2020年05月08日
【3巡目-532】 44番大宝寺、45番岩屋寺へ [2019年2月17日]〈その12〉
昔は宿だった建物が残っており、かつては遍路宿が集中していたそうである。
集落を抜けると、へんろ地図では車道をそのまま進むことになっているが、民宿「和佐路」さんを過ぎると、道しるべによって対岸の小川に沿った小道へと誘導される。
今回はそのまま車道を進み、本日の宿「癒しの宿八丁坂」に立ち寄り、荷物を置かせてもらおうと思っている。と言うよりも、今のペースでは、到着がかなり遅れてしまうことを伝えるのが主目的である。
中に入って声を掛けると、気さくそうな女将さんが出て来られる。今日泊まる予定なので、荷物を置かせて欲しい、とお願いする。
玄関口に、銭湯にあるような簡易的なロッカーがあり、そちらへどうぞ、との事だった。
名前は言わなかったが、電話では歩き遍路と伝えてあったので、自分が誰かは分かったようであった。
到着が午後6時を過ぎてしまいそうな事をお伝えする。
鍵は、落としたら大変なことになるので、宿に預かってもらうことにした。親切にも、お茶と茶菓子を出してくれた。トイレをお借りし、再出発する。
Posted by こいったん at 23:53│Comments(0)
│お遍路 第三拝(愛媛)