っているが、ここで靴を履き替えることにした。
道端にリュックを下ろし、普通の靴を取り出して履き替えた。
後日、足の親指の爪が剥がれてしまった。もう少し早く替えるべきだった。
道端に、「ガンバレ今年も 2014一月十二日 桜男」と書かれた、変わった看板があった。一瞬、お遍路さんへの応援?とも思ったが、折れている桜の木があり、この木への応援看板のようだった。木が折れても花を咲かせているのだろう。
次は、またの機会に備えて、H450からH270へのショートカットの反対側の入り口を探しておこう。
カーブミラーに遍路道と書かれているが、黄色いスプレーで消されているような感じもする。この場所のようだが、後日調べた所では、現在では通れなくなっているようである。
点々と家がある開けた場所に出てきた。
夏子ダムへのショートカットはどこか、と探しながら歩いていたのだが、道しるべが見当たらず、発見出来ないまま、結局は車道をそのまま進むことになった。
2015年02月17日
【455】歩き遍路49日目〈その10〉[2014年2月9日]
へんろ地図のH450からH270へのショートカットに入る。
猪除けの柵を見ながら歩いていき、眼下に見えていた家がまばらに建っている集落内に入って来た。「細野」という地名のようである。
このまま道なりに進んで行けばいいのか、どこかで左に入るのか。
左に入る道があったが、住宅への取り付け道路に見える。その家の住人が作業をしていたので聞いてみようと声を掛けてみるが、こちらの声が聞こえないようだ。
もう少し先に進むと、別の住人の方が。国道へはこのまま進むのか聞いてみると、合っている様子。
しばらく歩くと、写真の車道に出た。反対から来た人用に遍路札があっても良いものだが、全然無いのでおかしいなあと思いつつ、無事に最初のショートカットを抜けたと勘違いしていた。
車道を下って行き、そろそろ夏子ダムへのショートカットの分岐があるはず、と左手を注意しながら歩いていくが、一向に見つからない。
それにしても標高は高いままだし、近くにダムがあるような感じが全くしない。
かなり進んだ所でようやく、H450からH270へのショートカットの途中のどこかで左に入りそびれて、再び車道に出て、今は長靴型の大回りの車道を歩いていることに気が付いた。それどころか、地図を見てみると、そのまま車道を進むより、却って遠回りをしていたことが分かった。一気に疲れてしまった。
帰ってから調べてみると、現在このショートカットは通れなくなっているようで、結局は大回りの車道を歩くしかなさそうであった。
猪除けの柵を見ながら歩いていき、眼下に見えていた家がまばらに建っている集落内に入って来た。「細野」という地名のようである。
このまま道なりに進んで行けばいいのか、どこかで左に入るのか。
左に入る道があったが、住宅への取り付け道路に見える。その家の住人が作業をしていたので聞いてみようと声を掛けてみるが、こちらの声が聞こえないようだ。
もう少し先に進むと、別の住人の方が。国道へはこのまま進むのか聞いてみると、合っている様子。
しばらく歩くと、写真の車道に出た。反対から来た人用に遍路札があっても良いものだが、全然無いのでおかしいなあと思いつつ、無事に最初のショートカットを抜けたと勘違いしていた。
車道を下って行き、そろそろ夏子ダムへのショートカットの分岐があるはず、と左手を注意しながら歩いていくが、一向に見つからない。
それにしても標高は高いままだし、近くにダムがあるような感じが全くしない。
かなり進んだ所でようやく、H450からH270へのショートカットの途中のどこかで左に入りそびれて、再び車道に出て、今は長靴型の大回りの車道を歩いていることに気が付いた。それどころか、地図を見てみると、そのまま車道を進むより、却って遠回りをしていたことが分かった。一気に疲れてしまった。
帰ってから調べてみると、現在このショートカットは通れなくなっているようで、結局は大回りの車道を歩くしかなさそうであった。
