2017年04月26日
【3巡目-156】 23番薬王寺から、南阿波サンライン、牟岐、内妻まで 〈その2〉[2016年8月13日]
前方を歩いているお遍路さんに追い付こうと、頑張って歩く。
あと50mくらいまで近付いた所で、南阿波サンラインとの分岐となった。
お盆のこの時期に出会える歩き遍路さんは、一人か二人くらいだろう。挨拶くらいは出来ればよかった。
今回見掛けた歩き遍路さんは、この方と、宿で一緒になった方の二人だけだった。
国道55号線から離れ、左折する。古くからの道ではないなあ、と感じる。
「サンライン」と名前がついていることから観光道路なのだろうが、滅多に車が追い抜いていかない。一昔前の観光地なのだろう。
何か施設があった以外は、人家などは無い道だった。
道路は、勾配はあるが少しずつ高い所へと上って行く感じで、きつさは感じられなかった。
時間がある時には、こちらの道を歩いてみる選択があるだろう。
国道から30分弱でトンネルが見えてきた。これで上りは一旦終了だろうか、とホッとするが、この後も緩やかなアップダウンが続く。
トンネルを抜けると視界が開けるようになり、太平洋や、この先に続く道を眺められるようになった。
また、トンネルの上を通っているらしき四国のみちへの連絡路の案内もあった。
2017年04月22日
【3巡目-155】 23番薬王寺から、南阿波サンライン、牟岐、内妻まで 〈その1〉[2016年8月13日]
道の駅の駐車場で、ササっと遍路装束に着替え、(23)薬王寺へと向かった。
三ヶ月前、離れた場所に再びやって来た。今回は室戸岬の辺りまで歩く予定である。
大師堂を参拝し、午前7時45分に(23)薬王寺を後にした。再び道の駅までやって来ると、歩き遍路の方が歩いて行くのが見えた。
今回見掛けた、初お遍路さんである。小さいリュックなので、わりと軽装である。
この方らしきお遍路さんには、翌日、海南町のお接待処、「かいつミルク」の所でもう一度見掛けることになる。
道の駅向かいにあるコンビニに立ち寄り、昼食用のおにぎりやパンを買い込む。
これから牟岐町までは、国道経由ではなく、海沿いの「南阿波サンライン」を歩くつもりである。
途中に商店などあるか分からないので、念のために買っておく。
準備が整った所で、本格的に歩きを開始する。普通に国道を進んだが、旧道らしき道もあることに後から気が付いた。そちらを歩いても良かっただろう。
遥か前方に、先程見掛けたお遍路さんが歩いている。かなりスローペースなようで、どんどん姿が大きくなってきた。
2017年04月18日
【3巡目-154】 第22回 区切り打ち 出発[2016年8月12・13日]
22回目の区切り打ちとなりました。
今回のお盆は5連休。4日間は歩くつもりだったのですが、8月初めから始まっていたオリンピックをのんびり観て過ごすのも良いなあ、と出立を迷いました。
出発当日までどうしようか、と悩んでいましたが、せっかくの長い休みなので、歩きに行くことに。
3日間歩いて、最終日は自宅でゆっくり過ごす、というプランを何となく考えておきました。
8月12日の金曜日の夜に出発、ガソリンを入れ、高速道路へ。
途中のPAやSAに立ち寄るも、お盆のラッシュで車を止めることが出来なかったり、営業終了したりしていて、お腹がすいてきました。
北陸自動車道から舞鶴若狭自動車道へと入り、西紀SAでようやく夕食タイム。
食堂のテレビではオリンピックの柔道をやっていました。
夜中の0時半に淡路島南PAに到着、車中泊をしましたが、同じような車で駐車場は一杯でした。
翌朝、5時半過ぎに出発、徳島市内を通り抜け、「道の駅日和佐」に到着したのは、7時15分頃でした。
今回は、二日ほどここの道の駅に車を止めさせてもらおうかと思ったのですが、写真のような横断幕が。
あまり、この「道の駅」を当てにする訳にはいかなさそうです。
今回のお盆は5連休。4日間は歩くつもりだったのですが、8月初めから始まっていたオリンピックをのんびり観て過ごすのも良いなあ、と出立を迷いました。
