2018年12月18日

【3巡目-328】 37番岩本寺から、佐賀、大方、土佐入野駅まで 〈その6〉[2017年5月3日]

遍路道には指定されていないルートだが、分岐地点に真新しい看板があり、「2010年四国遍路みちぞい物語」と銘打って、周辺の地図と史跡の案内文があった。

へんろ地図には載っていない道を少し進むと、拳ノ川の集落となる。谷間に民家が点在し、のどかな光景である。

自販機が一台だけあったので、買いはしなかったが軽く一休みする。田舎道で、GWで帰省してきたのだろうか、ちょうど子供を連れた夫婦とすれ違い、挨拶を交わす。

小学校があり、少し様子を見てみると、まだ現役のようであった。統廃合が進んでいる中、よく生き残っているなあ、と感心する。

佐賀温泉の後ろ姿が対岸から見えるようになる。この先は前回歩いているので、橋を渡り国道へと戻ることにした。

後で分かったのだが、温泉には気軽に入れそうなレストランも営業していたようである。昼食に立ち寄ればよかったか。

国道56号線に出ると、先程までのんびりと歩いていたのが嘘のように、車がひっきりなしに行き交うようになった。時折走り去る、ダンプによる風圧も凄かった。  


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2018年12月15日

【3巡目-327】 37番岩本寺から、佐賀、大方、土佐入野駅まで 〈その5〉[2017年5月3日]

西尾自動車のお墓の所で一休みする。
朝方よりさらに交通量が増えている。少し高い場所から見下ろすことになるので、なかなか眺めが良い。
イケメンの外人さんが休憩を終えたようで、国道を歩いて行き、姿が見えなくなった。これでもう、会うことは無いだろう。

ゆっくりと休憩をし、こちらも出発する。
二巡目の時にはここから、国道を離れ対岸の方の道を進んだので、今回は素直に国道を歩く。

橘川の集落から佐賀温泉までは、逆に前回は国道を歩いたので、今回は対岸の道を進むことにした。へんろ地図に、赤い線は入っていない。

へんろ地図に掲載されるようになった、「民宿弘田」の前を通るのかな、と思ったが、一本山手の道沿いにあるようで、ルート上には無かった。

二食付6500円より、となっており、気導術施術あり、と書かれていた。

こちらの裏道は、賑やかだった国道と比べ天と地ほどの差がある、静かな時間となった。通り過ぎる車も無く、時折、民家があったり、農作業の方を見掛ける程度である。  


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2018年12月10日

【3巡目-326】 37番岩本寺から、佐賀、大方、土佐入野駅まで 〈その4〉[2017年5月3日]

歩きの道を下ると、国道トンネルの出口の真上を横断する。
トンネルから出て来る車を真上から見下ろす形となり、大変面白い。

そのトンネル脇に降りるが、すぐにまた歩きの道となる。
写真の市野瀬遍路橋を渡る。お遍路さんの有志がお金を出し合って作られた橋、ということになるのだろうか。

歩きの道が続くが、道幅のある場所もあり、国道の旧道だった道を利用した区間があるのかも知れない。

森の中を歩いて、西尾自動車の所へと降りて来た。
新しい遍路小屋が出来ていると聞いていたが、見当たらない。簡易トイレだけが、ポツンとあった。

前回も腰を下ろさせてもらった、お墓の縁で休ませてもらい、腹ごしらえをする。ここは眺めもいいし、気持ちが良い。

イケメンの外人さんもやって来て、挨拶をすると、ハ~イと言って通過していった。
鉄骨の階段を下りて行くが、その後姿が見えなくなった。おかしいなあ、と思っていたら、何か建物の屋根が見えている。
よく見てみると、新しい休憩所が死角となっている場所に出来ていた。  


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2018年12月07日

【3巡目-325】 37番岩本寺から、佐賀、大方、土佐入野駅まで 〈その3〉[2017年5月3日]

