2014年07月31日
【401】歩き遍路44日目〈その8〉[2012年6月25日]
(80)国分寺から少し離れた、如意輪寺公園から、高速志度バス停にある駐車場へと向かった。
ここに車を止めさせてもらう予定である。
今日はこのバス停から高松市内に戻り、どこかの宿に宿泊、そして三日後、遍路を終える予定の與田寺の近くにある、高速大内からバスに乗って高速志度まで戻る計画である。
これならば、バスを利用することになるから、駐車場に車を止めておいても大丈夫だろう。
予定通り、高速志度バス停に到着し、高松駅行きのバスに乗り込んだ。若い女性のお遍路さんグループ(中国人?)が乗っており、わーっという結構な反応をしていた。突然、お遍路さんが乗ってきたので驚いたのだろう。
こちらも、おそらく歩き遍路さんであろう人たちに会えてうれしかった。
高松駅に到着し、あいさつしてお別れし、宿探しである。手頃な値段のビジネスホテルがなかなか見つからず、ようやく写真の「パレス高松」という小さなホテルに落ち着いた。
夕食は、アーケード街に「まいしょく家」という、チェーン店のような安い定食屋さんがあったので、「チーズおろし豚焼肉定食、ライス大」で640円を注文した。自分のような大食いには少々足りなかったか。
パレス高松:素泊まり 4450円 〈314号室〉
※洗濯機1台200円・乾燥機1台40分100円・洗剤50円。レストランがあったが、営業して
いる様子は無かった。近くにコンビニ、食事処あり。
宿泊客:一般客のみか。
ここに車を止めさせてもらう予定である。
今日はこのバス停から高松市内に戻り、どこかの宿に宿泊、そして三日後、遍路を終える予定の與田寺の近くにある、高速大内からバスに乗って高速志度まで戻る計画である。
これならば、バスを利用することになるから、駐車場に車を止めておいても大丈夫だろう。
予定通り、高速志度バス停に到着し、高松駅行きのバスに乗り込んだ。若い女性のお遍路さんグループ(中国人?)が乗っており、わーっという結構な反応をしていた。突然、お遍路さんが乗ってきたので驚いたのだろう。
こちらも、おそらく歩き遍路さんであろう人たちに会えてうれしかった。
高松駅に到着し、あいさつしてお別れし、宿探しである。手頃な値段のビジネスホテルがなかなか見つからず、ようやく写真の「パレス高松」という小さなホテルに落ち着いた。
夕食は、アーケード街に「まいしょく家」という、チェーン店のような安い定食屋さんがあったので、「チーズおろし豚焼肉定食、ライス大」で640円を注文した。自分のような大食いには少々足りなかったか。
パレス高松:素泊まり 4450円 〈314号室〉
※洗濯機1台200円・乾燥機1台40分100円・洗剤50円。レストランがあったが、営業して
いる様子は無かった。近くにコンビニ、食事処あり。
宿泊客:一般客のみか。
2014年07月28日
【400】歩き遍路44日目〈その7〉[2012年6月25日]
[19]香西寺の入口には、怖い顔をした、お迎え毘沙門天が控えている。世の中のあらゆる災難を退散してくださる神様、との事である。
長い参道を進んでいくと、水子供養だろうか、かわいいお地蔵さんがずらりと並んでいるのが特徴的だ。
遍路用品の売店の中にある納経所で納経してもらった。
参拝中はずっと貸切だったが、休憩していると、一組の参拝客がやって来た。今日の参拝は香西寺までなので、ゆっくりと一休みした。
今日は駐車場探しのため、打ち始めの時間が遅くなってしまったので、あまり先へと進めなかった。この先、鬼無駅まで歩いて終了である。
[19]香西寺の辺りは、高松市郊外の、一定の住宅が集中している地区のようである。
交通量の多い県道に出ると、商店が並んでいる。夕方のラッシュ時間に近づいてきている。
県道を離れ、午後5時過ぎ、JR鬼無駅に到着した。
