2015年03月28日
【466】歩き遍路49日目〈その21〉[2014年2月9日]
温泉で一汗流し、部屋へと戻る。
昨日は10畳の部屋だったので、エアコンでは部屋が暖まりきらずに寒かったのだが、今日は6畳間なのでポカポカしている。
床に就くが、隣の部屋の話し声が少々うるさい。と言っても、普通に話している程度なのだが。
前回宿泊した時には気が付かなかったが、壁が薄いようである。
12時頃まで話しているのが聞こえたが、その内眠りについてしまった。
白鳥温泉:一泊二食 6800円 〈梅・6畳〉
※洗濯機200円・乾燥機30分100円が1台ずつ、シーツ・お茶あり、自販機あり
宿泊客:歩き遍路2人、一般客数人
本日のコースタイム
奥の湯温泉6:22→大屋敷橋7:41→9:14さぬき温泉分岐9:32→9:46[20]大滝寺10:11→13:12夏子休憩所13:36→14:39長谷分岐→15:26旧多和小学校15:43→17:37五名トンネル→18:45白鳥温泉
歩行距離:35.4km+α
歩数 :67161歩
最高気温:6.7℃
最低気温:0.1℃[高松・香南]
昨日は10畳の部屋だったので、エアコンでは部屋が暖まりきらずに寒かったのだが、今日は6畳間なのでポカポカしている。
床に就くが、隣の部屋の話し声が少々うるさい。と言っても、普通に話している程度なのだが。
前回宿泊した時には気が付かなかったが、壁が薄いようである。
12時頃まで話しているのが聞こえたが、その内眠りについてしまった。
白鳥温泉:一泊二食 6800円 〈梅・6畳〉
※洗濯機200円・乾燥機30分100円が1台ずつ、シーツ・お茶あり、自販機あり
宿泊客:歩き遍路2人、一般客数人
本日のコースタイム
奥の湯温泉6:22→大屋敷橋7:41→9:14さぬき温泉分岐9:32→9:46[20]大滝寺10:11→13:12夏子休憩所13:36→14:39長谷分岐→15:26旧多和小学校15:43→17:37五名トンネル→18:45白鳥温泉
歩行距離:35.4km+α
歩数 :67161歩
最高気温:6.7℃
最低気温:0.1℃[高松・香南]
2015年03月24日
【465】歩き遍路49日目〈その20〉[2014年2月9日]
白鳥温泉に到着、フロントにてチェックインする。
到着が遅かったので、先に食事となった。洗濯機・乾燥機はあるとの事で、汚れた衣類を入れ、廻しておく。
左足の甲の部分が、かなり腫れている。長靴を履いたまま下り道を歩き続けたので、親指がずっと靴の先端に当たり続けたためであろう。
骨が変形してしまったのかもと心配だったが、すぐに腫れもひいて、大丈夫だった。
二年前にも利用した食堂へと向かう。懐かしい。一泊二食で予約をしたが、素泊まりにして、別に食事を頼むことも出来るようだ。
浴衣姿で食事をしている方が一組、食事だけの方は二人、後に家族連れもやって来た。
常連らしきおじさんが、賄いの方へ楽しそうに声を掛けて帰って行った。前回泊まった時にも、同じような方がいらっしゃったような気がする。
食堂は8時までだったので、もう少し到着が遅かったら、慌ててかき込まなければならない所だった。ゆっくりと食事をする。
夕食の後は、温泉である。午後9時までとなっている。駐車場は広いのだが、浴室自体は大きくはない。
どんなお風呂だったかすっかり忘れてしまっていたのだが、中に入って鮮明に思い出した。
温泉の広い浴槽と、水道水を沸かした小さな浴槽、サウナと水風呂がある。
歩き遍路旅での温泉は、最高の贅沢である。
到着が遅かったので、先に食事となった。洗濯機・乾燥機はあるとの事で、汚れた衣類を入れ、廻しておく。
左足の甲の部分が、かなり腫れている。長靴を履いたまま下り道を歩き続けたので、親指がずっと靴の先端に当たり続けたためであろう。
骨が変形してしまったのかもと心配だったが、すぐに腫れもひいて、大丈夫だった。
二年前にも利用した食堂へと向かう。懐かしい。一泊二食で予約をしたが、素泊まりにして、別に食事を頼むことも出来るようだ。
浴衣姿で食事をしている方が一組、食事だけの方は二人、後に家族連れもやって来た。
常連らしきおじさんが、賄いの方へ楽しそうに声を掛けて帰って行った。前回泊まった時にも、同じような方がいらっしゃったような気がする。
食堂は8時までだったので、もう少し到着が遅かったら、慌ててかき込まなければならない所だった。ゆっくりと食事をする。
夕食の後は、温泉である。午後9時までとなっている。駐車場は広いのだが、浴室自体は大きくはない。