ローソンを出発する。先程のトイレの中学生が、こちらをしっかり見て挨拶をし、自転車を走らせていった。なかなか礼儀正しい、良い子だった。

いずれは甲子園に出てくれないかなあ、と思ったりもする。
郊外の方まで来ると、高台に窪川運動場というのが見えてきた。ここで練習試合でもあるのだろう。

国道には、朝早くからたくさんの車が走っている。
今日は、GW後半の初日である。これから、ますます車は増えていくことだろう。

左手にお大師さんの像や遍路札が見えてくると、一旦国道から離れ、細い道の方へと入る。その先、ゴミ処理場となり、お遍路さんに限って敷地内を入って通過出来る事になっている。「お偏路さん」、となっている看板の字の間違いが気になってしまう。

5年前に通った時とは様相が変わっており、その頃には既に廃工場のようになっていて、室内を窺ったりしていたのだが、きれいに更地となってしまっていた。

ここからは歩きの道となり、標高を下げていくことになる。佐賀温泉辺りに泊まったのだろうか、早速逆打ちの方とすれ違う。
もう少し進むと、お遍路さんが何か作業をしている様子。歩きながら、遍路道にある木の枝などを取り除いてくれているようだった。

感謝の言葉を伝えなければならなかったのだが、何してるんですか、と変な聞き方をしてしまった。もう少し状況を把握してから声を掛けなければならなかった、と反省している。  


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2018年12月04日

【3巡目-324】 37番岩本寺から、佐賀、大方、土佐入野駅まで 〈その2〉[2017年5月3日]

午前6時過ぎで、窪川の街はまだ静かである。
大きな水車と、明治時代の道しるべがある場所までやって来ると、国道56号線と合流する。

すぐに、「西の家」という、へんろ地図には掲載されていない宿があった。歩き遍路が泊まっても大丈夫なのだろうか。
喫茶が併設しており、自家製野菜、などの文字もあり、なかなか良さげである。

程なくしてローソンがあったので、ここで今日の朝食などを仕入れることにする。
これまでは必ず朝食を摂ってから歩いていたのだが、朝食抜きで歩き始めたらどうなるかを実験中である。

朝6時過ぎにも関わらず、中学生と親だろうか、次々とお客さんがやって来ていて、大賑わいである。

昨日、(37)岩本寺で見掛けた、イケメンの外人さんもいたので挨拶をする。片言の返事が返ってきた。
おにぎりやサンドイッチ、ゆで卵にお菓子などを買い込む。

やはりと言おうか、お腹の調子が今一つなので、念のためにトイレもお借りする。
トイレから出ると、野球部の少年がドア前で待ち構えていた。ゴメンゴメンと謝る。すぐにでもトイレに入りたかっただろうに、おじさんのせいで待たされて、際どい所だったのだろう。

店を出ると、イケメンの外人さんが、入口横でスパゲッティを食べていた。なかなか大胆である。  


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2018年12月01日

【3巡目-323】 37番岩本寺から、佐賀、大方、土佐入野駅まで 〈その1〉[2017年5月3日]

道の駅「あぐり窪川」で車中泊をし、早くに目が覚めたので、早々に出発する。

(37)岩本寺近辺の駐車場として、地元の方から昨日、近くの廃業したスーパーなら一日くらい車を止めても大丈夫、との情報を得ていたので、そこに駐車させてもらった。
6分歩いて、(37)岩本寺に到着した。まだ午前6時前である。

門前で、昨日の韓国の方に出会った。昨夜は、岩本寺の通夜堂に泊まった、との事だった。歩きが速そうなので、今日はもう会うことは無いだろう。内に闘志を秘めている、といった感じで、印象に残る方だった。

その後、別の方のブログの動画の中に登場されているのを発見、無事に(88)大窪寺まで歩き、結願されたようである。

昨日、岩本寺での納経は終えているので、手だけでも合わせていこうかと境内に入ると、見覚えのあるお顔が。

昨年のGWに、「ふれあいの里さかもと」で同泊した方だった。
色々あった(怒られた)のでこちらははっきりと記憶していたが、向こうは覚えていなかった。宿で起こった出来事をお話すると、理解されたようだった。

歩き遍路さんではあるが公共交通機関も使うようで、これから土佐くろしお鉄道に乗り、(38)金剛福寺を目指すそうで、昨日まで、石川県からのお遍路さんと歩いていた、との事だった。未だに、同郷のお遍路さんとの出会いは無い。握手をしてお別れする。

