2017年05月15日
【3巡目-158】 23番薬王寺から、南阿波サンライン、牟岐、内妻まで 〈その4〉[2016年8月13日]
宿の方から到着予定時刻を聞かれ、念のため、遅めの17時と伝える。
休憩を終え、出発する。宿には17時到着と伝えたが、歩きながら今の時間と宿までの距離を考える。
このままのペースでは、14時頃には着けそうである。もう少しゆっくり歩かなければ宿に早く着きすぎてしまう、海部町まで行けたかも知れないなあ、などと、余裕の考えが浮かぶ。
休憩後歩き出してから30分程経った頃、ふと眼鏡を掛けていないことに気が付いた。どこかに片づけたかな、とリュックや頭陀袋の中を探してみるが、見当たらない。
きっと、さっきの休憩場所に置き忘れたに違いない、と引き返すことにした。
道のどこかで落とした可能性もあるので、道端を探索しながら引き返す。
落し物や忘れ物をして道を引き返す経験は、初めてではないだろうか。人の経験談では聞いた事があるが、実際に自分の身に降りかかってくると、かなりつらいものである。
30分程戻って、先程休憩した場所に戻って来た。丁寧に周囲を探すが、眼鏡は見つからなかった。もっと手前で落としてしまったのか、と目の前が真っ暗になりそうである。
1万円程で買った眼鏡である。予備の眼鏡も持ってきていたので、諦めて進むことも考えられたが、諦めきれずに、もう少し引き返して探してみることにした。
Posted by こいったん at 20:54│Comments(0)
│お遍路 第三拝(徳島)