2020年01月21日

【3巡目-491】 別格7番金山出石寺、(高山・阿蔵ルート)、伊予大洲駅まで [2018年9月2日]〈その15〉


[7]金山出石寺から2時間以上歩いて、ようやく人の気配、倉庫が見えてきた。ここが、ルートの名前にもなっている、高山集落のようである。

この辺りだったろうか、小学生くらいの子を連れたお父さんが運転する車が止まり、出石寺へ行けますか?との質問を受けた。
山道を歩いてきたのではっきりとは分からないが、何台か車が通って行ったので大丈夫でしょう、とお応えする。

車には確か、88の文字のステッカーが貼られており、如何にもお遍路してます、といった様相だった。
無事に、[7]金山出石寺へと辿り着けただろうか。

時折、木々の間から麓の景色が見えていたが、この辺りまで来ると、大洲市街の街並みがきれいに眺めることが出来るようになってきた。

天気が良かったこともあり、素晴らしい眺めである。

ここからの目標として、へんろ地図に三ヶ所の短いショートカットがある。
これらを制覇したいと考えていた。H230からH190の場所である。

結論としては、一つ目のショートカットは歩けたが、二つ目は通行止、三つ目は通過してしまったので、歩けるかどうかは分からなかった。
地図では一直線の道となっているが、実際には行って戻っての道だった。  


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2020年01月19日

【3巡目-490】 別格7番金山出石寺、(高山・阿蔵ルート)、伊予大洲駅まで [2018年9月2日]〈その14〉


緩やかな車道をのんびりと下って行く。

交通量は少なく、2時間ほど歩いて通り過ぎて行った車は5台だけだったろうか。

この車道沿いにも、丁石がいくつか置かれていた。単に大洲市街への近道と思っていたが、昔からの道だったのか、と少し感動しながら進む。

「別格7番金山出石寺」へのルートについては、大洲市内の「ときわ旅館」さんのHPに、『別格七番札所出石寺への「へんろ参拝ルートマップ」を必要な方にお渡ししております。』と書かれている。
どんな地図なのか見たことはないのですが、きっと参考になるのではないでしょうか。

どこかでショートカットの道に入るはず、と注意深く歩いていると、ポールに出石寺方面への遍路シールが貼られ、きれいに草刈りされた土の道が下方に続いている場所があった。

ここがきっと遍路道に違いない、と案内は無かったが入ってみることにした。
道を下って行くと、こんな森の中に数基のお墓があり、その先に道は無かった。

墓地の所有者が草刈りをしていたのだろう。瀬田ルートを歩いていた時にも、森の中に墓地があったし、この地域ではこうした場所に墓地を置く風習があるのだろうか。

後で振り返ってみると、ショートカットはもっと先であった。  


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2020年01月17日

【3巡目-489】 別格7番金山出石寺、(高山・阿蔵ルート)、伊予大洲駅まで [2018年9月2日]〈その13〉


少し上りがあってげんなりするが、しばらくで、緩やかな下りの車道が続くようになる。
予想通り、足を踏ん張るような坂道ではなく、スタスタと歩ける下りであった。

どこかで「地蔵ルート」との分岐があるはずである。
注意深く探していたのだが、いつの間にか通り過ぎてしまっていたようである。

一ヶ所だけ、草に覆われた下り道があったが、遍路札などの目印は無かったので違うなあ、と思っていた。
帰宅してから調べてみると、その場所が「地蔵ルート」の入口だったようである。

色々なブログなどで、[7]金山出石寺への遍路道に指定されている、瀬田ルートや地蔵ルート、高山・阿蔵ルートを歩いた方の記事を調べてみたのだが、どうやら遍路札がかなり吹っ飛んでしまっているようであった。

先日の豪雨災害の影響なのだろうか、こんな遍路札無かったぞ、という写真が多かった。

今回、行きは「瀬田ルート」、帰りは「高山・阿蔵ルート」を選んだことで、順調に歩くことが出来た。

もし、行きが「高山・阿蔵ルート」で、帰りは瀬田や地蔵ルートを歩いたとしたら、きっと道に迷ったり、分からなくなったりしていただろう、と思う。  


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2020年01月15日

【3巡目-488】 別格7番金山出石寺、(高山・阿蔵ルート)、伊予大洲駅まで [2018年9月2日]〈その12〉


写真の場所から、歩きの道へと入る。
古い道しるべがあり、左は長浜道となっている。これから向かう右方面は読み取れなかった。

行きには気付かなくて素通りしていた「片目地蔵」に立ち寄り、来た道を戻る。結構な勾配の道を上がってきたことが分かる。

「瀬田ルート」との分岐を超える。「地蔵ルート」と「高山・阿蔵ルート」へ入ったことになる。

気持ちの良い尾根の道や、丁石や古い石の道標が集められている場所もあった。夏草に覆われている箇所もあったが、大した事は無かった。

[7]金山出石寺から45分下った所で、車道へと出て来た。
山の中の人の気配のしない、小さな交差点のような場所にも関わらず、看板のるつぼ、という位に勢揃いしていた。

