2011年03月30日

【15】歩き遍路 2日目〈その8〉[2011年2月12日]


まだ15時半頃である。これほど早い時間に宿に入るのは珍しい。
自分はゆっくり長く歩くタイプなので、宿への到着は、ほとんど17時以降になってしまうのである。

「旅館吉野」は新しく出来たばかりのようで、とてもきれいである。部屋に入り、入浴・洗濯を済ませるが、それでも夕食(18時)まで時間が余ってしまい、退屈してしまう。

食堂に行くと、今日の宿泊客は9名もいる。道中、出会わなかったので、こんなにいらっしゃるとは思わなかった。
どうやら、明日の朝、(12)焼山寺にチャレンジするのは、この9名と「さくら旅館」に泊まっている福山のAさんの10名となるようだ。(11)藤井寺門前の「ふじや旅館」はこの日、営業していなかった。

同じテーブルで食事をしたのは、茨城のOさん・山形のSさん・広島のBさんだった。
他には70代くらいの夫婦・お坊さんらしき方・滋賀のTさん・三重のRさんが同泊者である。
相変わらず食欲旺盛で、ご飯を3~4杯おかわりした。少食のOさんからも少しおかずを頂いた。

広島のBさんは、明日「すだち館」という所に泊まるそうだ。「へんろ地図」には載っていないが、(12)焼山寺を降りた所、「なべいわ荘」の少し手前にあるそうで、安くて良い宿らしい。

ちなみに、みなさんの明日の宿を参考までに‥
 △植村旅館‥‥自分・Oさん・Sさん・Tさん・Rさん(5名)
 △すだち館‥‥Bさん・お坊さんらしき方(2名)
 △つじ荘‥‥‥Aさん(1名)
 △(13)大日寺付近[バス利用]‥‥70代くらいの夫婦(2名)

まだお遍路のシーズンオフのためか、一人ひとりのことが把握出来てしまう。

よくお遍路の体験記では「なべいわ荘」に泊まられる方が多いようだが、この日はいないようだった。なぜだろう?営業していなかったのだろうか。

この宿には、大きな冷蔵庫が置いてあり、缶ビールやコーヒー・お茶などを自由に買えるようになっている。個人的にはとてもうれしいシステムとなっていた。


  旅館 吉野:一泊二食 6200円 ※翌日のおにぎり+300円
    宿泊客:歩き遍路9名  


Posted by こいったん at 20:06Comments(0)お遍路 第二拝(徳島)

2011年03月28日

【14】歩き遍路 2日目〈その7〉[2011年2月12日]

二つ目の潜水橋を渡って、左に針路を取り土手の上を歩く。しばらく歩くと右へ曲がるようにへんろ札があったので右折、100㍍ほど進むと今度は左折の看板があった。「へんろ地図」ではもう少し真っ直ぐ行くはずなのになぁ、と疑問に思いつつも指示通りに歩く。まもなく線路をくぐり、国道に出た。

後でじっくり調べてみると、どうやら橋を渡ってから赤い点線通りに歩いていたのではなく、黄色く塗られた車両の巡拝路に沿って歩いていたようだ。
次回、歩いて周る時には、この赤い点線の道を探し出して歩くことにしよう。
課題が次々と出て来る。

国道を渡ってからは、歩道が無く交通量が多い道を歩くことになる。2km弱歩いて右折し、民家の間を通り抜け、小高い丘を通り、(11)藤井寺には14時45分に到着した。6年前は確か16時くらいにやっとの思いで到着したはずだから、それ程急いだわけではないにもかかわらず、随分と時間を短縮している。疲れもあまり無い。

←藤井寺手前の道路

境内に入り、まずはトイレを探すが見つからない。
納経所の前にいた、観光バスの添乗員さんらしき方に聞くと、駐車場の所にあるらしい。急いで来た道を戻る。

この寺で、今回初めて観光バスでやって来た団体さんに会う。全員揃って般若心経を唱えている。
終わるのを待ってから、自分も「仏説摩訶般若~」と読経を始めるが、今度は大師堂で同じように大きな声での般若心経が始まってしまった。
気にしないようにするのだが、どうしてもそちらに耳がいってしまい、読経に集中出来なくなってしまう。まだまだ修行が足りないようだ。

