2019年08月30日

【3巡目-422】 「ホテルサンパール」② [2017年8月26日]〈その13〉

夕食の時間になり、一階へと下りる。
レストランが大賑わいで驚いてしまった。どうやら、飲み放題のバイキングをやっており、地元の方たちが集まっているようであった。

食事場所に指定された、離れのような場所にあるお座敷コーナーに向かうと、食べ切れないくらいの料理が並べられており、大喜びする。

冷たい水が飲みたいので、ドーンと大きいポットか何か持ってきて欲しい、とお願いすると、喫茶店にあるような水差しを持ってきてくれた。

釜飯がお茶碗3~4杯分あり、食べ切るのが大変だったが、全てきれいに完食する。お腹パンパンで大満足である。これまで泊まった宿で、一番、量が多かっただろうか。

館内を少し探検してみる。隣接してボウリング場があったが、最近営業を休止したようである。

部屋に戻ってからは、酎ハイを飲みながら、へんろ地図を眺めて計画を考えたり、テレビを観たりして過ごす。

丁度、24時間テレビをやっている日で、お酒が入っていることや年のせいもあってか、すぐにウルウルとなってしまった。

夏休み最後の土曜日で、子供たちの宿泊も多く、廊下を走り回って賑やかであった。


ホテル サンパール:一泊二食 7700円 ※歩き遍路割引
      ※洗濯機2台・乾燥機1台(故障中)、無料。自販機あり。冷蔵庫なし(フロントへ預ける)。
        朝食は6時半から。向かいにコンビニあり。
    宿泊客:一般客多数。  


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2019年08月28日

【3巡目-421】 「ホテルサンパール」① [2017年8月26日]〈その12〉

「ホテルサンパール」にて、チェックインを行う。
部屋に冷蔵庫が無いことを伝えられ、冷やしたい物があれば、フロントにて預かる、との事だった。

先程、冷凍物を買い込んだばかりなので、エッと思ったが、2リットルのペットボトルを凍らせてもらえたので、翌日は常に冷たい水を飲むことが出来て、大助かりだった。

ホテルにも関わらず、従業員の方が部屋まで案内してくれてた。まるでVIPのようである。「ネストウエストガーデン土佐」以来だろうか。
おもてなしをしっかりしてくれる宿らしく、部屋はクーラーを効かせてくれて、涼しくなっていた。

入口を入って正面には、土産物が広々と並べられており、こうした雰囲気は好きである。

その一角に、このホテルを40番と41番の中間だからだろう、40.5番札所として、「おへんろメッセージギャラリー」というコーナーがあった。
著名人からも、遍路に関してメッセージが寄せられている。

一般のホテルかと思っていたが、お遍路さんの宿として力を入れているとは思わなかった。

洗濯は無料、との事で、早速機械を回し、そのまま大浴場へ。溜め湯でお湯の出も良くなかったが、大きなお風呂に入れるだけで満足である。  


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2019年08月26日

【3巡目-420】 40番観自在寺、「ホテルサンパール」へ [2017年8月26日]〈その11〉

(40)観自在寺を出立する。
寺を出てすぐに、右の細道への遍路シールがあったのでそちらへ進み、山代屋旅館の横を通って旧道に出た。

丁度、狭い旧道にバスがやって来た。「平城札所前」という、渋いバス停名で、一人のお遍路さんが下りる姿が見えた。

5分程歩いて、国道へと出た。車通りも多く、賑やかである。5年前にも感じたことだが、この街は地理的には遠く離れた辺境の地ではあるが、活気がある印象である。

スーパーとホームセンターがくっついた、エーマックスという大きな店があったので、立ち寄ることにした。
冷凍の飲料もあったので、明日の分も含めて、2リットルの水や酎ハイ、缶コーヒーなどたくさん買い込む。

遍路姿のままで入店したのだが、結構視線を感じてしまった。せめて、菅笠などは外した方がよかったか。

広い駐車場のある大きな公園の前を通り、本日の宿「ホテルサンパール」に到着した。自分の好きな、一昔前風の建物である。


本日のコースタイム
宿毛駅8:34→10:21県境→13:45岩水バス停→14:05国道56号合流→14:42僧都川べり15:02→15:18(40)観自在寺15:45→16:21ホテルサンパール