ここからJRで次の端岡駅へ。そこから30分も歩いてようやく、今朝車を止めた、「如意輪寺公園」という山の中腹の公園に到着した。
本日のコースタイム
府中湖PA→→7:58(80)国分寺8:26→→如意輪寺公園駐車場→
(80)国分寺9:58→11:51(81)白峯寺12:40→14:05(82)根香寺14:33→15:44[19]香西寺16:34→17:06JR鬼無駅
→→JR端岡駅→如意輪寺公園駐車場→→高速志度→→JR高松駅→パレス高松
歩行距離:19.0km
歩数 :40031歩
最高気温:26.9℃
最低気温:20.4℃[高松市]
吊り橋ブログトーナメント ブログ村の吊り橋トーナメントなるものに、旧池田町のつり橋で参加中です。よろしければご協力、よろしくお願いします。
[追記]→1回戦敗退です。ご協力、ありがとうございました。
長い参道を進んでいくと、水子供養だろうか、かわいいお地蔵さんがずらりと並んでいるのが特徴的だ。
遍路用品の売店の中にある納経所で納経してもらった。
参拝中はずっと貸切だったが、休憩していると、一組の参拝客がやって来た。今日の参拝は香西寺までなので、ゆっくりと一休みした。
今日は駐車場探しのため、打ち始めの時間が遅くなってしまったので、あまり先へと進めなかった。この先、鬼無駅まで歩いて終了である。
[19]香西寺の辺りは、高松市郊外の、一定の住宅が集中している地区のようである。
交通量の多い県道に出ると、商店が並んでいる。夕方のラッシュ時間に近づいてきている。
県道を離れ、午後5時過ぎ、JR鬼無駅に到着した。
ここからJRで次の端岡駅へ。そこから30分も歩いてようやく、今朝車を止めた、「如意輪寺公園」という山の中腹の公園に到着した。
本日のコースタイム
府中湖PA→→7:58(80)国分寺8:26→→如意輪寺公園駐車場→
(80)国分寺9:58→11:51(81)白峯寺12:40→14:05(82)根香寺14:33→15:44[19]香西寺16:34→17:06JR鬼無駅
→→JR端岡駅→如意輪寺公園駐車場→→高速志度→→JR高松駅→パレス高松
歩行距離:19.0km
歩数 :40031歩
最高気温:26.9℃
最低気温:20.4℃[高松市]
吊り橋ブログトーナメント ブログ村の吊り橋トーナメントなるものに、旧池田町のつり橋で参加中です。よろしければご協力、よろしくお願いします。
[追記]→1回戦敗退です。ご協力、ありがとうございました。
2014年07月25日
【399】歩き遍路44日目〈その6〉[2012年6月25日]
(82)根香寺を出発、[19]香西寺に向けて、森の中の山道をジグザグと下っていく。思ったよりも荒れておらず歩きやすい。
時折、道しるべもあったので安心する。初めて歩くルートなので、いつものこだわりで、へんろ地図の赤い線の通りに進むべく、遍路シールや地図を慎重に確認しながら歩いていく。
森の中を抜けると、明るい日差しが当たる場所へ。山の中腹の果樹園のようだった。瀬戸内海がきれいに見える。
果樹園の中を下っていくと、ため池や一般の住宅が見られる、里の道になってきた。
古い遍路石も見られたことから、昔から歩かれていた道ということが分かる。
道しるべを確認しながら山を下ってきたのだが、いつの間にか道が分からなくなってしまった。
麓の主要道に下りてきたが、へんろ地図の赤い線から外れて、地図に掲載されていない場所にいるようである。進んでいる方向も正解なのか不安になってきた。
その時、通り掛かりの住宅に人の姿があったので、そのおじさんに[19]香西寺への道を聞いてみた。真っ直ぐ進んで〇〇を曲がって‥‥と、とても詳しく分かりやすく教えてくれた。
しばらく道なりに進み、言われたとおりに道を曲がる。この道で合っているとは思えないなあ、案内の看板も無いし、と思いつつも進んでいくと、おっ、いきなり[19]香西寺の前に到着だった。