吉野川の北岸の山裾には結構雪が残っていたが、南岸の(11)藤井寺辺りにはほとんど残っていない。
(12)焼山寺への山道が雪で登れない可能性を考えて明日の宿を予約していなかったのだが、この様子では大丈夫そうである。
「植村旅館」に電話すると、相部屋でもよければ、との事で予約することが出来た。

お参りが終わり、ベンチで休憩しようとすると、福山のAさんも到着していた。納経を終え、茨城のOさんと共に、今夜の宿「旅館吉野」に向かった。

結局Oさんとは(10)切幡寺からずっと一緒に歩くことになった。自分の歩くペースは中途半端なのか、今まで出会ったお遍路さんは概ね自分より速いか遅いかのどちらかで、同じペースで歩く方はとても珍しい。
今までの遍路の旅で、これだけ長い時間、同行させてもらったのは初めてである。


本日のコースタイム
安楽寺宿坊6:45→7:05(7)十楽寺→8:25(8)熊谷寺→9:20(9)法輪寺→10:35(10)切幡寺→うどん八幡[昼食]12:45→14:45(11)藤井寺→15:35旅館吉野

歩行距離:21.7km  


Posted by こいったん at 21:08Comments(0)お遍路 第二拝(徳島)

2011年03月26日

【13】歩き遍路 2日目〈その6〉[2011年2月12日]

土手を上ると、もの凄い風が吹きつけていたが、潜水橋をバックに茨城のOさんと記念写真を撮り合う。

写真を撮り終え出発しようとすると、強風で菅笠が吹き飛ばされてしまった。歩き遍路をしていると走ることは滅多にないのだが、あわてて走って取りに行く。丁度、土手の草の部分に飛んで行ったので助かった。

潜水橋を渡る。意外と車が走っており、我々が歩いていてもスピードを落とすこともなく、平然と突っ込んでくるので少々怖い。急いで待避所へ駆け込む。

NHKのドラマ「ウォーカーズ」では、この待避所で江口洋介が座って足の肉刺を気にしているシーンがあったのだが、今日のような悪天候の日では、風に飛ばされて川に落ちてしまいそうである。

橋を渡り終えると、一面田んぼの中を歩くことになる。
覚悟はしていたのだが、予想以上に風が強く、菅笠を手に持って風が顔に当たらないようにして、ひたすら歩いた。
はじめての遍路の時も、この区間では強風に遭い、さらに3月にも拘らず小雪が舞っていたから、どうも相性が悪いようだ。
また、ここが吉野川の中州である、と後で聞いてビックリしたことを思い出した。

二つ目の潜水橋(川島橋)に差し掛かる所に藪があったのでOさんに荷物を持ってもらい、ずっと我慢していたトイレをさせて頂く。うどん屋さんで水を飲みすぎたなぁ。

橋を渡り終えると普通は右の方へ上がっていくのだが、「へんろ地図」には新たに左に行く点線が書かれていた(以前買った地図には載っていなかった)。こちらの方が「昔の渡し舟道」と書かれている場所の近くを通り、昔のへんろ道を忠実に通ることが出来そうなので、左を行く道を選ぶことにした。  


Posted by こいったん at 21:38Comments(0)お遍路 第二拝(徳島)

2011年03月24日

【12】歩き遍路 2日目〈その5〉[2011年2月12日]

(10)切幡寺を出発し、茨城のOさんと色々話しながら歩いていると、程なく「うどん亭八幡」が見えてきた。以前は遍路道から少し外れた所にあったかと思ったが、県道との交差点付近に移転したのだろうか。店も改築されており綺麗になっていた。


店内に入ると、山形のSさんが既に昼食を摂っていた。
我々はゆっくりと休憩できる小上がりの方に場所を取り、月見うどん(515円)と焼きおにぎり(252円)を頼んだ。