どんなお風呂だったかすっかり忘れてしまっていたのだが、中に入って鮮明に思い出した。
温泉の広い浴槽と、水道水を沸かした小さな浴槽、サウナと水風呂がある。
歩き遍路旅での温泉は、最高の贅沢である。
2015年03月21日
【464】歩き遍路49日目〈その19〉[2014年2月9日]
暗闇の中を歩き続け、中尾峠に差し掛かった。
ここからは歩きの道があるのだが、危険回避のため車道を進む。
街灯などの明かりが無いので、真っ暗闇である。前もよく見えていない。道幅も狭そうであるが、はっきりとは分からない。早足で歩いて行く。
ここで、車が通ろうものなら、歩いている人間を発見して、さぞ驚くだろう。
幸いというか、先程声を掛けてくれた車の方以来、白鳥温泉まで通り掛った車は無かった。
峠から随分と長く感じる。前回は歩きの道を通ったので、この区間は初めてであるが、車道なので遠回りとなっているのだろう。もしかしたら道を間違えたのではないか、と不安にもなった。
四国のみちの立杭がうっすらと見えている。歩きの道が合流してきたようだ。道を間違えていなかったようで、安心する。
この区間にたくさんあるはずの遍路石を見たかったのだが、今回はご縁が無かったと思って諦める。
早く宿へ、と足早に歩き続けていると、街灯が見えてきた。一軒の家があり、明かりが灯っている。ようやく下界に下りてきたようだ。
それから数百メートルで、白鳥温泉に到着した。午後6時45分だった。
今日は過酷な一日となった。とりあえず、身体に少々痛みがあるものの、雪道ですっ転んだりせず、無事に歩き通せて良かった。
ここからは歩きの道があるのだが、危険回避のため車道を進む。
街灯などの明かりが無いので、真っ暗闇である。前もよく見えていない。道幅も狭そうであるが、はっきりとは分からない。早足で歩いて行く。
ここで、車が通ろうものなら、歩いている人間を発見して、さぞ驚くだろう。
幸いというか、先程声を掛けてくれた車の方以来、白鳥温泉まで通り掛った車は無かった。
峠から随分と長く感じる。前回は歩きの道を通ったので、この区間は初めてであるが、車道なので遠回りとなっているのだろう。もしかしたら道を間違えたのではないか、と不安にもなった。
四国のみちの立杭がうっすらと見えている。歩きの道が合流してきたようだ。道を間違えていなかったようで、安心する。
この区間にたくさんあるはずの遍路石を見たかったのだが、今回はご縁が無かったと思って諦める。
早く宿へ、と足早に歩き続けていると、街灯が見えてきた。一軒の家があり、明かりが灯っている。ようやく下界に下りてきたようだ。
それから数百メートルで、白鳥温泉に到着した。午後6時45分だった。
今日は過酷な一日となった。とりあえず、身体に少々痛みがあるものの、雪道ですっ転んだりせず、無事に歩き通せて良かった。
2015年03月18日
【463】歩き遍路49日目〈その18〉[2014年2月9日]
今回、遍路に来た理由の一つに、(88)大窪寺から白鳥温泉にかけて、たくさんの遍路石が残っていたので、これをもう一度見たいという事があった。
しっかりと残されていて安心する。
写真の分岐を右に進むのだが、前回は山越えの遍路道を歩いたので、今回はトンネルをくぐることにする。へんろ地図では「五明トンネル」となっているが、「五名トンネル」が正解だった。
交通量が少ないトンネルを抜けると、すっかり薄暗くなってしまった。
突き当たりに白鳥温泉の看板があり、「車は3km先右折 歩く人700m先左折」となっている。歩き遍路にも配慮した看板となっていた。ウケ狙いだろうか。
看板の指示通りに、700m先を左折する。夕方6時となり、急速に辺りは真っ暗になってきた。早足で先へと進む。ここからは山越えである。
住宅が途切れると、すでに真夜中のような雰囲気となってしまった。
そこに、一台の車が通りかかって停車した。どこまで行く?と聞かれ、白鳥温泉、と答える。ヨシッ、乗ってけ。今日4人目の車お接待であった。
こんな暗闇の寂しい場所を歩いていたら心配にもなるだろう。が、ここでも、もう少しなので頑張って歩いていきます、とお断りした。
きっと白鳥温泉に入りに行く所だったのだろう。この先の道のアドバイスを受け、走り去っていった。
今日一日で4人の方から、車に乗らないか、とお誘いを受けたにもかかわらず、すべてお断りした。これだけ続くと、さすがにこれでいいのかという気になる。