先程のおじさんの道案内は、いとも正確だった。少し疑ってしまってすいませんでした。
時折、道しるべもあったので安心する。初めて歩くルートなので、いつものこだわりで、へんろ地図の赤い線の通りに進むべく、遍路シールや地図を慎重に確認しながら歩いていく。
森の中を抜けると、明るい日差しが当たる場所へ。山の中腹の果樹園のようだった。瀬戸内海がきれいに見える。
果樹園の中を下っていくと、ため池や一般の住宅が見られる、里の道になってきた。
古い遍路石も見られたことから、昔から歩かれていた道ということが分かる。
道しるべを確認しながら山を下ってきたのだが、いつの間にか道が分からなくなってしまった。
麓の主要道に下りてきたが、へんろ地図の赤い線から外れて、地図に掲載されていない場所にいるようである。進んでいる方向も正解なのか不安になってきた。
その時、通り掛かりの住宅に人の姿があったので、そのおじさんに[19]香西寺への道を聞いてみた。真っ直ぐ進んで〇〇を曲がって‥‥と、とても詳しく分かりやすく教えてくれた。
しばらく道なりに進み、言われたとおりに道を曲がる。この道で合っているとは思えないなあ、案内の看板も無いし、と思いつつも進んでいくと、おっ、いきなり[19]香西寺の前に到着だった。
先程のおじさんの道案内は、いとも正確だった。少し疑ってしまってすいませんでした。
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2014年07月22日
【398】歩き遍路44日目〈その5〉[2012年6月25日]
(82)根香寺に到着した。このお寺は、ウォーカーズのロケ地だったので、三年前の一巡目の時には念入りに観察したものである。おそらくそれで、(81)白峯寺の印象が薄いのだろう。
写真の場所が、三浦友和が風吹ジュンに二度目のプロポーズをした場所である。
今にして思えば、この番組が放映(2006年)された頃が、歩き遍路ブームの最高潮だったのかも知れない。
石段を上ると、左手に納経所、右手に大師堂があり、本堂へは、コの字型の短い回廊を通って行くという、少々変わった造りとなっている。
全国から奉納されたという観音像が並んでいる。石川県の方からのものを一生懸命に探す。みなさんも、自分の出身県のものを探すのだろうか。
お寺では、広島のお姉さんに会った。何度か顔を合わせているからだろうか、今回はきちんと挨拶してくれた。
出来るだけ節約しながら周っているそうで、今日は(83)一宮寺の先に善根宿があるので、そこに泊まるとの事だった。
これから、別格19番の香西寺を目指すことにしている。
納経所横には、親切にも歩き遍路用の周辺図が貼ってあり、この先の道が分かるようになっていた。
一宮寺へは今歩いて来た道を少し戻ることになるが、[19]香西寺へは別ルートで山を下っていく。
写真の場所が、三浦友和が風吹ジュンに二度目のプロポーズをした場所である。
今にして思えば、この番組が放映(2006年)された頃が、歩き遍路ブームの最高潮だったのかも知れない。
石段を上ると、左手に納経所、右手に大師堂があり、本堂へは、コの字型の短い回廊を通って行くという、少々変わった造りとなっている。
全国から奉納されたという観音像が並んでいる。石川県の方からのものを一生懸命に探す。みなさんも、自分の出身県のものを探すのだろうか。
お寺では、広島のお姉さんに会った。何度か顔を合わせているからだろうか、今回はきちんと挨拶してくれた。
出来るだけ節約しながら周っているそうで、今日は(83)一宮寺の先に善根宿があるので、そこに泊まるとの事だった。
これから、別格19番の香西寺を目指すことにしている。
