2016年07月22日
【3巡目-94】 13番大日寺から、地蔵越、あずり越え、19番立江寺まで 〈その13〉[2015年8月17日]
遍路シールに従って道を進み、「あずり越え」を目指す。
集落の中へと入り、直進の指示が分岐に出ていたので真っ直ぐ進むと、通り道沿いの家のお母さんが、その道は行き止まりなので、右へ曲がって「おおぎ学園」の方の道を行って下さい、と声を掛けてくれた。
遍路シールでは直進となっていたのにおかしいなあ、と思いつつ、助言に従うことにした。
あらためて遍路シールを確認すると、右方向へ進むようになっており、完全に見間違っていたことが分かった。
このようなことは初めてではないだろうか、と少しショックだった。
休憩所などは無かったので、人気の無い道端の側溝の蓋の上に荷物を下ろして、一休みした。
四国遍路地図にも掲載されている、「おおぎ学園」の側までやって来た。今は名称が変わったようで、「あおばの杜」となっていた。
仕事を終えたのだろうか、何台かの車が狭い道の向こうからやって来た。
施設を迂回するように道が続いており、働いている職員の姿も見えた。きっと、長期休み明けで仕事もつらいだろう。
ここからは、農道のような道となる。勾配が出てきたのだが、簡易舗装されているので、意外と楽に上がって行くことが出来た。
この辺りから、パラパラと空から雨が降ってきた。今にも泣きだしそうな空模様だったが、いよいよきてしまったようである。何とか持ちこたえてくれないかと祈りつつ、山道へと入って行った。
Posted by こいったん at 20:16│Comments(0)
│お遍路 第三拝(徳島)