食後はゆっくりと煙草を吸いながら、何杯も水を飲んだ。普段から水分摂取量が多いのだが、その後トイレ地獄に陥ることになってしまった。

福山のAさんもいつの間にか店に来ていた。歩き遍路の二日目は、丁度この辺りが昼食時間となるので、この店に立ち寄るお遍路さんはきっと多いだろう。

Oさんと共に(11)藤井寺に向けて出発した。寒いのでポンチョをかぶる。歩き出して数百㍍の所で右折するのだが、丁度その場所に神社があり、公衆トイレがあったので、念のため拝借する。「うどん亭八幡」を出発する前にも行っておいたのだが‥

さらに少し歩き、土手を上がると、いよいよ吉野川にかかる潜水橋が姿を現した。  


Posted by こいったん at 20:12Comments(0)お遍路 第二拝(徳島)

2011年03月22日

【11】歩き遍路 2日目〈その4〉[2011年2月12日]

(10)切幡寺の境内に到着し、本堂・大師堂と般若心経を唱えて、お参りする。
前のお寺でも気付いたのだが、茨城のOさんは、般若心経を写経したものを一緒に納めている。
基本的な礼拝作法として、住所・氏名などを書いた「納札」と「写経」を納めることになっているが、今まで出会った歩き遍路さんの中で、写経を納めている人を見かけたのは初めてだ。


納経を終え、一緒に休憩していたOさんにその事を尋ねてみると、「最近まで3年間、海外で働いていた。心を落ち着かせるために、夜自宅で写経を書いていた。」との話を聞かせてくれた。
3年間、逃げ場のない異国での生活、想像を絶する苦労をされたのだろうと思うと、とても切なくなった。

Oさんは、話をしている時、とてもいい笑顔をされる方である。自分のような年の離れた人間に対しても、気配りをしてくれている。苦労が人を作っているのかなぁ、などと今も考えさせられる。

ここで、Oさんと納札の交換をした。お遍路中、親しくなった方とは納札を交換する。今回のお遍路では初めてだ。

いつも通り、お寺でゆっくりと休憩する。苦労して到達したお寺での休憩は、心地よい疲れも手伝ってか、何か清々しい気分になる。
もう少し進んだ所に「八幡」といううどん屋さんがあるので、そこで昼食を、という事になり、Oさんと一緒に(10)切幡寺を後にした。  


Posted by こいったん at 21:39Comments(0)お遍路 第二拝(徳島)

2011年03月20日

【10】歩き遍路 2日目〈その3〉[2011年2月12日]

(9)法輪寺を出発し、(10)切幡寺に向かう。
お寺に近付くと、前方を歩いているお遍路さんがいる。茨城のOさんだろうか。

県道を右折して真っ直ぐ進むと(10)切幡寺である。
2年前の8月15日、(1)霊山寺へのお礼参りの時、この小さな交差点に立っていた。真夏の日差しが照りつけ、暑くて、人の気配がせず、夏の空気が漂っていたことを思い出した。今日は雪も降り、全く違う雰囲気だ。

交差点を曲がり、(10)切幡寺の門前街に入る。細い道の両側に巡拝用品の店や遍路宿が軒を連ねている。こういった門前街が残っている礼所は自分の記憶の中では数少ない。
お寺の近くまで来た時、Oさんが荷物の整理をしていた。一緒に寺へ向かって歩き出す。

しばらく進むと石段が見えてきた。この(10)切幡寺には333段の石段がある。初めてのお遍路の時、途中で息が切れて休憩をし、やっとこさ登った石段である。今回の遍路では、この石段を休まずに一気に登りきることを第一の目標にしていた。

すこし緊張しながら登り始める。息が切れては、とゆっくり登って行ったのだが、大丈夫そうだ。結局、楽に(10)切幡寺の境内にたどり着くことが出来た。とてもうれしい。

次回は、真夏の暑い時に、または一段飛ばしで‥‥とまたまた目標がふくらんでいく。

←切幡寺からの眺め。  


Posted by こいったん at 22:52Comments(0)お遍路 第二拝(徳島)

2011年03月19日

東北地方太平洋沖地震

「このたびの地震により被害を受けられた地域の皆様に、謹んでお見舞い申し上げます。
また、一日も早い復旧と皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。」


