2011年08月24日
【45】歩き遍路 7日目〈その3〉[2011年5月1日]
(20)鶴林寺を下りた所にある休憩所で休んでいるうちに、雨が降ってきた。
先程、自販機があるかないか合図を送ってくれた若いお遍路さんが、再び戻ってきて、雨具の準備を始めた。この先5分ほど歩いた水井橋の所に自販機がある、と教えてくれた。準備を終えると、同じ休憩所にいた、確か神奈川から来た方と出発していった。この神奈川の方は、今日夜行バスで帰宅し、翌朝そのまま会社に出勤して働くらしい。
もう一人、赤いリュックカバーのお遍路さんが残り、少し話をする。この方は、GWは長く休みがあるようで、今日は龍山荘で泊まり、明日は薬王寺の辺りまで行くとの事だったので、この先も顔を合わせることがあるだろうと、この時は思っていた。
この方も直に出発し、また一人取り残された。ただ、上り道はわりと強いので、その内追いつけるかもしれない。
おにぎりを食べ、一服してから自分も出発した。
水井橋に差し掛かり、広い那賀川を渡る。砂利の広い河原となっている。霧が薄っすらとかかっており、幻想的な雰囲気である。車同士のすれ違いが難しそうな道幅の橋を歩いていると、県外ナンバーの車が追い抜いていった。おそらく、(21)太龍寺へ向かうつもりなのだろうが、この道からは行けないのではないか。案の定、間もなくしてまた戻って来た。
しばらくは車道を歩くが、普通車では通行困難なくらいの区間もある。鬱蒼とした林の中を歩く。
視界が開け、何となく人の気配がする場所まで来ると、ここからいよいよ歩きの山道となる。
きつい上りが続くが、鶴林寺への上りで身体のエンジンがかかったようで、休憩も取らずにスイスイと上り続けた。途中、先程休憩所で会った、赤いリュックカバーのお遍路さんを追い越す。
ひたすら歩き続け、もうすぐ(21)太龍寺という所で、さらに前方に一人、歩いている方を発見。すぐ目の前まで追いついた所で、突然携帯電話のベルが鳴った。前を歩いている方かなぁ、と思ったら、自分の携帯だった。
自宅からの連絡で、急用のため、すぐに帰宅しなければならないことになってしまった。
先程、自販機があるかないか合図を送ってくれた若いお遍路さんが、再び戻ってきて、雨具の準備を始めた。この先5分ほど歩いた水井橋の所に自販機がある、と教えてくれた。準備を終えると、同じ休憩所にいた、確か神奈川から来た方と出発していった。この神奈川の方は、今日夜行バスで帰宅し、翌朝そのまま会社に出勤して働くらしい。
もう一人、赤いリュックカバーのお遍路さんが残り、少し話をする。この方は、GWは長く休みがあるようで、今日は龍山荘で泊まり、明日は薬王寺の辺りまで行くとの事だったので、この先も顔を合わせることがあるだろうと、この時は思っていた。
この方も直に出発し、また一人取り残された。ただ、上り道はわりと強いので、その内追いつけるかもしれない。
おにぎりを食べ、一服してから自分も出発した。
水井橋に差し掛かり、広い那賀川を渡る。砂利の広い河原となっている。霧が薄っすらとかかっており、幻想的な雰囲気である。車同士のすれ違いが難しそうな道幅の橋を歩いていると、県外ナンバーの車が追い抜いていった。おそらく、(21)太龍寺へ向かうつもりなのだろうが、この道からは行けないのではないか。案の定、間もなくしてまた戻って来た。
しばらくは車道を歩くが、普通車では通行困難なくらいの区間もある。鬱蒼とした林の中を歩く。
視界が開け、何となく人の気配がする場所まで来ると、ここからいよいよ歩きの山道となる。
きつい上りが続くが、鶴林寺への上りで身体のエンジンがかかったようで、休憩も取らずにスイスイと上り続けた。途中、先程休憩所で会った、赤いリュックカバーのお遍路さんを追い越す。
ひたすら歩き続け、もうすぐ(21)太龍寺という所で、さらに前方に一人、歩いている方を発見。すぐ目の前まで追いついた所で、突然携帯電話のベルが鳴った。前を歩いている方かなぁ、と思ったら、自分の携帯だった。
自宅からの連絡で、急用のため、すぐに帰宅しなければならないことになってしまった。
Posted by こいったん at 19:49│Comments(0)
│お遍路 第二拝(徳島)