2021年05月19日

【3巡目-638】 64番前神寺、武丈公園、中萩駅前まで [2019年8月3日]〈その6〉

武丈公園を過ぎ、気が付けば西条市の中心部に近付いてきているような雰囲気となり、道を間違えたことに気が付いた。
地図を確認すると、ずっと手前で曲がらなければならなかった。

これまでの遍路旅で、道を間違えたことはほとんど無かった。
それが今日のように二回も続けて間違えてしまったのは、油断していたのもあるが、道しるべが風化しつつあることが影響しているのかも知れない。

止んでいた雨が再び降りだしてきたが、黙々と歩き続ける。道を修正して、無事に遍路道に戻ることが出来た。

山裾に沿って進むと、一旦民家が途切れ、道は砂利道となった。
前方が樹木で塞がっており、行き止まりか、と思ったらちゃんと草に覆われかかった農道が続いていた。

小道を抜け、廃屋がある一角を過ぎ、集落の道を歩き、道前病院の敷地内に入るような道となる。病院を抜けると、再び田舎道が続くようになった。

左折、右折する場所があり、私製の遍路札が案内してくれるが、ちょっと注意が必要か。

田舎道と言っても民家は結構見られるので、集落に入ったり出たりと進み、見覚えのあるT字路に差し掛かった。  


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2021年05月16日

【3巡目-637】 64番前神寺、武丈公園、中萩駅前まで [2019年8月3日]〈その5〉

道しるべに従って、旧道から武丈公園方面への道へと入る。
もう10年も前に歩いたきりで、道の記憶はほとんど残っていなかった。田園風景の中を黙々と進む。

自販機が見つかり、アクエリアスを購入する。四国のみちの立杭があるので指示に従うが、どうもここで道の選択を間違えてしまったようである。

武丈公園からは山裾に沿った道を進むはずなのだが、どんどん違う方向に進んでいっている感じがする。遍路シールも見当たらなくなって、これはおかしい、と気付いた。
方向を変えて進み川沿いに出ると、遠くに橋が見えている。多分、あの橋を渡らなければならないのだろう。

歩行者専用で、通称:メロディー橋と呼ばれる、「伊曽の橋」だった。ようやく遍路道に合流である。

欄干を叩きながら歩くと音楽が鳴る橋で、確かにこんな橋があったなあ、と思い出した。
叩くためのバチが空っぽになってしまっていて、金剛杖で鳴らす訳にもいかず、曲を奏でることは出来なかった。

川では、水遊びしている人たちが大勢いた。余裕があれば自分も、という所だったが、ちょっと時間に追われていたので難しかった。

橋を渡ってから右折し武丈公園に差し掛かった頃、止んでいた雨が再び降ってきてしまった。
その為だろうか、公園からしばらくで右折しなければならなかったのだが、道しるべを見落としたのだろう、道を間違えてしまった。  


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2021年05月13日

【3巡目-636】 石鎚神社、64番前神寺、中萩駅前まで [2019年8月3日]〈その4〉

境内からの眺めをしばし楽しむ。一面に田んぼが広がっており、素晴らしい。

石段を下り、石鎚神社を後にする。
5分程で、(64)前神寺に到着した。

入口に由緒書きがあり、元々の前神寺は石鎚神社の場所にあったが、神仏分離政策により現在の場所に移った、という事である。
という事は、先程の石鎚神社の場所が昔の札所だったのだろうか。

どんなお寺だったかなあ、と思い出せなかったが、境内に入ると記憶が甦ってきた。一円玉を挟める滝がある。
土曜日ということもあってか、数組の家族連れが参拝していた。

前神寺からは、納経所の横に遍路道が続いていたはずだが、今回は歩いて来た参道を戻る。

旧道との交点には遍路石があり、三角寺へは、「石鎚山駅ヨリ三島駅行便利」と刻まれていた。
駅への案内の遍路石と言えば、(11)藤井寺手前で西オエ駅があったか。

お寺を出て湯之谷温泉の辺りから、夕立となってしまった。雨の予報は出ていなかったのだが。
すぐに止むだろうと思ったら、降ったり止んだり、結構激しく降ることもあった。

ここから先、遍路道は二つに分かれる。二巡目の時に歩いた、国道に並行する旧道が、本来の遍路道のような気がするが、今回は、一巡目の時に歩いた、武丈公園の方の道を進んでみることにした。  


Posted by こいったん at 00:08Comments(0)お遍路 第三拝(愛媛)

2021年05月10日

【3巡目-635】 石鎚神社 [2019年8月3日]〈その3〉

旧道を進み、石鎚神社の入口までやって来た。
これまでは、神社までちょっと距離がありそうなので通過していたが、今回は立ち寄ってみることにしている。

由緒書きがあり、ここが石鎚神社の本社で、中腹の成就社・土小屋遥拝殿、山頂の頂上社の4社の総称が「石鎚神社」、という事である。

これまでインターネットで調べてはいたのだが、簡潔に書かれていることで、ようやく頭に入ってきた。

参拝客らしき車が、2台ほど追い越していった。
しばらく進むと、山門があるが、参拝のための杖が用意されていた。そんなに山の方へと上がらなければならないのか、とビビッてしまう。