三巡目からは、車お接待も遍路旅の行程の一つと考え、素直に受けようと思っている。
しっかりと残されていて安心する。
写真の分岐を右に進むのだが、前回は山越えの遍路道を歩いたので、今回はトンネルをくぐることにする。へんろ地図では「五明トンネル」となっているが、「五名トンネル」が正解だった。
交通量が少ないトンネルを抜けると、すっかり薄暗くなってしまった。
突き当たりに白鳥温泉の看板があり、「車は3km先右折 歩く人700m先左折」となっている。歩き遍路にも配慮した看板となっていた。ウケ狙いだろうか。
看板の指示通りに、700m先を左折する。夕方6時となり、急速に辺りは真っ暗になってきた。早足で先へと進む。ここからは山越えである。
住宅が途切れると、すでに真夜中のような雰囲気となってしまった。
そこに、一台の車が通りかかって停車した。どこまで行く?と聞かれ、白鳥温泉、と答える。ヨシッ、乗ってけ。今日4人目の車お接待であった。
こんな暗闇の寂しい場所を歩いていたら心配にもなるだろう。が、ここでも、もう少しなので頑張って歩いていきます、とお断りした。
きっと白鳥温泉に入りに行く所だったのだろう。この先の道のアドバイスを受け、走り去っていった。
今日一日で4人の方から、車に乗らないか、とお誘いを受けたにもかかわらず、すべてお断りした。これだけ続くと、さすがにこれでいいのかという気になる。
三巡目からは、車お接待も遍路旅の行程の一つと考え、素直に受けようと思っている。
2015年03月14日
【462】歩き遍路49日目〈その17〉[2014年2月9日]
車一台がやっと通れる道が続いていく。
しばらく進むと、右方面への分岐がある。県道3号線は右手に入っていくが、4km先自動車通行不能、との看板がある。
帰ってからインターネットの地図で調べた所、この場所が本当の県境のようである。
県道を離れたから市道になるのだろうか、道を下っていくと、ようやく家が見えてきた。防犯カメラ有、となっている。このような場所で、何か盗っていく人がいるのだろうか。
その片隅に、「大影村御番所跡」と書かれた石碑があった。県境の番所があったようだ。
東海図版の四国遍路地図には、大影にも番所があった、と書かれているが、ここの事かも知れない。
廃牛舎などを見ながら、人の気配がしない道を進んで行く。
しばらくすると、大きな建物が見えてきた。白鳥農場となっており、各種定食~と看板が出ている。この場所で食事が出来るようであり、突然現れたお食事処に驚く。週末には直売所が開設されるようだ。
少し先で、細い道路と合流する。久し振りに一台の車が通り過ぎていった。
ガードレールに、なんと遍路シールが貼ってある。(88)大窪寺からの道に、ようやく合流したようだ。
後は、前回歩いた覚えのある道を進んでいくのみである。しばらく狭い道を進むと、改良された広い道路となった。
今回の遍路の帰りに車でこの道を通ってみたのだが、道が狭いのはこの区間だけで、後は立派な道路になっていた。二年前よりも道路の改良がさらに進んでいた。
しばらく進むと、右方面への分岐がある。県道3号線は右手に入っていくが、4km先自動車通行不能、との看板がある。
帰ってからインターネットの地図で調べた所、この場所が本当の県境のようである。
県道を離れたから市道になるのだろうか、道を下っていくと、ようやく家が見えてきた。防犯カメラ有、となっている。このような場所で、何か盗っていく人がいるのだろうか。
その片隅に、「大影村御番所跡」と書かれた石碑があった。県境の番所があったようだ。
東海図版の四国遍路地図には、大影にも番所があった、と書かれているが、ここの事かも知れない。
廃牛舎などを見ながら、人の気配がしない道を進んで行く。
しばらくすると、大きな建物が見えてきた。白鳥農場となっており、各種定食~と看板が出ている。この場所で食事が出来るようであり、突然現れたお食事処に驚く。週末には直売所が開設されるようだ。
少し先で、細い道路と合流する。久し振りに一台の車が通り過ぎていった。
ガードレールに、なんと遍路シールが貼ってある。(88)大窪寺からの道に、ようやく合流したようだ。
後は、前回歩いた覚えのある道を進んでいくのみである。しばらく狭い道を進むと、改良された広い道路となった。
今回の遍路の帰りに車でこの道を通ってみたのだが、道が狭いのはこの区間だけで、後は立派な道路になっていた。二年前よりも道路の改良がさらに進んでいた。
2015年03月10日