今回の遍路旅、最終日の歩きを始める。  


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2018年11月28日

【3巡目-322】 37番岩本寺、土佐久礼へ 〈その17〉[2017年5月2日]

土佐久礼の漁師町の景観が名所になっているようで車で通ってみようかと、漁港に沿って車を走らせた。

港の端っこまで来た時に、期せずして遍路石が登場した。
なぜ、この場所にあるのだろうか不思議だった。遍路道沿いでは無いはずなのだが。
岩本寺まで五里となっている。「五社」では無いので、明治時代以降の遍路石ということだろう。

安和からの海岸の道が遍路道だった時代があって、そこを通るとこの場所にやって来ることになるのだろうか。それとも単に、どこかから移設されただけなのか。

この日は、窪川市街からずっと山の中に入った、「松葉川温泉」で湯に浸かり、食事も済ませ(窪川スタミナ御膳入浴付き 1900円)、道の駅「あぐり窪川」で車中泊をした。この日も、車でいっぱいでした。








本日のコースタイム
道の駅「かわうその里すさき」7:11→icon17→7:25中土佐町ふるさと海岸

中土佐町久礼7:36→久礼ローソン7:54→8:15ヘンロ小屋第31号そえみみず→9:25そえみみず頂上付近→10:17七子峠→12:29風自遊庵12:59→13:17道の駅「あぐり窪川」13:59→14:48高岡神社15:13→15:44(37)岩本寺16:11→16:28窪川駅

窪川駅16:31→19→16:59土佐久礼駅→17:07中土佐町ふるさと海岸→icon17→18:13松葉川温泉ホテル19:42→icon17→20:34道の駅「あぐり窪川」


歩行距離:24.3km
 歩数  :40587歩
最高気温:22.3℃
最低気温:10.4℃[四万十町窪川]  


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2018年11月25日

【3巡目-321】 37番岩本寺、窪川駅、土佐久礼へ 〈その16〉[2017年5月2日]

窪川駅に到着する。
汽車の時刻は何となく午後4時半過ぎと認識していたのだが、駅に到着すると、もう出発時刻だった。

切符を買う暇も無く、改札にも駅員さんがいなかったので、駆け足で跨線橋を上り、16時31分発の列車に乗り込んだ。ギリギリセーフだった。
大分県の方ともうちょっと話をしていたら、汽車に乗り遅れていただろう。

一両編成の汽車には、9人しかお客さんが乗っていなかった。影野駅で4人降りて、七子峠を越えたのは5人だけだった。
土佐久礼駅で下車し、車を止めてある海岸へと戻った。

駐車場に近付いてきた所で、白衣らしきものを着た方とすれ違い、挨拶を交わした。
この場所で白衣は気のせいかな、と思いつつ、自家用車に到着した。午後5時ちょっとである。

荷下ろしをしていると、先程の方が駐車場にやって来て、姫路ナンバーの車に乗り込んでいた。やはり白衣を身に着けていた。
車遍路さんのようで、どうやら、ここで車中泊をするような感じである。トイレもあるので可能だろう。

少し周囲を散策してから出発した。今日はお風呂に入ってから、道の駅「あぐり窪川」で車中泊の予定である。  


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2018年11月22日

【3巡目-320】 37番岩本寺、窪川駅へ 〈その15〉[2017年5月2日]

大分県の方と一頻り話をしてから、(37)岩本寺の境内へと入る。

今朝、「道の駅かわうその里すさき」で会釈してくれた、オレンジ色の大きなリュックのお遍路さんがベンチに座っていた。朝の7時過ぎに見掛けたと思うが、随分と早い到着である。

