2016年07月26日

【3巡目-95】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その14〉[2015年8月17日]


「あずり越え」に差し掛かってからはパラパラと雨が降り出していたが、ここにきて、激しい雨となってしまった。
仕方なく、ポンチョをかぶって再出発する。次第に、山が深くなってきた。

簡易舗装の道が終わると、やや開けた場所に出たのだが、道が分からなくなってしまった。

夏草に埋もれているかも知れない標識を探してみたが、見当たらないので恐らく直進なのだろうが、道ではなく、涸れ川のように見える。
右手には畑があるのだろうか、人の手が入っているような、やや開けた場所で、こちらへ進むのかも知れない。左手は崖となっているが、何とか上って行けそうである。

とりあえず直進することにして、遍路札が見当たらなければ引き返すことにした。

勾配のきつい歩きの道を上って行く。一向に、遍路札などは見付からない。
これは間違えたかなあ、どうしようか、と思っていた頃、前方に石垣が見えてきた。そこに、「遍路三宝会」による遍路札が掛かっていた。

やれやれ、一安心である。
それにしても、このような場所に石垣があるということは、人家もあった、ということだろうか。

遍路札に従って、左の方へと進んで行く。  


Posted by こいったん at 20:31Comments(0)お遍路 第三拝(徳島)