【461】歩き遍路49日目〈その16〉[2014年2月9日]
徳島県との県境の標識がある。へんろ地図で道の確認をし、県境は越えないで香川県側を進むようなので左の方に行こうとしている所で、側にあった家のおばあさんがやって来て、道を教えてくれた。
左は山の方に入っていき、行き止まりとなる、右に行きなさい、との事だった。
そしてもう一人、顔を見せる。先ほどの、お接待を申し出てくれた車の女性だった。
この県境にお住まいの方だった。おばあさんも後部座席に乗っていたようで、お腹がすいてないか、と心配してくれていたそうである。
自分の事を心配して、外で待ってくれていたのかも知れない。
右に進めばずっと下りで、(88)大窪寺からの道に合流出来るとの事だった。再び、車で送りますよ、とも声を掛けてくれた。
県境にお住まいのこの方たちにお会いできなければ、左の山の方に入っていっただろう。
途中で間違いに気が付いたとしても、1時間以上は時間をロスしていたに違いない。宿への到着も何時になっていたことか。夜の8時9時になっていたかも知れない。
この時は、へんろ地図が間違えているのかと思ったが、帰ってきてから調べてみると、助けてくれた家は、県境を越えた徳島県に属するが、道路はギリギリ香川県となっていた。どうやら、県境の標識の方が正確な場所に立てられていなかったので、間違えかけたようである。
時刻は午後4時40分、何とか7時までには白鳥温泉に到着したい。日が傾きかけてきた狭い下り道を歩いて行く。
左は山の方に入っていき、行き止まりとなる、右に行きなさい、との事だった。
そしてもう一人、顔を見せる。先ほどの、お接待を申し出てくれた車の女性だった。
この県境にお住まいの方だった。おばあさんも後部座席に乗っていたようで、お腹がすいてないか、と心配してくれていたそうである。
自分の事を心配して、外で待ってくれていたのかも知れない。
右に進めばずっと下りで、(88)大窪寺からの道に合流出来るとの事だった。再び、車で送りますよ、とも声を掛けてくれた。
県境にお住まいのこの方たちにお会いできなければ、左の山の方に入っていっただろう。
途中で間違いに気が付いたとしても、1時間以上は時間をロスしていたに違いない。宿への到着も何時になっていたことか。夜の8時9時になっていたかも知れない。
この時は、へんろ地図が間違えているのかと思ったが、帰ってきてから調べてみると、助けてくれた家は、県境を越えた徳島県に属するが、道路はギリギリ香川県となっていた。どうやら、県境の標識の方が正確な場所に立てられていなかったので、間違えかけたようである。
時刻は午後4時40分、何とか7時までには白鳥温泉に到着したい。日が傾きかけてきた狭い下り道を歩いて行く。
2015年03月06日
【460】歩き遍路49日目〈その15〉[2014年2月9日]
槙川の分岐を真っ直ぐに、県道3号線を進む。
パークゴルフ場のような場所があったが、他には何も無い、林の中の道だった。
人気の無い静かな道を歩いていると、珍しく車がやって来た。きっと、道を間違えたお遍路さんと思われるだろうなあ、と思ったら、その通り、「お遍路さん、どこに行かれますか」と声を掛けてくれた。自分より一回りほど年上の女性だった。
なぜこの道を歩いているのか説明するが、この方が後になって道を間違えかけた所を助けてくれることになる方である。
小さな峠を越えると、少し開けた場所となった。何軒かの家も見えている。道路は細い道が多く、風情があって楽しい。
少し先に県境を示す看板が見えており、徳島県美馬市となっている。ここはへんろ地図通りに左へと曲がる。
ここで、先ほどの車の方が再びやって来た。左の方へ、と教えてくれる。何と、心配になって引き返してきてくれた、との事だった。
白鳥温泉まではまだ遠いから、車で送りますよ、と申し出てくれたのだが、ここでもお断りしてしまった。今日三回目の、車お接待の申し出である。
少し先でUターンして、再び追い越して行った。お辞儀をしてお見送りする。
少し進むと、「徳島県市場町」と書かれた古い標識がある、Y字型の分岐があった。右方面に行けば徳島県のようである。へんろ地図で確認すると、進むべき道は県境を越えずにギリギリ香川県に沿って続いている。左に行けば良いようだ。
正解は右であった。
パークゴルフ場のような場所があったが、他には何も無い、林の中の道だった。