話掛けてみると、韓国から来られたそうで、かなり日本語が上手だった。韓国のお遍路さんはたくさんいらっしゃるようだが、お会いして話をしたのは初めてかも知れない。

岩本寺での参拝を終え、まだ元気はあったのだが、土佐久礼駅へと戻る丁度いい時間の汽車があることもあり、今日の歩きは終了とした。

大分県の方も宿に戻る、という事で、一緒に岩本寺を後にし、窪川駅方向へと向かった。

昨日会った時に、4軒ほどの宿に宿泊を断られて困っていた話をしていたが、その後無事に「まるか旅館」に予約が取れたそうである。

別府市内在住ということで、町内に共同浴場のような温泉があるそうで、その管理の話などを聞かせてくれた。
5月下旬まで歩く予定だそうで、一気に(88)大窪寺まで行けるかどうか、という所だろうか。

宿の近くまで来たが、しばらく立ち話をしてお別れをする。明日も会えたら嬉しかったのだが、これが最後の出会いとなった。  


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2018年11月19日

【3巡目-319】 高岡神社、37番岩本寺まで 〈その14〉[2017年5月2日]

高岡神社を出発する。

元来た道を戻り橋を渡り、窪川町内へと向かう。
切り通しを抜けると、一気に町並みが広がった。突然都会に入ったような印象で、住宅や学校がある。
先程の小学生もここから来たのなら、それ程人里離れた場所にいたわけでは無かったのか。

街中の狭い道路を抜ける。歴史がありそうな建物の「美馬旅館」があるなあ、と思ったら、程なくして(37)岩本寺の山門が見えてきた。時刻は、午後4時前である。

その脇に、昨日、[5]大善寺でお会いした、大分県の別府の方が立っていた。昨日は須崎泊まりだったから、こんなに早い時間には到着出来ないのでは、と尋ねてみると、途中までお接待で車に乗せてもらった、との事だった。

大善寺といい、岩本寺となぜ山門前に立っているのかと思ったら、絵を描きながら周っているそうで、見せてもらうと、あまりに上手で驚いてしまった。

まだ色を付けていないので未完成、と言いつつも、素晴らしかった。お買い上げしたいくらいである。もっと写真を撮らせてもらえばよかったなあ、と今も後悔している。画中のお遍路さんも、素朴な感じで書かれている。

このブログは見ていないだろうとは思いますが、勝手に載せてしまってすいません。
写真の絵は、(36)青龍寺の奥の院だそうで、この方も同じ日にお参りしており、宿も同じだった、と分かった。  


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2018年11月16日

【3巡目-318】 道の駅「あぐり窪川」、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その13〉[2017年5月2日]

川沿いを進むと橋があり、古い道しるべが並んでいた。遍路石をようやく発見、である。

この橋を渡る。今度こそは四万十川だろう、と欄干を見るが、渡川、となっている。
この川名は聞いたことがある。多分、四万十川の別名だったのでは。橋の名前は五社大橋、となっていた。

そのまま一直線に進み、突き当たりが高岡神社であった。随分と小さな神社である。

元札所と聞いていたので、白鳥神社や大麻比古神社のような大神社のイメージを持っていたのだが、自宅の町内の神社と同じくらいの広さの境内で、驚いてしまった。

まずは、五つあるという神社を探す。道路に沿って鳥居が並んでおり、高岡神社 中ノ宮のように、名称が書かれている。
突き当たりの中ノ宮を挟んで、右方向・左方向にそれぞれ二つずつあった。

詳しい縁起を知りたかったのだが、案内板の文字は消えてしまっており、分からなかった。

橋からの突き当たりにあたる、真ん中の神社を参拝する。元の札所名は、五社、ではなく、福円満寺、と呼ばれていたそうである。

偶に地元の車が通るくらいで、静かな雰囲気だった。バス停のベンチで一休みする。少し年下くらいの方が一人、参拝に来ていた。  


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2018年11月13日

【3巡目-317】 道の駅「あぐり窪川」、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その12〉[2017年5月2日]

道の駅「あぐり窪川」を出発する。
駐車場の一番奥の方から高岡神社へと向かう道があり、「新四国のみち 霧の四万十・五社街道」という看板も出ており、そちらの方に進む。