大地震からはや一週間が経ちました。
あまりの惨状に、現実にこんな事が起こっているのか、と信じられない思いです。

無我夢中の一週間が過ぎ、これから疲れや悲しみが襲ってくるかもしれません。
応援してくれている人たちがたくさんいることを忘れずに、頑張って欲しいと切に願っています。  


Posted by こいったん at 00:28Comments(0)その他

2011年03月10日

【9】 歩き遍路 2日目〈その2〉 [2011年2月12日]


(8)熊谷寺に到着。駐車場に雪は無いが、屋根や地面はうっすらと雪化粧している。

このお寺は、納経所とお寺が離れており、まずは納経所入口でトイレ休憩。それから石段を上り本堂へ。茨城のOさんが先着していた。その内、先に進んでいたばずの山形のSさんがやって来た。県道から右折する道を見逃して、そのまま直進してしまったそうだ。

お参りを済ませ、納経所に戻ると、Oさんが出発される所だった。自分は納経を終え、煙草を吸い、またもトイレ休憩である。一服した後は必ず水分も補給することにしているので、恥ずかしながら、トイレの間隔がとても短いのである。
(8)熊谷寺を出るとすぐに、福山のAさんがやって来た。7時を過ぎてから安楽寺の宿坊を出発したとの事だった。

ここから(9)法輪寺までは、田んぼの中のふきっさらしの道を歩くことになった。初めての冬遍路ということで、念のためズボンを二枚履いて来るなど防寒対策をしてきたおかげで、確かに寒いのだが我慢できない程ではない。

(9)法輪寺には納経所に隣接して屋根付きの新しい休憩所が出来ていたので、ここでものんびりと時間を過ごす。SさんやOさんもいらっしゃったが、先に出発していかれる。  


Posted by こいったん at 22:21Comments(0)お遍路 第二拝(徳島)

2011年03月05日

【8】 歩き遍路 2日目〈その1〉 [2011年2月12日]

翌日は朝6時前には起き、6時45分には出発した。普段ならそろそろ起きようか、という時間である。

玄関へ行くと、茨城のOさんも出発する所だった。昨日、(7)十楽寺を打ったので、(8)熊谷寺へ直行するとの事だった。
宿の方に前日言われた通り、自分で鍵を開けて宿坊を出た。

約20分で(7)十楽寺に到着。お参りを終え、納経をしていると、一人の歩きらしきお遍路さんが「お世話になりました!」と元気良く、宿坊から出て行かれる姿が見えた。
昨日、(1)霊山寺から歩き始めたのは、この寒さと悪天候のため、同泊した3人だけかなぁ‥と思っていたので、なかまが出来たようでうれしくなってきた。

お寺を出ると、地図を見ている先程の方がいらっしゃった。しばらく同行させて頂く。山形県酒田市から来られたSさんである。この方も通し打ちをされるとの事だ。
酒田市と言えば、金沢からは遠いが、冬はどんよりとした同じ日本海側の気候、何となく親近感が湧く。


しばらく歩いていると、大粒のぼたん雪が降ってきた。しばらく歩いた所で、山形のSさんは、雨具を着るとの事で、道沿いの倉庫の軒下へ。自分は「そのうち止むだろう」ともう少し先に進むことにする。

しかし雪はドンドン激しくなり、さすがにこれはヤバイとポンチョをかぶることにした。その間に、山形のSさんが追い抜いて行った。

実は今までの遍路では、折りたたみ傘を念のため持って行ったこともあったが、雨具は基本的に持参しなかった。わりと暑い時期に歩くことが多かったので、少しくらい濡れてもそのうち乾くだろう的な感覚だった。
今回初めて「ポンチョ」をかぶってみたが、防寒・防風にもなって役に立ちそうだ。
今日も気温は、おそらく0~5℃くらいだろうか。予想以上の寒さだ。

準備万端で歩みを進めると、お約束のように雪は止んできた。
県道を右折し細い道に入り、高速道路をくぐり、(8)熊谷寺に到着した。  


Posted by こいったん at 21:06Comments(0)お遍路 第二拝(徳島)

