2015年08月22日

【3巡目-13】 1番霊山寺から5番地蔵寺、別格1番大山寺 〈その12〉[2015年1月10日]

(5)地蔵寺に向けて歩いていると、和歌山ナンバーのランクルが停車した。

50才くらいの方が、片手で拝むようにして、お疲れ様で御座います、と大変腰が低く、とても丁寧なあいさつをしながら、こちらにやって来た。
お接待です、とみかんと飴を頂いた。

(1)霊山寺での有田みかんに続き、二回目のお接待である。幸先が良い。
「南無大師遍照金剛」と唱えて、納札をお渡しした。三巡目初の、納札渡しである。

本来は三回唱えることになっているのだが、これまでは恥ずかしさもあってなかなか言えずじまいであった。今回は一回だけだが、きちんと唱えることが出来たのは、大きな進歩である。
先達用の名札バッジをつけていらっしゃった方だった。

高速道路の下辺りからは、広い車道から細い道へと入って行く。

ふと振り返ると、スーパーの袋を持ったAさんがすぐ後ろにいて、驚いてしまった。先程は、(3)金泉寺方向に向かっていたはずなのだが、瞬間移動したかのように近くにいたからである。

五百羅漢に向けて右折すると、空き地を近道したらしいAさんが目前に現れて、またまた驚かされる。
こちらは、地蔵寺へと直行するので、またも追い越して前に出る。
お寺の裏側をぐるりと周るように歩く。この道が、昔からの遍路道ということでよいのだろうか。  


Posted by こいったん at 20:07Comments(0)お遍路 第三拝(徳島)