2015年02月13日
【454】歩き遍路49日目〈その9〉[2014年2月9日]
ジグザグと森の中を下り、夏子ダムへと向かって行く。時折、作業小屋だろうか、ぽつぽつと点在している。
写真の黄色い遍路木札が多くあった。
峠から約1時間20分で、フラットな林道に出てきた。
どちらに進めば良いのだろうか。ちなみに反対から来た場合には、この場所から登って行くことになるが、遍路札は気を付けていないと見落としそうである。
集落も見えているので、どちらでも行けそうだ。足跡が一人分、右の方に向かっている。左に進んでみるが違う感じがし、引き返して右の方へ行ってみた。足跡から離れ、下の方に続く道を下りて行くと、先の足跡が上の方へと向かっていた。
たぶんこの辺りは、どこを通っても行き着けるのだろう。
何軒かの家があり、突然のお遍路さんの登場に、犬が吠えている。
道路に埋まっている、変なカーブミラーが見えてきた。向かいの木には、たくさんの遍路札がぶら下がっている。雪の無い、普通の車道と合流した。
道に埋もれたカーブミラーで記念撮影をした。
静かな車道を下って行く。前方の谷向かいに何かの工場らしき建物が見える場所で、一台の車が通り過ぎていったと思ったら停車した。
60前位の男性で、車に乗らないか、と声を掛けてくれた。歩いて行きますので、と丁重にお断りしたのだが、せめて国道まで、と熱心に誘ってくれた。せっかく声を掛けてくれたのに、申し訳無い。
少し進み、左上に上がっていく道がある。道しるべは見当たらないが、この道がへんろ地図のH450からH270へのショートカットだろうか。他に左方向に進む道は無さそうだったので上ってしばらく進むと、遍路札を発見した。
この時点では正解と思っていたのだが、結局は車道に逆戻りしてしまい、却って遠回りすることになってしまった。
写真の黄色い遍路木札が多くあった。
峠から約1時間20分で、フラットな林道に出てきた。
どちらに進めば良いのだろうか。ちなみに反対から来た場合には、この場所から登って行くことになるが、遍路札は気を付けていないと見落としそうである。
集落も見えているので、どちらでも行けそうだ。足跡が一人分、右の方に向かっている。左に進んでみるが違う感じがし、引き返して右の方へ行ってみた。足跡から離れ、下の方に続く道を下りて行くと、先の足跡が上の方へと向かっていた。
たぶんこの辺りは、どこを通っても行き着けるのだろう。
何軒かの家があり、突然のお遍路さんの登場に、犬が吠えている。
道路に埋まっている、変なカーブミラーが見えてきた。向かいの木には、たくさんの遍路札がぶら下がっている。雪の無い、普通の車道と合流した。
道に埋もれたカーブミラーで記念撮影をした。
静かな車道を下って行く。前方の谷向かいに何かの工場らしき建物が見える場所で、一台の車が通り過ぎていったと思ったら停車した。
60前位の男性で、車に乗らないか、と声を掛けてくれた。歩いて行きますので、と丁重にお断りしたのだが、せめて国道まで、と熱心に誘ってくれた。せっかく声を掛けてくれたのに、申し訳無い。
少し進み、左上に上がっていく道がある。道しるべは見当たらないが、この道がへんろ地図のH450からH270へのショートカットだろうか。他に左方向に進む道は無さそうだったので上ってしばらく進むと、遍路札を発見した。
この時点では正解と思っていたのだが、結局は車道に逆戻りしてしまい、却って遠回りすることになってしまった。
2015年02月09日
【453】歩き遍路49日目〈その8〉[2014年2月9日]
森の中を下っていく。下りの雪道は楽かと思ったら、雪の中に固い層がある。元々積もっていた雪の上に、今回の雪が積もったのだろう、雪を蹴散らしながら滑り降りて行くことは出来ず、足をしっかり上げて歩かなければならなかった。
突然、ビニールハウスのある開けた空間が現れた。一体ここは何だろうか。