歩行距離:26.9km
 歩数  :39078歩
最高気温:34.3℃
最低気温:26.4℃[宿毛市]  


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2019年08月24日

【3巡目-419】 40番観自在寺にて [2017年8月26日]〈その10〉

午後3時18分、(40)観自在寺に到着した。
宿毛駅を出発したのが、午前8時41分だったから、約6時間37分での到着である。

二巡目の時の記事を調べてみると、宿毛市内の喫茶店を出発してから松尾峠経由でお寺まで、6時間8分だった。
思ったほど、時間的には差が無かった。

手水場の水は、手押し式であった。
境内には、願いをこめてお摩り下さい、という三鈷や、願い事を書くと大師堂に納めてくれる、という大師石など、心願成就を目指す物が多かった。
もう一組いた参拝者が、三鈷を一生懸命に触っていたので、自分もやってみる。

その参拝客が出立すると、境内は貸し切りとなってしまった。

納経所は本堂内にある。参拝を終え、納経してもらう。ここでちょっと嫌な出来事が。

納経帳を手で払いのけるように、シュッと返されてしまったのである。手渡ししてくれるものとばかり思い込んでいたので、驚いてしまった。

最初に挨拶をした時に無言だったので、ちょっとおかしいなあ、とは思ったのだが。
納経を終え、あとは宿へと向かうのみである。  


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2019年08月22日

【3巡目-418】 40番観自在寺へ [2017年8月26日]〈その9〉

土手の道に入ってすぐに、大正時代の標石が建っており、平城へ二十二丁、と書かれていた。
昔の橋はここにあったのだろう。

川へと降りる石段に腰掛けて休憩することにした。

川沿いということもあり、風が吹いて心地良い。夏遍路にとって、風はとても重要で、少々気温が高くても風が吹いていればしのぎ易くもなるが、30℃を超えなくても無風であれば、汗が滲み出てくる。

土手沿いの空き地では、小さな子どもを連れた親子が遊んでおり、微笑ましい。
次の遍路でこの街を訪れる頃には、あの子も小学生くらいになっているだろうか。

休憩しながら、明日の宿の予約をする。
二巡目の時には満室で泊まれなかった、「三好旅館」に連絡してみる。

明日は宿を休みにして外出予定、との事で、早い時間の到着でなければ、と泊めて頂けることになった。申し訳ない。
実は、食事が豪華、と聞いていたので、どうしても泊まってみたかったのである。

僧都川に沿って歩き、遍路シールの指示に従って、次の次の橋を渡る。
一直線先に、(40)観自在寺が見えている。

橋を渡り、交差点の信号下に標柱が並んでいるのが印象的である。ここからが門前街となるのだろうか。門前に、以前は無かった喫茶店というか、接待所のような場所が出来ていた。  


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2019年08月20日

【3巡目-417】 40番観自在寺へ [2017年8月26日]〈その8〉

港を過ぎると、国道56号線に向かってゆるやかな上り坂が一直線に続いている。
前を向くと滅入りそうなので、足元だけを見て、今日最後の上りと思い、脚を前に出す。

めでたく国道に出ると、早速、自販機でお茶を買って、喉を潤す。
国道を少し進むと、(40)観自在寺方面への旧道の入口となる。道端の花壇の端っこでちょっとだけ腰を下ろしてから、再び歩き始める。

住宅や小さな商店が並ぶようになる。
宇和島バスの城辺バスターミナルと、へんろ地図にも載っている、「城辺ビジネスホテル」があった。

ホテルの一階には、城辺名店街という昭和な空間があり、シャッターが下りつつ、営業している店も残っているようだった。

しばらくは城辺の市街地を通る。
両側に商店が並んでいるが、遠くのバイパス沿いには、大型店らしき看板がたくさん見えていたから、郊外店に押されて、さぞかし経営は大変だろう。

お遍路さん、休んでいって下さい、と場所を提供してくれているお店もあり、嬉しいものである。

大きな橋の袂に、川沿いの土手を行く、歩きの道がある。本来の遍路道は、旧道をそのまま進む道と思うが、今回はこの川沿いの道を歩くことにした。  
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2019年08月18日