出発当日までどうしようか、と悩んでいましたが、せっかくの長い休みなので、歩きに行くことに。
3日間歩いて、最終日は自宅でゆっくり過ごす、というプランを何となく考えておきました。
8月12日の金曜日の夜に出発、ガソリンを入れ、高速道路へ。
途中のPAやSAに立ち寄るも、お盆のラッシュで車を止めることが出来なかったり、営業終了したりしていて、お腹がすいてきました。
北陸自動車道から舞鶴若狭自動車道へと入り、西紀SAでようやく夕食タイム。
食堂のテレビではオリンピックの柔道をやっていました。
夜中の0時半に淡路島南PAに到着、車中泊をしましたが、同じような車で駐車場は一杯でした。
翌朝、5時半過ぎに出発、徳島市内を通り抜け、「道の駅日和佐」に到着したのは、7時15分頃でした。
今回は、二日ほどここの道の駅に車を止めさせてもらおうかと思ったのですが、写真のような横断幕が。
あまり、この「道の駅」を当てにする訳にはいかなさそうです。
2017年04月15日
日本列島外周歩き旅 ⇒鳥取県鳥取市 2017.3.20
兵庫県新温泉町(旧浜坂町)居組駅⇒鳥取県鳥取市鳥取駅まで
たくさんの車や人、そしてリフトまで見えてくる。
鳥取砂丘へと到着した。
人で溢れ、大観光地である。初めて、ラクダも生で見た。
海の方に向かうと、人が蟻のように点々としている。予想以上に広大だった。
リフトにも乗りたくなり、片道券を購入して乗車してみた。スキー用のリフトである。久し振りに乗ったので、最初は怖かった。
途中、写真撮影もされ、1100円も出して購入してしまった。
歩いて来た人など誰もいないであろう、鳥取砂丘を歩いて出発する。
14時台の汽車に乗って車へと戻る目標だったが、13時台の列車に間に合うかも知れない、と少々急ぎ気味に歩く。
早くホテルにチェックインして、ゆっくりお風呂に入ったり、食事をしたい、と思ったからである。
鳥取市内へと入り、地図を見ながら、駅への最短距離と思われる道を進み、13時過ぎに鳥取駅へと到着した。
歩いた時間は7時間足らずだったが、十分満足である。
鳥取駅は、駅舎が横に長く、駅前広場が細長いという、少し変わった造りが印象的だった。
そそくさと鈍行列車に乗って居組駅へと戻り、京丹後市の「ホテルつかさ峰山」には午後4時過ぎには到着出来た。早速、温泉に入り、生ビールで乾杯。
翌日は一日かけて、金沢へと帰宅した。
本日のコースタイム
金沢19日9:00→→19日19:02新温泉町(浜坂)20日5:21→→5:53居組駅
居組駅6:03→6:57鳥取県境→7:21東浜→8:18浦富海岸→9:20網代→11:24鳥取砂丘11:51→13:05鳥取駅
鳥取駅13:22→→13:59居組駅→→16:07京丹後市峰山
京丹後市峰山21日8:49→→16:55金沢
たくさんの車や人、そしてリフトまで見えてくる。
鳥取砂丘へと到着した。
人で溢れ、大観光地である。初めて、ラクダも生で見た。
海の方に向かうと、人が蟻のように点々としている。予想以上に広大だった。
リフトにも乗りたくなり、片道券を購入して乗車してみた。スキー用のリフトである。久し振りに乗ったので、最初は怖かった。
途中、写真撮影もされ、1100円も出して購入してしまった。
歩いて来た人など誰もいないであろう、鳥取砂丘を歩いて出発する。
14時台の汽車に乗って車へと戻る目標だったが、13時台の列車に間に合うかも知れない、と少々急ぎ気味に歩く。
早くホテルにチェックインして、ゆっくりお風呂に入ったり、食事をしたい、と思ったからである。
鳥取市内へと入り、地図を見ながら、駅への最短距離と思われる道を進み、13時過ぎに鳥取駅へと到着した。
歩いた時間は7時間足らずだったが、十分満足である。
鳥取駅は、駅舎が横に長く、駅前広場が細長いという、少し変わった造りが印象的だった。
そそくさと鈍行列車に乗って居組駅へと戻り、京丹後市の「ホテルつかさ峰山」には午後4時過ぎには到着出来た。早速、温泉に入り、生ビールで乾杯。