手前のハウスは骨組みだけだったが、奥の方は、何かを栽培している様子である。薄っすらとあった車の轍は、ここへ向かっていたようだ。
ここを過ぎると、再び森の中となるが、すぐに開けた場所に出てきた。この辺り、畑なのか、単なる伐採地なのかは分からない。
軽トラ1台分ほどの幅の道を、引き続き下って行く。この道を上れと言われたら難しいだろうなあ、などと考えながら歩いていく。
行きは車道で、帰りにこの道を選んで良かったと思う。
森の中を歩いていると、少し上りとなってきた。もしかして道を間違えたか。
少し手前に小屋と分岐っぽい雰囲気の道はあったが、どうなのだろうか。道なりに来ればこの道なのだが。
少し戻ってみたり、やっぱり前進、と行ったり来たりする。
意を決して、そのまま道なりに進んでみると、上りはすぐに終了、かなり歩いた頃に、ようやく遍路札を発見、道は間違えてなかったようでホッとする。
この辺りから、急に遍路札がたくさん見られるようになってきた。これまではそれ程無かったのは、外されてしまったのだろうか。
間違えそうな分岐の手前に決まってぶら下がっている。分岐の先にあった方が分かりやすいのに、と思っていたのだが、これは上ってくる人が分かるように表示してくれていることに、直に気が付いた。なるほどである。
突然、ビニールハウスのある開けた空間が現れた。一体ここは何だろうか。
手前のハウスは骨組みだけだったが、奥の方は、何かを栽培している様子である。薄っすらとあった車の轍は、ここへ向かっていたようだ。
ここを過ぎると、再び森の中となるが、すぐに開けた場所に出てきた。この辺り、畑なのか、単なる伐採地なのかは分からない。
軽トラ1台分ほどの幅の道を、引き続き下って行く。この道を上れと言われたら難しいだろうなあ、などと考えながら歩いていく。
行きは車道で、帰りにこの道を選んで良かったと思う。
森の中を歩いていると、少し上りとなってきた。もしかして道を間違えたか。
少し手前に小屋と分岐っぽい雰囲気の道はあったが、どうなのだろうか。道なりに来ればこの道なのだが。
少し戻ってみたり、やっぱり前進、と行ったり来たりする。
意を決して、そのまま道なりに進んでみると、上りはすぐに終了、かなり歩いた頃に、ようやく遍路札を発見、道は間違えてなかったようでホッとする。
この辺りから、急に遍路札がたくさん見られるようになってきた。これまではそれ程無かったのは、外されてしまったのだろうか。
間違えそうな分岐の手前に決まってぶら下がっている。分岐の先にあった方が分かりやすいのに、と思っていたのだが、これは上ってくる人が分かるように表示してくれていることに、直に気が付いた。なるほどである。
2015年02月05日
【452】歩き遍路49日目〈その7〉[2014年2月9日]
[20]大滝寺を出発する。
吉野川だろう、徳島の平野がうっすらと見えている。今日は霞がかかっているが、これがクリアだったら、さぞ素晴らしい眺めだろう。
少し手前の県境の峠辺りからは、高松市内らしき場所が見えていたから、山を挟んで両方の眺めを堪能出来る場所に大滝寺はあった。天空の寺である。
お寺を出てからは、夏子ダム方面へと下っていく予定だったので、頭陀袋からへんろ地図を取り出して、道の確認をする。
先程通ってきた、県境の峠付近から道が続いているようである。ほんの少しの距離だが、また上り道か、と少々嫌にもなったが、気を取り直して出発する。
3分ほどで峠の県境に戻って来た。
この場所からは高松方面を遠望でき、うっすらとビルが立ち並んでいるのが見える。その向こうは群青色となっているが、瀬戸内海となるのだろうか、はっきりとは見えない。
今日は天気は良いのだが、少々霞んでいる。
峠には、「阿讃縦走コース」と書かれた標識がある。写真の場所である。
県境の尾根を歩いていく道のようだが、さすがにこの雪では山の中に入っていく勇気が無い。
夏子ダム方面への入り口を探す。
下に降りて行く道らしきものはあるのだが、表示が全く見当たらない。雪に埋もれているのだろうか。