2011年03月02日

【7】 歩き遍路 1日目〈その6〉 [2011年2月11日]

安楽寺の宿坊に入る。宿の方が部屋まで案内してくれた。ここの従業員さんはいつ宿泊しても親切である。

はじめての遍路の時、部屋に入るなりバタンキューだったが、今回はまだまだ余裕といった感じだ。
6年前は、普段歩くこともあまり無く、運動もそれ程したこともない状態で歩き始めたわけだから当然といえるが、やはりお遍路さんを始めて、脚力がついたことを実感できる。

部屋でお茶を飲んだり一服してから、大浴場へ。宿泊者が少ないためだろうか、カーテンのようなもので仕切られており、2~3人が入れるような感じになっていた。福山のAさんが先客としていらっしゃった。
一緒に湯船の中や洗い場で、道中の出来事などを話し合う。お遍路の良さは、こういったふれあいがあることだと思う。

住職が帰って来られたとの事で、夕食の前にお寺の中を案内して頂けることになった。案内してくれたのは、若い住職さん。宿泊客は、自分と福山のAさん、今日初めて見かける男性の3名のようだ。

本堂の中や一般には公開していない場所を丁寧に説明しながら案内して頂いた。これこそ、宿坊に泊まったかいがあったなぁと思う。
12体の仏像の頭に十二支の生き物が載った仏像があり、自分の干支のものを撫でるといいですよ、と勧められ、「酉」の仏像を撫でていると、もう一人の男性が、お隣の「戌」の仏像を撫でていた。自分が41歳だから、41+12+12-1=64‥‥たぶん64歳だろう、ということは、この方が(1)霊山寺の歩き遍路用のノートに書かれていた茨城の方だろうか?と推測する。

30分くらいは案内して頂いただろうか、それから夕食となった。
3人で色々と話をしながら、なごやかに時間が過ぎていく。福山のAさんは区切り打ちを繰り返して、年内に結願したい、との事だった。毎月、遍路をすることになるようだ。
また、「戌」の仏像を撫でていたのは、やはり霊山寺のノートに名前のあった、茨城から来られたOさんだった。Oさんは通し打ちをされるとの事。

一ヶ月半もの間歩き続ける通し打ちは、何かロマンのようなものを感じ、自分にとっては夢である。とてもうらやましい。


  安楽寺宿坊:1泊夕食付(朝はパン2個と缶コーヒーでした) 6000円
     宿泊客:歩き遍路3名
       ※宿泊客が少ない時の朝食はパンとコーヒーになるようです。
         通常は1泊2食付で6500円かと思います。
       ※ビール・ジュースの自販機あり  


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2011年03月01日

【6】 歩き遍路 1日目〈その5〉 [2011年2月11日]

(5)地蔵寺を出て、本日の宿でもある(6)安楽寺に向けて出発する。

途中、少し脇道に入った所にコンビニがあったはずなので、宿で夜にお腹がすいた時に備えて食料を買っておこうと思ったが、いつの間にか通り過ぎてしまったのか見当たらない。そうこうするうちに、(6)安楽寺に到着しそうになったので、慌てて店を探していると、丁度洋菓子屋さんが目に入った。普段は買うことのない、マドレーヌやしょうゆせんべいを購入。お腹がすいていたので、店を出て少し行った所で最後の休憩をし、せんべいをボリボリと食べた。

出発し、間もなく(6)安楽寺に到着。
まずはトイレを済ませ、併設の「お四国の白川」というお休み処でコーヒーを飲む。


参拝を終え、(6)安楽寺の宿坊に入る。ここに泊まるのは3回目となる。

一巡目の時に初めて泊まった宿でもあり、(88)大窪寺から(1)霊山寺に戻る時にも泊まった、思い出のある宿である。




本日のコースタイム
(1)霊山寺9:43→(2)極楽寺→11:30(3)金泉寺→13:22(4)大日寺→14:16(5)地蔵寺→16:15(6)安楽寺   宿泊:安楽寺宿坊

歩行距離:16.3km  


Posted by こいったん at 01:08Comments(0)お遍路 第二拝(徳島)