翌日は一日かけて、金沢へと帰宅した。
本日のコースタイム
金沢19日9:00→→19日19:02新温泉町(浜坂)20日5:21→→5:53居組駅
居組駅6:03→6:57鳥取県境→7:21東浜→8:18浦富海岸→9:20網代→11:24鳥取砂丘11:51→13:05鳥取駅
鳥取駅13:22→→13:59居組駅→→16:07京丹後市峰山
京丹後市峰山21日8:49→→16:55金沢
2017年04月12日
日本列島外周歩き旅 兵庫県新温泉町⇒ 2017.3.20
兵庫県新温泉町(旧浜坂町)居組駅⇒鳥取県鳥取市鳥取駅まで
金沢から海岸線に沿って歩きをつなげる旅です。
何と、5年ぶりの歩きとなります。現地に行くまでにあまりにも時間が掛かるので、それだったら四国へ、となり、すっかりご無沙汰していました。
今回も、浜坂まで高速を使わず下道を走った所、10時間も掛かってしまいました。
3月19日の午前9時に金沢を出発、浜坂に着いたのは午後7時でした。車中泊する場所を探して2時間程彷徨い、結局は浜坂病院の駐車場で車中泊。
翌朝、暗い内に出発、兵庫県の日本海側の最西端、秘境駅ともいえる、居組駅に車を止めて歩き出したのは、まだ午前6時過ぎでした。
通る車もほとんどない、旧国道のグネグネ道を進み、1時間程歩いてようやく、県境に差し掛かる。
そしていよいよ、行ったことも見たこともない、鳥取県へと足を踏み入れました。大感激です。まるで異国の地に入ったような感覚です。
海岸線に沿って歩いて行く。眺めが素晴らしく、このような場所があるとは知らなかった。浦富海岸と呼ばれ、遊覧船まで運航していた。
寝不足のうえ、朝から何も食べていないにも関わらず調子が良く、3時間も歩き続けていました。
朝食をしっかり食べないと歩けない、と思い込んでいましたが、あまり食べ過ぎると却ってだるくなるのかも知れません。
「網代」という海に面した集落に辿り着くと、廓風の家があったり(風待ち港?)、狭い路地に廃スーパーがあったり、レトロなトンネルがあったりと、探検すると面白そうな港町でした。
一旦、国道に出て、鳥取砂丘への県道に入る。遊歩道が整備されているので安心して歩けるのだが、海が見えないので、退屈な道である。観光客風の車が時折、通り過ぎる。
後編に続きます。
金沢から海岸線に沿って歩きをつなげる旅です。
何と、5年ぶりの歩きとなります。現地に行くまでにあまりにも時間が掛かるので、それだったら四国へ、となり、すっかりご無沙汰していました。
今回も、浜坂まで高速を使わず下道を走った所、10時間も掛かってしまいました。
3月19日の午前9時に金沢を出発、浜坂に着いたのは午後7時でした。車中泊する場所を探して2時間程彷徨い、結局は浜坂病院の駐車場で車中泊。
翌朝、暗い内に出発、兵庫県の日本海側の最西端、秘境駅ともいえる、居組駅に車を止めて歩き出したのは、まだ午前6時過ぎでした。
通る車もほとんどない、旧国道のグネグネ道を進み、1時間程歩いてようやく、県境に差し掛かる。
そしていよいよ、行ったことも見たこともない、鳥取県へと足を踏み入れました。大感激です。まるで異国の地に入ったような感覚です。
海岸線に沿って歩いて行く。眺めが素晴らしく、このような場所があるとは知らなかった。浦富海岸と呼ばれ、遊覧船まで運航していた。
寝不足のうえ、朝から何も食べていないにも関わらず調子が良く、3時間も歩き続けていました。
朝食をしっかり食べないと歩けない、と思い込んでいましたが、あまり食べ過ぎると却ってだるくなるのかも知れません。
「網代」という海に面した集落に辿り着くと、廓風の家があったり(風待ち港?)、狭い路地に廃スーパーがあったり、レトロなトンネルがあったりと、探検すると面白そうな港町でした。
一旦、国道に出て、鳥取砂丘への県道に入る。遊歩道が整備されているので安心して歩けるのだが、海が見えないので、退屈な道である。観光客風の車が時折、通り過ぎる。
後編に続きます。
2017年04月09日
【3巡目-153】 第21回 区切り打ち 帰宅[2016年5月9・10日]
