2014年08月08日

【404】歩き遍路45日目〈その3〉[2012年6月26日]

(83)一宮寺には団体客がおり、賑やかであった。
普通は、納経が待たされるかも、などとあまり良いイメージは無いかも知れないが、どのお寺も静かだったので、賑やかなのは却って喜ばしい。

手水場で手を濯ぐ。水が出たままになっているお寺は、久しぶりのような気がする。衛生的にもうれしい。

先達さんだろうか、石の祠の所で団体客に説明をしている。この祠に頭を入れ、日頃の行いが悪いと扉が閉まって頭が抜けなくなる、というものである。団体客が去った後、ためしてみると、頭は無事に抜けた。

一人で歩いて回るのも良いが、先達さんに話を聞きながら、団体で回るのもまた、楽しいに違いない。

(83)一宮寺を出発する。今回は、高松市内をジグザグと縦断するルートをとる。初めて歩くコースなので楽しみである。
例の如く、初ルートなので、遍路地図の赤い線を探索しながら、忠実に歩いていく。

先にも書いたが、最新版(第10版)のへんろ地図には、このルートは掲載されていない。
調べてみると、初めて買った2004年発行の第6版にも載っていなかった。一時だけ掲載された遍路道ということになるのだろうか。

お寺を出発して早々に、道がほんの数十mだけ消えていた。その後も、道に迷うほどではないが、拡張工事による、微妙な変化もあったりした。  


Posted by こいったん at 22:09Comments(2)お遍路 第二拝(香川)