通常の遍路道と合流し、集落を抜けると、山裾に沿った道となった。

この道、下に用水が流れているにも関わらずゴミのポイ捨てが多いようで、10mおきぐらいに、手作りの標識がこれでもか、という位、立てられていた。

恐らく、ゴミを捨てるような人は、一人か二人ぐらいだろうが、そのために多くの人たちが迷惑しているのだろう。

山裾の道を抜けると視界は開け、農地が広がるようになった。
渓谷が美しい川を渡る。これが四万十川か、と思ったが、違う川名がついていた。

右手に別の川が見えるようになる。この川が四万十川だろうか。
左手は木が茂っており、人気のない場所となった。

そのずっと先に、小学生が座り込んで何やらリュックの中を探っている様子が見える。遠足に来て、置いていかれたような雰囲気である。

すぐ近くまで来たのだが、まだ座り込んでゴソゴソしている。最近の風潮であまり声を掛けるのも憚れたのだが、緊急事態があっては、と尋ねてみる。リュックに入れていた携帯電話が鳴ったのを探していたそうで、道に迷ったとかでは無い様子だった。この道を通学路にしているのだろう。


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2018年11月10日

【3巡目-316】 仁井田、道の駅「あぐり窪川」、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その11〉[2017年5月2日]


「風自遊庵」さんのご夫婦は、都会からこちらへ移住されたそうで、三年前だったかにこのお接待処を開設したそうである。やはり、最近出来た場所であった。

色々な情報を提供して頂き、オーナーと記念撮影をして出発した。

仁井田付近の旧道を歩き、再び国道に出ると、高岡神社への分岐となったが、まずは腹ごしらえのために道の駅へと向かう。そのまま国道を直進し、2分程で「あぐり窪川」に到着した。

ゴールデンウィークといえども平日になるのだが、観光客で賑わっていた。托鉢をしているお遍路さんもいた。勇気があるなあ、と感心する。

午後1時を過ぎていたこともあり、レストランは程良いお客数で、一人で入っても気後れせずに済んだ。

入口にメニューが貼りだされていたので、先に決めておく。いつもは、〇〇定食、といった、どこに行っても食べられるようなものを頼む傾向があるのだが、今回は地元の名産を、と言う事で、四万十まるごと膳(1250円)を注文した。

近くに座っていたおじさんや別のテーブルの方など、食事を終えて出て行ったかと思ったら、再び戻って来てコーヒーを飲んでいる。
不思議に思っていたのだが、会計時、JAF会員の方は食後のコーヒーサービス、の案内があった。

自分も会員で、会員証も持っていたので飲んでいけば良かったのだが、なぜかそのまま店を出てしまった。

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2018年11月07日

【3巡目-315】 仁井田、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その10〉[2017年5月2日]

仁井田の旧道との分岐までやって来た。

先程の休憩所で紹介されていた、旧道沿いにあるという、お接待処への看板もあった。
旧道の方はまだ歩いたことがないと思うので、そちらの道に入ってみることにした。

お接待処の前を通り掛かる。
ちょうど奥さんが表に出てきており、休んで行って下さい、と声を掛けてくれたので、お言葉に甘えることにした。

コーヒーと冷たいお水を頂く。今日は高岡神社へ立ち寄ることや、時間があれば(37)岩本寺からもう少し先まで行きたいことをお話しすると、神社までの道順や、一生懸命に列車の時刻を調べてくれたりしてもらった。

昼食は、「道の駅あぐり窪川」で、と考えていたのだが、適当な値段で食べられることも教えてくれた。

一番有難かった情報としては、この先の土佐入野駅や中村駅に、何日間か車を止めても大丈夫な駐車場がある、との事だった。これで、次回の遍路旅での車の置き場所が確保出来そうである。

また、初めての歩き遍路、という、先達さんが発行しているハンドブックを見せてもらう。

お参りの作法や用語集、歩き遍路の豆知識、般若心経、そして遍路道情報や野宿スポットを、薄い冊子に凝縮してあるもので、つい最近制作されたばかりのようで、一冊、分けてもらった。  


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2018年11月04日

【3巡目-314】 七子峠、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その9〉[2017年5月2日]