他に道は無いので少し下ってみると、電柱に遍路シールが貼ってあった。この道で合っているようだ。この道を下っていく。かすかに車が通った跡が残っている。
吉野川だろう、徳島の平野がうっすらと見えている。今日は霞がかかっているが、これがクリアだったら、さぞ素晴らしい眺めだろう。
少し手前の県境の峠辺りからは、高松市内らしき場所が見えていたから、山を挟んで両方の眺めを堪能出来る場所に大滝寺はあった。天空の寺である。
お寺を出てからは、夏子ダム方面へと下っていく予定だったので、頭陀袋からへんろ地図を取り出して、道の確認をする。
先程通ってきた、県境の峠付近から道が続いているようである。ほんの少しの距離だが、また上り道か、と少々嫌にもなったが、気を取り直して出発する。
3分ほどで峠の県境に戻って来た。
この場所からは高松方面を遠望でき、うっすらとビルが立ち並んでいるのが見える。その向こうは群青色となっているが、瀬戸内海となるのだろうか、はっきりとは見えない。
今日は天気は良いのだが、少々霞んでいる。
峠には、「阿讃縦走コース」と書かれた標識がある。写真の場所である。
県境の尾根を歩いていく道のようだが、さすがにこの雪では山の中に入っていく勇気が無い。
夏子ダム方面への入り口を探す。
下に降りて行く道らしきものはあるのだが、表示が全く見当たらない。雪に埋もれているのだろうか。
他に道は無いので少し下ってみると、電柱に遍路シールが貼ってあった。この道で合っているようだ。この道を下っていく。かすかに車が通った跡が残っている。
2015年02月01日
【451】歩き遍路49日目〈その6〉[2014年2月9日]
既に10時近くとなっているが、今日初めての参拝客になるのだろうか、香炉には雪が積もっていたので、雪を払ってから線香に火を点ける。
ここのご本尊が分からなく、真言は「おんころころ~」を唱えたのだが、帰ってきてから調べてみると、「南無西照大権現(読み方は不明)」と唱えればよかったようである。
確かに、そう掲示されていた気がするが、真言は平仮名で書かれていると思い込んでいたので気が付かなかった。
大師堂は住宅の玄関にあるような感じで、すぐ横が納経所となっている。納経所に人がいれば、参拝姿が丸見えで、少々恥ずかしい所である。
別格の満願証も掲示してあったので頂けるのであろうが、別格を周り始めたのは愛媛県の途中からでまだ参拝していない別格もあり、今回はおあずけである。
最近貼られた様な、こんな掲示があった。「以前より水には苦労し‥上水道工事が完成する予定だったが、某神社の反対に合い、工事は中断‥トイレが使用出来ません」となっている。
某神社というのは、お隣りさんのことだろう。
納経をお願いしようと、インターフォンを押す。住職の奥さんだろうか、納経してくれ、みかんを三個、頂いた。
自宅に帰ってから、別格の念珠を買うのを忘れていたことに気が付いた。
ここのご本尊が分からなく、真言は「おんころころ~」を唱えたのだが、帰ってきてから調べてみると、「南無西照大権現(読み方は不明)」と唱えればよかったようである。
確かに、そう掲示されていた気がするが、真言は平仮名で書かれていると思い込んでいたので気が付かなかった。
大師堂は住宅の玄関にあるような感じで、すぐ横が納経所となっている。納経所に人がいれば、参拝姿が丸見えで、少々恥ずかしい所である。
別格の満願証も掲示してあったので頂けるのであろうが、別格を周り始めたのは愛媛県の途中からでまだ参拝していない別格もあり、今回はおあずけである。
最近貼られた様な、こんな掲示があった。「以前より水には苦労し‥上水道工事が完成する予定だったが、某神社の反対に合い、工事は中断‥トイレが使用出来ません」となっている。
某神社というのは、お隣りさんのことだろう。
納経をお願いしようと、インターフォンを押す。住職の奥さんだろうか、納経してくれ、みかんを三個、頂いた。
自宅に帰ってから、別格の念珠を買うのを忘れていたことに気が付いた。