2020年08月24日

【3巡目-565】 52番太山寺 [2019年3月16日]〈その7〉

ため池を通り過ぎると、建設現場の資材置き場のような場所に入っていきそうになる。
道を間違えたか、と引き返すが、遍路札の指示はそちらへ、となっている。

もう一度進んでみると、資材置き場の脇に道が続いていた。
ここからは短いが、少し高い所から果樹や集落を眺めながらの、長閑な道となる。

麓の集落に下りてきて、(53)円明寺への遍路道と合流する。今回の遍路旅では、菜の花が真っ盛りの時期で、至る所で咲いていた。
(52)太山寺の仁王門の所までやって来た。目の前にバス停があるのは珍しい。
ここから本堂までが長い。

今回は時間に追われていることもあり、寺間の距離を逆算しながら歩いていた。素朴な疑問だが、へんろ地図のお寺間の距離は、どこからどこまでの距離なのだろうか。

(51)太山寺のように、仁王門と本堂の距離が離れている場合は、どちらからの計測なのか、それによって掛かる時間が結構違ってくる。(58)仙遊寺も同じだろう。

突き当たりまで来ると、手水場があり、右の長い石段を上ると境内となる。上にも手水場があるだろう、と思ったら見当たらず、お清めをせぬままの参拝となってしまった。前回も同じ失敗をしてしまったような。

そう言えば、手水場を利用しているお遍路さんってあまり見たことが無いような気がする。皆さんは、どうされているのでしょうか。  


Posted by こいったん at 23:55Comments(0)お遍路 第三拝(愛媛)