大洲、八幡浜、上須戒、高山、出石寺と、市境になっていることもあって、写真では分かりにくいのだが、四方八方に地名が溢れていた。もちろん、へんろ道保存協力会の立杭もある。

そのまま直進、大洲市街・高山方面の道を選ぶ。ここからは車道を歩くことになる。
  


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2020年01月13日

【3巡目-487】 別格7番金山出石寺③ [2018年9月2日]〈その11〉

メニューを見ると、いくつかの種類のうどんと、土日限定、平日要予約のちらし寿司といなり寿司などがある。

味のある食堂をこれからも続けていって欲しく、もっと売上に貢献したかったのだが、昼食を用意してきている。わかめうどんと缶ビールで乾杯することにした。
もう一組、お客さんがやって来て、出石寺うどんを注文していた。

食堂を出て、山門横のベンチに移動、買っておいたサンドイッチやおむすびを食べながら、のんびりと過ごさせてもらった。

[7]金山出石寺には、1時間15分程も滞在してしまった。
何組か来ていた参拝客も帰っていき、いつの間にか一人っきりとなっていた。
昼の0時40分過ぎにお寺を後にした。

石段を下ると、両脇にまだ新しい御影石?がずらりと並んでおり、寄進された方のお名前と金額が書いてある。境内にも高額寄進者のものがあり、石段を下りた場所にも、お寺を囲むように並んでいた。物凄い数と金額である。

でも、お寺にはそんなに豪勢な建築物などは無かったように思う。どこにお金を使ったのかなあ、と不思議だった。
駐車場の辺りを少し散策してから、元来た歩きの道に入った。  


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2020年01月11日

【3巡目-486】 別格7番金山出石寺② [2018年9月2日]〈その10〉

石段を上ると、大師堂があるエリアである。なぜか、シカと牛の銅像があり、少し変わった所が[15]箸蔵寺と似ていた。
ここからは、大洲市方面の眺めが素晴らしかった。

本堂は、20段近くの石段を上がった所にある。
こちらからは、反対側の八幡浜方面への展望が開けており、感動してしまった。海も見える。
遠くに見えているのは、佐多岬半島だろう。さらに向こうは九州か、と思っていたら、山口県だったかも知れない。

このお寺、とてもおおらかで、本堂や大師堂に灰皿が未だに置いてあった。

お参りを終え、納経所へ。食堂は営業している、との事で、昼食はコンビニで買って用意しておいたものの、せっかくなので立ち寄ることにした。

食堂があることは知っていたが、万が一お休みだったら近くに食料を調達出来る場所は無いだろうし、腹が減って大変な事になる。

中に入ると、お気に入りの昭和の雰囲気、満載であった。
売店と食堂が一緒になっている。

店の方に声を掛けると、てっきり割烹着を着たおばちゃんが出てくるのかと思いきや、少し年下くらいのあんちゃんだったのにはこれまた驚いてしまった。  


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2020年01月09日

【3巡目-485】 別格7番金山出石寺① [2018年9月2日]〈その9〉

最後の急坂だろうか、勾配がきつくなってくる。
お地蔵さんが多く見られるようになってきた。

お寺による看板があり、勝手にお地蔵さんを奉納していく方が増えて困っているので、一ヶ所にまとめた、と書かれていた。
よく分からないが、お寺の敷地に、勝手にお地蔵さんを置いていくような方がいるのだろうか。

玉垣が見えてきて、ついに[7]金山出石寺に辿り着いたようである。

広場のようになっており、馬の銅像や神社の鳥居、巨大なお大師さん、その奥には駐車場がある。そして、最後の長い石段が待ち構えていた。
車で来たのだろう、参拝客が一人いらっしゃり、一生懸命に写真を撮りまくっていた。

800mを超える山のお寺、という事で、いつもだったら山道の途中で息が続かなくなることが多いのだが、今回はなぜか真夏にも関わらず、意外と楽に上れた印象である。

最後の石段を一歩ずつ乗り越えていき、山門に到着した。
伊予平野駅から掛かった時間は、3時間40分だった。

境内に入って驚いたのは、納経所に人がいることだった。それも二人である。別格の納経所と言えば、ブザーなどを鳴らして係りの人を呼ぶのが普通である。
そして、参拝客の姿が5組程もあったのにも、お寺では貸切なことも多いので驚いてしまった。食堂や売店までもある。  


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2020年01月07日

【3巡目-484】 伊予平野駅から、(瀬田ルート)、別格7番金山出石寺へ [2018年9月2日]〈その8〉


地蔵ルートとの合流点を過ぎ、出石寺に向かって山道を進む。

丁石も見られるようになってきて、気分も盛り上がってくる。古くからの道ということだろう。
賽銭が置かれていたので、自分もワンコインお供えしてきた。次回訪問した時にお金が残っているか、楽しみでもある。

ここからは、林道を横断する箇所が多かったが、なぜかほとんどにロープが張ってあり、車が通れないようになっていた。
林道部分で一休みしながら、宿の予約をすることにした。