【3巡目-416】 宿毛駅から、海岸廻り、40番観自在寺まで [2017年8月26日]〈その7〉

もうひと踏ん張りして、上り道を進む。休憩したばかりだったので、意外と頑張れた。
眼下には、ゴミ処理場だろうか、緑の森の中にポツンと巨大な施設があり、とても目立っていた。

次の峠らしき場所に到達する。
ここからは急な下りが続くようになる。緩やかな下りがダラダラと続けば嬉しいのだが、そう言う訳にもいかず、脚に力を入れながら山道を降りて行く。

峠から20分程で、ようやく麓の集落が見えてきた。狭い車道に沿って民家が並んでいる。久し振りの自販機があり、アクエリアスを購入した。

ちょうど、町営バスが向こうからやって来た。通り掛かったバス停で時刻表を見てみると、これから町の方へと向かう便がたまたまある。
利用しようか、と少し思ってしまった。

湾に沿った道となり、小舟がたくさん浮いている。この辺り、海は大きく活用されていて、とても賑やかである。
大きな船が泊まっている港が近付いてきた。自動網洗い機のような物もあって、稼働しており面白い。

バス停の丸太のようなベンチに腰掛けて、身体を反らせてリュックの重みを無くし、軽く一休みした。  
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2019年08月16日

【3巡目-415】 宿毛駅から、海岸廻り、40番観自在寺まで [2017年8月26日]〈その6〉

このような辺境の地にも、クロネコさんの宅急便が前方からやって来た。おつかれ様です。

県境から1時間ちょっと歩いて、ようやく眼下に何軒か家が並ぶ集落があった。
小さな校庭らしき場所も見られるので、きっと昔は分校があったのだろう。

ぽつぽつとあった民家も見られなくなり、峠越えとなる。
先日歩いた、三原村への道のように、樹木に覆われて日影が多い道かと思っていたが、全体を通して、真夏の日差しが突き刺す道であった。

上り道を頑張って歩き、ようやく峠らしき場所を通過する。下り道となり、ホッとする。

どこか休憩場所はないかと探し、道路が広くなっている場所の陰の部分で休ませてもらうことにした。

珍しく、三台続けて車が通って行った。子供の姿も見えたから、行楽客だろう。

休憩を終え、出発する。少し進むと、山の上の方に道路が見えている。もしかして、あそこを歩くのだろうか、とゾッとする。
もう上りは終わりかと思っていたが、ダブルトップのようにもう一山越えなければならない、と分かってしまい、げんなりしてしまった。  
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2019年08月14日

【3巡目-414】 宿毛駅から、海岸廻り、40番観自在寺まで [2017年8月26日]〈その5〉

県境付近に水産会社がある。その後は全く人の気配が無い道と想像していたが、民家が1~2軒、忘れた頃に現れる道となる。

道幅は思ったより広く、1.5車線程はあった。少しずつではあるが、拡幅工事もしているようである。ほとんど車は通らないので、海を眺めながら安心して歩く事が出来る。

寂しい道をテクテク歩いていると、犬の散歩をしていた地元の方と出会った。
この道を歩いているお遍路さんは珍しいと言う。
珍しい、という事は、少なからずいるのだろうか。実際にこの道を歩く人を見たことがあるのか、聞いてみればよかった。

工事で片側交互通行区間があり、警備の方に、近くに自販機はないか、尋ねてみる。

たまたま話を聞いていた作業員の方が、車で20分程行ったらあるかなあ、との事だった。歩いたら2~3時間だろうか。
実際に、この場所から3時間弱後だった。

対岸の大月方面になるのだろう、遠くの山には、風力発電の風車が並んでいる。海では何かを養殖しているのか、ブイが浮いていた。

1時間以上歩き続けて、道が広くなっている場所に荷物を広げて休憩した。10分程休んだが、車は一台も通らなかった。  


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2019年08月12日

2019夏 歩き遍路 トピックス(後編)