人気の無い静かな道を歩いていると、珍しく車がやって来た。きっと、道を間違えたお遍路さんと思われるだろうなあ、と思ったら、その通り、「お遍路さん、どこに行かれますか」と声を掛けてくれた。自分より一回りほど年上の女性だった。
なぜこの道を歩いているのか説明するが、この方が後になって道を間違えかけた所を助けてくれることになる方である。
小さな峠を越えると、少し開けた場所となった。何軒かの家も見えている。道路は細い道が多く、風情があって楽しい。
少し先に県境を示す看板が見えており、徳島県美馬市となっている。ここはへんろ地図通りに左へと曲がる。
ここで、先ほどの車の方が再びやって来た。左の方へ、と教えてくれる。何と、心配になって引き返してきてくれた、との事だった。
白鳥温泉まではまだ遠いから、車で送りますよ、と申し出てくれたのだが、ここでもお断りしてしまった。今日三回目の、車お接待の申し出である。
少し先でUターンして、再び追い越して行った。お辞儀をしてお見送りする。
少し進むと、「徳島県市場町」と書かれた古い標識がある、Y字型の分岐があった。右方面に行けば徳島県のようである。へんろ地図で確認すると、進むべき道は県境を越えずにギリギリ香川県に沿って続いている。左に行けば良いようだ。
正解は右であった。
2015年03月02日
【459】歩き遍路49日目〈その14〉[2014年2月9日]
旧多和小学校の休憩所を出発する。
時刻は午後の3時40分過ぎであるが、白鳥温泉までは15km近くもある。午後7時過ぎには何とか到着したい所である。
ここからは、一般のお遍路さんも歩く遍路道となる。道路の改良が進んできている車道を歩いて行く。
所々で、さぬき市に入ってからよく見られる、遍路道の昔話が書かれた新しい看板や休憩所もあった。
「旅館野田屋竹屋敷」の前まで来た。横に細い道が続いているが、本来ならこの道を歩いてくるはずだったのだが。地図でみるとクネクネとしており、どんな道なのか、歩いてみたかった。
かわいい犬が、こちらを意識しながら前を歩いている。
(88)大窪寺への遍路道への分岐があり、本来なら左の方に入っていくはずである。
しかしながら、大窪寺を参拝していては、白鳥温泉への到着がいつになってしまうのか分からなくなる。
今回は時間短縮のため、前回参拝している大窪寺はパスし、遍路道を外れ、県道3号線を歩いて大窪寺からの国道に再び合流する、というルートで歩いてみることにした。
こちらの道の方が、少々距離は短そうだし、上り道も無さそうなので選択した。そのまま直進する。
曲がるべき所で直進したので、前方を歩いている犬が、「道が違う」とお知らせしてくれるかな、と期待したのだが、普通に前を歩いている。遍路案内犬ではなかったようだ。
へんろ地図で槙川のバス停が書かれている分岐に差し掛かった。1km先大型車通行不能となっていた。ここを進んでいく。
この先、危うく道を間違えて山の中に入って行ってしまう所だったが、地元の方に助けられることになるのである。
時刻は午後の3時40分過ぎであるが、白鳥温泉までは15km近くもある。午後7時過ぎには何とか到着したい所である。
ここからは、一般のお遍路さんも歩く遍路道となる。道路の改良が進んできている車道を歩いて行く。
所々で、さぬき市に入ってからよく見られる、遍路道の昔話が書かれた新しい看板や休憩所もあった。
「旅館野田屋竹屋敷」の前まで来た。横に細い道が続いているが、本来ならこの道を歩いてくるはずだったのだが。地図でみるとクネクネとしており、どんな道なのか、歩いてみたかった。
かわいい犬が、こちらを意識しながら前を歩いている。
(88)大窪寺への遍路道への分岐があり、本来なら左の方に入っていくはずである。
しかしながら、大窪寺を参拝していては、白鳥温泉への到着がいつになってしまうのか分からなくなる。
今回は時間短縮のため、前回参拝している大窪寺はパスし、遍路道を外れ、県道3号線を歩いて大窪寺からの国道に再び合流する、というルートで歩いてみることにした。
こちらの道の方が、少々距離は短そうだし、上り道も無さそうなので選択した。そのまま直進する。
曲がるべき所で直進したので、前方を歩いている犬が、「道が違う」とお知らせしてくれるかな、と期待したのだが、普通に前を歩いている。遍路案内犬ではなかったようだ。
へんろ地図で槙川のバス停が書かれている分岐に差し掛かった。1km先大型車通行不能となっていた。ここを進んでいく。
この先、危うく道を間違えて山の中に入って行ってしまう所だったが、地元の方に助けられることになるのである。