今日も車中泊をするつもりだったが、歩いている内に、歩き遍路には有名な「ときわ旅館」に泊まろうか、という気持ちになっていた。

携帯が通じたので、電話をしてみる。
宿泊はOKだったが、連絡が遅かったので夕食は無理であった。もう少し早く予約すべきだった。

近くに食べる所がある、との事だったが、寝るだけだったら車でも良いわけで、宿の食事が楽しみなため、お断りすることにした。

今となっては、ローカルな食堂でも紹介してもらえたり、[7]出石寺への遍路道情報を聞かせてもらえたかも知れないから、泊まらせてもらえば良かった、と少し後悔している。
気を取り直して出発する。  


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2020年01月05日

【3巡目-483】 伊予平野駅から、(瀬田ルート)、別格7番金山出石寺へ [2018年9月2日]〈その7〉


「瀬田集会所」から5分程歩くと、歩きの山道への遍路札がある。
ここまではわりと歩きやすい道が続いていたが、ここからは先日の災害でどうなっているだろうか。

車道からの入口から8分歩いた所で、道が大きくえぐれている箇所があった。
ちょっと分かりにくいが、写真の場所である。

周りの倒木に掴まりながらよじ登った。小柄な方だったら大変かも知れない。
ビール瓶を入れる空箱?のような物でも置いてあれば、上がりやすくなるのだが。
もっと道は大荒れ、を予想していたのだが、崩壊していたのはここだけだった。

山道を歩き、T字路に差し掛かった。
草に埋もれかかった遍路札があり、ここが地蔵ルートとの合流点、という事が分かった。

この遍路札、地面に挿してあるだけで、高さは20cmもないだろう。なぜこんなに低いのだろう、と思ったが、棒の部分が折れてしまって無くなったに違いない。
ほとんど見えなくなりつつあったので、草むしりボランティアをした。根っこから草をむしったので、しばらくは大丈夫だろう。

もし、行きに地蔵ルートや高山・阿蔵ルートを通り、帰りに瀬田ルートを歩くとしたら、この分岐に気付かないかも知れない。  


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2020年01月03日

【3巡目-482】 伊予平野駅から、(瀬田ルート)、別格7番金山出石寺へ [2018年9月2日]〈その6〉


「瀬田集会所」のベンチにて一休みしようとすると、隣の民家の奥さんが出て来られた。冷たい物でも、と勧められ、お言葉に甘えることにした。

ペットボトルのジュースを頂いた。納札をお渡しすると、石川県から来たの、と大変驚いていた。

通行止の道路のことを聞いてみると、反対側からの道が使える、との事だった。

その内、ご主人らしき方もやって来た。
鈴の音でお遍路さんが来た、と分かったそうである。
ご夫婦とも、自分より少し年上くらいの感じで、山奥の集落にしてはお若い二人だった。

遍路道の事を聞かれ、草ボーボーで道が合っているか不安だった、と話をすると、「刈っておきます」と言われ、恐縮してしまった。
きっと、日常的に遍路道の整備をしてくれているのだろう。

ここから[7]出石寺への道は、最近行ってないのでどうなっているか分からない、と話されるので、道が崩落していようが覚悟している、とお答えした。

瀬田集会所を出発する。
ふれあいヤギ園や瀬田ダリア園というものがあり、村おこしを頑張っているのかなあ、という集落だった。
ヤギはこちらをじっと見て、人懐こそうであった。少し遊んでいけば良かったのだが、普通に歩いて通過してしまった。  


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2020年01月01日

【3巡目-481】 伊予平野駅から、(瀬田ルート)、別格7番金山出石寺へ [2018年9月2日]〈その5〉


新年、あけましておめでとうございます。
本年も「あぜ道コロコロ歩き旅」をよろしくお願い致します。

車道に合流する。少し下方のポールに古びた遍路シールが貼ってあった。
本来出てくる場所は、もう少し下方だったのだろうか。とりあえず、そのまま車道を進めば良いようである。

無事、遍路道に合流したようであるが、とんでもなく違う場所に連れて行かれそうな錯覚に陥る。地図をみても、車道を進むようにはなっていないのだが。

後で冷静にへんろ地図を見ると、今いる場所を勘違いしていたようで、H370の地点に到達していたのであった。そのまま進んで正解だった。

車道をしばらく進むと、道がポールで塞がれている。ますます不安になるが、通り抜けてそのまま行ってみる。

山の斜面に民家がぽつぽつと見えてくる。何となく廃屋では無さそうで、道が通行止でどうやって生活しているのか不思議になる。

その先に、自家用車が止まっている民家が見えてきた。やはり人は住んでいるようである。

その民家の隣の木造の建物が、「瀬田集会所」となっていた。ここが瀬田ルートの名前の由来となっている、瀬田集落のようだった。

道を間違えていた訳では無かったようで、ホッとする。
週二回の運行だが、バス停まであった。そしてここは、大洲市ではなく、八幡浜市となっていた。  


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