3日目[8月5日]は、標高900mの(66)雲辺寺を目指すのみですicon16

曼陀峠へは、道が分かる程度に草が覆っている箇所があるも、舗装区間が長いので大丈夫でした11

3リットル位は水分を持参して出発したのですが、途中から足りなくなりそうになり、のどの渇きと闘いながら雲辺寺を目指しました18

真夏の遍路は命懸けだなあ、しっかりせねば、と改めて感じましたicon108
疲れ果てて、お寺では1時間半も過ごしてしまいました。ロープウェイ乗り場からは、瀬戸大橋まで見えて、景色が素晴らしかったです。

この日は、「民宿青空屋」に泊まりましたicon01


4日目[8月6日]の最終日は、台風の影響で雨降りの天候となってしまいましたicon03

お参りの時の雨は面倒ですが、カンカン照りよりは歩きやすいかも。合羽は暑いので、ビショ濡れのまま進みます7

この日は変則ルート、別格16番の萩原寺経由で(67)大興寺へ。

(68)神恵院、(69)観音寺、琴弾八幡宮を参拝後は、銭形砂絵の所で海水浴です64
身体を思いっきり伸ばして、凝り固まった体をほぐしましたicon107

午後5時前に(70)本山寺の参拝を終了、高松から高速バスに乗り、金沢へと帰って来ましたicon18  
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2019年08月10日

2019夏 歩き遍路 トピックス(前編)

8月3日(土)から4日間、真夏の歩き遍路に行って来ましたicon01

熱中症気味になったりといった体調不良は起こらず、予定通り、(70)本山寺まで元気に歩き通すことが出来ました。

が、なぜか両足の小指の裏に、酷い肉刺が出来てしまいまして、歩いていてもチクチクして大変でしたface10

では、今回の遍路旅を、簡単に紹介しますicon102


1日目[8月3日]は、バスを乗り継ぎ、午後になって(63)吉祥寺に到着、遍路衣装に着替えます。
いきなり暑くて、さっそく汗が噴き出してきましたicon10

これまでにほとんど無かった道の間違いを、「武丈公園」の前後で二回もしてしまい、10分ずつ位時間をロスしてしまいました8

油断していたのもありますが、道しるべが薄くなったり減ってきたりしていて、分岐に気付きにくくなっていることもあったのかも知れません。

この日は、中萩駅前バス停まで歩き、バスで市内へと戻り、「西条セントラルホテル」に泊まりました。
素泊まり2800円の安宿ですicon57


2日目[8月4日]は、松山自動車道の側道を通って、(65)三角寺まで歩き、三島の宿までの約40kmの予定、と厳しい一日です8
側道は、どんな道なのでしょうか。

地図を片手に遍路シールを探しながらの行程で、意外と楽しく歩けました。車遍路用のシールが多かったですicon17

ただ、アップダウンがあり、灼熱の時期には厳しく、後半はかなりハードに感じました。
途中、食事場所を求めて国道を歩きましたが、3分の2位は踏破したでしょうか。這いつくばるように三角寺に到着ですicon106

この日は、「スーパーホテル四国中央」に泊まりました。

後編へと続きます。


  
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2019年08月08日

【3巡目-413】 宿毛駅から、海岸廻り、40番観自在寺まで 〈その4〉[2017年8月26日]

果樹園の休憩所を出発する。
旧道へと戻り、丘を越える。雰囲気があって、良い道である。

次の集落が現れ、港には漁船が密集していた。
海を覗いてみると、水がわりと透き通っている。こういった場所は普通、水は緑にぬかるんでいるはずなので、驚いた。

港に沿って車道を歩くと、地元の方が立ち話をしていた。
挨拶をして、この先進めるか尋ねてみると、工事をしている箇所はあるが、歩きなら通してくれるだろう、との事であった。

郵便局の前を通り、藻津という集落に入る。別の港が現れ、こちらは広々としており、大型トラックの姿も見える。この狭い道を走れるのか、と不思議だった。

町外れまで来ると自販機がある。この先、おそらく自販機はほとんど無いだろうから、ここでミルクティーを買い、立ったまま飲む。

少し進むと、先程の県道と合流する。合流地点に運送会社があり、ここの自販機が最後で次に見掛けるのは3時間後であり、夏場は要注意である。

すぐに愛媛県との県境となった。城辺まで18km、との事である。歩いて5時間くらいだろうか。  


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2019年08月06日

【3巡目-412】 宿毛駅から、海岸廻り、40番観自在寺まで 〈その3〉[2017年8月26日]