山門をくぐって参道の隅っこに、大事なものだけ持って、他の荷物は置いていくことにした。

石段を上がって行く。

途中、水が湧いている場所があり、のどを潤す。てっぺんまで上がると、眼下の田園風景の眺めが素晴らしかった。
前を歩いていた、子供二人を連れた家族連れも到着しており、楽しそうにお参りしていた。

石段は、一般の方にはきついかも知れないが、(10)切幡寺よりは短かったと思うので、歩き遍路だったら大丈夫だろう。

お寺だったら、線香・ろうそく・般若心経を唱えて・・・と時間が掛かるが、神社は「二礼二拍手一礼」でご朱印が頂けるから楽である、と言ったら叱られるだろうか。
  


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2021年05月07日

【3巡目-634】 63番吉祥寺から、石鎚神社、64番前神寺、中萩駅前まで [2019年8月3日]〈その2〉


「こがね製麺所」にて腹ごしらえをし、本格的に今回の遍路旅の歩きを始めた。

(63)吉祥寺へと戻って国道を横断し、旧道へと入る。
すぐに、3月の遍路の時、(60)横峰寺からモエ坂を通って麓へと降りてきた時に歩いた道を横断する。懐かしい。

歩き始めが結構、つまらなく感じることがよくある。喜んでお遍路に来たはずなのに、なのだが、その内だんだんと調子が出てきて楽しくなってくる。
今回もそんな始まりになった。

「野々市」という場所を通るが、この辺り、「小松」「氷見」と石川・富山県にある「市」の名前が続いている。単なる偶然だろうか。

北陸と四国は、京都・大阪の都からの距離が同じくらいで、方言にも似たような所があって、何か関連があるのかなあという気がしている。

旧道を歩いていると、変わった唐揚げ屋さんがあった。
農家の倉庫のような建物で営業をしている。食事したばかりだったのであっさり通過してしまったが、立ち寄ってみればよかった。よっぽど味が良いのだろうか。

この道を歩くのは3度目となる。あまり記憶に残っていないのだが、たまに、ここで他のお遍路さんと話をしたなあ、などと覚えのある場所が出てきたりする。  


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2021年05月04日

【3巡目-633】 63番吉祥寺から、石鎚神社、64番前神寺、中萩駅前まで [2019年8月3日]〈その1〉


(63)吉祥寺にて、遍路衣装を身に着ける。
チラホラと参拝客の姿もあり、ちょっと安心する。

日陰でベンチのある場所が無いかなあ、と探すが見付からず、照り付ける太陽の元での作業となり、早速、汗が噴き出してきた。

時刻は午後1時半前、今日は石鎚神社にも立ち寄って中萩駅の辺りまで、約14kmの歩行予定である。午後6時過ぎには到着出来るだろうか。

本堂、大師堂にてお参りをし、納経してもらい、まずは腹ごしらえである。早朝、少々口にしただけである。

事前に、(63)吉祥寺周辺で食事出来そうな場所を調べておいた。
少し小松方面に戻った所にうどん屋さんがあるようなので、ここで遅い昼食とすることにしている。

お寺から3分程歩くと、大きなスーパーの一角に「こがね製麺所」があり、無事に営業していた。早速、中へと入る。

セルフ方式がよく分からず戸惑うも、注文するメニューまで何となく決めておいたので、しどろもどろにならずに済んだ。
店内は、昔の食堂風のテーブルや椅子がずらりと並んでおり、少し汚れた歩き遍路が入っても違和感が無い感じで、落ち着いて食事が出来た。  


Posted by こいったん at 00:07Comments(0)お遍路 第三拝(愛媛)

2021年05月01日

【3巡目-632】 第31回 区切り打ち 出発[2019年8月2・3日]

31回目の区切り遍路です。
今回も公共交通機関を利用しての四国入りです。

金沢市のお隣、白山市にある松任海浜公園バス停に車を置かせてもらい出発です。

四国まで直通する夜行バスに乗る選択肢もあったのですが、今回歩き始める愛媛県西条市へ向かうには、高速バスを大阪で乗り継いだ方が安くつき、四国行きは出発時間もちょっと早いので、利用は諦めました。

ちなみに、帰りは安いチケットが手に入ったので、このバスを利用します。

大阪から今治行きのバスに乗り換えるのですが、乗車場所の「ハービス大阪」がどこにあるのか分かりません。時間が押していたらパニックになっている所でした。

案内がなかなか見付からず、駅付近をさまよって、ようやく到着しました。

地上部を歩いていると、上がったり下りたりばかりで、地下を進んだ方が楽なのでしょうか。田舎者には都会は大変です。

高速バスに5時間半乗り、伊予西条駅で下車、すぐにやって来た松山行きの特急バスに乗り換え、氷見バス停で下車。前回区切った、(63)吉祥寺はすぐ側です。


本日のコースタイム
金沢→icon17→松任海浜公園バス停23:21→icon18→3日5:00大阪駅7:30→icon18→12:58伊予西条駅→icon18→13:15氷見バス停→13:16(63)吉祥寺  


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