納経所横には、親切にも歩き遍路用の周辺図が貼ってあり、この先の道が分かるようになっていた。
一宮寺へは今歩いて来た道を少し戻ることになるが、[19]香西寺へは別ルートで山を下っていく。
2014年07月19日
【397】歩き遍路44日目〈その4〉[2012年6月25日]
(81)白峯寺での参拝を終える。もうお昼でお腹がすいていたので、門前の大判焼き屋さんで2コ買って(1コ100円)食べることにした。
寡黙なご主人かと勝手に思っていたのだが、話し出すと止まらない感じで、ちょっと楽しい時間を過ごすことが出来た。
記念撮影させてもらい出発した。
今歩いてきた、歩きの遍路道を戻る。(80)国分寺から歩いて来た時の分岐点を過ぎる。森の中の軽くアップダウンが続く道である。木に囲まれているので、この時期でも草が生い茂っているということは無かった。
途中、「遍路道に立つ道標」という、昭和59年の案内板があったので、じっくりと眺める。
今朝、(80)国分寺から最初に登って来た、神崎池までの道がやはり昔からの道ということがはっきりと分かる。自衛隊の演習地があるので、今は通る事が出来ないだろう。
(82)根香寺の少し手前で、先程(81)白峯寺への道ですれ違ったお遍路さんが、前方からやって来て、少し話をした。
沖縄県の石垣島から来られたそうである。沖縄といえば、松山から一緒だったノッチさんを思い出す。
(51)石手寺から遍路を始め、今日は坂出市内の「三中井ビジネスホテル」からで、(79)→(81)→(82)→(80)のルートで歩いているとの事だった。
少し先を進んでいるが、またお会いできるかと思ったが、その後お見掛けすることはなかった。
寡黙なご主人かと勝手に思っていたのだが、話し出すと止まらない感じで、ちょっと楽しい時間を過ごすことが出来た。
記念撮影させてもらい出発した。
今歩いてきた、歩きの遍路道を戻る。(80)国分寺から歩いて来た時の分岐点を過ぎる。森の中の軽くアップダウンが続く道である。木に囲まれているので、この時期でも草が生い茂っているということは無かった。
途中、「遍路道に立つ道標」という、昭和59年の案内板があったので、じっくりと眺める。
今朝、(80)国分寺から最初に登って来た、神崎池までの道がやはり昔からの道ということがはっきりと分かる。自衛隊の演習地があるので、今は通る事が出来ないだろう。
(82)根香寺の少し手前で、先程(81)白峯寺への道ですれ違ったお遍路さんが、前方からやって来て、少し話をした。
沖縄県の石垣島から来られたそうである。沖縄といえば、松山から一緒だったノッチさんを思い出す。
(51)石手寺から遍路を始め、今日は坂出市内の「三中井ビジネスホテル」からで、(79)→(81)→(82)→(80)のルートで歩いているとの事だった。
少し先を進んでいるが、またお会いできるかと思ったが、その後お見掛けすることはなかった。
2014年07月16日
【396】歩き遍路44日目〈その3〉[2012年6月25日]
急な山道を登り切り、車道との合流点へ。ここからは車道を歩き、(81)白峯寺へと向かう。
通る車も稀なので、のんびりと歩ける。
遍路道は、車道から左手に入り、自衛隊の演習場の柵に沿った500mくらいの歩きの道となるのだが、一度歩いたことがあるので、車道をそのまま進んだ。
道しるべに従って右の道に入ると、森の中の歩きの道となる。坂道を下ると、(81)白峯寺と(82)根香寺と結ぶ道に合流する。
ここからは、昔の遍路石がたくさん登場してくる。
ここで珍しく、60代くらいの歩き遍路さんとすれ違った。その少し後に、今度は、昨日の広島のおねえさんにも会った。打戻り区間なのでこうやって歩き遍路さんに出会えたのだろう。
ここからは乗り物を下りて歩きなさい、という下乗石がある。ここを通った乗り物というのは、馬しか思い浮かばない。