国道を外れると、再び田園の中の道となり、大回りする国道をショートカットする道となる。

写真の橋には欄干が無いのだが、これも沈下橋になるのだろうか。

軽トラしか通れないほどの踏切を渡る。
右左折が多いが、小学生の手作り遍路木札が要所にあり、遍路道を案内してくれている。

この、影野付近の遍路道が、四国遍路1400kmの中でも一番、長閑な区間かなあ、と思うのだが、どうでしょうか。

田んぼの中を歩き、線路沿いの農道となる。簡易トイレがあり、トイレ、と貼り紙がしてある。農家用でもあり、お遍路さん用でもあるのだろうか。

JRの線路の下をくぐり、国道へと戻って来た。ちょうど、替坂というバス停があり時刻表を見てみるが、毎日ではなく、週に二回だったかの運行だった。

六反地では、旧道らしき道があったので入ってみた。ちょうど正午になった所で、小さな工場から働いている人たちが出て来ていた。何か気が引ける。

再び国道に出る。対向車線を走っていたチャリダーが、こちらへと渡って来て、自分の前で止まった。

(37)岩本寺から自転車で30分も掛からなかった、あと1時間も歩けば着くだろう、といった話をしてくれる。まだ7~8kmあるはずで勘違いではあるが、こうやってわざわざ止まって声を掛けてもらえてうれしかった。  


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2018年11月01日

【3巡目-313】 七子峠、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その8〉[2017年5月2日]

道しるべ通りに歩いて行くが、直進行き止まり、と手書きの文字があるのに気が付いた。
どんな道だっただろうか、と真っ直ぐに進んで行く。

土の道となり、日の差す場所には草が生え始めていた。今はまだ歩けるが、もう少し経つと、草を刈らなければ歩けなくなりそうである。

そう言えば、一巡目の時にこの辺りだったかで道に迷って引き返したことがあるが、この場所だったかも知れない。草に覆われて道が分からなくなり、間違えたと思い、引き返したように思う。

林を抜けると、再び民家も見られるようになってきた。以前は猪除けの柵があったはずだが、無くなっていた。

T字路となり右折すると、国道56号線に出て来た。
しばらく歩くと、雪椿と名前が付いた四阿があり、一休みさせてもらう。

この先の仁井田地区の旧道沿いに、「風自遊庵」というお遍路さんの接待処があり、お越し下さい、とのビラが置いてあった。以前は無かったと思うので、最近出来たのだろうか。

休憩所を出発する。すぐに、へんろ地図にも掲載されている、椿食堂がある。昭和の食堂といった佇まいである。
影野駅側を通り過ぎ、少し先の老人ホームの横から、国道を外れて、再び脇道へと入る。  


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2018年10月26日

【3巡目-312】 七子峠、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その7〉[2017年5月2日]

七子峠からは、山裾に沿った、とてものどかな道となる。未舗装の農道区間が長く、車もほとんど通らないので、のんびりと歩くことが出来る。

ただ、少し腰が痛い。と言っても歩きに差し支えは無いが、くしゃみをするとピキッとなるので気を付けなければ。

遠くに、国道を走る車が見えている。

昔からの街道という感じはしないなあ、と思っていた。今になって東海図版の地図を見てみると、こちらの道は代替路の赤い点線となっており、国道の方に赤い点線がふってあった。

途中からは昔からの道を歩くことになるようであるが、この辺りは、歩きやすい道を遍路道に指定したのかも知れない。

二巡目を歩いていた時に、古い小屋の一角にむき出しの便器があったのが記憶に大いに残っており、今も残っているかなあ、と気にしながら歩いていた。

確かこの便所だったかと思うが、板が張られて利用出来ないようになっていた。
ここを使った、と二巡目の時に前後を歩いていたお遍路さんが話していたが、これは私物のトイレのようで、勝手に使うのはダメそうである。

遍路道は、狭い集落の道だったり、砂利道になったり、田んぼが広がったり、と飽きることなく変化が続いていく。

小さな史跡には、地元の方がベニヤ板に謂われなどを書き記されている。じっくり読んでいきたかったのだが、長文なこともあり、サラッと見て先へと進む。  


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2018年10月21日

【3巡目-311】 そえみみず遍路道、七子峠、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その6〉[2017年5月2日]