道の駅「わじき」に到着する。
車は無事に止まっていた。毎度のことながら、車が無くなっていたり、荒らされたりはしていないかと不安になる。
もう何度も書き込んでいるが、北陸と四国をつなぐ高速バスが開設されないものだろうか。
車に乗り込み、国道沿いの「ガスト」で夕食にした。肉やデザートを注文し、少々奮発する。
食事後は温泉へ。どこにどんな温泉があるのかも分からないので、前回も立ち寄った「八万温泉」へと向かった。
湯上がりに地元の新聞を読んでいると、「遍路ある記」なるコーナーがあり、歩き遍路さんを紹介していた。前日の新聞にも掲載されていたので、毎日紹介されているのだろうか。
このコーナーをまとめて、本にしてもらえると面白いなあと思う。
鳴門ICから高速道路に乗り、綾部ICにて車中泊、翌日の昼前に金沢へと帰って来た。
[完]
本日のコースタイム
日和佐駅前16:20→→16:51川口17:30→→東内上→道の駅わじき18:14→→ガスト小松島店19:41→→八万温泉20:49→→鳴門IC→10日1:06綾部PA→→金沢東IC→→11:35自宅
2017年04月06日
【3巡目-152】 道の駅わじきから、22番平等寺、国道経由、23番薬王寺まで 〈その14〉[2016年5月9日]
川口の徳島バス営業所から、徳島駅行きのバスに乗る。今回も、乗客は1人だ。
那賀川に沿って走る国道をバスは進む。結構開けた山里を走る。
このバスは何のご縁か、昨日、「山口中」バス停から徳島駅へと向かう時に乗ったバスと同じ時刻のバスである。
まさか、同じ時刻のバスに、翌日も乗ることになろうとは、夢にも思わなかった。
那賀高校前に到着すると、貸し切りだったバスに、高校生が10人ほどだろうか乗り込んできて、賑やかになった。
そこに、昨日後ろの席に座っていた、野球部らしき生徒の姿もあった。今日また見掛けることになるとは。
昨日は、礼儀正しい好青年だったが、今日は、前方に座っている女子高生に絡んでいる、というか、ちょっかいを出している、と言えばよいのか。
面白かった。
30分ちょっとバスに揺られ、「東内上」で下車する。運転手さんが降り際に、少し歩けば道の駅です、と親切に言葉を掛けてくれた。
今朝歩き始めた、「道の駅わじき」へと無事に帰って来た。夕方の6時過ぎである。
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2017年04月03日
【3巡目-151】 道の駅わじきから、22番平等寺、国道経由、23番薬王寺まで 〈その13〉[2016年5月9日]
以前と同じく、車同士もすれ違えないような道もあるが、バスはガンガン飛ばして走っていた。
40分ほどで、終点の川口に到着した。
川口バス停は、谷あいにあるバスの営業所となっており、徳島駅から来たバスと、さらに山奥の各方面へと向かうバスの乗り換えをする、結節点となっているようである。
ここからは、太龍寺の麓のロープウェイ乗り場の辺りや、阿瀬比を通って徳島駅へと向かうバスが走っている。
徳島駅行きのバスまでは時間があったので、周囲を散策したり、待合室で休ませてもらった。
この待合室、40年前にタイムスリップしたかのようで、こうした雰囲気が好きな者にとっては堪らない場所だった。大昔の路線図が残っていたりする。
お遍路姿でこの地にやって来たことで、バスの運転手さんたちにとっては、珍奇な存在だったようである。
休憩中に顔を合わせた運転手さんに、道の駅「鷲の里」ではなく「わじき」まで?、と念を押された。
太龍寺のロープウェイの所にある「鷲の里」までだったらまだ、納得出来ただろう。
道の駅「わじき」に車を止めてあることを話せばよかった。
トイレに向かうと、徳島駅行きの運転手さんとなる方に話し掛けられ、もうバスが止まっているので乗り込んでも良いことや、道の駅「わじき」へ行くなら、「東内上」というバス停で降りるのが一番近いとの事で、そのバス停で降ろしてもらうように頼むことが出来た。