下乗石を過ぎると、程なくで(81)白峯寺に到着である。門前には、大判焼き屋さんが店を出していた。
なぜか、自分の中では印象が薄いお寺である。
きれいな参道を進む。門をくぐって左手のトイレも新しくきれいだ。本堂・大師堂は、さらに石段を上った所にある。参拝客は数少なかったのだが、その一人が話し掛けてきてくれた。かれこれ二年以上経ってしまっているので、話した内容は忘れてしまった。
今回に限らないのだが、年月が経っているので、誰々と話をした、ということは何とか覚えているのだが、内容までは記録しておかないと忘れてしまっている。
通る車も稀なので、のんびりと歩ける。
遍路道は、車道から左手に入り、自衛隊の演習場の柵に沿った500mくらいの歩きの道となるのだが、一度歩いたことがあるので、車道をそのまま進んだ。
道しるべに従って右の道に入ると、森の中の歩きの道となる。坂道を下ると、(81)白峯寺と(82)根香寺と結ぶ道に合流する。
ここからは、昔の遍路石がたくさん登場してくる。
ここで珍しく、60代くらいの歩き遍路さんとすれ違った。その少し後に、今度は、昨日の広島のおねえさんにも会った。打戻り区間なのでこうやって歩き遍路さんに出会えたのだろう。
ここからは乗り物を下りて歩きなさい、という下乗石がある。ここを通った乗り物というのは、馬しか思い浮かばない。
下乗石を過ぎると、程なくで(81)白峯寺に到着である。門前には、大判焼き屋さんが店を出していた。
なぜか、自分の中では印象が薄いお寺である。
きれいな参道を進む。門をくぐって左手のトイレも新しくきれいだ。本堂・大師堂は、さらに石段を上った所にある。参拝客は数少なかったのだが、その一人が話し掛けてきてくれた。かれこれ二年以上経ってしまっているので、話した内容は忘れてしまった。
今回に限らないのだが、年月が経っているので、誰々と話をした、ということは何とか覚えているのだが、内容までは記録しておかないと忘れてしまっている。
2014年07月13日
【395】歩き遍路44日目〈その2〉[2012年6月25日]
(80)国分寺の参拝を終え、車を一日止める場所を探して1時間以上走り回り、結局、お寺から20分歩いた所にある、この山の中腹の公園に止めさせてもらうことにした。
本当はお寺さんにと思っていたのですが、境内にはやたらと注意書きの張り紙が多く、一日車を止めさせて下さいとお願いしても、冷たく断られそうで頼めませんでした。
この公園の駐車場から歩いて国分寺に戻ったのは、1時間半後の午前10時になってしまった。さて今日はどこまで歩けるだろうか。
へんろ地図では、国分寺の右側(東側)から(81)白峯寺への山道を登ることになっているが、今回は左側の道を歩いてみることにしている。こちらの方が、昔からの道のようである。
途中から自衛隊の演習地があり通れなくなるが、その手前まで歩いてから、一般の遍路道に合流する予定である。
四国の道になっているので標識があり、遍路シールもあった。
写真は、土に埋もれた遍路石、矢印だけが地中から顔を出している。左の舟形地蔵には三丁の文字が見える。
神崎池まで来た所で堤を横断し、一般の遍路道に合流した。
ここからの上り道は、難所という程でもないが、個人的にはかなりきつい上り道の一つかと思う。
道は舗装道路から土の道へ、そしてジグザグの歩きの道となった。眼下の国分寺辺りの眺めが素晴らしい。
(80)国分寺からちょうど1時間で、へんろ地図で標高380m地点の車道に到達した。
本当はお寺さんにと思っていたのですが、境内にはやたらと注意書きの張り紙が多く、一日車を止めさせて下さいとお願いしても、冷たく断られそうで頼めませんでした。
この公園の駐車場から歩いて国分寺に戻ったのは、1時間半後の午前10時になってしまった。さて今日はどこまで歩けるだろうか。