おにぎりを食べて、木のベンチの場所を出発する。広葉樹の森の中の道が続いていたと思うが、スギやヒノキの人工林になってきた。

間伐作業が行われているようで、林道らしき道路も見えている。中に入らないように注意書きがあるが、歩き遍路がわざわざそんな場所に入る訳ないのになあ、となぜ掲示があるのか不思議だった。

歩きやすい道が続くので、ペースも上がる。気が付くと、何か農作業をしている様子の人が、木々の隙間から見えるようになった。ようやく下界に降りて来たようである。
歩きの道から軽トラが走れそうな農道となり、車道へと出て来た。

ここから少し進むと、七子峠付近である。
付近、というのは、そえみみずを通ってくると、峠からほんの少し下った場所に出て来るようになっている。

ウォーカーズのロケ地にもなったというガソリンスタンドがあるが、かなり朽ちてきていた。
国道を横断して、田舎道へと入る。

高知県をゴールデンウィークに歩いていて目に入るのが、立派な鯉のぼりである。普通の鯉のぼりに、子供の名前が大きく書かれた旗も一緒になびいている。
男の子の名前だけが書いてあると思い込んでいたが、「楓」と書かれた旗がなびいていた。もしかして、女の子の名前も出しているのだろうか。  


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2018年10月18日

【3巡目-310】 そえみみず遍路道、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その5〉[2017年5月2日]

土の道の入口には、あまり見掛けない形の遍路石がある。字はあまり読めなかったが、五社、と刻まれているのは分かった。
今回は、この五社(高岡神社)を訪ねるつもりなので、楽しみになってくる。

尾根までは石がゴロゴロと転がっており、少々歩きづらかった。サンダルで歩いているせいもあるだろう。
午前中でまだ元気なためか、きつい上りも、意外と歩き続ける事が出来た。

峠はどこかなあ、と思いながら、山道を進む。道沿いに、視界が開け、簡素なベンチがある場所があったはずなので、そこまでは、と思い頑張る。

頂上辺りに着いたかなあ、と思うもまた上りが続いたりし、どこが峠なのかはっきりと分からなかったが、尾根道になると、道が良くなり、とても歩きやすくなった。

緩やかな上りもあり、なかなか峠らしき場所に到達しなかったが、目的のベンチがようやく現れた。
木のベンチは古くなってしまっていたが、まだ使える。荷物を下ろして一休みし、腹ごしらえをする。

高速道路をまたぐ前後に、ベンチや東屋が出来ていたが、他に休めそうなのはここだけだろう。
遠くに、久礼付近の海まで見渡すことが出来た。双子のような岩が見えている。  


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2018年10月15日

【3巡目-309】 そえみみず遍路道、高岡神社、37番岩本寺まで 〈その4〉[2017年5月2日]

一息ついてから出発する。
早速、草刈りお接待の鋏が備え付けられていた。階段を下りて、高速道路の下をくぐり、いよいよ長い階段の始まりである。

階段がある事を知っているからよいものの、知らなかったらさぞかし「げんなり」することだろう。

高速道路の上を、農道だろうか、高い橋が架かっているのを見ることがあるので、ここもその方法が使えなかったのかなあ、とも考えていたが、対岸の山まではかなりの距離があり、無理そうである。

階段の隙間から、草が生えだしてきていた。まだ10センチ程度だろうか、歩くのには支障は無いが、真夏などは草で覆われそうである。
科学の進歩で、こうした草は防げないものだろうか。

草刈りお接待の依頼が結構あるが、鋏がほとんど無くなっている。
なぜ、と思ったが、草を刈りながら上がったのだろう、石段の終わり辺りに、ちゃんとまとめて返却されていた。

使った鋏を元の場所に戻すのは難しいだろう。再び階段を上り下りしなければならなくなる。

階段を上りながら振り返ってみると、高速道路によって、ごっそりと山が削られてしまったことが分かる。搬出した土砂は相当なものだろう、衝撃を受ける。

階段の数をかぞえ忘れたが、ようやく上がり終え、土の道となった。  


Posted by こいったん at 00:06Comments(0)お遍路 第三拝(高知)