県道から脇道が伸びている。
そのまま県道を進むと丘越えで味気無さそう、きっと脇道は旧道になるだろう、と思い、こちらに入ってみることにした。

こちらの道の方は、眺めも良く、味のある道が続き、正解だった。

宇須々木という集落で、海岸に出れそうな所があり行ってみると、港が広がっており、大きな案内板がある。太平洋戦争中にはここに海軍基地があった、との事である。

果樹園らしき場所にベンチがあったので、中に入って一休みさせてもらうことにした。ここで、今日の宿の予約を行う。

まずは、評判良さげな「民宿磯屋」に連絡してみる。お客さんが少ない時期は素泊まりでお願いしている、との事であった。

自分にとって宿に泊まるのは、夕食が目当てであり、貴重な栄養補給の機会でもあるので、お断りすることにした。

あと、知っている宿と言えば、二巡目に泊まった「山代屋旅館」である。電話してみると、今日は団体さんでいっぱい、と残念なお返事だった。

さて、困った。どこにしようか。
写真の、色々な宿で置かれている無料の冊子を持参していたので、ここに掲載されている「ホテルサンパール」に連絡してみた。
一泊二食付、遍路割引で7700円との事で、今日の宿泊をお願いした。泊まる宿が確保出来て良かった。  


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2019年08月04日

【3巡目-411】 宿毛駅から、海岸廻り、40番観自在寺まで 〈その2〉[2017年8月26日]

県道を進むと、片島フェリー乗り場の案内がある。
調べてみると、九州とのフェリーの発着場がここのようであった。

その先、ガソリンスタンドがあり、店員のおばちゃんが大きな声で、県道を行くのか、遍路道は山の方、と教えてくれる。

道を間違えていると思ったようで、山の道は何度か歩いているのでこちらの道を歩いている、とお伝えする。

遍路道を知っているということは、宿毛の方にとって、松尾峠はメジャーなのだろうか。

喉が渇いたので、自販機を見つける。アクエリアスの経口補水液が200円で販売されていた。

経口補水液は、ドラックストアでは見掛けるが、自販機にあるとは思わなかった。一本購入する。
熱中症の防止になることを思い出して、その後何度か購入することになった。

住宅が少なくなってきたな、と思った頃に、小学校が登場してきた。車がたくさん止まっており、家族の姿もたくさんあった。授業参観だろうか。

道路沿いに、ゲストハウスの看板がある。この辺りに宿泊施設があるのか、と帰宅後に調べてみたが、今月中に営業終了となっていた。  
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2019年08月02日

【3巡目-410】 宿毛駅から、海岸廻り、40番観自在寺まで 〈その1〉[2017年8月26日]

宿毛駅から車道を山の方に向かうとすぐに標識があり、県道7号線に出る事が出来た。

今回は、松尾峠でも国道でもなく、この海沿いに続く、県道7号線「宿毛城辺線」を歩くつもりである。

市販の地図を眺めていると、(40)観自在寺まで、細いグネグネ道が続いている。5km位は遠回りになるだろうか。それでも、これまで歩いたことが無い道を選んでみたいし、このグネグネが気になる。

しばらくは、片側一車線の広い道を進む。前回は、この道を少し進んでから松尾峠へと入っており、一度歩いているはずなのだが、ほとんど記憶に残っていない。

郊外の方に向かっていると、ガードレールにこんな手書きの案内が貼ってあった。

貼って日は経っているだろうが、まだ読むことが出来る。ここから、松尾峠への道と合流出来るようである。これは、地元の誰かが書いてくれたのだろうか。
こうした貼り紙は、なぜか嬉しい。もっと増えていかないだろうか。

さらに県道を進むと、遍路シールが右の方に誘導している。この道が二巡目に歩いた道である。
そう言えば確か、ここに来るまでの県道沿いに牛が飼われていたことを思い出したが、途中姿は見えなかった。
そのまま直進する。  


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