へんろ地図では、国分寺の右側(東側)から(81)白峯寺への山道を登ることになっているが、今回は左側の道を歩いてみることにしている。こちらの方が、昔からの道のようである。
途中から自衛隊の演習地があり通れなくなるが、その手前まで歩いてから、一般の遍路道に合流する予定である。
四国の道になっているので標識があり、遍路シールもあった。
写真は、土に埋もれた遍路石、矢印だけが地中から顔を出している。左の舟形地蔵には三丁の文字が見える。
神崎池まで来た所で堤を横断し、一般の遍路道に合流した。
ここからの上り道は、難所という程でもないが、個人的にはかなりきつい上り道の一つかと思う。
道は舗装道路から土の道へ、そしてジグザグの歩きの道となった。眼下の国分寺辺りの眺めが素晴らしい。
(80)国分寺からちょうど1時間で、へんろ地図で標高380m地点の車道に到達した。
2014年07月10日
【394】歩き遍路44日目〈その1〉[2012年6月25日]
今日は朝からすったもんだでした。
車中泊していた府中湖PAから、(80)国分寺最寄りのETC専用のスマートICで降りようとした所、高速に乗ったICが認識出来ないとかで係員が出て来て、結局ゲートを開けてもらえず、降ろしてもらえませんでした。
次のインターへ行って下さいとの事。よく分からないまま次のインターへ行くと、普通にETCレーンを通過出来ました。何だったのかよく分かりません。
そして、今日一日、車を止めさせてもらう場所を探すのに右往左往、1時間以上、止める場所を探して走り回っていました。一体、何をやっているのでしょうか。
ここから、今日の遍路紀行です。
次の高速道路のICで降りて、(80)国分寺へ。今日は平日の月曜日、仕事をしていると憂鬱な週明けですね。
広い境内には、おじさん4人組くらいと、静かでした。
大師堂は、納経所・売店もある建物内にあるので、一巡目の時には般若心経を唱えるのが気恥ずかしかったものだが、そういった照れも次第に薄れつつある。
銀色の太い筒のようなものに願い事を書いて奉納する物があったのですが、「門先屋旅館」で一緒だった、宮城県気仙沼市からの青年が書いたと思われるものがあった。東日本大震災での物故者の精霊供養である。他のお寺でも、彼の奉納品を見掛けました。
車中泊していた府中湖PAから、(80)国分寺最寄りのETC専用のスマートICで降りようとした所、高速に乗ったICが認識出来ないとかで係員が出て来て、結局ゲートを開けてもらえず、降ろしてもらえませんでした。
次のインターへ行って下さいとの事。よく分からないまま次のインターへ行くと、普通にETCレーンを通過出来ました。何だったのかよく分かりません。
そして、今日一日、車を止めさせてもらう場所を探すのに右往左往、1時間以上、止める場所を探して走り回っていました。一体、何をやっているのでしょうか。
ここから、今日の遍路紀行です。
次の高速道路のICで降りて、(80)国分寺へ。今日は平日の月曜日、仕事をしていると憂鬱な週明けですね。
広い境内には、おじさん4人組くらいと、静かでした。
大師堂は、納経所・売店もある建物内にあるので、一巡目の時には般若心経を唱えるのが気恥ずかしかったものだが、そういった照れも次第に薄れつつある。
銀色の太い筒のようなものに願い事を書いて奉納する物があったのですが、「門先屋旅館」で一緒だった、宮城県気仙沼市からの青年が書いたと思われるものがあった。東日本大震災での物故者の精霊供養である。他のお寺でも、彼の奉納品を見掛けました。
2014年07月07日
【393】歩き遍路43日目〈その13〉[2012年6月24日]
「南海道綾坂峠 峠保存会」と書かれた真新しい看板があった。今歩いている道は、歴史のある道のようである。
時刻はすでに午後7時近くとなっているが、一年で一番昼が長い時期である。周囲はまだ薄っすらと見えている。
