2014年05月13日

【374】歩き遍路42日目〈その4〉[2012年6月23日]

「捨身誓願之聖地」から、さらに上の方まで行けそうなので登ってみるが、他に何か霊跡のような場所は無さそうだったので、引き返すことにした。

眼下に、(73)出釈迦寺でも見掛けた、老夫婦の姿が見えた。ここまで歩いて上って来たとしたら、かなりの健脚である。

岩場の登り口まで降りてくると、ちょうどその老夫婦と出会った。この上ですね、と確認され、お二人はひょいひょいと岩場を登っていかれた。すごいなあ。よほど、強い願いがあるに違いない。

先程の山門まで戻って来た。リュックはもちろん、無事に置いてあった。

さて、ここからは山の反対側に下りて行く。新しい立派な地図入りの看板もあるが、位置関係が理解出来ず、ここを降りていけばよいのかよく分からない。他に道は無さそうなので、この写真の場所を入っていった。だぶん大丈夫だろう。

あまり人が歩いていない雰囲気の道ではあったが、それ程苦もなく降りていくことが出来た。
「捨身ヶ嶽禅定有岡参拝道」と書かれた看板があった。有岡という集落からの道ということだろうか、地名が分からないので何とも言えないが、捨身ヶ嶽へと使われている道ということが分かる。

20分ほどで、人の手が入っている場所に降りて来ることが出来た。さらに下っていくと、集落が現れ、県道49号に合流した。  


Posted by こいったん at 20:15Comments(0)お遍路 第二拝(香川)