暗い森を抜け、峠を越えた。
国道の下をくぐり、集落の中の道を進む。通常の遍路道にも合流し、おなじみの道しるべが見られるようになってきた。
高松市の看板が見える。いよいよ高松である。JR国分駅が遠くに見えたので、列車の時刻を確認しに立ち寄った。
午後7時15分、ようやく(80)国分寺に到着した。参拝だけでも、と考えていたが、無情にもしっかりと門が閉められ、中には入れなかった、残念。
国道に出て駅に向かうとたこ焼き屋さんが。一つ頂こうと声を掛けたが、かなり時間がかかるそうであきらめた。
JR国分駅から普通電車に乗り込み多度津駅へ。この日の夕食は「ジョイフル多度津店」で、お風呂も「たかせ天然温泉」と、土地勘が無くどこに何があるのか分からないので、結局、前と同じ所へ。高松自動車道に乗り、府中湖PAで車中泊をした。
本日のコースタイム
善通寺宿坊7:08→(75)善通寺7:19→7:37(74)甲山寺→8:40(76)金倉寺9:44→10:51JR多度津駅10:57→11:11(77)道隆寺11:39→11:48手打ラーメン丸八12:16→14:25(78)郷照寺14:56→16:55(79)高照院17:29→19:15(80)国分寺19:16→JR国分駅19:25
歩行距離:28.8km
歩数 :52302歩
最高気温:24.0℃
最低気温:20.2℃
一日の降水量:4.5mm[多度津町]
時刻はすでに午後7時近くとなっているが、一年で一番昼が長い時期である。周囲はまだ薄っすらと見えている。
暗い森を抜け、峠を越えた。
国道の下をくぐり、集落の中の道を進む。通常の遍路道にも合流し、おなじみの道しるべが見られるようになってきた。
高松市の看板が見える。いよいよ高松である。JR国分駅が遠くに見えたので、列車の時刻を確認しに立ち寄った。
午後7時15分、ようやく(80)国分寺に到着した。参拝だけでも、と考えていたが、無情にもしっかりと門が閉められ、中には入れなかった、残念。
国道に出て駅に向かうとたこ焼き屋さんが。一つ頂こうと声を掛けたが、かなり時間がかかるそうであきらめた。
JR国分駅から普通電車に乗り込み多度津駅へ。この日の夕食は「ジョイフル多度津店」で、お風呂も「たかせ天然温泉」と、土地勘が無くどこに何があるのか分からないので、結局、前と同じ所へ。高松自動車道に乗り、府中湖PAで車中泊をした。
本日のコースタイム
善通寺宿坊7:08→(75)善通寺7:19→7:37(74)甲山寺→8:40(76)金倉寺9:44→10:51JR多度津駅10:57→11:11(77)道隆寺11:39→11:48手打ラーメン丸八12:16→14:25(78)郷照寺14:56→16:55(79)高照院17:29→19:15(80)国分寺19:16→JR国分駅19:25
歩行距離:28.8km
歩数 :52302歩
最高気温:24.0℃
最低気温:20.2℃
一日の降水量:4.5mm[多度津町]
2014年07月04日
【392】歩き遍路43日目〈その12〉[2012年6月24日]
今日は行ける所まで歩いて、JRを使って車を置いてある多度津駅に戻り、どこかで車中泊することを考えている。
(79)高照院を出た辺りから、パラパラと雨が降ってきた。今回の遍路旅では、本当によく雨に遭う。水不足のニュースをよく聞く四国だが、水がめは潤っただろうか。
写真は、へんろ地図での(81)白峯寺への分岐である。
見掛けるお遍路さんもなく淡々と歩き続け、JRの鴨川駅までやって来た。ここで打ち切ろうかなあと少々迷ったが、頑張って(80)国分寺まで歩くことにした。
橋を渡って対岸へ。次第に薄暗くなってきたが、小雨の中、前に進んだ。大きな川の堤防道路を歩く。
お接待の休憩所(加茂駅)を通り過ぎる。
へんろ地図では、この先国道11号線に出ることになっているが、今回は東海図版の「四国遍路地図」に掲載されている道を歩いてみた。
綾坂という集落の手前に、手作りの文章が書かれた案内板があり、左に進み国道に出るように書かれている。
おそらくその通りに進んでも旧道に合流出来たのだろうが、国道には出ないということで右へと進路をとった。その先、左に曲がる場所がどこか少々迷ってしまうが、無事に昔の道へと合流した。
(79)高照院を出た辺りから、パラパラと雨が降ってきた。今回の遍路旅では、本当によく雨に遭う。水不足のニュースをよく聞く四国だが、水がめは潤っただろうか。
写真は、へんろ地図での(81)白峯寺への分岐である。
見掛けるお遍路さんもなく淡々と歩き続け、JRの鴨川駅までやって来た。ここで打ち切ろうかなあと少々迷ったが、頑張って(80)国分寺まで歩くことにした。
橋を渡って対岸へ。次第に薄暗くなってきたが、小雨の中、前に進んだ。大きな川の堤防道路を歩く。
お接待の休憩所(加茂駅)を通り過ぎる。
へんろ地図では、この先国道11号線に出ることになっているが、今回は東海図版の「四国遍路地図」に掲載されている道を歩いてみた。
綾坂という集落の手前に、手作りの文章が書かれた案内板があり、左に進み国道に出るように書かれている。
おそらくその通りに進んでも旧道に合流出来たのだろうが、国道には出ないということで右へと進路をとった。その先、左に曲がる場所がどこか少々迷ってしまうが、無事に昔の道へと合流した。
2014年07月01日
【391】歩き遍路43日目〈その11〉[2012年6月24日]
(79)高照院は天皇寺とも呼ばれているようだ。
このお寺は少々変わった印象である。
先程、境内を歩いてきた隣接している白峰宮の方がかなり立派である。山門も見当たらない。白峰宮への参道の両側の狭いスペースが(79)高照院という感じがする。おそらく、神仏習合とか何か事情があるのだろう。
一巡目の時には、お寺はどこなのだろうか、と迷った覚えがある。
先に納経をしてもらったので、ゆっくりと参拝する。このお寺もベンチが見当たらなく、灯篭の下の狭いスペースに腰を掛けた。
午後5時半、(79)高照院を出発する。
山門ではなく鳥居をくぐると、遍路シールがたくさん貼ってあり、そのまま真っ直ぐに進むように指示が出ているが、(81)白峯寺へ左、との古い遍路石がある。
高照院からは、札所の番号通りに進む他に、(81)白峯寺・(82)根香寺・(80)国分寺と周って、(83)一宮寺に至る方法もある。そのルートへの遍路石だろうから、昔からこの方法が採用されていたという事だろう。
前回・今回と順番通りに進んでいくが、次の遍路では、先に(81)白峯寺を打つコースを歩いてみたい。
このお寺は少々変わった印象である。
先程、境内を歩いてきた隣接している白峰宮の方がかなり立派である。山門も見当たらない。白峰宮への参道の両側の狭いスペースが(79)高照院という感じがする。おそらく、神仏習合とか何か事情があるのだろう。
一巡目の時には、お寺はどこなのだろうか、と迷った覚えがある。
先に納経をしてもらったので、ゆっくりと参拝する。このお寺もベンチが見当たらなく、灯篭の下の狭いスペースに腰を掛けた。
午後5時半、(79)高照院を出発する。
山門ではなく鳥居をくぐると、遍路シールがたくさん貼ってあり、そのまま真っ直ぐに進むように指示が出ているが、(81)白峯寺へ左、との古い遍路石がある。
高照院からは、札所の番号通りに進む他に、(81)白峯寺・(82)根香寺・(80)国分寺と周って、(83)一宮寺に至る方法もある。そのルートへの遍路石だろうから、昔からこの方法が採用されていたという事だろう。
前回・今回と順番通りに進んでいくが、次の遍路では、先に(81)白峯寺を打つコースを歩いてみたい。